あらすじ
Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
2017年11月3日~AXNでシーズン3日本初放送(全23話)
登場人物はこちら
前回はこちら
現金強奪事件
副業の合法大麻の仕事を始めていたハルステッド。
ボスであるブリアナからは個人的な誘いを受けていたが、上手くかわしていた。
その日は、元海兵隊の仲間であるテリーと元麻薬捜査官のヒースと3人で約26万ドルの現金を輸送する事に。
そして応戦していたテリーは被弾してしまい、搬送先の病院で死んでしまった。
出かける前に、子供が出来たと聞かされたばかりだったのに。
現場には犯人が使用した銃が残されていた。
個人的恨みを抱えて冷静さを失う可能性のあるハルステッドに、ボイトは「俺が下がれといったら従え」と釘を刺して捜査に加わる許可をしていた。
銃の持ち主
銃の指紋を大急ぎで解析した結果、一致した人物は「キング・リック」のメンバー、ジョセフ・オルティスだった。
今回と同様に、日頃はカルテルの車を襲って金を奪うのがやり方だった。
しかしオルティスをアジトで見つけて連行すると、オルティスの銃は事件を攪乱する為のもので、オルティスは無関係だった。
オルティスを含む仲間達は、襲撃の6分前に現場からほど遠い駐車場の防犯カメラに映ってもいた。
他は何1つ指紋が残っておらず、手掛かりは何もなかった。
ルート
そもそも輸送のルートを何故知られていたのか?
ハルステッドが言うには、ルートは毎週変えていて輸送チーム以外には話してもいなかった。
誰かが盗聴していた可能性があるので、ブリアナの会社を調べる事に。
Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
ブリアナはそんなはずはない、と自信を持っていたようだがいざ調べると盗聴器は見つかった。
古い盗聴器で無線周波数を使っている事から、半径2ブロック以内に犯人はいる。
オリンスキーとルゼックは北と南に別れて犯人を捜した。
ルゼックがそれらしき車を見つけたが、すぐに逃走していった。
だが、盗聴器の製造番号からスパイショップで購入者を突き止めた。
それはブリアナと離婚予定の夫、ジェイソン・ローガンだった。
勤務先の工場で働いているローガンに声を掛けた。
探偵を雇った事は認めたが、強盗との関与は否定した。
そもそも大金を手に入れていたら、こんな所で働いてる訳がないだろうと言った。
離婚を有利にする為に、ブリアナの浮気を探偵に調べてもらっていたのだという。
その探偵が盗聴器を仕掛けていたのだった。
念の為拘束する際にリンジーが「ジェイ」とハルステッドの名を呼ぶと、夫は反応した。
「妻がヤリたがってた。盗聴したテープで聞いたよ」
探偵
探偵の名はフランク・アメルソン。
保釈金立て替え業者から、浮気専門の探偵になっていた。
話しを聞きに行こうとする部下達を引き留め、ボイトは言った。
「それよりこいつの会話を盗聴してやろう」
すると強盗に関連するような会話が確認できた。
「分け前を寄こせ」
すぐに本人を連行した。
ブリアナの浮気調査をしていたら、大金輸送の話しを聞いてしまった。
それを利用しない手はないと、強盗に情報を売ったが分け前は貰えていない――。
アメルソンは、あっさりと保護と引き換えに協力を持ち掛けてきた。
実行犯
アメルソンが情報を売ったのは、保釈金立て替え業者の時に出会ったコリン・ブリッグスだった。
強盗仲間はブリックスが集めていた。
アメルソンにブリッグスを呼び出させた。
ハルステッドが顔を確認しても、テリーを撃った犯人ではなかった。
ブリッグスは、アメルソンと会うとトランクに金があると言って確認させた隙に、スタンガンを突きつけアメルソンをトランクに押し込んだ。
そして車に乗り込もうとした時に、特捜が捕り押さえた。
ケージに入れたブリッグスは、仲間を売る気はないとふてぶてしく強気だった。
ハルステッドが取り乱す可能性があったので、ケージには鍵を掛けていたがその鍵を外そうとしたのはボイトだった。
「冷静に話しをさせる為に俺が鍵を持ってた。
だがお前を見てたら扉を開けたくなった。
俺は偽善者になる気はない。
5分やる」
ハルステッドはボイトに銃を預けてケージに入った。
――が、その瞬間。
アントニオから、他のメンバーの発見報告が入った。
ブリッグスの運転していた車から、もう1人のメンバーがブレンダン・シーリーだと突き止めた。
武装強盗での逮捕歴があり、同房者はブリッグス。
兄弟達も武器の不法所持で逮捕歴があった。
ブレンダンの写真を見て、ハルステッドはテリーを撃ったと確信した。
「こいつだ」
シーリー家に到着すると父親は死んだ息子を埋めようとしていた。
銃撃戦の傷で死んでいたのだった。
ブレンダンは部屋で寝ていると言った。
リビングではもう1人の兄弟がソファで寝ていた。
テーブルには強奪した大金が積まれていた。
Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
現金は25万ドル取り戻せた。
ハルステッドは、「話し相手が欲しい」というブリアナに「待ってる人がいる」とはっきりつきあう気がない事と、辞職を告げた。
署に戻るとハルステッドはボイトに礼を言った。
捜査から外さずにいてくれた事を。
するとボイトはハルステッドに1週間の休暇を命令した。
そして、「お前が部下で幸せだ」と普段言えない事を言った。
ハルステッドはトイレで男泣きした。
つづく
かんそう
ハルステッド回でした!
と、同時に日頃ぶつかる事が目立つボイトとの絆が深まった回でした。
ボイト自身の出番は少な目でしたが、その少なさを凌駕する濃さがありました!
台詞はもちろん、ケージの鍵を開けるシーンとか最高に格好良かった!
やっぱり私はボイトが暴れるのが見たい!
事件そのものは、ハルステッドが副業始めるって知った時点で誰もが想像出来たシンプルなものでしたが、その分ハルステッドのキャラや周囲との繋がりが目立った回だった気がします。
なんだかんだ、若い割に特捜で一番大人なキャラかもしれない~。
ただ、ブリアナが最初からハルステッドをもろ狙ってるのはバレバなんだから、早くはっきり断ればいいのに~、とは思ったけどw
リンジーが変に嫉妬とか勘ぐったりしなくて、どーんと構えていて良かった。
そしてテリー。
この為に出てきてあっという間に殺されてしまったというw
可哀想なキャラでした。
他には「ルゼック、ローマンに嫉妬を始める」というちょっとキモい展開がありました。
バージェスと仲良すぎるってw
ルゼック、バージェスと別れてただでさえパっとしないのに、これ以上ややこしい事しないでいいよ~。
ただ、ローマンとバージェス怪しいかもってフラグは確かにあった気がするし、これこそがまたフラグが追加された……瞬間だったのかもしれません。
次回はこちら
登場人物はこちら
前回はこちら
(文:ジェーン洞)
0 件のコメント:
コメントを投稿