あらすじ
Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
2017年11月3日~AXNでシーズン3日本初放送(全23話)
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解決すべき事件
公園で6歳の黒人の少年ノア・ジョンソンの銃殺死体が発見された。
処刑スタイルで殺されていた事から、周辺のギャングの抗争に巻き込まれたのだろう。
ボイトは、改めて「これは解決すべき事件だ」と悲惨な事件への怒りを表した。
ルーフラックつきの白いSUVから4人の黒人が降りてきたのを目撃されていたが、近隣の住民はギャングとは関わり合いたくないと恐れていた為、あまり情報は得られなかった。
殺された少年の父親ブライアンとその弟マイルズ、そして母親も駆けつけた。
母親は、父親を「あんたのせいよ!」と責めた。
ブライアンはギャング「ウエストサイド・ポッセ」のメンバーだった。
ボイトは敵対するギャングの情報はもちろん、全員を疑えと強調した。
母親の証言から、ウエストサイド・ポッセは最近Gパーク・ローズと揉め出していたと知る。
ブライアンとは同居はしておらず、それ以上の事は知らなかった。
ノアが生まれた時に、足を洗ったはずだったのに、と嘆いた。
バーの喧嘩騒ぎでバージェスとローマンが出動すると、騒ぎを起こしたのはブライアンだった。
酒を飲んでいたら「自分なら酒など飲まず犯人を捜す」と、知らない男に絡まれたのだという。
しかしそのバーはウエストサイド・ポッセのたまり場だった。
連行したブライアンを追及すると、母親の言った通りノアが生まれた日にギャングからは足を洗っていたと言った。
だったら、ウエストサイド・ポッセのメンバーが怪しいのではないかと聞くと、それも否定した。
そもそも誰からも恨みを買った覚えはないというし、息子の死を悲しむ様子にウソはないようだった。
ブライアンの言う事が正しいのなら、何故罪もない6歳の少年が標的になったのか?
次に、ジェシー・ケンプという18歳の少年が被弾する事件が発生する。
足と腕を撃たれたが命に別状はなく、会話も出来た。
ケンプがGパーク・ローズのメンバーだった事から、ウエストサイド・ポッセの報復かもしれない。
現場から近い自宅を訪ねると、母親といとこのチェルシーが居た。
ジェシーの事件とノア殺しの関連を確認するが、母親は否定した。
また、ケンプからは直接SUVにも繋がらなかった。
思うように進展しなかったが、そこへハルステッドが交通違反や逮捕歴のある人物の記録を調べていたらGパークの縄張りで職務質問を受けた22歳の男が居た事に気づいた。
その男は、南部のギャングに属していて、名前が「ブライアン・ジョンソン」。
なんとノアの父親と同姓同名だった。
ノアが犠牲になった理由がまったく分からなかったのは、そもそも別の「ブライアン」と間違われていた可能性が浮上した。
それならば、これまでのブライアンの主張にも当てはまる。
そこへ、放火されたSUVも発見され捜査は一気に進展する。
SUVの登録者はスプリングフィールドに住むリディア・バーンスタイン。
盗難届は出ていなかったが、旅行中で盗まれた事に気づいていなかった。
放火により指紋採取は無理だったが、GPSが残っていた。
車はノアが殺された15分前に公園付近に停車し、事件前に3回同じ場所に行っていた。
その住所には、18歳のコリンが祖父と住んでいた。
コリンはGパーク・ローズのメンバーで、ケンプと同じ高校だった。
連行したコリンは、ふてぶてしく犯行を否定した。
突然、ケンプのいとこのチェルシーがリンジーを訪ねて21分署にやって来た。
実は重要な情報を知っていて、「協力すればジェシーを助ける」という言葉を信じてきたのだった。
家に居た時に、たまたま聞いたという。
コリンと、ジョーダン・ロケットとその弟で12歳のアンドレが来てジョーダンの妹がブライアン・ジョンソンにレイプされたと話すのを。
報復を持ち掛けたのはジョーダンで実行犯でもあった。
気づかれないようにジョーダンの家に特捜が向かうと、先にマイルズがジョーダンに銃を向けていた。
オリンスキーとアトウォーターでマイルズを説得して、罪を未然に防ぎこっそりと現場から追い出した。
ノア殺しをレイプの報復として正当化するジョーダンの取り調べに、息子を持つアントニオは我を忘れて熱くなった。
しかもジョーダンは、言い逃れが出来ないとわかると実行犯を12歳の弟にすり替え始めた。
未成年だから罪を逃れられると思って。
そして半分は、レッスンだとも言った。
その夜、ノアの追悼式が行われた。
大勢の人が集まる中、アントニオは誕生日を迎えたばかりの息子を連れて行った。
つづく
処刑スタイルで殺されていた事から、周辺のギャングの抗争に巻き込まれたのだろう。
ボイトは、改めて「これは解決すべき事件だ」と悲惨な事件への怒りを表した。
ルーフラックつきの白いSUVから4人の黒人が降りてきたのを目撃されていたが、近隣の住民はギャングとは関わり合いたくないと恐れていた為、あまり情報は得られなかった。
殺された少年の父親ブライアンとその弟マイルズ、そして母親も駆けつけた。
母親は、父親を「あんたのせいよ!」と責めた。
ブライアンはギャング「ウエストサイド・ポッセ」のメンバーだった。
ボイトは敵対するギャングの情報はもちろん、全員を疑えと強調した。
母親の証言から、ウエストサイド・ポッセは最近Gパーク・ローズと揉め出していたと知る。
ブライアンとは同居はしておらず、それ以上の事は知らなかった。
ノアが生まれた時に、足を洗ったはずだったのに、と嘆いた。
バーの喧嘩騒ぎでバージェスとローマンが出動すると、騒ぎを起こしたのはブライアンだった。
酒を飲んでいたら「自分なら酒など飲まず犯人を捜す」と、知らない男に絡まれたのだという。
しかしそのバーはウエストサイド・ポッセのたまり場だった。
連行したブライアンを追及すると、母親の言った通りノアが生まれた日にギャングからは足を洗っていたと言った。
だったら、ウエストサイド・ポッセのメンバーが怪しいのではないかと聞くと、それも否定した。
そもそも誰からも恨みを買った覚えはないというし、息子の死を悲しむ様子にウソはないようだった。
ブライアンの言う事が正しいのなら、何故罪もない6歳の少年が標的になったのか?
新たな銃撃事件
次に、ジェシー・ケンプという18歳の少年が被弾する事件が発生する。
足と腕を撃たれたが命に別状はなく、会話も出来た。
ケンプがGパーク・ローズのメンバーだった事から、ウエストサイド・ポッセの報復かもしれない。
現場から近い自宅を訪ねると、母親といとこのチェルシーが居た。
ジェシーの事件とノア殺しの関連を確認するが、母親は否定した。
また、ケンプからは直接SUVにも繋がらなかった。
思うように進展しなかったが、そこへハルステッドが交通違反や逮捕歴のある人物の記録を調べていたらGパークの縄張りで職務質問を受けた22歳の男が居た事に気づいた。
その男は、南部のギャングに属していて、名前が「ブライアン・ジョンソン」。
なんとノアの父親と同姓同名だった。
人違い
ノアが犠牲になった理由がまったく分からなかったのは、そもそも別の「ブライアン」と間違われていた可能性が浮上した。
それならば、これまでのブライアンの主張にも当てはまる。
そこへ、放火されたSUVも発見され捜査は一気に進展する。
SUVの登録者はスプリングフィールドに住むリディア・バーンスタイン。
盗難届は出ていなかったが、旅行中で盗まれた事に気づいていなかった。
放火により指紋採取は無理だったが、GPSが残っていた。
車はノアが殺された15分前に公園付近に停車し、事件前に3回同じ場所に行っていた。
その住所には、18歳のコリンが祖父と住んでいた。
コリンはGパーク・ローズのメンバーで、ケンプと同じ高校だった。
連行したコリンは、ふてぶてしく犯行を否定した。
Elizabeth Sisson/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
タレコミ
突然、ケンプのいとこのチェルシーがリンジーを訪ねて21分署にやって来た。
実は重要な情報を知っていて、「協力すればジェシーを助ける」という言葉を信じてきたのだった。
家に居た時に、たまたま聞いたという。
コリンと、ジョーダン・ロケットとその弟で12歳のアンドレが来てジョーダンの妹がブライアン・ジョンソンにレイプされたと話すのを。
報復を持ち掛けたのはジョーダンで実行犯でもあった。
気づかれないようにジョーダンの家に特捜が向かうと、先にマイルズがジョーダンに銃を向けていた。
オリンスキーとアトウォーターでマイルズを説得して、罪を未然に防ぎこっそりと現場から追い出した。
ノア殺しをレイプの報復として正当化するジョーダンの取り調べに、息子を持つアントニオは我を忘れて熱くなった。
しかもジョーダンは、言い逃れが出来ないとわかると実行犯を12歳の弟にすり替え始めた。
未成年だから罪を逃れられると思って。
そして半分は、レッスンだとも言った。
その夜、ノアの追悼式が行われた。
大勢の人が集まる中、アントニオは誕生日を迎えたばかりの息子を連れて行った。
Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
つづく
かんそう
6歳の少年が処刑されてしまうというショッキングな事件でしたが、よくよく考えるとチェルシーのタレコミが決め手となって解決というw
せめてありがちだけど、「あの子何か知ってるはず」って特捜からチェルシーの存在に気づいて欲しかったw
その上、それがなければジョーダンをまだまだつきとめていなかった特捜に比べ自力で、ジョーダンまで辿りついていた少年マイルズの存在……。
マイルズを特捜にスカウトしたらいいのにw
そして被害者も犯人もどちらも「身内の為の報復」という同じ立場を味わっているという、考えさせられる事件でもありました。
結果的に、ノアの両親やブライアンがギャングとは関係なく、良い人達だったというのがむしろ痛々しくもあったり……。
でもそんな厳しい事件の中、最後はブライアンと母親の距離が縮まっていたのが救いでした。
アントニオの親子エピソードは軽くありましたが、珍しく? サイド・ストーリー薄目のノア殺しでたっぷりで緊張感が途絶える事なく、見応えがありました!
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(文:ジェーン洞)
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