シカゴP.D. シーズン2 第15話「倉庫の中で/DO WHAT YOU DO」【CHICAGO P.D.】

2017/08/26

クライム ジェーン洞 シカゴPD シカゴPD シーズン2 バイオレンス

t f B! P L

あらすじ


Matt Dinerstein/NBC | 2014 NBCUniversal Media, LLC


2017年5月19日~AXNでシーズン2放送(全23話)

登場人物はこちら


ワンパターン


毎朝立ち寄るダイナーでバージェスは、見知らぬ男に声を掛けられた。
いつも同じメニューを頼んで、同じ行動を繰り返していると指摘されて初めて気づく。
バージェスは、ワンパターンである自分にゾっとした。

出勤し、いつものようにローマンとパトロールに出ると、特捜を断って良かったのかと自問を始めた。
永遠にパトロールの日々、刺激がない、変化もない。
チャンスを台無しにしたのかもしれない。

ローマンは私用で停車する、と無線に連絡を入れてからコンビニに立ち寄った。
知るかよ、とバージェスの問いに返答しながら。


銃所持の男


レジで金を払う際に、バージェスが外の2人組の男が銃を持っている事に気づいた。
ローマンが応援を待てと止めるのも聞かずに、2人が入っていった倉庫のドアを叩く。

中から男が出てくるが、無言で歩き出すとその場に倒れた。
男は撃たれており、もう1人の男が銃をローマンの頭につきつけて中から顔を出した。

無線と銃を取り上げられ、中に入れと言われるが、ローマンは隙を見てバージェスだけを外に残してドアを閉めた。
締め出されたバージェスは、他の入り口を捜して侵入する。

中には、銃で撃たれた怪我人が数名倒れていた。何か抗争があったようだ。
その中で、ローマンも頭から血を流して倒れていた。

Matt Dinerstein/NBC | 2014 NBCUniversal Media, LLC


なんとかローマンを担ぎあげて外に出ようとすると、2人を襲った男が這い上がりバージェスに遅いかかった。
揉み合いの末、男はバージェスに銃を向けた。
もう少しで撃たれると言う所で、誰かが男を銃で撃った。

倒れている1人が起き上がって撃ったのだった。

Matt Dinerstein/NBC | 2014 NBCUniversal Media, LLC


バージェスは、ただ相棒を助けたいだけだと説明して動き出す。


密輸取り引き


バージェス達が乱入したのは、石けんと粉ミルクの密売現場だった。
中国人に高く売りつけていると説明する男も、腹に銃弾を受けており時間の問題だった。

そこへ、死んだ中国人の携帯に「ドアを開けろ」と仲間から連絡が入るのが聞こえた。
バージェスは携帯を拾い、機転を利かせて警察が大勢中にいるから投降しろ、と返事した。
その後、その携帯で通報を試みるが男にばれ、携帯は銃で大破させられてしまう。


バージェスは怪我を治療しないと、となんとか男を説得する。
しかし、男はどのみち死ぬか刑務所だと外に出る事を拒む。
バージェスは男と話す事で、心を開かせようとした。
自身が監禁された少年を発見した話などをして、人助けに喜びを感じる良い警官も沢山いる、と伝えた。


すると男はオーブリーだと名乗るほどバージェスに心を開いたが、その時背後で気が付いたローマンが武器に手を伸ばそうとして、音を立ててしまう。

ローマンはぼこぼこに蹴られ、バージェスには銃が向けられた。
「襲わせる為に、気をそらしたのか!」


オーブリー


バージェスはオーブリーが真の悪党ではない事を見抜いたのか、銃を向けられながらも「あなたには撃てない」と、強気に動き出す。
「あとは逃げようと勝手にして」とローマンを担いで外に出ようとした。

ところが、あと1歩で外に出られるという所で、オーブリーの仲間2人が現れてしまった。

するとオーブリーは力尽きでその場で泡を吹いて倒れてしまい、思わずオーブリーの名を叫ぶバージェス。
名前を知られているなら殺そうと、1人が言うが、もう1人がオーブリーの親戚だった事が命綱となった。
オーブリーを見殺しには出来ない親戚は、なんとかしてオーブリーを助けろとバージェスに頼む。


応急処置


そうは言われても医療の知識などないバージェスが戸惑っていると、ローマンが救命士を見ていればわかる、とオーブリーを救う為の買い物の指示を出して親戚に買いに行かせた。


オーブリーは、意識を失いかけながらも残った男の名前がオライオンだとバージェス達に知らせると、オライオンは即座にオーブリーを殺そうと銃を向けた。
ローマンがなんとかオライオンを説得している所へ、親戚が戻ってきた。

オーブリーに銃を向けている怒りで、オライオンの出身地まで公表してオライオンを黙らせる。

バージェスはローマンの指示で、肺に溜まった血を抜く応急処置をすると、無事成功した。

Matt Dinerstein/NBC | 2014 NBCUniversal Media, LLC



もう用は済んだろう、とバージェスはローマンと逃げようとすると、背後で銃声が響いた。

ホッとした所に、オライオンがオーブリーとその親戚を撃ち殺したのだった。

そして、名前も出身地も知られた以上、バージェスとローマンも生きては逃がせないと2人を追う。

ふらつくローマンを抱えて倉庫の中を逃げるバージェス。


恩人


動けないローマンは窓を見つけると、1人でも逃げて応援を呼べとバージェスに言うが、バージェスは1人には出来ないと聞かなかった。

倒れているローマンを囮に、影に隠れてバージェスがオライオンに襲いかかる。
揉み合いの中、ローマンもなんとか這い寄って加勢しようとするが、逆に手にした銃を取り上げられそうになる。
そこにバージェスが背後からオライオンの首を刺して、止めを刺して終焉となった。


バージェスは、自分の無謀さをやっと反省した。
ローマンに言われたとおり、応援を待つ等、別の選択肢があったと。

それでもローマンは本能に従ったとバージェスを責める事はなかった。
ただ責めるのは、自分を置いて窓から逃げなかった事だけだった。

ローマンに肩を貸し、2人並んでほっとしながら出口に向かう。

ローマンは、5年後には風紀取締課か重大犯罪課の刑事で、今のパトロール時代が宝になるだろうとバージェスを高評価をした。

2人で笑い合う余裕が出た時、出口の側には中国人の仲間が車で侵入していて、2人を見て慌てて銃を向けた。

2人も隠れて応戦するが、中国人が車で逃げようとした時、到着していた特捜が迎え、あっという間に制圧した。

Matt Dinerstein/NBC | 2014 NBCUniversal Media, LLC


ランチの約束をしていたバージェスから一向に返事が来ない事から、心配したルゼックがプラットに問い合わせをして2人を捜していたのだった。

無事救出されると、ローマンはバージェスを命の恩人だと言った。


本音


バージェスが署に戻ると、プラットはエイプリルフールにワープした気分だと声を掛ける。
「バージェスが1人で相棒を救い、密輸組織を潰した。
冗談よね?」

そこに署長が現れ直々に、握手をしてバージェスに労いの言葉を掛けると、プラットの先導で皆が拍手をした。


ロッカールームに、制服を脱いであざだらけのバージェスが居た。
ルゼックが心配したと声を掛ける。

バージェスが「大勢警官が入る」と嘘を言っていたのが、功を奏したとルゼックは伝えた。
気を張っていたバージェスはルゼックの前で初めて「怖かった」と本音を言って泣き出した。



翌朝、ダイナーで声を掛けてきた男と再会する。
改めて自己紹介をして握手をすると、バージェスはいつもと違うメニューをオーダーした。

かんそう


まるごとバージェス回でした。
全体の構成としては大きく2つに分かれていて、パトロール班の危機とほのぼののんびり特捜班が同時に進行していましたが、割合としてはバージェスが90%って感じ。


特捜の様子はあらすじでは省きましたが、事件もなく暇な所に、スタンガン講習で実際にスタンガンを味合わう羽目に、というおもしろエピソードでしたw

ボイトですら、必須だと声をかけられますがもちろんボイトはさらっと無視して、オリンスキーと自室でランチタイムしてましたw
俺ルール採用で、全員必須じゃないじゃん!

その時、51分署の消防士と過去にもめた話を「もう過ぎた事だ」と笑ってしていました。
誰の事だろ? 今更オリンスキーに話してるってことは、まだ出て来てない話だと思ったんですが。
でもオリンスキーは「ポテトをくれ」とあんまり興味ないようでしたw
おっさん2人、仲良しすぎてウケるw

バイオレンスなボイトはもちろん見たいですが、こういったほのぼの系もいいですね~。
でもルゼックからバージェス達と連絡が取れない事を聞くと、瞬時に全員出動させるという、仲間想いの鬼の顔に一転しますもんね!
さすがボイト!

それにしても、ほとんど特捜班は出番が少なく、仕事(アクション)してない回ですがギャラは普通に1話分もらえる……んですよねぇ?
ほぼランチだけで終ったボイトとオリンスキーww


ってメインのバージェスについては、もう最初から無謀過ぎてさすがに今回はムリを感じましたw
最後にまるで英雄のようになっていましたけど、全然共感できなかったな~。
ていうか、ローマンが完全に巻き込まれ被害で可哀想過ぎる!

そのローマンがバージェスを命の恩人っていうのも、違和感ありまくりだったし。
むしろ、バージェスがローマンを危険に晒したんだし、怪我したローマンこそいなかったら、オーブリーも助けられずに2人共殺されてたかもしれないんだから。

あまりにもローマンの扱いがいつまでもお客さんっぽい(悪い)ので、とうとう今回死ぬのかな? と思った位でしたよw
ていうか、あんだけ最初死にかけたように見せて途中かなりピンピンしたりして、ローマンもツッコミ所多かったんですがw

まあ、シカゴP.D.についてはそんな緩さも、あくまでもエンタテインメント重視で納得済みではあるんですけどね。
ツッコミながら見るのが面白いというw

結局、私ってワンパターンのつまんない生活してる><
って思い出したバージェスの、そんなことないよ~。1人で相棒救って、密売組織潰すなんてすごい刺激的じゃーん、って女子会で言われる為のエピソードでした。


今回のプラット情報

スタンガン講習に来たおっちゃん、ダン・ジェンキンスにデートに誘われていましたけど、「お断りよ」と冷たく即答しておりました。
さすがっす!


次回はこちら

登場人物はこちら


(文:ジェーン洞)


アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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