あらすじ
クッキー
クッキーは姉のキャンディスにルシウスと大喧嘩してそのあとキスしたことを話す。
アンジェロを愛しているならそのことはアンジェロには話さないよう、キャンディスは忠告する。
ルシウスの部屋をクッキーが訪れると、バスルームからアニカとルシウスが乱れた服を直しながら出てきた。
「情けない女だね」とアニカに声をかけるクッキー。
ルシウスに昨夜のことについて黙っているように言うと、ルシウスは声を荒げて言った。
「お前は今でも俺を愛してるのに 認めようとしない」
呆れた顔をしたクッキーだが、とにかく黙っているように言い部屋を後にした。
ジャマル
リハビリ施設で一緒だったトリーと曲を制作中のジャマル。
トリーと意見が割れていて、なかなか曲作りが進まない。
そこへクッキーが訪れて演奏を聞き２人にアドバイスをする。
クッキーのアドバイスを取り入れて”悪魔のコード”を演奏してみせるトリー。
しかしジャマルは「少し暗すぎる」と言って、自分のメロディーをピアノで演奏し始める。
トリーもそれに被せてギターを弾き、さらにクッキーのアドバイスもあり曲は完成した。
（Feel So Good ft. Jamal & Tory / You Tube)
ルシウス
レコーディング後トリーは帰り、ジャマルもスタジをから少し離れた。
そこにルシウスがやって来てジャマルの曲を聞いたり辺りの様子を窺っていたが、やがてピアノを弾き始めた。
翌日クッキーに曲を聞かせるためにジャマルがスタジオに行くと、ルシウスが「Inferno」に収録するネッサとVの曲をレコーディングしていた。
ジャマルはスタジオは自分が予約していたので出ていくように言うが、ルシウスにその声は届かない。
クッキーは過去の自分を思い出していた。
同じように曲作り中のルシウスに声をかけたが気が付かれず、大声を出しやっと振り向いたルシウスに妊娠を告げた時のことを。
ルシウスが呟く。
「俺は―― 太陽だ」
クッキーは「勝手にほざいてな」と出て行った。
そしてジャマルも言った。
「いい曲だけど父さんも必死だな」
アニカ
ルシウスの捜査から手を引くように言われたタリク。
家の前にいると1台のタクシーが停まり、中からルシウスの母であるリアが降りてきた。
リアはルシウスがアニカと別れないことが我慢できないようで何とかしてくれとタリクに言いに来たのだった。
夜アニカが歩いていると、タリクが現れた。
アニカはうんざりした表情で配偶者に不利な証言は強要できないと言うが、タリクが話す。
「ルシウスに対してはな」
「クッキーとは結婚してないだろ」
「証言してもらう」
そしてフランク・ギャザーズを筆頭に関わった人物の名を挙げ、アニカに召喚状を渡した。
アニカが証言することを知ったらルシウスに消されるぞと脅し、証人保護を受けるように言うタリク。
やっと再出発したばかりだとアニカは訴えるが、タリクは明日指定の場所に来るように言った。
翌日、アニカは娘のベラをハキームに預ける。
どこかへ向かうバスの中では、娘を想ってなのか涙を流していた。
クッキーとアンジェロ
エンパイアに保護観察官が来た。
迎えに来たアンジェロの車に隠れるように乗り込むクッキー。
どうも犯罪者と関わったことで、仮釈放の条件に違反したらしい。
エンパイアのアーティストは元犯罪者だらけだと嘆くクッキー。
エンパイアのアーティストは元犯罪者だらけだと嘆くクッキー。
違反は無効にしたものの、それがルシウスの仕業だと思ったアンジェロは、クッキーと共にルシウスの家を訪れもう自分たちに関わるなと言う。
保護観察官が来たことも話すが、ルシウスは自分は無関係だと言った。
アンジェロが電話に出ている間、ルシウスがクッキーに話す。
それはタリクの仕業でターゲットを自分からクッキーに変えたのだと。
それはタリクの仕業でターゲットを自分からクッキーに変えたのだと。
クッキーが「もうあんたを守る気はないよ」と言うとルシウスも言い返す。
「俺を守る？」
「自分がしたことでよく俺を責められるな」
「お前の指示で…… 俺は実行しただけだ」
「お前の尻拭いをしてやった」
電話の終わったアンジェロがルシウスにきっぱりと言い放つ。
「ボクを甘くみると想像もできない痛みを味わうぞ」
そしてクッキーの手を引き出ていった。
悪魔のコード
エンパイアのクラブにジャマルを呼び出したルシウス。
ネッサの曲の演奏が始まると”悪魔のコード”を弾きながらトリーが出てきた。
「お前は使いたくなかったんだろ」
「悪く思うなよ」とルシウスが言う。
「うんざりだ」とジャマルは言い去って行った。
ジャマルは自分の部屋でフィリップにトリーとの曲の楽譜を見せていた。
トリーに裏切られたことを話し楽譜を破って暖炉に投げ入れる。
トリーに裏切られたことを話し楽譜を破って暖炉に投げ入れる。
落ち込むジャマルとは対照的に、フィリップは元気になったジャマルを喜び笑った。
そしてジャマルの頬に手を置く。
そしてジャマルの頬に手を置く。
「もう行くよ」と言って帰ろうとしたフィリップの腕をジャマルが掴み２人はキスをした。
アンドレ
シャインと手を組んだアンドレは、仕事仲間としてデンジャーを紹介される。
デンジャーは南東部で力を持つ男だ。
ラスベガスのクラブ経営者であるラファエルが、アーティストとの公演契約を望んでいるのでデンジャーが紹介すると言う。
アンドレにとってもラスベガス進出は大きなチャンスで、それが成功すればエンパイアの後継者として認められる。
そして契約をまとめるまではルシウスを生かしておくと言った。
ラファエルとの取引場所に向かったアンドレ、シャイン、デンジャー。
酒を飲みながら現れたラファエルは、アンドレが握手をしようと差し出した手を無視して妻のジュリアナを呼んだ。
アンドレが来ることを聞いていない、ハメたなと騒ぎながらジュリアナに暴力を振るう。
知らなかったとジュリアナは答え、アンドレも乱暴はやめるように言う。
「取引をするのか？」とシャインが聞くと、ラファエルは「ああ」と答えながら銃を手にした。
そうしてアンドレたちの方に向かって歩いていると、後ろからジュリアナがラファエルを撃った。
その場に倒れ込むラファエル。
デンジャーがラファエルの手から銃を奪いジュリアナを撃つより先に、デンジャーの背後にいたシャインがデンジャーを撃ち殺した。
ジュリアナが近づいてきてお礼を言う。
そして取引にまだ興味があるのかを尋ねた。
シャインが「取引は有効か？」と聞きと、ジュリアナが「ええ」と答える。
するとアンドレは「じゃあ手を組もう」と言ってジュリアナと握手を交わした。
かんそう
今週はクッキー姐さんはおとなしめでした。
ファッションは全然おとなしくありませんでしたが。
アンドレたちの取引は、何だったんでしょうね？
なぜベガスの大物があんな場所で取引しようとしたんですか？
普通にビジネスの話をするはずだったんですよね？
あの一連の流れ、私には理解できなかったー。
気になったのはアニカですね～、いちいち良い表情するよね～、好きだわ～。
でもアニカはヘイトを集めすぎました。
リアおばあちゃんにクッキーにアンドレ……。
ベラを置いて出ていったアニカは今後どうなるんでしょう、来週も楽しみだ！
（イラスト：SiMoom、文：ぼぼち）
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