Major Crimes ~重大犯罪課 シーズン5 第6話「異国からの訪問者」

2017/05/06

MajorCrimes重大犯罪課 MajorCrimes重大犯罪課 シーズン5 Simoom クライム サスペンス ジェーン洞

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あらすじ


2017年3月31日~FOXjapanにてシーズン5日本初放送(全21話)

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ベニスビーチ観光客殺人事件


ベニスで殺人事件が発生。
この地区では観光客目当ての窃盗は頻発しているが、殺人は初めて。
被害者はイギリスからの旅行者で、ロバート・ブランソンと病院へ搬送されたが命には別状のない妻クレア。


さてやるか、とフリンが声を掛けたがまだ全員揃っていなかった。
また遅刻者か、と呆れるプロベンザ。
そこへ、黒いリムジンが到着。
ドアが開くと美女に見送られてタキシード姿のタオが出てきた。
派手な登場だ。

タオが副業で参加している刑事ドラマ「正義のバッジ」がアワードで賞を受賞したという。
そのサブ・タイトルは「嫌う者は嫌う」。タオの脚本の回だった。
明らかに嫉妬まじりの驚きを隠せないフリンをクレアの居る病院に行かせ、プロベンザは浮き立つ現場を半ばうんざりしながら仕切った。


遺体を確認したケンダルの見立ては、胸に2発、頭に1発の殺人。
薬きょうは見当たらないから犯人が片づけた、凶器はリボルバーか、とタオがタキシードのまま辺りを調べた。

目撃者である駐車係からサンチェスが聞き取りをするが、ギャングの仕業と思っているのか、家族への報復を恐れて口が重かった。
だが、サンチェスがダラダラしてると協力してるみたいだぞと脅すと、話し始めた。

店から出た男女が、回して来た車に乗ろうとした所に、目出し帽の男が妻のバッグを掴み盗ろうとした。それを止めに入った夫を撃った。
落ちているバッグを拾って男は逃げた。


逃走した方向を調べると、道にクレジット・カードが落ちていた。
その先にはクレアのIDの入った財布も。
だが、運転免許証、レシート、現金はなかった。

さらにその先の運河に、バッグが浮かんでいるのをサンチェスが見つける。
凶器を捨てるには最適だ。
翌朝、潜水チームが調べて、目出し帽とリボルバーを見つけた。
そのリボルバーが腐食する前に発砲して弾の照合をし、一致。
製造番号BEC8655と判明した。


ドクター・モラレス


検死するまでもなく殺人だと、モラレスは言った。
だが、それ以外にも小さな傷を発見。
ヒックマンという半永久的な胸のカテーテルで、被害者は癌の治療をしていたとわかる。
治療時期は不明だが、抜いたのは約10か月前だから完治していたのだろう。

癌を克服して、LAの駐車場で射殺された。

イギリス旅行客が多発する連続窃盗犯の犠牲になり、すでにロンドンの記者が取材に来ているとびびるテイラー副本部長。
ロス観光の注意喚起が出るのを避ける為、イギリス人記者に独占記事を書かせる事にした。


ジェシー・ハリス


イギリス人記者のピーター・オグデンに、独占取材の許可を出した。
事実を曲げて騒ぎを大きくしない為に。
ピーターは、呼ばれたものの独占ネタがなく、捜査が進んでいないとチームを責めた。
そこに銃の持ち主である老婦人グロリア・ハリスが登場すると、すかさず「あれが容疑者か」と嫌味を言うピーター。

確かに銃はジェシーの物だったが、殺人を告げると孫のジェシーがやったのかと慌てた。
すぐにバズがジェシー・ハリスの免許証の写真を用意する。


ジェシーはいつもベニス・ビーチに居るとの祖母の情報から、エミリーとクーパーがカップルに成りすまして監視をした。
すると目の前でドラッグを買ったので、規制薬物所持で現行犯逮捕する。


銃の事を聞くと知らないと誤魔化すが、事件現場の写真を見せると殺人までは知らなかったようで慌てた。
このままウソばかり言うと殺人罪になると言うと、本当のことを話し出す。

ベニス近くの駐車場で覚せい剤を売ってた。
観光客が来て、護身用の銃が欲しいと言われた。
頼める友人が服役中だったから、家に戻っておばあさんの銃を盗り、100ドルで売った。
何故観光客だと判ったかというと、イギリス英語だったから。


この証言から強盗ではなく、計画殺人だったと判明。


リチャード・フィンチ


ピーターに、無差別攻撃と言い切れないと伝えると、2人を調べたら好人物だったと信じようとはしなかった。だが、共同経営者は不満があったようだとまだチームが知らない事を言った。
シャロンはそれを聞き逃さずにピーターにはすべて知ってる風を装い、更に聞きだした。

ロバートの美術商の共同経営者は、リチャード・フィンチ。
ある日、ロバートが会社を手放すと言い出し、フィンチは買い上げようとしていた、とまで言うと取材内容ならブログに書いてある、とタブレットを取り出して見せた。


そしてイギリスに居るフィンチにビデオ通話で聴取をし、新たな事実が判明する。

ロバートが癌になった時、クレアが必死で代理を務めたけど、数名の芸術家が離れて行った。
会社を買い取ろうと、再建を図る為にいい値段を提示したが、その時はクレアが断った。
ロバートの死を受け入れたように見えるからという理由で。

しかし、ロバートは回復すると商売はどうでもよくなった感じになっていたらしい。


マーカス・ケンプ


ジェシーの言う駐車場の監視カメラから、銃を売った相手を特定できた。
6日前にマンチェスターからLAに来ていたマーカス・ケンプ。
いかにも怪しく、ビジネスクラスを現金で購入していた。
ここでまたピーターを利用するシャロン。
マーカス・ケンプを調べて被害者と結び付けて、と頼むとピーターは見返りを要求して承諾した。


取り調べをすると、当然のようにシラを切るが、ピーターが接点はないが関連を見つけて来た。

ケンプはクレアが弁護士をしていた時の依頼人だった。


クレア・ブランソン


事件直後に夫の死を知ると涙を流して受け入れられないと、ショックを受けていた妻クレア。
だが、今は「ケンプが自白したからあなたも話して」と容疑者扱いだ。

それでもシラを切ろうとするクレア。

確かに過去、DVでケンプの弁護をしたが、有罪になり、出所後ゆすられていた。
裁判で証拠を隠していた事をネタにされて。
だから警察には言えなかった。

だが2週間前に金の支払いを止めた。
きっとそれが原因で、こんなことをするとは……と、あくまでケンプに罪を押し付けようとする。
評判を守ろうとした私のせいで夫が死んだと、哀れな妻を演じるクレアにプロベンザとサイクスはしらけるのを隠さなかった。


真相


クレアの裏切りをケンプに伝えると怒りだし、真実を話し始める。

クレアに依頼された。
看病して、尽くした挙句、回復した夫は彼女を捨てた。
理由は知らないが、浮気を始めた。

アメリカ旅行はクレアがあげたチャンス。
仲直りしたから忘れて、と連絡が来るかと思っていたが、ないまま物騒なベニスに移動したから実行した。
報酬は財布の中。
ズル賢い女だよ。
アメリカを選んだのは銃が手に入るし、マンチェスターの警察ならロバートの浮気を突き止めて、自分が疑われるとわかっていたから。
怒るより、離婚すりゃいいのにな。

いろんなことで関係は崩れる。
病気でも元気すぎても、ねたみや恨みでも、失敗や成功でさえもだ。


人の小さな成功にむかつく……。


――事件解決後。
ケンプの発言で、受賞で浮かれている事が気になりだしたタオ。
自慢していたトロフィーをバッグに入れてこっそり帰ろうとすると、シャロンの号令でフリンが引き留めた。

タオの受賞祝いのサプライズを計画していたのだった。
いつも暗い事件をシェアしてるんだから、いいこともシェアしましょう。
誇りに思ってくださいと、アップルサイダーと正義のバッジのスペシャル・ケーキで仲間が集まってお祝いする。

他人の成功を妬む。
このチームはそんな事は起きず、崩れない。

だが、嬉々としてケーキ一面にある正義のバッジのロゴにナイフを入れるフリンだった。



かんそう


毎度、冒頭で笑かしてくれるというハヤリでもあるんでしょうかw
今回は、タオがリモからタキシードで登場www
しかも美女達に別れを惜しまれてww

正義のバッジ・ネタは毎度、じわっと笑わしてくれますが、今回は大爆笑ものでしたw
だってプラチナTVアワードの最優秀作品賞といっても、1話完結型の60分刑事ドラマ部門ってw
そこまでいったらノミネート作品他にあるの? って位、細かいw

こりゃタオの晴れ姿をイラストに描いてもらおうと思ったのですが、どうせなら受賞式がいいよねって事でw
たらーんw

いつの間にか脚本まで書いていたちゃっかりタオw

その後、周りから嫉妬を心配されたり、犯人の言葉に動揺して急に冷静になって浮かれてちゃマズイと考えを改めた時のタオのしょぼくれフェイスも、すいません、超笑ってしまいました。
タオってほんと憎めない&なんか可愛いんですよね~。
可愛いといえば、プロベンザもじじ可愛いんだけど!


今週のラスティですが、ピーターのブログ記事、アクセス数9時間で19万超えにピクッとなって、ブイログのアドバイスを聞きに行ったり、産みの母親の電話を無視してプロベンザにちくりと言われたりしておりました。

最後は、反省して産みの母親の電話に出て、直接、産まれたら子の父親の両親に委ねる事を聞きました。
ただ突き放すだけを繰り返した自分を恥じたのか、産みの母を気遣うラスティが健気でした。ラスティだって子供ですもんね。
そしてこれまで裏切り続けていた母も、今度こそ自立を目指すのか、ラスティの食事の誘いをきっぱり断っている姿に、期待が持てました。

忙しいシャロン・ママだけではなく、プロベンザを始め重犯課に育てられているようなラスティの立場が、やっぱりうらやましく感じますね~。
というか、ラスティが大人になったらつまらないんだろうな~。

最後のサプライズ・パーティーのシーンは、まさに今回のストーリーをまとめていたと思います。
「暗い事件だけじゃなく、明るい話題もシェア」
事件の間にも、重犯課の楽しいキャラ達が明るい気分にさせてくれる!!

って、いつもじゃんw

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(イラスト:Simoom、文:ジェーン洞)


アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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