プリティ・リトル・ライアーズ S5#14「鏡の中にある如く」

2017/02/21

Simoom サスペンス ジェーン洞 プリティリトルライアーズ プリティリトルライアーズ シーズン5

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あらすじ

モナの葬儀


あの感謝祭から3か月後。
まだ遺体は見つからず、空の棺でモナの葬儀が行われた。

モナにきちんとお別れを言う為に。

そこへアリソンがやってきて、モナの母親レオナ・ヴァンダーウォールに声を掛ける。
4人はまずいと思ったが、お悔やみを言いたいというアリソンの頬をレオナは引っ叩いていた。
そして叫ぶ。

「娘をどこにやったのよ。遺体はどこ?」


スペンサーの逮捕理由



スペンサーの家に別居中の父親が訪ねてくる。
母は留守だと言うと、その母親に頼まれて来たという。

ベサニー・ヤングの両親が訴えて続けていたスペンサーの保釈取り消しが、受理されるかもしれないのだった。
起訴状が開示され、逮捕された理由もわかったという。

決め手となったのは、ある目撃証言。
ディローレンティス家の裏庭で、スペンサーとアリソンの服を着たベサニーを見たというもの。
ベサニーが埋められた夜に。

この証言したのはジェシカ・ディローレンティスだった。
だが、ワイルデンにより故意に2年間も隠されていたという。

隠蔽が発覚したのが感謝祭の直前。

すでに足も治り警官となっていたトビーは、警察で同じ情報を得る。
そして、ワイルデンが隠蔽したとしてもまだ生きていたジェシカは何故口を閉ざしていたのか、気になる。

その証拠を伏せておきたい何者かがワイルンに金を払ってでもジェシカの口封じをさせていた。
ベサニーはラドリーの患者で、ジェシカは理事で、ベサニーの父親とできていた。
出会いもラドリーだろう。

全ての鍵はラドリーだと、タナー刑事にも気づかせる。


アリアとアリソン


夜、ベンチに座り大学からの不合格通知を見ていたアリア。
背後からアリソンが「悪い知らせ?」と声を掛けてくるが、無視して立ち去ろうとする。

怖がって逃げる必要ない、とアリソンが言うと、潔白を信じて欲しいなら私達に近づかないで、とアリアが言う。

「あたしが誰か忘れちゃったみたいな口ぶりだね」
「いいえ。忘れるわけない。Aよ」

アリソンをAと決めつけるアリア。
話を聞いてと言うアリソンに、持っていた防犯用の笛を吹いてアリソンを立ち去らせる。

もしこの話を聞いていたら。
アリソンは何を伝えようとしていたのか。


ジェイソン


このままではスペンサーの保釈が取り消されてしまう。
何か打つ手はないかと考える4人だったが、そもそもアリソンには父親とジェイソンが一緒に居たというアリバイがあった。

スペンサーとエミリーはジェイソンの居るアリソンの家を訪ね、ジェイソンに訴えかける。
感謝祭の日、アリソンは車で出かけたはずなのに、何故ウソをつくのか。
アリソンの車からモナのDNAも出ているのに。
私だってあなたの妹なのよ、と泣いて訴える。

「言いなりになってウソをつかないで、真実を教えてよ」

スペンサーの願いはジェイソンに届いたのだろうか。


グルンワルド



ケイレブはモナから託されたパソコンのセキュリティを解除するのに奮闘していた。

ハンナは、モナの遺体を探したくて、ケイレブに止められたのにグルンワルドに霊視を頼む。
モナの納骨堂の前で会う2人。

モナの形見の犬のぬいぐるみを渡すとすぐに「バンジーちゃん」とドヤ顔でぬいぐるみの名前を呼ぶグルンワルド。

「水門と壁が見えるダムがあるわ。
柵が沢山。
そんな心が塞がれるような環境にいて生きていける?
苦しいと思う。

秘密は大事だけど、危険な毒よ。
お墓まで持っていくような秘密は、物を見る目を曇らせてしまうから。

私には見える。
ぼんやりと薄暗くだけど」

殺したのはアリソンか、とハンナが聞くとグルンワルドは制止するかのように無言で左手を上げた。
そして、室内に風が吹き、モナの為に飾った花が散る。

「互いに憎しみ合っていた。
それは互いを恐れていたから。
何故ならお互いの秘密を握っていたから」

モナはどこ? と聞くとまた風が吹く。

「ローズウッドにはいない。
闇の中にいる。
決して安らかな死ではないわ。

裏切りと喪失を感じている。
彼女の魂は囚われ、縛られてその身を覆うのは
土と虫たちと冷気。

安らぎはない。
ただ恐怖だけ」


結局、よくわからなかった。


アリソンの記憶


アリソンが帰宅するとジェイソンが家族写真を見ていた。

覚えているか、とスキー場で写した1枚をアリソンに見せると、アリソンは楽しかった、と言う。
だが、ジェイソンはそれを否定する。
この時、父親が財布を忘れてずっと家族で喧嘩をしていて、この笑顔の1枚を撮るのに8枚も撮った、と。

それに対して、あたしの記憶と違うとはっきり言うアリソン。

ジェイソンは、おまえと親父は記憶を捻じ曲げるのが上手い、その才能が欲しかった、と言う。

そして、スペンサーが来た事に気づくアリソン。

「2人(スペンサーとエミリー)が言う通り、お前は感謝祭の日に出かけて行った。
戻ってからは黙りこくって。
何処へ行っていたんだよ。言えよ」

だが、アリソンは自分こそ、ハメられたとこの場に及んで言い出す。

「4人が寄ってたかってあたしを邪魔者扱いして消し去ろうとしてるの。
信じてよジェイソン。
あたしはモナを殺してない」

殺したとしても、決して殺したとは言わないだろうが・・・。
しかし、アリソンから見たら4人に敵視されているというのは、間違いではない。


モナのパソコン


ケイレブからモナのパソコンを借りていたアリア。
弟のマイクから迎えに来てとメールを受け取り、工事中のカフェに行くが、薄暗く、人の気配がなかった。
弟に電話をしてみると、カフェの中で発信音が聞こえる。
振り向くと、フード姿の誰かが携帯を手にしてアリアに見せて立っていた。

そして逃げようとするアリアを押さえつけ、アリアのカバンからモナのPCを盗んで行く。

アリアは、「アリソンやめて」と叫ぶが・・・。

解読できればかなりの武器になるモナのパソコンをあっさり奪われてしまうアリア。


アリソンとグルンワルド


アリソンが道を歩いていると、グルンワルドとバッタリ会う。
あからさまに嫌な顔をするアリソン。
牽制し合う会話をする2人。

お悔やみを言わせてちょうだい、と言い出すグルンワルドに、行くところがあるので、とシャットアウトするアリソンだが、擦れ違い様にグルンワルドがアリソンの腕を掴む。


驚きながらも不愉快な表情を隠さないアリソン。
見つめ合うと、グルンワルドは

「あなたの為に祈るわ。アリソン」

と言った。


モナの隠しカメラ



スペンサーとエミリーは、ジェイソンを上手く説得できた気がせず、更なる手段として証拠のねつ造に手をだそうとしていた。

アリソンの家に行った時に盗んだブラシから、アリソンの毛髪をモナの家に仕込もうと言うのだ。
だが、その時にモナの家に隠しカメラが仕込まれているのに気付く。

その内容の方がよっぽど正当な証拠になり得るだろう、とハンナを通じてモナの母親に伝え、警察が再捜査をしてカメラ3台を見つける。

そして、警察でその1台に映っていたという映像を見せられているジェイソン。

映像にはモナを引きずり回す金髪のロングヘアがはっきり写っているが、フードのせいか顔まではわからない。

タナー刑事に見覚えはないか、と聞かれアリソンかも、と言い出すジェイソン。

一緒に居たって言ったわよね、と念を押されると「ウソです」とはっきり言った。


アリソン逮捕


アリソンは慌てていながらも、ジェイソンが見ていた家族写真を手に取った。
目の前に居るジェイソンに気づき、そしてパトカーの音も聞こえていた。
裏庭に出ると、スペンサー、アリア、エミリー、ハンナの4人もいた。

そこどいてとアリソンが言っても4人は動かない。

モナを殺した事は絶対に許さないというハンナに、Aの罠だよ、あいつを勝たせるの? と自分がAではないと主張するアリソン。

「あたしがいなくなったらどうなる?
この次はあんたたち全員やられるよ」

そういいながら逃げようとするが4人は通さない。

そこへタナーの声がし、アリソンは逮捕されてしまう。

「警告はしたからね」
と最後までAではないと主張して。


そして、スペンサーが帰宅するとすでにタナー刑事とトビーが来ていた。
ベサニーの件だろうと、恐る恐る聞くスペンサーに、直接伝えたくて、と話し出すタナー刑事。

証拠を見直して、出した結論はアリソンに殺害されたのはモナだけではないという見解。
ベサニー殺しもそうではないか、と。

すべてアリソンの罠だったと地区検事が起訴を取り下げたと聞き、ほっとして泣き出すスペンサー。

すべて終わった、とトビーが抱きしめる。


花火


4人は家の前に集まって、久しぶりにほっとした雰囲気でおしゃべりしていた。
ペイジは、親元へ旅立ってしまったが、引き留めたいと思っていたエミリーもすでに、「抜け出せた」とペイジの選択を認めていた。

アリソンが塀の中に入り、スペンサーは疑いが晴れ4人を縛る足枷はなくなった。

そして、卒業を迎えればどこにでも行ける。
自由で、呪いは解けた、と未来に希望を感じ始めていた。

だが、未だ合格がもらえていないアリアは少し暗い表情をしていた。

そこへ花火が上がる。
カーニバルか何かだろう、と綺麗だと見上げる4人。

だが、花火の閃光はやがてAという文字を浮かび上がらせた。
そして大爆発になり火花から逃げる4人。

アリソンがAではなかったのか?

それとも塀の中に入る前に仕掛けていただけ、なのか。


塀の中のアリソン


2段ベッドの上に、囚人服を着て横たわっているが眠れない。
そこに近づいてくる足音が・・・。


かんそう



前回からいきなり3か月後、でした。
3か月の間は、命の危険とかなかったって事なんでしょうかね。

Aにも休息は必要ですねw

すっかりアリソン=Aとなっていますが、今回その思い込みが特にアリアに強い、と感じさせられました。

PCを盗まれた時もほとんど暗くてアリソンだろうが誰だろうがわからないのに、アリソンって言ってみたり、エミリーにほんとにアリソン? って聞かれても「他にいる?」と。
正体不明のAよりも、アリソンだって思ってる方が気が楽なんでしょうけどね。
ちょっとアリアの思い込みは怖いなーというか、今回はアリアがやらかしてるっぽくてハラハラしました。

そもそもモナのPC取られちゃうし・・・。
あれは大事件だと思うんですけど、アリソン逮捕でうやむやになってた!!

皆学習しませんよねw
大事な物を持ってる時は1人でフラフラしない!
誰かの呼び出しは、疑え! 行く前に電話確認! とかw


それにしてもアリソン逮捕って大きな出来事なんですけど、モナの死の直後でもあったりして、しかもあのアリソンですから、なーんかそんなに大事件に思えませんでした。

モナの隠しカメラの映像ですが、アリソンが犯人だとしたらあんなにアリソンよ、ってわかる髪型はしないと思いますよね・・・。
誰かがアリソンに思わせようとしている、と考えますよね。
ただ、モナが消えて利益を受けるのはアリソンである事は確か。

主犯はアリソンだけど実行犯は、別人で、攪乱する為にあえてアリソンに思わせる格好をしていた・・・って感じかなぁ?

となると、アリソンもなんやかんやであっさり保釈されそうですよね。
それか、アリソンに伝えたい事があって塀の中でしか会えない人が呼んだ・・・?
って、最後の近づく足音に期待!w

そして、グルンワルドさん。
遺体を探すのに霊視っていうのは、良いとしてもその結果がほとんど新情報って言えるようなものがなかったような・・・。遺体ってみんなそんなもんじゃない? って感じのw
ハンナもその後スルーしてるしw

まあ、遺体はローズウッドにはない、というのは驚きはないけど、新事実と言えるか。
でも、やっぱり「遺体」なんだね~。

これで死んでませんでした、はないかぁ・・・。がっかり。

ただ、アリソンとの対峙?w
迫力ありましたんで、これだけで終らずこの先も期待したいです。

悪の女王アリソンも、霊には怯えるみたいだからねw

その前に自分がAじゃないなら、もっとAに怯えてよって思いますがw

モナ殺しの次は、私だって思ってなさそうなんだもん。
そこはやっぱりアリソンが絡んでるって思えちゃうんですよね~。

次回も楽しみ!!

(イラスト:Simoom、文:ジェーン洞)





アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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