あらすじ
カーター
ターニーとシモンズがヨゴロフというロシア人と密会している。
合同事業を進めているらしい。
それを遠くからこっそり盗撮しているカーター。
車に戻ると人の気配に気づき、銃を向けるが、それはリースだった。
カーターが1人でHRを追っている事を知っていたというリース。
すぐにでも逮捕し、取り引きする事も出来るだろうと言うが、カーターはルールを変えたと言う。
ドネリー捜査官はそうしたが、ボスを取り逃がした事でHRは復活してしまった。
もしボスを捕えていたらキャルは死ななかった。
だから、今度こそボスを突き止めるまで取り引きはもちろん、動くことさえしない、と。
HRはロシア人と何かを企んでいる。
その顔合わせの現場ならHRのボスが誰かわかるはずだと考えるカーター。
手伝おうかというリースに、「いい。でも困った時は一番に連絡する」と言ってリースが用意した瓶ビールで乾杯した。
ジェシカ・ジローヴァ
ロシア出身。オンライン上の情報はゼロ。
サウスブロンクスの公営団地に住んでいる。顔写真もない。
リースが団地の入り口を見張り、ショウが移民税関局員になりすまして部屋のドアを叩く。
中に居たのはドラッグを慌てて隠す若者だったが、部屋の奥から少女が出てきた。
ジェンよ、と自己紹介する対象者だった。
母はロシアの刑務所、父には会った事がない。
一緒に住んでいた祖父は8か月前に死に、今は保護者だというジャンキーのバディムと住んでいた。
何が起きるにしても彼女は被害者だと言う事で、ショウとリースは後をつけて見守るが、窓ガラスに映る姿でショウの尾行を見抜かれてしまう。
フィンチは、こっそりリースだけに対象者が怯えていては守るのは難しいから、今回はショウには距離を置いてもらおうと相談すると、
「いいわ、子供は嫌い」
とショウから返事が来てびっくりする。
しっかり、セーフハウスを盗聴していたのだった。
その時、リースの目の前で車が止まり、ジェンを連れ去ろうとする。
リースが助けに入り、ジェンが団地に戻ろうとするとそこにはショウが待ち構えていた。
追手に発砲し、ジェンを助け出す。
そしてフィンチに報告する。
「この子の問題は厄介そうよ」
距離を置くつもりが、今は手を繋いで一緒に逃げている2人。
どうして狙われるのか聞いても「スパイだから」と言われ、子供の扱いに困っている。
リースが見つけた手がかりは、連れ去り犯のリーダーと思える男の手が震えていた事。
フィンチがその線から調べ出す。
今度はジェンからショウへの質問攻めが始まるが、ショウはほとんどを無視する。
すると、話し声で追手が近づいているのが分かり、排除しようとするが、フィンチにあくまでもジェンを守る役目だから逃げろ、と止められる。
2人で逃げていると、ジェンがいつも入っているという秘密の通路に入る。
その奥は小部屋になっており、テープレコーダーが散乱していた。
ジェンは、ここで盗聴をしていたのだった。
だから追われる羽目になっていたと分かり、追手を突き止める為録音テープの有りかをジェンから聞きだしフィンチに伝えるショウ。
リースも追いつき、廊下での銃撃戦の音が響く度にジェンが驚いている。
慣れてきたのか、子供の割にしっかりしいるジェンを認めたのか、初めて自己紹介をし出すショウ。
ジェンも、もう隠す事はないと思ったのか、祖父がKGBで盗聴を教わった事、祖父からもらったレーニン勲章をいつも身に着けている事をショウに伝える。
それを売ればいいお金になる、と冷静に言うショウになんでそんなに冷静なの? と聞くジェン。
ショウは、怖いという気持ちが分からない、と言う。
悲しみも、喜びも寂しさも。
怒りは何とかわかる、が。
それは、ジェンと同じ歳の頃に、交通事故に会い、目の前で父親を亡くしたが、悲しみよりも空腹を訴えサンドイッチを食べていた事で自分が普通とは違うと気づいていたのだった。
そんな話をしていると、突然ガスが流れ込んで来る。小部屋の入口の足跡に気づかれていたのだった。
ショウはすぐにR22 冷媒のフロンガスだ、と気づき自分の服の袖を引きちぎるとジェンに口を塞ぐよう渡す。
そして慌てて逃げ出すが、通路で挟み撃ちにあい、ショウは殴られジェンは連れ去られてしまう。
敵の1人が、ショウを始末する為に車で橋の下に移動し、トランクを開けると工具を持ったショウに襲われあっさり倒されてしまう。
ショウは、両手首を拘束しているガムテープを食い千切って、自らを解放した。
倒れている男の携帯を奪い、フィンチに連絡を取ると、まだジェンの手がかりはないと言われる。
携帯からリーダーの居場所が分かるかもしれないから、とショウが言うとちょうどリースがベアを連れてフィンチと合流し、現場にショウの血痕があった事を伝える。
その通りショウは肩を負傷して出血していた。
そのことからフィンチは医者を勧め、後はリースに任せろと言うとショウは失敗が原因で外されるのかと文句を言い、ガムテープを肩に巻いて男から銃とドラッグを奪ってジェンの団地に戻る。
持っていたドラッグと同じ包みだった事から、保護者を追及するショウ。
すると、ジェンを連れ去ったのはプラトヴァというロシアの組織だと言う事が分かる。
ターニーを追うカーター
HRのスパイとしてカーターの相棒をしている相棒マイク。
相変わらずカーターの様子をボスに電話でちくっている。
カーターもまた、彼が近づいてくるとフィンチとの通話を切る。
車中で、マイクが新しい銃を持っているのに気付く。
指摘すると、週末にニュージャージーで買ったと言うが、州外からの違法な持込みだ、とカーターは取り上げてしまう。
カーターは、そんなマイクを撒いてターニーを追跡し、盗撮、盗聴をする。
タンカーの運転手に「問題が起きた時は電話しろ」と言った後、シモンズからブツは受け取ったから金を払えと言われ、トランクにある大金を確認していた。
リースが連れ去り犯の携帯に近づいて行っていると、曲がり角で同じように携帯を手にしたカーターに出くわす。
その目の前には、車が到着し、男が近寄っていた。
なんと偶然にも、カーターの追っているHRのターニーが、リースの追っている手が震える男に金を渡すのだった。
同時に、ジェンの盗聴したテープから、ロシア人のヨゴロフとHRのシモンズ巡査の会話が記録されているのをフィンチが見つけていた。
また、カーターが盗撮したターニーの写真からは、タンカーの積荷が過マンガン酸カリウムだと分かる。
それを元に、バスソルトというドラッグをHRが製造して、ロシア人にさばかせるという共同事業を企んでいると突き止めた。
手が震える男を捕え、製造施設を聞きだすが、パイプが破れ副作用で手が震えた後、移転になって新しい住所は知らないと言われ、信用する。
一方ショウは、怪我をしながらも1人でヨゴロフを襲い、HRに電話を掛けさせジェンを救いだす交渉をする。
その為に必要なテープをセーフハウスから持ち出し、ジェンの救出が仕事であってHRの事は知らないと暴走する。
そして、リースからショウとHRの取り引きの話を聞いているカーターをこっそり見張るマイク。
早速、シモンズにスーツの男が待ち伏せをするとチクり、返り討ちだ、と仲間を集め出す。
だが、この情報はマイクに仕掛けた罠で、シモンズの配置した仲間は簡単に倒され、何故かリースとシモンズのタイマンが始まる。
シモンズはジェンを連れて来ていないし、リースもテープを持ってきてはいない。
殴り合いが続く中、パトカーが到着する。
その頃、ショウは製造施設に潜入していた。
ターニーの携帯からあっさり辿りつけたのだった。
銃声に怯えるジェンを見つけ助けだすショウ。
フィンチに科学には詳しい? と聞くとかなりね、と珍しくにやっとするフィンチ。
直後、施設は大爆発する。
マイクはシモンズにちくった後、カーターを足止めするかのように飲みに誘う。
連れて行ったバーは主人ジェリーとは知り合いのようで握手をして挨拶をしている。
客は2人の他誰も居ない。
あくまでも、「で悩みって?」と普通に会話をするカーターだったが、マイクは「勤務中に抜けたり、スーツの男と会っていたり」と言い出す。
すると、カーターも開き直ってマイクに携帯で写真を見せる。
シモンズと密会してるマイクだった。
「知ってるわよ。
あんたがパトカーに乗ってきた時から」
マイクもまた、観念したのか本性を表す。
「苦行だったんだぞ。
1日中張り付くんだ。
立場をわきまえないビッチに。
生かしてもらっているのに気付かない。
(今頃)スーツ野郎が犠牲に・・・」
すると、カーターは人の事より自分を心配しろ、と言う。
マイクは、シモンズを嵌めた、と。
偽の情報を信じさせ、人質(ジェン)から離す事が出来た、と告げる。
驚きながらも、ジェリーという知り合いが居る事でまだ虚勢を張るマイク。
だが、当然カーターの方が上手で、ジェリーはブロンクスの元警部補で、売春婦の金を巻き上げてこの店を開いている事も調査済みだった。
捕まえるのはまだ先の予定だったが、そういう態度なら今すぐ逮捕するしかない、とカーターが言うとカウンター下に隠していた銃を向けるジェリー。
即座に撃ち返し、カーターはマイクにも銃を向ける。
そして、撃った銃はマイクから奪い取っていた銃で、マイクに犯行を押し付ける事が出来る、と止めを刺す。
だが、今は何もしない、と。
その代わりとして、マイクに自分の手下になれ、と要求した。
ショウはジェンから信頼の証に渡されたレーニン勲章をベッドサイドのライトに飾って、寝ていた。
お礼や喜びという表現は出来なかったが、初めて子供を抱き寄せたのかもしれない。
さぞや安眠できるかと思いきや、そうはさせてもらえなかった。
目を開けると目の前にはルートが居た。
スタンガンのようなものをショウに向けている。
「会いたかった?」
起動すると、楽しい事しましょ、と言いアナログ・インターフェイス・アクティブと書かれた波形が動き出した。
つづく。
シーズン3は、結構ショウさん推しなんでしょうかね。
私はショウさん好きなので、全然問題ないですが。
今回はショウさんの幼少期が登場しました。
親が死んでも悲しみを感じないと言う事に気づいた少女時代のショウさん。
そんなショウさんに、ジェンという頭の良い少女の組み合わせ。
最初は、苦手と決めつけ相手にしていないのですが、一緒に逃げる間に、少しずつ距離を縮めるという・・・。
王道ですね。
面白かったのは、ジェンの質問攻めの中に、どんな組織なの? から最後は「犬(ベア)のために(人助け)やってる」って言ってた所w
返答に困ったとはいえ、ベアの事好きすぎでしょw
ジェンは最後は、フィンチが後見人になってました。
良かったね。
そして、やっぱそうだよね、なカーター。
ちょっとドキドキ心配してた事もありましたが、カーターがあんな若造に騙される訳ないよね。
でも、はっきり言ってくれないと分からなくて、ドキドキしちゃうんですよw
だけど、手下にするってのは・・・。
これもまた心配!
だってバカな新人の振りしてるって言ってたけど、バレバレって事は実力も・・・お察しって事では?
大丈夫なのかしら。
って、そんな事より、もっと心配なのがショウさんですよ!
ルートに連れて行かれたっぽいんですが!!!
どうなっちゃうのー!?
なんだか、リースとフィンチ、決して活躍していなくはないんですが、女性陣のインパクトが強すぎて、尻に敷かれているような印象になってしまう今日この頃。
特にベアを連れて2人と1匹でいると、ほのぼのゲイ・カップルのお散歩に見えてしまう・・・。
一生懸命お仕事してるのにね><
(イラスト:Simoom、文:ジェーン洞)
タンカーの運転手に「問題が起きた時は電話しろ」と言った後、シモンズからブツは受け取ったから金を払えと言われ、トランクにある大金を確認していた。
黒幕
リースが連れ去り犯の携帯に近づいて行っていると、曲がり角で同じように携帯を手にしたカーターに出くわす。
その目の前には、車が到着し、男が近寄っていた。
なんと偶然にも、カーターの追っているHRのターニーが、リースの追っている手が震える男に金を渡すのだった。
同時に、ジェンの盗聴したテープから、ロシア人のヨゴロフとHRのシモンズ巡査の会話が記録されているのをフィンチが見つけていた。
また、カーターが盗撮したターニーの写真からは、タンカーの積荷が過マンガン酸カリウムだと分かる。
それを元に、バスソルトというドラッグをHRが製造して、ロシア人にさばかせるという共同事業を企んでいると突き止めた。
手が震える男を捕え、製造施設を聞きだすが、パイプが破れ副作用で手が震えた後、移転になって新しい住所は知らないと言われ、信用する。
一方ショウは、怪我をしながらも1人でヨゴロフを襲い、HRに電話を掛けさせジェンを救いだす交渉をする。
その為に必要なテープをセーフハウスから持ち出し、ジェンの救出が仕事であってHRの事は知らないと暴走する。
そして、リースからショウとHRの取り引きの話を聞いているカーターをこっそり見張るマイク。
早速、シモンズにスーツの男が待ち伏せをするとチクり、返り討ちだ、と仲間を集め出す。
だが、この情報はマイクに仕掛けた罠で、シモンズの配置した仲間は簡単に倒され、何故かリースとシモンズのタイマンが始まる。
シモンズはジェンを連れて来ていないし、リースもテープを持ってきてはいない。
殴り合いが続く中、パトカーが到着する。
その頃、ショウは製造施設に潜入していた。
ターニーの携帯からあっさり辿りつけたのだった。
銃声に怯えるジェンを見つけ助けだすショウ。
フィンチに科学には詳しい? と聞くとかなりね、と珍しくにやっとするフィンチ。
直後、施設は大爆発する。
マイクの正体
マイクはシモンズにちくった後、カーターを足止めするかのように飲みに誘う。
連れて行ったバーは主人ジェリーとは知り合いのようで握手をして挨拶をしている。
客は2人の他誰も居ない。
あくまでも、「で悩みって?」と普通に会話をするカーターだったが、マイクは「勤務中に抜けたり、スーツの男と会っていたり」と言い出す。
すると、カーターも開き直ってマイクに携帯で写真を見せる。
シモンズと密会してるマイクだった。
「知ってるわよ。
あんたがパトカーに乗ってきた時から」
マイクもまた、観念したのか本性を表す。
「苦行だったんだぞ。
1日中張り付くんだ。
立場をわきまえないビッチに。
生かしてもらっているのに気付かない。
(今頃)スーツ野郎が犠牲に・・・」
すると、カーターは人の事より自分を心配しろ、と言う。
マイクは、シモンズを嵌めた、と。
偽の情報を信じさせ、人質(ジェン)から離す事が出来た、と告げる。
驚きながらも、ジェリーという知り合いが居る事でまだ虚勢を張るマイク。
だが、当然カーターの方が上手で、ジェリーはブロンクスの元警部補で、売春婦の金を巻き上げてこの店を開いている事も調査済みだった。
捕まえるのはまだ先の予定だったが、そういう態度なら今すぐ逮捕するしかない、とカーターが言うとカウンター下に隠していた銃を向けるジェリー。
即座に撃ち返し、カーターはマイクにも銃を向ける。
そして、撃った銃はマイクから奪い取っていた銃で、マイクに犯行を押し付ける事が出来る、と止めを刺す。
だが、今は何もしない、と。
その代わりとして、マイクに自分の手下になれ、と要求した。
ルート
ショウはジェンから信頼の証に渡されたレーニン勲章をベッドサイドのライトに飾って、寝ていた。
お礼や喜びという表現は出来なかったが、初めて子供を抱き寄せたのかもしれない。
さぞや安眠できるかと思いきや、そうはさせてもらえなかった。
目を開けると目の前にはルートが居た。
スタンガンのようなものをショウに向けている。
「会いたかった?」
起動すると、楽しい事しましょ、と言いアナログ・インターフェイス・アクティブと書かれた波形が動き出した。
つづく。
かんそう
シーズン3は、結構ショウさん推しなんでしょうかね。
私はショウさん好きなので、全然問題ないですが。
今回はショウさんの幼少期が登場しました。
親が死んでも悲しみを感じないと言う事に気づいた少女時代のショウさん。
そんなショウさんに、ジェンという頭の良い少女の組み合わせ。
最初は、苦手と決めつけ相手にしていないのですが、一緒に逃げる間に、少しずつ距離を縮めるという・・・。
王道ですね。
面白かったのは、ジェンの質問攻めの中に、どんな組織なの? から最後は「犬(ベア)のために(人助け)やってる」って言ってた所w
返答に困ったとはいえ、ベアの事好きすぎでしょw
ジェンは最後は、フィンチが後見人になってました。
良かったね。
そして、やっぱそうだよね、なカーター。
ちょっとドキドキ心配してた事もありましたが、カーターがあんな若造に騙される訳ないよね。
でも、はっきり言ってくれないと分からなくて、ドキドキしちゃうんですよw
だけど、手下にするってのは・・・。
これもまた心配!
だってバカな新人の振りしてるって言ってたけど、バレバレって事は実力も・・・お察しって事では?
大丈夫なのかしら。
って、そんな事より、もっと心配なのがショウさんですよ!
ルートに連れて行かれたっぽいんですが!!!
どうなっちゃうのー!?
なんだか、リースとフィンチ、決して活躍していなくはないんですが、女性陣のインパクトが強すぎて、尻に敷かれているような印象になってしまう今日この頃。
特にベアを連れて2人と1匹でいると、ほのぼのゲイ・カップルのお散歩に見えてしまう・・・。
一生懸命お仕事してるのにね><
(イラスト:Simoom、文:ジェーン洞)