あらすじ
#8「不意打ちのキス」はこちら
ソルのアパート周辺
実家に戻ることになったソルが、引越しの準備をしていると、
ボラとウンテクがジョンを連れて訪ねてきた。
手伝いをする前にまず昼食を食べよう、と外に出ると、
もっと早くに手伝いに来るハズだったイノとジュンに会い、そのまま合流する。
帰り道、買い出しして部屋でみんなで飲もうとなり、
ソルは一足先に一人アパートへ戻る。
すると、部屋の前には、最近周囲を騒がせている泥棒がいた。
襲われるソル。
駆けつけたジョンを見て泥棒は、ソルを階段から蹴落とす。
怪我をしたソルを介抱するジョンを尻目に、泥棒は逃げ去った。
逃げおおせたと路地裏で安堵する泥棒の前に、ジョンが現れる。
「お前は狂っている」と言われながらも、泥棒を執拗に痛めつけるジョン。
そしてその冷酷な姿を、偶然にも近くまで来ていたソルは見てしまう。
路地裏から出てきたジョンは、ソルに手を差し出すが、払いのけられてしまう。
互いにハッとする二人のもとに、警察やみんなが集まってきて、
ソルはイノとジュンに連れられて病院に向かうのだった。
病院
翌朝になり廊下でずっと待っていたジョン。
ソル『これからはあそこまでしないで』
ジョン『後悔してる』
(あれは、わたしを想ってやったこと。心配ない。)
自らに信じさせるかのようにそう思うソルだった。
ヨナ大学
ジョンとの楽しい２学期が始まった。
それは同時に往復４時間の通学の始まりでもあった。
教室でソルそっくりにイメチェンしたミンスの姿に、ソルは驚かされる。
ジョンとの交際を秘密にしたかったソルだったが、
ジョンはあっさりと公表してしまう。
ソル『いきなり公表するなんてどうかしてる』
ジョン『隠すことじゃない』
仲の良いやり取りを復学したオ・ヨンゴンが見ている。
『本当に付き合ってるのか。あきれるぜ。
お前らだけが恋愛中かよ。』
2人に見つかると慌ててその場を後にする。
ジョンは、テラングループのインターンに合格したことをソルに伝えた。
大学の構内
ソルの前に姿を現したヨンゴンは、
ジョンの正体を突き止めバラすと告げる。
ソルが「ジョンに言う」と返すとヨンゴンは
離れていった。
(回想)オ・ヨンゴンとの悪縁
ソルが何かにつけてジョンに苦しめられていた時期。
バスケットの試合でのこと。
ボラにアプローチするヨンゴン。
試合に出させてもらえず、観覧席のボラにちょっかいを出し始めた。
それを見たウンテクがヨンゴンの顔面にボールを投げつけ、争いに。
ヨンゴンは、止めに入ったジョンを殴ってしまい、みんなに責め立てられる。
『お前らも目を覚ませ。ウソも見分けられないバカどもめ。偽りの姿だ』
ヨンゴンは言うが、耳を貸す者は一人もいなかった。
結局、ヨンゴンがジョンに謝り事態は収拾した。
その後、構内のベンチに座りうなだれるヨンゴンに同情したソルは、声をかけ慰める。
そのやり取りを校舎から見ていたジョン。
それ以降、ソルはヨンゴンに付きまとわれてしまうことになる。
ヨンゴンは、ソルが自分を好きだとジョンから聞かされたと言う。
ソルは、そのことでジョンに文句を言いに行く。
ジョンの隣で聞いていたサンチョルが
先日の件でジョンに謝りにきたヨンゴンが『自分の味方はソルしか居ない』
と言っていたことに相づちを打っただけで、
ヨンゴンの勘違いだと説明し、
ジョンも『すまない、そんなつもりじゃなかった』と言う。
ソルは納得しきれないながらも立ち去る。
しかし、その日を境にヨンゴンはソルの前から消えた。
後味は悪かったが忘れることにしようとソルは思った。
ヨンゴンの言うことも気にすることない。
どうせ作り話だ。
ソルの母の定食屋
ジュンの紹介でバイトを始めたイノだったが、
その働きっぷりを見たソルの叔父から
カフェの荷物の片付けを頼まれる。
ちゃんとバイト代も出るという。
二つ返事で了解するイノ。
カフェの倉庫
ガラクタ置き場のようになった薄暗い部屋。
荷物の中に埋もれたピアノを見つける。
そして、ピアノを弾くあの頃の自分を思い出す。
(回想)高校時代
高校生の頃のジョンとイノとイナ。
イナは下手な絵を描いていた。
それをバカにし夢を諦めろと言っていた自分を思い出すイノ。
夢を諦めることがどんなに辛いことなのか知らなかったあの頃の自分。
『俺は知らなかった 夢を諦めることの意味を
忘れかけた昔の夢が こころをえぐることを』
思わず鍵盤を叩くが、電源の入っていないピアノは音を出さなかった。
ソルとジョン、帰りの車の中
ソルはジョンから、テラングループの御曹司だと知らされる。
住む世界が違うと思い知らされるソル。
別れ際、キスされそうになり 思わず緊張して避けてしまったソル。
チャンスを逃してはならないと、
ジョンの両頬を両手で押し挟み、頑張って自分からジョンの頬にキスするソルだった。
逃げるようにソルが車を飛び出すと、同時に雨が降ってくる。
ジョンは急いでソルを追いかける。
雨の中走ってきたソルを、雨宿りしていたジュンが呼び止める。
２人は電器屋のガラス越しに電気コードを見ていたイノを見つける。
傘を持っていたイノに入れてもらい、3人は歩きだす。
その３人傘で仲良さそうな後ろ姿を、追いかけてきたジョンが背後から見ていた。
カフェの倉庫
ソルが電気コードと楽譜を持って来る。
『これが欲しかった？』とソル。
イノ『よく分かったな』
ピアノが音が出ない事を確かめるソル。
『接続すればいい。』
『"ツェルニー"なんか...俺にこれを弾けと？』とイノ。
子供の頃使っていた楽譜は落書きだらけだ。
『ちょっとレベルが低いわね。ごめんなさい。』
電気コードも持って帰ろうとするソル。
止めようとするイノ。
ソケットと楽譜を引っ張り合って
ソルが離すと尻餅をつくイノ。笑うソル。
ソル『必要でしょ。頑張って』
イノ『わざとだな』『お前』
ソルは手を振って立ち去る。
『心を見透かされたみたいだ』
早速、コードをつなぐ。
鍵盤を叩くと今度は音が出た。
ヨナ大学
ジュンから、イノと一緒に遊びに来たと
連絡をもらい、慌てて教室を飛び出すソル。
その時、ジョンに買ってもらったストラップを落としてしまう。
拾うミンス。『ソルにそっくり..』
音楽学部に吸い寄せられるように進むイノ。
ピアノの練習室の前で立ち止まる。
中に居た教授がイノに気づく。
イノはとっさに逃げるが呼び止められる。
『ペク・イノ？』と教授。
イノのことを知っているようだった。
シム教授『私に見覚えは？』
イノ『いつも(イ教授の)隣に居たやつだ』
シム教授『そうだ 相変わらず生意気だな。』
昔の恩師のイ・ウヌ教授と一緒に居たシム教授だった。
再び逃げ出すイノ。
そこへ ソルがやってきて走り去るイノとすれ違う。
イノを追いかけようとするソルは、シム教授に呼び止められる。
そして、名刺を渡されイノへの伝言を頼まれる。
その時、ストラップを失くしたことに気づく。
構内の庭で、失くしたストラップを探すソルとジョン。
『これで見つからなかったら諦める』と
ソルは地面に鞄の中をぶちまけて探し始めた。
さっきの名刺をジョンが見つける。
『僕が渡す』と言うジョンに
『ケンカさせたくないから一緒に行く』
とふたりでイノに会いに行くことに。
カフェの倉庫
イノに伝言を伝えに来たふたり。
イノはピアノの前に座っている。
(今さらピアノなんて)イノはピアノを見つめている。
それを見たジョンは、
『弾きたいか？』と。
ジョンを連れて来たことに驚くイノ。
ジョンは預かっていた名刺を渡そうとするが
受け取ろうとはしないイノ。
ジョン『ピアノに未練がありそうだな』
イノ『黙ってろ。お前に関係ない。』
ジョン『留学させてやる』
イノとソルは驚きジョンを見る。
『笑わせるな。』と抵抗するイノ。
『気が変わったのかと..意地を張る必要はない。
お前の好きにしろ。だが、ソルは巻き込むな。』
一方的に言い捨てジョンは、ソルと立ち去った。
残されたイノは呆然と立ちすくむ。
かんそう
わたしのためだったと言い聞かせて、理解しようとしたソルの気持ちもわかります。
どうしてジョンがそういう人間になってしまったのか、見どころですね。
そしてオ・ヨンゴン。
あのキャラ本当にキモい、ウザい。
出てくるたびにぞわぞわしてきます..
上手いな～。
このドラマみんなハマり役ですね。
役柄の個性がしっかりしていて飽きません。
今回の題名、『心をえぐる昔の夢』ということで
高校時代の回想がありました。
ジョン・イナ・イノ（ベム・ベラ・ベロみたい？）
の学生服が新鮮でした。
イノは再びピアノに触れました。
また夢を求めて歩き出すのでしょうか。
どうして夢を諦めることになったか、早く知りたいです。
ジョンとソルの関係もどうなっていくのか気になり過ぎて、
ＤＶＤレンタルしようかそれとも
知らないままＴＶで観ていく方が楽しめるのか悩ましいです。
登場人物の紹介はこちら
#8「不意打ちのキス」はこちら
(イラスト＆文：SiMoom)
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