あらすじ
2023年6月17日~AXNでシーズン9先行放送(1話~4話)
発砲事件
ハビのベーカリーに長く潜入しているアナにボイトが次の段階を指示した。
「ハビに近づけ」
そんなある日、ジェイとアプトンがベーカリーを監視していると、店の前で発砲事件が発生する。
マスクを被った男が、車から降りた男を撃って去って行った。
その場にいたジェイの弾を受けている。
車の中には身重の妻もいたが、撃たれずに済んでいた。
その騒ぎにアナが飛び出してきて、知らぬふりをしてアプトンを手伝う。
男は搬送後に死亡した。
ハビに監視を悟られないよう、地元警察を装って捜査をする。
被害者のジョシュア・デソトは、元ギャングだが一年前に出所して以来、足を洗っていた。
妻に話を聞くと、ギャングとはもう一切関係がないと言い切った。
「休職中でベーカリーを訪ねるところだった」
アナにとっては好都合な事件だった。
この件を話題にハビに接触できる。
すると、話題どころか容疑者と思われる負傷した青年が店に駆け込んできた。
「すみません、行くところがなくて……」
ハビと2人きりの閉店後の出来事だった。
容疑者
アナが店の中にいれると従業員のエイドリアンだった。
驚き、すぐに救急車を呼ぼうとするとハビに止められる。
「病院へは連れて行かん。彼を助けたいならやれ」
ハビの指示でエイドリアンを厨房に運び、応急処置をした。
アナは監視を意識して助けを求めるが、ボイトが阻止をした。
その後、ハビはアナにエイドリアンの家まで送らせた。
朝になり、エイドリアンが意識を取り戻すとアナは犯人であることはわかるといい、「ハビに頼まれたの?」と聞いていた。
するとそれをいつの間にか家にきていたハビが聞いていた。
アナはハビに追及される。
「私を何だと? よく知りもしないで」
「知らないからこそです」
アナはごまかすことなく、ハビの対応を見てそう思ったと伝えた。
するとハビはアナのことを調べ上げていたことがわかった。
「私は従業員全員のことを把握してる」
顛末
エイドリアンの家を出たアナは、特捜班に忍び込んでボイトに状況を伝える。
「エイドリアンは大事な存在のことでしくじったとか。ハビは関与してない」
オフィスにあるボードには容疑者の詳細が書かれている。
「私の事も書いてある?」
「ああ」
エイドリアンは勤務状態からハビの運び屋をしていたことがわかった。
アナが聞いた「大事な存在」から調べると、それが遺された妻エミーだと判明する。
エミーとエイドリアンが近所だった時期がある。
だが二人の接触の痕跡は残っていない。
エイドリアンの自宅に突入すると、ボイトが自殺しようとしているエイドリアンを見つける。
ボイトは手にした銃を下ろすよう、説得した。
「彼が帰った後にやるはずができなくて……」
自殺がハビに指示されたものなのは明らかだった。
「ハビにお前の命をささげる必要はない。死ぬことを約束させるなんておかしいだろ」
だがハビは泣きながら「恩人だ、約束した」といい引き金を引き、ボイトの顔に血を浴びせた。
自殺強要で逮捕することもできるがボイトには不十分だった。
「奴にはあらゆる罪を償わせる。一つ残らず」
決心
アナが今度はボイトの部屋に忍び込んでいた。
ボイトはもう二度と勝手に来るなと念を押す。
そしてエイドリアンの後釜の運び屋になれと指示を出した。
それにはアナは条件を出した。
「やることはやるけど、私も何か欲しい」
アナは自分だけが他人に情報を握られていることに不安を抱いていた。
かといって望みが何かもわからない。
信じてやっていることでもある。
迷っているアナにボイトは迷わずに言う。
「何も与えられん」
ボイトの生活を見てそんなわけないでしょ、とアナはいう。
大きな家に一人暮らし、家族の写真。
「もういない」
息子も、全員死んだと聞くとアナは驚いた。
「俺には仕事しかない。仕事しか残ってない」
アナは何も言えなかった。
そして翌日。
アナはエイドリアンの後釜となり、ハビの運び屋になっていた。
かんそう
アナと特捜班にとっては棚ボタの事件が起きた、という感じでした。
エイドリアンは、まだ子供だとアナが言っていたんですが(見た目は大学生くらい?)、ハビが自分はガチガチに固めているのに、運び屋にはそんなあまり賢くない子供を使っているのが謎でした。
ハビにとって、エイドリアンの行動は自殺行為では?
店の前で発砲とか。実際ハビに関係なくても、ハビを悪目立ちさせているし、ハビを困らせている。
なんとなくですけど、アナとボイトの絆が強まれば強まるほど、あーハビ逮捕できるけどアナの命と引き換えなのかな~とボイトの孤独はプラマイゼロになるように思えてしまいます。
でもそれがボイトなんだろうな~。
今回は静かな中にも凄みや渋みがあって、やっぱりボイトは格好いいなと思いました!
にしてもアナが凄いのかもしれませんが、特捜班もボイトの家もアナに勝手に入られてしまうの、やばくない?w
2 件のコメント:
アナの正体がいつハビにバレるのか、怖くて仕方ありません。
傷を縫うシーンはきつかった。
そうまでして生かしたエイドリアンに自殺を強要するなんて、ハビの怖さは底知れず。
いきなりエイドリアンの家に来ているのも恐怖。
アナが外に出て連絡しようとしたら、車2台がパッシングして、あまりのカッコ良さと安心感にヘロヘロ〜ってなりました。ミーハーですね。
アナにどんどん情が移りますが、以前リンジーが救おうとして、pdで電話番したり警官になる勉強をしていたあの子みたいに、なんとか真っ当な道に入らせられないのでしょうか。
このままだと悲しい別れが予想されて、つらいです。ボイトはそれも承知で使っているのでしょうが、なかなか非情な世界ですね。そこが痺れるんですが。
感想ありがとうございます!!
リンジーが助けた女子はナディアですね!
大好きでした!!
アナはもともと情報収集能力を買われたところがあるので、そこがナディアとは大きく違うんですよね。
でもナディアの最後も……。
PDにハッピーエンドを求めてはいけないんだな、と改めて気づかされました!
コメントを投稿