あらすじ
2023年6月17日~AXNでシーズン9先行放送(1話~4話)
偽造ドラッグ
アトウォーターはバーンサイドのビルを手に入れた。
セレステも喜び、「幸せな黒人家族」の絵をプレゼントする。
それを描いた生徒のボビーにビルの壁画も頼んだ。
まだセレステには本当のことを言っていない、仲間にもセレステと会っていることは言えず嘘をついた。
そんな中、偽造ドラッグのせいで死者が増えていた。
トバルという男がボスで蔓延し、もう8人が死んでいる。
アトウォーターが潜入していたが、これ以上死者を出せないとボイトに急がされる。
「今夜決行しろ」
アトウォーターはジミーという男を利用していた。
ジミーの弟ナンドはUFCのデビューを狙っている格闘家だった。ジミーの裏稼業についてナンドは知らない。
ジミーの夢はナンドがUFCで稼いで、足を洗うことだった。
ジミーを急かしてトバルの家での取り引きに取り付けるが、トバルは商売下手で部下を使いに出し、約束より少ない量を持たせて金を巻き上げた。
ジミーはトバルに代わってアトウォーターに謝罪をしてなだめる。
そして警察に気づくとまっさきにアトウォーターを逃がそうとするが、アトウォーターは逃げず、ジミーが逮捕されるのを見ていた。
ジミー
アトウォーターが潜入捜査官だったと知ったジミーはショックを受ける。
完全に信用していた。ジミーは悪事はしても、悪い人間ではなかった。
「手を貸すか、60年入るか」
協力はしないというジミーに、ナンドの応援ができなくなるぞと脅して無理やり協力させた。
ファイトバー
ジミーの手引きでトバルが経営するファイトバーに潜入する。
ちょうどナンドの試合があり、ジミーが見にいくのは自然だった。
そこでトバルを直に紹介してもらう。
バーは会員制のため、アトウォーターだけがカメラをつけて潜入した。
トバルと話をするが、試合前は話さないと相手にされなかった。
とりあえず試合を見ようと、一度ナンドの応援をするジミーと別れた。
だが試合が始まると、いつの間にかジミーの姿を見失ってしまう。
ジミーの盗聴器も反応しない。
アトウォーターが店の中を捜し、立ち入り禁止のオフィスに入る。するとそこでトバルと出くわしてしまう。
トイレを捜してたといっても、トバルはアトウォーターに銃を向けた。
だがアトウォーターはひるまずその場をごまかした。
その頃、店の通用口からジミーが抜け出すのに気づいた。
アプトンが追うとカージャックして逃走する。
そして、ナンドのドラッグでの死者がまた増えた。
ジミーの行方
ボイトはアナを呼びだし、ジミー捜しを手伝わせる。
アナは誕生日会だったのに、とボイトにもピンクのカップのシェイクを渡した。
「それ不味いよ」
アトウォーターにもジミーが何をしようとしているのかわからなかった。
街を出ていないことは監視カメラで分かった。
その夜、アトウォーターは自分のビルの前でセレステと待ち合わせをしていた。
壁画を頼むボビーを紹介してもらうために。
すると怪しい車に気づく。
セレステに知り合いの車か?と聞かれると、勘違いだとごまかした。
翌日、その車にジミーが乗っていたことが確定した。交通カメラに残っていた。
だがアトウォーターは見てなかったことにしてしまう。
アナの情報で、ジミーがトバルから大金を盗んだことがわかった。
「ジミ―は賞金首よ。試合中、隠しカメラに気づかず堂々と金庫を開けたらしい」
恐らく金は弟のためだろう。
ジミーがナンドの為に借りた閉鎖されたジムを捜索する。
するとトバルの手下と倒れているナンドを見つける。
ジミーの追っ手2人をナンドが倒していたのだった。だが腹部に銃弾を受けている。
トバルとジミーを追うが、アトウォーターは黙っていられずバージェスに昨夜、ジミーの乗る車を見ていたことを打ち明ける。
「無線も持ってなかったし、セレステといたから言えなかった」
騒ぎにしたくないし、何よりセレステに警官だと言ってないから。
バージェスは驚きながらシンプルな疑問をぶつける。
「どうして本当のことを言わないの?」
ジム内でナンドの携帯が発見された。
ジミーからの着信履歴が残っている。するとアトウォーターに同じ番号からかかって来る。
「どこにいるんだ!?」
ジミーは弟を気にしていた。
「ナンドは生きてる。俺を信じろ、助けてやる!」
だが電話は切られてしまう。
携帯の情報から位置を探ると2か所の場所が浮かび上がった。寝床と金の在り処だろう。
ナンドの病院にも警官を配置する。
そこへジミー目撃の情報が入る。
情報を頼りに周囲を捜索とするとアトウォーターがトバルとジミーの車を見つけた。人気のない廃墟の前に止まっていた。
無線を切って一人で侵入する。
するとジミーがトバルに銃を向けているところだった……。
アトウォーターは撃つな、とジミーを説得する。だがナンドを撃ったのがトバルだった。
「こいつは自白したんだ」
ナンドは無事だといってもジミーは信じない。
「お前のことはもう信用しない。全部お前のせいだ」
アトウォーターは銃を置いて説得するが、ジミーはナンドを撃った。
「なんでこんなことを。助けてやれたのに」
ジミーを捕り押さえながら言う。
「なら助けろ。正当防衛にして。最後の嘘をもう一度だけ」
仲間が到着し、ジミーを連れて行く。
アトウォーターは黙って考えた。
ボイトがアトウォーターの元にやってきた。
「ジミーは正当防衛だと主張しているが?」
アトウォーターははっきりと否定する。
「紛れもない殺人です」
セレステ
その夜、アトウォーターはセレステに警官であることを打ち明けた。
「君は警官が嫌いだろ。言えなかった」
「私をバカにしてるわ。組織と個人を区別できない愚か者だと?」
警官だと言えば先入観をもったはず、と言い訳をするがセレステはそんなことはない、と否定する。
「あなたが本当に好きだから、一緒にいたわ」
でももう遅い。
今すぐ出て行って、と追い出された。
かんそう
アトウォーターの購入したビル、一般的な感覚では凄く大きいんですけど!
アメリカ的にはそうでもないのかな?
これからはビルオーナー? でもボロっちくはあるから修繕費とか管理とか大変そう……とめちゃ現実的になってしまいましたw
その辺も地域的には気にならないのかな?w
と、手に入ったものがあれば失うものも。
嘘をついている関係なんて長続きするわけないんですから、来る時が来たって感じではありますけど。
ビルの絵、どうなっちゃうんだろう、とそれが気になりましたw
潜入捜査は本当に考えただけで気が狂いますね。
実際にやっている人のことを考えると、凄いとしか言えません。
コメディのブルックリン99では、長年潜入捜査をしていた警官を完全にいっちゃってるキャラとして描いていましたが、その方がリアリティあるというか。
正気じゃやってられない!
ジミーのように誰かの人生を確実に狂わせてしまうんですから。
そう思うとアトウォーターは、セレステに最後まで嘘をつきとおした方がよかったのかな~?とか、そんなことを考えさせる組み合わせでした。
真実を告げるのではなく、別れ話をしていた方がよかった??
でもアトウォーターがセレステを諦めきれないんだから、仕方ない……。
今回の見どころはボイトとピンクのシェイク! 完全に狙ってましたw
2 件のコメント:
仲間にも彼女にも嘘をついたり隠したりして、さらに潜入捜査もしていたら、どれが本当の事なのか混乱してきそうですよね。潜入捜査ってドラマや映画ではかっこよく描かれてますが、その間の本当の生活や人間関係を破壊しかねませんね。大変な重圧だと思います。
怖かったのは、ジミーが、弟を殺したと思い込んだ相手を撃ち殺したシーン。
処刑みたいだし、ちょっと考え直したかに見えてまさかの銃殺は、真に迫ってて怖ろしかったです。
アトウォーターの彼女さん、ショックなのはわかるけど、いきなりシャットアウトはちょっと厳しいなぁ。考える時間をくれ、みたいにならないのかな。
感想ありがとうございます!
セレステ的には、嘘そのものよりも自分がアトウォーターに見下されていた? のがショックだったんじゃないでしょうかね~
どうせ頭ごなしに否定するんだろうな、と。
何にせよ嘘ついたままではうまくいきっこないんですが。
コメントを投稿