【最終回】生まれ変わってもよろしく⑫「運命の糸を解くのは自分」

 

出演：シン・へソン、アン・ボヒョン、ハ・ユンギョン
原作・制作：イ・ナチョン、チェ・ヨンリム、ハン・アルム

全12話(2023年6月17日〜7月27日)  毎週土·日21:20〜

 

 

 登場人物の紹介 

「前世の記憶は自分にかけた呪いだった」
虚無感と悲哀に涙するジウムの頭をソハは優しく撫でた。
前世でも現世でも常に自分を気遣ってくれるソハにジウムは感謝した。

訪れたジウムに、自分のことを思い出したら復讐に来ると思ったと言うミンギ。
ジウムはソだったらそうしただろうと返した。
「１０００年前の過去は無力です」
エギョンを救う為には前世の記憶を消すしかない。
しかしそうすると、ジウムの前世からの記憶と関わった人たちは消えてしまう。
ジウムの心に迷いが生じる。



今までのお詫びと好きになってくれたお礼だと、チョウォンはドユンに花束を渡した。
ドユンはチョウォンに辛い思いをさせたくないから身を引くと言うも、本当は「逃したくない」のだと、チョウォンに心の内を明かす。
チョウォンはドユンの気持ちを受け入れた。


ソハは収監されているサンヒョクと接見する。
母のサンアが亡くなった時、父と一緒に泣いて辛さを分かち合えば事故も防げたはずだとソハは言う。
そして、自分は不幸にはならない、幸せを求め続けるからと伝えた。
その後に接見したドユンにソハは、来年からの(ドユンの父の)祭祀は一緒にと言う。
家族だけでやると断るドユン。しかしソハは既に夫婦のようなモノだからと譲らなかった。


エギョンはジウムたちに見守られ手術室へ入る。


ソハはジウムの様子を見て心配になる。
そしてミンギに会いに行き事情を知ることに。
事情を知ったソハはジウムに全て忘れてしまったら今度は自分が見つけ会いに行くと約束する。
そして、カップルリングを贈った。


ジウムはチョウォンと実家(ジュウォンの家)へ行き、母の手料理をごちそうになる。
ジュウォンの部屋で懐かしくなり思い出に浸るジウム。
母「ユソン」が来て、ジュウォンは不思議な子だったと話す。
”戻って来る”と言ってたのを思い、そのままにしてあるのだと。
ジウムはユソンに抱きしめていいか聞きユソンを抱き締めた。



”全て忘れる軽やかな気持ち”と”４文字の言葉”が前世の記憶を消すカギだという。
ジウムは１回目の人生で息絶えた橋で再び巫鈴を手にする。
そこでソと対面すると今は幸せだと伝えた。
そして、”もういい”とも。


前世からの呪縛を解かれたジウムは、MIモビティで自動運転の研究をしていた。

買い物中にチョウォンに話し掛けられ名刺を交わす。
チョウォンから聞いた(エギョンの)キムチ煮込みの店で絶品キムチ煮込みに舌鼓を打っていると、
後ろの席の男がティッシュを差し出してきた。
ソハだった。しかし、ジウムはソハを覚えていなかった。


ジウムはMIグランドホテルに招かれ、プールでソハと再会した。
ソハがこのホテルに自分をスカウトしたことを知る。
会いたかったと言うソハに、ジウムは戸惑うばかりだった。
困惑するジウムにソハは、なら自分と付き合ってみませんかと提案した。
以前ジウムがソハにしたように...。
ソハは、同じカップルリングをしてることを指摘した。

「今日から３回”付き合って”と告白します。３回断られたら潔く諦めます」
そしてソハは早速１回目の告白をする。
「今世で最初の告白です」
ソハの言葉に笑ってしまうジウムだった。

（イラスト＆文：Simoom/海外ドラマクイーンズ）