あらすじ
キッドとセブライド
キッドが戻ってきた。
これまでの経緯を説明されるが、セブライドは腑に落ちない。
「急に空いた小隊長の席に躊躇してしまった。未来をガチガチに固めたくないと思って」
キッドは直接話したかったから連絡をしなかったと謝ったが、ぎくしゃくしたままが続く。
数日後、キッドが問い詰めると、セブライドは胸の内を明かす。
「小隊長にならなかったことはいい。だが音信不通はダメだ。本当に結婚したいのか?」
キッドは即答しなかった。
キッドの働きを見たペラムからは、きっと君の小隊長の座を奪ったのだろうと謝られた。
「奪われてない。私が降りただけ」
相応しいのかどうかは自分の目で確かめる、とキッドはペラムにプレッシャーをかける。
リッターと新人警官
ローワー・ワッカーのトンネル内で多重事故が発生した酷い現場で、一人の若い警官タイラー・ディロンが怯えて腰を抜かしていたところをリッターが発見、救出していた。
ディロンは救出に入ったものの、目の前で人が焼かれて死んでいくのを助けられなかったと、ショックを受けていた。
なんとかリッターが励ましてトンネルの外に連れ出した。
だがディロンの相棒である上司は、パワハラ気味でススまみれで憔悴したディロンを心配するどころか、「連絡にも出ないでどこにいたんだ!」と頭ごなしに叱った。
ディロンの様子が気になるリッターは、マウチ経由でプラットに探りを入れてもらう。
すると、ディロンは13分署の新人で、あの後辞表を出していたことがわかった。
その夜、モリーズへ行くとディロンが残したというリッター宛ての手紙を受け取る。
「救助を無駄にしてごめん」
すぐにモリーズを飛び出して、ディロンの自宅に向かった。
心配したものの、ディロンは自殺するつもりではなかった。
「軽率な表現だった。君がヒーローだと言いたかっただけなんだ。僕は違うけど……」
ずっと警官に憧れていて、せっかくなれたと思ったら実態は想像以上に厳しかった。
そうがっかりしているディロンにリッターは自分の話をする。
「僕も最初は怖くて動けなかった。自分にあってない、と辞めようとしていた」
それが今ではあっていると言われるようになったのは、辞めずに続けていたからだ、と。
励ましによりディロンは辞職を取り消すことになるが、リッターにはまだ不安が残っている。
自分にはマウチやハーマンなどの味方がいて、その存在も大きい。だがディロンの上司はとても味方には思えない。
それをマウチとハーマンにこぼすと「俺に任せろ」とマウチが胸を叩く。
マウチは、プラットとディロンを結びつけた。
まだ警官を続けたいという意思を確認するとプラットが支援を提案する。
「21分署に異動させるわ。まともな相棒をつけて、私が見守る」
ディロンは最高です、と前向きになった。
クルースとヤドカリ
プリスクール選びで悩み続けていたクルースは、火災現場の車に「ハッピー・ビレッジ・プリスクール」と貼ってあるのに気づく。
車内をよく見ると、ケースに入ったヤドカリのハーミーが残されていた。
現場で声をかけても誰も知らなかったので署に持ち帰り、スクールに電話をする。
すぐにジェシカという先生がヤドカリを取りに来た。
たまたま対応したのがキャップだったことから、二人はデートをすることになる。
下心のあったクルースはキャップが失礼なことをしないか心配になるが、翌日もデートの約束をしたと聞き、期待が高まる。
夜、モリーズでクルースはキャップからオーチスの面接を取り付けたと報告を受けた。
「すごいな! うまくいってるんだな」
「いや、俺の名は出すな」
キャップに期待したことを後悔した。
バイオレットとホーキンズ
シルビーがグリフィンの誕生日をサプライズで祝うため休暇をとり、交代要員がくることになった。
期待しないでいるとホーキンズ・チーフだった。
現場を共にすると、二人はますますお互いを認め合う。
仲良さそうにしている二人をギャロは気にした。
ペラムとキルボーン
本社に行ったボーデンはペラムと一悶着あったキルボーンに声をかけられ、お互い初対面の挨拶をした。
最初は火災現場で活躍したボーデンに好意的だったが、ペラムを小隊長にした話題になると雲行きが怪しくなる。
「俺に相談しなかったな。そのうち後悔するぞ」
ボーデンはその件をペラムに包み隠さず伝えた。
「俺への敵意が署には向かないと思ったが、違ったんですね……」
問題がないといい、と二人で言い合うとその話をキッドが偶然盗み聞きしていた。
つづく(シカゴファイア シーズン10 あらすじへ)
かんそう
案の定? キッドが小隊長になるストーリーが始まったような雰囲気になりました。
うへ~。
まあペラムは申し訳ないけどドラマ的には面白みのないキャラで、テンプ感しかないですもんねw
これまではギャビーとケイシーが不仲から本当に別れましたが、そこにはギャビーの降板という事情がありました。
これでキッドも……となるとほぼ同じ流れになるのと、キッドはちゃんと戻って来て小隊長に対しても前向きなことをボーデンに伝えています。
完全に主観ですが、期待してがっかりするのがいやなのでどうせキッドが小隊長になって、セブライドと結婚もするんでしょ~、と最悪?のパターンを想定しておきますw
それにしてもプラットの裏ボス感いいですね~!!
ディロンの姿はシカゴPDで見られるようになるのかな?
つくづくマウチとプラットを結婚させた人天才って思いますw マウチが頼もしいんじゃなくてプラットが最強すぎるw
2 件のコメント:
プラット、良いですね。
頼りになる!
ディロンにとって最強で最良の解決策でしたね。
キッドのギラついた感じ、渇望感がどうしても苦手です。
今回は皆んなに言い訳してプレゼンしていたような。。
ボーデンまでもキッドに言いくるめられてる。
セブライドと結婚かー。もういいなぁ、今さら感すごいし。
今回は珍しくキャップの台詞が多くてよかったです。
感想ありがとうございます!
キッド苦手なのが自分だけじゃないとわかるとホッとしますw
キャップたまに活躍しますよねw
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