The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン5 のあらすじ・ネタバレ
The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン3までの主な登場人物はこちらです。
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2023年4月6日~/毎週木曜日 スーパー!ドラマTV 日本独占放送(全10話)
(アメリカ配信2021年6月~)
新人アソシエイト・カルメン
新人アソシエイトたちが入社した。中には弁護士を目指すマリッサの姿も。
黒人女性のカルメン・モヨは、誰も手を上げなかった殺人で服役中の麻薬王「オスカル・リビ」の担当に立候補した。メンターはバリー。
苦情申し立ての面会が初の仕事となるが、バリーのIDが切れていて面会不可となる。
だが事前に「話を聞いて帰るだけだ」と言われていたカルメンは、それなら私一人でもできる、と一人でリビと面会をする。
カルメンは直前にネットで事件の記事を見て、カルテルのナンバー2ダニエル・バネガスも殺人で逮捕されているのを知った。
リビはスペイン語を話すので、通訳が一人ついた。
カルメン一人で来たことに呆れつつも、リビはWIFIや食事のクレームをつける。
するとカルメンは「これまで事務所の対応が悪かったのは通訳のせいかもしれない」とスペイン語で直接伝えた。
「私からは言えないけどあなたなら通訳を追い出せる」
リビはその場で刑務所が手配した通訳を追い出し、カルメンと二人きりになった。
「あんた何者だ? なぜ俺を助ける?」
「弁護士だから」
「大勢雇ったが俺はまだ投獄中だ」
「私は新卒です」
リビは笑った。
「まだ悪い弁護士にはなっていないと?」
そしてカルメンを気に入った。
その後、カルメンはダニエル・バネガスと面会をした。
バネガスは、第一級殺人で30年の刑を受けているが、カルメンは「リビは冤罪でそれを晴らす情報をあなたが持っていると言っている」と伝える。
「あなたの待遇も良くなる」
そしてリビの代理だというチャールズ・レターからリズに電話が入った。
「リビは今後カルメンとしか面会しない」
カルメンは入社2日で、麻薬王を顧客につけていた。
リズはカルメンを呼び出し、様子を伺うがカルメンは「これまでの担当者が犯罪者だからとないがしろにしていたのでは?」と自分が気に入られたのは真摯に接したからだと自信満々だった。
リビの申し立て裁判が行われた。
カルメンを心配したリズも見学している。
カルメンは面会してリビが無罪ではないかと気づいた、ときっかけを告げ、チャールズ・レスターがバネガスの弁護士として証言した。
「依頼人が罪の意識からすべてを打ち明けたいと、リビ氏の犯行の真犯人は自分。宣誓証言で凶器のありかも述べている」
それは都合よく、警察が見つけられなかった銃だった。
判事はカルメンを呼び、「君の依頼人はしたたかだ。未熟さにつけこまれるな」と注意をする。
「制度を悪用する悪党は大勢いる。隙を見せるな」
それでもカルメンは「依頼人を弁護するだけです」と姿勢を変えなかった。
法廷で勝利はしたが、リズはカルメンに苦言した。
「事務所の評判を保つことのほうが長期的には重要なの。あなたが何をしたか尋ねる気はない。優秀だから雇った。注意してほしいの。事務所を危険にさらすような行動はとらないで」
カルメンはその間、ボールぺンを回していた。
リズはカルメンのメンターになることをその場で決めた。
「ありがとうございます。父上を尊敬していた」
リズは複雑な顔をした。
もう一つの法廷
ダイアンのクライアント、トニは元教師でコロナで休校になった子供たちに勉強を教えていたところ、偏った思想を子供に植え付けられたと親たちに訴えられてしまった。
その同じ裁判で二通目の召喚状を受け取り戸惑う。
原告が一人であることからダイアンは悪いことだけじゃない、と手続きをアシスタントに任せて進める。
「勝てば他方の裁判に有利になる」
トニに同行したのは現アシスタントのフィービーと、フィービーの補佐を頼んだマリッサだった。
だが裁判所に行っても呼ばれた第9巡回裁判所は見つからない。
警備員に確認をすると、よく見ろと笑われる。
9の隣に小さく3/4と書かれていた。
「ハリー・ポッターのジョークだろ」
原告側の嫌がらせかと帰ろうとすると、行き止まりの道路標識に9・3/4と矢印が貼られているのをマリッサが見つけた。
建物にも案内が書いてあり、それを追うとCOPYCOOPというコピー屋にたどり着いた。
店員は驚きもせず、法廷ですね、と奥に案内される。そこには、法廷があった。
ワックナー判事
召喚状に書かれていたワックナー判事(マンディ・パティンキン)がそこにいた。
戸惑いながらも、マリッサはダイアンを呼ぼうとするが判事に必要なものは揃っているだろ? と止められてしまう。
ワックナー判事は、スピーディーかつ公平に裁定を進める。
その雰囲気は悪くない。
マリッサに呼び出されたダイアンはジェイを連れて駆けつけると、闇法廷で弁護士のように振る舞うマリッサに驚く。
「ここは法廷じゃなくてコピー屋よ? 合法じゃないわ」
帰ろうとするダイアンに、トニが引き留めた。
「見て、他の親も来てる」
「だからこそ負けたら……」
「勝てばいい。この判事好きよ。本物よりいい。この8か月証言録取ばかり。審理は何度も延期。人生を取り戻せない。こっちのほうが私には本物よ。ここで勝訴して」
ダイアンは相手側の弁護士にも尋ねる。
「本物の弁護士がここで何してるの?」
「稼いでる。仕事は破産手続きぐらいだし、訴訟は来年に先送りだ。変な法廷でも問題は解決するし、金になる」
ダイアンは理解できなかったが、2021年へようこそ、と言われた。
ダイアンはトニの弁護につくが、正攻法ではワックナー判事になかなか受け入れてもらえない。
その上、マリッサに任せれば? と言われてしまう。
「彼女は弁護士じゃありません」
「私も判事じゃない。今日はここまで」
ダイアンはジェイに判事を調べさせた。
グレイトフル・デッド
ジェイの調査で、ワックナー判事がグレイドフル・デッドの曲をよく口ずさんでいることを知ったダイアンは、翌日の法廷でグレイトフル・デッドの歌詞を引用して、ワックナーに気に入られる。
相手側はそれなら、とケニー・ロジャースを引用してポイントを削除された。
マリッサやダイアンの弁護が効いてトニは勝訴した。
ワックナーは最後に全員に握手とお互いを敬う言葉をかけあわせ、皆裁定には納得して受け入れた。
マリッサは他の住民からも名刺を求められた。
後釜
新体制会議でボーズマンの後釜については考えていないと伝えると、黒人事務所なのに白人がパートナーになっている、とダイアンが否定的に扱われる。
文句は言っても、ではルッカの引き継ぎをというと皆顔を背けた。
ダイアンは退くべきかと一時は悩む。
ダイアンが腕利きのヘッド・ハンター、オマー・ピーターズに依頼して紹介されたのはリズと関係を持ってしまったケイレブだった。
ケイレブはリズからの依頼だと思っていたがそうではなく、後から知ったリズも戸惑う。
もう一人ルッカの後釜としてジュリアス・ケインに声をかけるとやる気はあった。
リズは悩んだ末、ケインに決めるがダイアンは気づく。
「ケイレブと寝たのね」
ごまかして去ろうとするリズにダイアンはもう一つ、と声をかける。
ダイアンはエイドリアンが去った、角のオフィスをリズに譲った。そして更に加えた。
「アフリカ系のパートナーをもう一人おくべきよ。二人で選びましょう。ただし私を外さないと約束して」
来ました! 大好きなマンディ・パティンキン!!
街の闇法廷? の無免許判事というこれまたぴったりはまり役で!
初期クリミナルマインド、ホームランドなどシリアステイストもいいんですが、グッドファイトのシニカルなコメディもいいですね~。
たたずまいからカリスマがにじみ出ちゃってるから、町で信頼される闇判事って本当にしっくりくる!!
今後どんな活躍をするのか、ダイアンたちとどう絡んでいくのか楽しみ!
そして同じく途中参加のカルメンですが、こちらもかなり気になりますね~。
真面目なのかそれとも何か裏があるのか……。
まだまだわかりません。
リビの代理をしているチャールズ・レスター(ウォーレス・ショーン)もゴシップガールの小さなお父さん役の方で、もう怪しさ満点!
見知った顔が多く登場するのは人気ドラマ感が極まって楽しいです!
曲者だらけになっていますが!
マリッサが弁護士目指して奮闘する姿も、今後楽しめそうです。
お馴染みのキャラがいなくなってしまうのはさみしいですが、今回に限ってはその分の埋め合わせが凄すぎてさみしさふっとびましたw
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