ブラックリスト/THE BLACKLIST シーズン9 第18話「ラズロ・ヤンコヴィッチ」/LASZLO JANKOWICS (NO. 180)

2022/09/28

クライム サスペンス ジェーン洞 ブラックリスト ブラックリスト シーズン9

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あらすじ

©2022 NBCUniversal Media, LLC


2021年5月25日~ スーパー! ドラマTVで日本初放送
(アメリカ放送:2020年11月~)

登場人物はこちら



キャプラン

キャプランが生きているかもしれない。

遺体の確認をしなかったのは、ポトマック川で眠るという彼女の望みを尊重したからだった。
だがレッドには大きな疑問がある。
リズを愛していたキャプランがリズを殺すわけがない。
しかし標的はレッドで、ヴァンダイクが勝手な行動をしていたら?
タウンゼントの「レッドの目の前でリズを殺す」という望みを勝手に叶えていたら?

モーリン・ローワン

レッドは証人保護下になっているキャプランの妹、モーリンを訪ねる。

モーリンは姉が困った時はあなたを頼るはず、とキャプランとの接触はなかった。
「当時ケイトが付き合っていた女性には会った?」
レッド以外にもう一人、お悔やみを言いに来た弟子と名乗るクララ・ムーアという存在がいたのをレッドは知らなかった。
「絶対に恋人同士よ。彼女なら何か知ってるかも」

ブラックリスト

まだアラムを信用できないレッドは、クーパーにブラックリストの情報を渡す。
最近、幻覚剤を使ったセラピーが流行り出している。
だが売人にとっては合法ドラッグは邪魔な存在だ。

マルコ・ヤンコヴィッチ、レスラーが殺したブラックリストの麻薬王の息子ラズロ・ヤンコヴィッチ。

ラズロは売り物の液状LSDの常用者で、父親以上にイカれている。
通称「オロスラン」。乱用の副作用で、ハンガリー語でライオンの幻覚を見続けている。

そのラズロが、今朝、研究者ウォレス・エイヴリーのラボを襲い、6人を殺していた。エイブリー本人は爆発に備えた厚いガラスに守られ、生き延びている。

だがアラムにはラズロを追うことと、黒幕への手掛かりの明確な理由がわからない。
クーパーも「ただ重要だ」とレッドから聞いただけだった。

エイヴリー

ラボを襲われたエイヴリーは捜査するデンベに、犯人の顔を見ていないと嘘を言った。
だが、ガラスに残っていた弾が手がかりとなった。

線条痕と指紋から、仮釈放服役囚セバスチャン・グラハムが浮上する。

オロスランの正体を吐くようグラハムを聴取する。
「オロスランなんてただのジャンキーだ。父親が帝国を築けたのは協力者のお陰」
それが麻薬を作る科学者エイヴリーだった。
エイヴリーは、表社会で麻薬を扱えるとわかり、オロスランを捨てようとしていた。
「地獄へ行くべきはウォレス・エイヴリーだ」

エイヴリーがラズロを恐れてどこかに隠れている、とデンベから聞いたレッドはロヘリオを頼った。
ロヘリオは、ホテルの従業員のような町の労働者たち、景色に埋もれて人目につかない人々を使い、巨大な監視組織を作り上げている。

そして空港近くのモーテルにいることを突き止めるが、FBIには教えなかった。

レッドはモーテルへ行き、クララ・ムーアについてエイヴリーに尋ねた。
「ラズロ専属の掃除人で彼しか連絡ができない」

するとレッドは、モーテルにラズロを呼んだ。
ラズロはレッドとの出会いを喜ぶが、幼い頃に会っていた記憶はない。
レッドはラズロと取引きのためエイヴリーを目の前で殺した。

そしてラズロはレッドの行為に呆れ、処理のためクララ・ムーアを呼ぶと、取引きを拒否して帰っていった。

が、それがレッドの狙いで、エイヴリーの銃殺は偽装だった。
ラズロが引き上げると、レッドはエイブリーに新しい人生を与えて逃がした。
しっかりラズロがフアンから仕入れていることも入手して、その情報だけをデンベに与えた。

レッドの情報でFBIはラズロ逮捕に向かう。
だがその際に、パクは後遺症が発生し、ラズロを取り逃がしていた。

人事評価

パクは後遺症が残っていることから、アラムの人事評価を気にしていた。

するとアラムは考えた挙句、自分が評価するのはおかしいとパク自身に記入させることにしていた。
「頭痛について書かなくても自由だ」

しかし、ラズロを取り逃がしたことを後悔したパクは、正直に書いた。
ラズロはただのブラックリストではなく、黒幕に繋がる可能性があった。
パクは、現場を離れる覚悟をつけて書類を提出した。

タイソン・ラクロイ弁護士

コールと一緒に撃たれて死んだ弁護士、ラクロイの令状を取って家宅捜査をする。

すると残された書類から、ラクロイとコールが組んで仕事をしていたことがわかった。
しかも、弁護士と探偵が組んでいるのは不思議ではないが、訴えのない人物、スタンフォード・マーチを24時間監視していた。
クーパーの他にも脅していた可能性が見つかった。

スタンフォード・マーチ

マーチを訪ねると、ラクロイとコールは脅しどころか、恐喝をしていたことがわかった。

マーチは息子の子守りに冤罪の性的暴行で告訴されていた。
警察は告訴を受理しなかったが、その後ラクロイが現れ、示談を要求していた。
民事は刑事よりも証明責任が軽いため、守秘義務を条件に150万ドルを支払っていた。
「家族のためにね」
プロのあなた方に助言は無用だろうがとマーチは前置きして言った。
「金の流れを追えば大抵の謎は解決する」

その後、レスラーが子守りに確認すると、ラクロイの存在を知らなかった。
二人は、恐喝どころか天才的な詐欺をしていた。

コールが事件化しなかった訴えをみつけ、被害者の代理人としてラクロイが示談に持ち込み、金を稼いでいたのだった。

クーパーはこれと黒幕に関係があるのか? と一度は焦ったが、冷静になり何が繋がるかわらからない、と一歩一歩進めることにした。

クララ・ムーア

レッドはモーテルにやってきたクララ・ムーアをブリムリーの拷問にかける。

FBIから逃げ出したラズロは、レッドを頼ってマーヴィンに連絡をしていた。
レッドはそれも含めてクーパーに話をするため、呼び出してキャプラン生存説についても伝える。

その頃、ブリムリーの拷問が終わった。
結果、クララは何も知らなかった。キャプランは死んだと思っていた。
だが、2日前に寝室にメモが置いてあるのを見つけていた。
字はキャプランの字だったが、メモ自体は捨てていた。
「クララごめん、説明したい事が山ほどある」
そこには住所と金曜日午後10時と書いてあったという。

金曜日午後10時

メモの時間は2時間後だった。レッドはクーパー住所に向かう。
黒幕はキャプランの可能性がある。

到着すると、確かに建物の窓からキャプランが電話をしている様子が丸見えだった。
レッドとクーパーはそれを確かめると、信じがたい光景に驚きつつもウィーチャたちを突入させる。
とこが中には見張りがいたようですぐに迎え撃たれた。
その銃声に電話中のキャプランも気づいた。
レッドはすぐにウィーチャに連絡を入れた。
「戻って来い」
しかし気づいた時には遅かった。キャプランの姿は消え、罠だと思った時には建物は爆発し、ウィーチャからの返答はなかった……。


↑今回名前の出た父親のエピソードはこちら

キャプラン生存説から、誰かがキャプランに成りすましている可能性もあるなぁ、と感じました。
窓から見えたキャプランにびびるよりも、「本物か偽物か」を考えて欲しかったな。
レッドだけじゃなくクーパーも揃ってて二人共、あんな丸見えの状態に違和感を持たないなんて。

だいたいキャプランは死んだことにして隠れてこれまで行動をしていたのに、何故急に姿を現す必要があるのか?
クララが拷問されていいのか?
キャプランの筆跡? なんてレッドの周辺のスペシャリストならいくらでも再現できそうだし。
キャプラン生存でレッドを動揺させただけ、っていう新黒幕の計画だったらいいなぁ、と思いました。
ウィーチャはまだ死なないと思ってますが……。
その代わり?パクがフェードアウトフラグですかね。

(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

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