ブラックリスト/THE BLACKLIST シーズン9 第10話「アーケイン・ワイヤレス」ARCANE WIRELESS (NO. 154)

2022/08/03

クライム サスペンス ジェーン洞 ブラックリスト ブラックリスト シーズン9

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あらすじ

©2022 NBCUniversal Media, LLC


2021年5月25日~ スーパー! ドラマTVで日本初放送
(アメリカ放送:2020年11月~)

登場人物はこちら



ブラックリスト

クローン大豆の違法売買でヘディがFBIに捕まった。なぜ踏み込まれたのかは謎だった。

レッドはヘディを釈放してもらうようクーパーに頼むが、そもそも免責はレッドとの契約で部下には適応されない。その上、レッドとの関係を公にしていないのだからレッドの部下を助ける筋合いもない、と言われてしまう。

するとレッドは、闇市場に特殊な携帯を流している「アーケイン・ワイヤレス」の情報を提供する。
法執行機関による盗聴、追跡を防ぐというものだった。
「試作段階が終わり、いよいよ大々的に出回るらしい」
「それは問題だ」
「アーケイン・ワイヤレスを止めなければ、今後は犯罪者や証拠に手が届かなくなるぞ」
首謀者は先見者を意味する「シーアー」。情報は今のところこれだけだった。

FJ.パウエル

アラムは、情報セキュリティ部門の知人ですべてを教わった師、FJ.パウエルに会いに行く。

パウエルは最近バイカーから押収した、初期化済みの特殊な携帯を持っていた。
「敵は遠隔操作で中のデータをすべて消した」

その場でアラムが携帯を解析すると天才の産物だとすぐにわかる。

通話時にサーバーにアクセスしているとつきとめたことからそのサーバーを追跡しよう、となり、パウエルのモニタを見ると「グレイロック」のサイトが目に入る。
そのことからパウエルがアラムの後釜に応募していることがわかった。しかも株オファーつきと知ると、アラムはそのことが気になってしまう。
そして嫉妬のせいか、勝手に携帯を持ち出してしまった。

それをパクに知られると「FJの見落としに自分なら気づけるかもって思ってるんでしょ?」と突っ込まれる。
「ニックにFJを推薦したら? あなたはいい人だもの」

パクのおかげでアラムは携帯を見直し、FJが簡単な見落としをしていた事に気づく。

バイカー

デンベとレスラーは、闇携帯を持っていたバイカーを聴取し、入手経路を聞き出す。
リグスという男で、いつもいるという店に行くと一歩遅く、リグスはシーアーに口封じのため連れ去られた後だった。

だが連れ去る姿が向かいの防犯カメラに残っていたため、FBIはシーアーを突き止めた。
本名ウィリアム・マイヤーズ46歳。元ソフトウェアのエンジニアが犯罪に手を染め、リヨン・シンジケートと組むようになっていた。

リヨンとつながりがあることからレッドに協力を依頼するが、その間もシーアーは人身売買組織に携帯の売り込みを進めていた。

レッドはアロンゾ・リヨンとバイカー組織マウント・ポートのリーダー、マクラーレンとそれぞれを同時に呼び出した。
マクラーレンは、二人とは初対面のようだった。
戸惑う二人に防犯カメラの映像を見せる。
「クライドの手下をアロンゾの手下が拉致した」
だがリヨンは、シーアーは前に雇っていたが今は裁量に任せているから、拉致については知らないという。

そしてレッドは波風を立てたいのではなく、争いを収めたいとまとめる。
だが仲間を拉致されたマクラーレンは同意できず、ならばシーアーに償わせればいいとレッドは提案する。
リヨンはせめて事実確認をさせてくれ、とシーアーと連絡を取る。
するとシーアは殺しを認め、リヨンはシーアと待ち合わせをするとレッドに頼んだ。
「苦しませずにひと思いに頼む」
「感じる暇もないさ」
レッドはすぐにシーアーの情報をクーパーに伝えた。

アラムの気づき

アラムはパウエルに会いに行き「売国奴」だとつきつける。
パウエルは携帯の情報を知りながらも隠していた。
だがパウエルはそれには否定した。
「私はアーケインを守っている。なぜなら私が作ったからだ」

その頃、FBIはシーアーと人身売買組織が取引きをする現場に向かっていた。
一網打尽にするために。

だがアラムが指令室に駆け込んでで、突入中止を叫ぶ。
「アーケインは作戦でシーアーは潜入捜査官なんです!!」
しかしすでに突入の命令はかかっており、止めるのは無理だった。

人身売買組織のボスは死に、シーアーは逮捕された。

シーアー

シーアーの説明によると、作戦は長期的なもので、犯罪組織に携帯をばらまいて実は盗聴して監視している、というものだった。
「2日間でお前らが台無しにした」
リグスも殺してはおらず、FBIの動きを見て先に逮捕して保護しているという。

そしてその携帯をばらまくことで一番狙っているのはレディントンだとも言った。
「すべて幻になったがね」
クーパーはまたしてもレッドにうまく使われていた、と知る。


アラムはパウエルに改めて謝罪した。
パウエルもアラムを認めた。

そしてアラムはニックにパウエルを推した。

ヘディ

ヘディの弁護にはマーヴィンがついていたが、FBIの狙いは大豆ではなく、ヘディからレッドの情報を聞き出すことだった。

レッドはマーヴィンに通信機器を偲ばせて、直接ヘディと会話をしながら検事補との会談の様子を伺うとはっきりと言った。
ヘディを証人保護するかわりに、レッドの情報を渡せ、と。
ヘディはレッドを知らないふりをしてやり過ごすが、普通に罰されると最短でも刑務所で20年と言われる。
「刑務所でコンゴウインコを飼える? 二匹飼ってるのよ」


このままではヘディは収監される、とマーヴィンとレッドは次の手を練る。

そこへ新しい弁護士だというギルフォードという女がヘディに面会を依頼した。
ギルフォードはマーヴィンはレッドの弁護士で、このまま庇って20年入るのか? とヘディへの同情を見せる。ヘディの手を握って……。
「あと1時間しかないの。今すぐ決断しなきゃ」


だがギルフォードはレッドが送り込んだヘディへのテストだった。
ギルフォードには南の島が用意されている。
そしてヘディのことも、このまま収監させるつもりはなかった。

ヘディの釈放交渉には、アーケイン・ワイヤレスの情報を使った。
「犯罪者にアーケインの電話を使うと盗聴される、と伝えるぞ」

ヘディは無事釈放された。
女弁護士はレッドが送り込んだテストだったと聞いても怒らずに。
「テスト苦手なの。知ってたらしくじってたと思う!」



かんそう

これこれ! というブラックリストらしいエピソードでした。
すべてがレッドの思惑で絡まっている。

一見関係なさそうなヘディの事件が、ブラックリストによって解決したり、でも一番特しているのはやっぱりレッドっていうのが面白い!

そもそもヘディの豆倉庫? に踏み込ませたのもレッド…ですよね?
それでヘディの忠誠心が確認できましたし。
まさにレッドが本格的に覚醒したのが感じられました。

こういうエピソードだけを繰り返してくれるだけでもういいんですけどねw



登場人物はこちら


(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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