ブラックリスト/THE BLACKLIST シーズン9 第9話「ブークマン・バティスト」BOUKMAN BAPTISTE (NO. 164)

2022/07/27

クライム サスペンス ジェーン洞 ブラックリスト ブラックリスト シーズン9

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あらすじ

©2022 NBCUniversal Media, LLC


2021年5月25日~ スーパー! ドラマTVで日本初放送
(アメリカ放送:2020年11月~)

登場人物はこちら



攻撃

レッドのトレーラーにマーヴィン・ジェラートがやってきた。
デンベの裏切りを愚痴るレッドに賛同はせず、それどころじゃないと今ある危機を伝える。

ここ3日間で組織の仲間が三人殺されている。
それにすら気づいていないレッドにマーヴィンが活を入れる。
「組織をしっかり組み直すんだ」

レッドはクーパーに犯人捜しの協力と、デンベとは関わりたくないとチームから外すことを頼んだ。


クーパーと仲間達は、デンベからレッドとこじれている事情を教えてもらうが、それを知ってもレッドと同じような感情にはならなず、自分を責めることはない、とデンベを励ました。
また当日のヴァンダイクの足取りを解析するよう、アラムも手を貸す。

結果、レッドの組織に一番詳しいデンベを使わないわけがなく、クーパーはデンベを中心に捜査を進める。

デンベにはすぐに犯人がわかるわけではなかったが、これまでの流れから次の一手は予想できた。
そしてデンベは、リズ亡き直後にレッドが姿を消してしまったため、しばらく帝国の指揮をとっていた経験がある為、帝国には嫌でも詳しかった。

ボルティモア港

次に狙われるだろうボルティモアの港にデンベたちFBIが向かった。
すると予想どおり、責任者のレジナール・ロウラーが人質に取られていた。

遠くから目視したデンベはすべてを理解した。
犯人はブークマン・バティストで、狙いはレッドではなくデンベで、デンベの居場所を聞き探して回っていたのだった。

そしてバティストはデンベが帝国を指揮している際に、自分の作戦で殺したはずだった。もともと真っ先に帝国を狙っていた人物だった。
だが、そのデンベの計画には息子は同乗していないはずだった。デンベは二人まとめて殺していた……。

ブークマン・バティスト

デンベはバティストに捕まった。
だが寸でのところで身を潜めていたレスラーが発砲し、デンベに反撃の機会が与えられる。
撃ち合い、もみ合いの中、バティストは逃走した。

ロウワーは足の怪我で済み、最後まで口を割らなかった。

そしてバティストが次に狙う、デンベの娘イザベラの保護に急ぐ。
しかし一足遅く、イザベラの家には電話番号だけが残されていた。
デンベが電話をかけると、バティストが出て娘に別れの挨拶をさせてやる、と言われるが、デンベはレッドを売ることで娘を助けてもらおうと交渉する。

デンベ

デンベはマーヴィンのオフィスを訪ね、銃を向けてレッドの情報を渡せと脅す。
その頃、FBIのオフィスではアラムのヴァンダイクの携帯解析が終わり、実はヴァンダイクがその日に二人を尾行した形跡がなかったことがわかった。
デンベが特別にヘマをしたわけではなかった。

レッドはデンベがマーヴィンのオフィスに向かったと知ると、デンベに電話をかけてマーヴィンに情報を渡す許可を出した。

取引き

デンベはバティストに情報を渡した。
バティストはまずは裏をとる、といってデンベを待たせた。

その隙にレッドの部下達も取引き場所の駐車場に潜入し、あえてその現場ではなく地下に向かって駐車場全体を停電させた。

バティストは裏撮りが済むと、もう息子の復讐ではなく帝国を手に入れることに方向転換し、イザベラに銃を向けていた。
その時、停電で暗闇になったところへレッドの部下達が到着し、イザベラを奪還、バティストたちを撃った。

和解

レッドはデンベを呼び出し、ヴァンダイクの足取りがわかったことを伝えた。
「誰も尾行されていなかった。だがそれは最初から情報を知っていたということになる」
レッドは改めてデンベやマーヴィンに謝罪をした。
「君らを見捨ててすまない。理由がなんであれ間違っていた」
もうデンベが手紙を渡したことも水に流したどころか、よかったのかもしれない、とまで言った。
「今は争っている場合じゃない。真の敵を見つけて戦わないと」
誰かがヴァンダイクに協力をしていた。

だがすぐに動くのではなくレッドには優先することがあった。
それはアグネスに読み聞かせをする約束だった。

そしてデンベもイザベラと孫の最後の夜を過ごしていた。
イザベラはまた危険な目に遭わないよう、デンベにも知らせずどこかへ引っ越していく。



かんそう

デンベVSレッドはさすがに長引かせませんでした。
というか必要だった……?
なんか二人の長い信頼にケチつけただけにも思えて、なくてもいいような。
マーヴィンが完全? 復帰してて、しかもレッドにもビシビシ意見言ったり、デンベのことも冷静に判断してて、凄いデキる人? みたいになってて面白かったですw
抗争があるからどうしてもレッドの周囲は流動的になりがちなので、やっぱり長い味方、仲間がいるのはホッとするし、そうじゃないとはりぼて帝国感になっちゃうし、なのでやっぱりデンベとの対立みたいなのはいらなかったな~と愚痴りたくなっちゃう!!

デンベがレッドにキレる姿なんて見たくなかったな。

レッドの邪魔をする? というかレッドの敵の味方をする存在とクーパーを陥れようとしている存在、今後この二つの謎? がメインになる感じでしょうか。

とにかくいまいちやる気のなかったレッドがこれでまた本格的に活躍再開で、ここからが本当の新ブラックリストのスタートって感じがしてきて楽しみです!!




(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

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