あらすじ
セブライドとキッド
セブライドは小隊長試験に受かって喜ぶキッドを見て、結婚をベストではないと思うようになっていた。
だが資格は得たものの、すぐに小隊長になれる枠はない。
大隊長はセブライドとケイシーに、キッドのためにいい環境を用意したいと他の分署の空きを内密に当たらせる。
するとここなら間違いないと思える66分署に空きがでそうだとわかり、ケイシーは直々に出向いてキッドを推薦した。
その報告を受けたセブライドは、キッドの異動によってこれまでとは生活が変わることを意識し始める。
そんな中、向かった火災現場で一人奥にいったセブライドの後を心配してキッドは追っていた。
その結果二人で逃げ遅れてしまう。
「何故探しに来た? 退避するべきだった」
「あなたを見捨てない。まだわからないの?」
炎が迫る中、セブライドはキッドにプロポーズをしていた。
キッドは受け入れ、二人はしっかり建物から逃げ出した。
マウチの勲章授与式
マウチが先日、子供を救助した件で勲章を授与されることになった。
だがご時世的に人数規制があり、ギャロ、リッターが小規模な会場探しを任される。
そこへ、マウチからプラットにも意見があるらしい、と言われると二人はビビった。
二人がキッチンのテーブルで案を練っていると、バイオレットがそんなんじゃダメだと割って入り、自分も手伝うと言い出した。
それを見ていたシルビーはバイオレットとトルーディには面識があるのか気になった。
「ないけど、どうして?」
誰もバイオレットに対プラットへのアドバイスはしなかった。
アイデアをまとめ、三人はプラットにプレゼンをした。
だが、サクサクと「マウチ向きじゃない」と切り、プラットのアイデアは伝統ある競技場の「ソルジャー・フィールド」だった。
三人は最初笑ったが、プラットは一ミリも笑っていない。
その圧を受けたのか思わずバイオレットは「素敵ね」と言っていた。
「じゃ、実現して」
それだけ言って去って行くプラットの背中を見てバイオレットは呆然とする。
ギャロはバイオレットにもプラットという人がどんな人かわかったか、同調しようとするが違った。
「彼女って……凄い人」
ギャロとリッターは「はぁ?!」と顔を見合わせた。
三人はソルジャー・フィールドに直接あたってみることにした。
運営責任者のマルドナドのオフィスに行くと、すぐに消防士になら協力をしたいと言われるが、希望の日はすでに予定が入っていた。
なんとか割り込めないかとあれこれ同情を引くような嘘をつくとギャロが「盲目で……」と言ってしまう。
貸してもらえるはずがないところへ、プラットが署にやってきてどうだったの? と三人を追及していると急遽予定が変更になり三人は命を救われる。
授与式はこの後すぐ開催されることとなり、場所は51分署の前になった。
慌てて椅子を出していると、いつものようにギャロとバイオレットの言い合いが始まるが、それでもギャロは笑って「友達になれて嬉しい」と言った。
式は無事終わり、その夜はモリーズでマウチを祝って仲間達が囲んだ。
ギャロがトイレにいくと通路にいたバイオレットが引き止める。
「確かに友達として付き合うのも楽しい。でも忘れないで」
とキスをした。
クルース
クルースは出産を控えて引っ越しのため、クロエと物件の内覧をする。すると良い物件にあたるが、予算をオーバーしていた。
クロエの前ではなんとかなる、とクルースは契約を決めてしまうが、本当は不安だった。
そんな中、墜落した小型飛行機がビルに引っ掛かって今にも地面に落下しそうになっている事故が発生する。
現場に向かったクルースはロープを使って、機体から操縦士を救助し、そのまま地面まで無事下した。
パニックに陥っていた操縦士は、クルースをヒーローだと褒めたたえ、改めて礼を言いに署までやってくる。
男はマーク・ニューカムといいリッチな投資家だった。
クルースのスラミガンの動画を見たといい、資金集めをしていると気軽に言うクルースに投資を約束した。
「会社ではなく人に投資をするんだ。私が君の人生を変える」
クルースはこのことを、支援してくれていたシルビーに報告をした。
すると話の規模からシルビーに「辞めちゃうの?」と聞かれて戸惑う。
もちろんクルースにそんなつもりはなく両立するイメージだった。
マークの自宅に呼ばれると物凄い豪邸にクルースはびびる。
そしてマークの提示した5億円の資金はもちろん、計画内容の規模も想像以上にでかくてびびった。
それはとても二足の草鞋で済むようなビジネス計画ではなかった。
「これは片手間ではできない」
マークは当然クルースにはビジネスに専念してもらうつもりだった。
クルースはその場ではっきりと断った。
「これは俺の進む道じゃない」
「君の人生を変えたい」
「俺は今で満足だ」
断りつつも、クロエが知ったらがっかりするかもとクルースは揺らぐ。
家族にとってはより良い生活をさせられたかもしれない。
しかしシルビーにあなたらしいからクロエもより好きになる、と直感を大事にしたことを励まされる。
だがマークはしつこく、プレゼントを贈ったり、署に来たりした。
「断ったはずだが?」
「ビジネスの世界を教えてやろう」
マークがいうには例え口頭であっても交わした契約には法的な拘束力があるということだった。
「何も同意していない」
「私はスラミガンが欲しい。どうしても手に入れる」
マークは金をちらつかせればどうにかなると思っているようだった。
夜、クルースはマークの自宅へ行き、腕を掴んで脅した。
「俺を何だと思ってる? ビジネスに疎いうぶな消防士だとでも? あんたは俺のことをわかっていない。どんなことをやれるか」
これで完全にマークは諦めただろう。
ケイシーとシルビー
マウチの授賞の件で久しぶりにギャビーからの連絡がケイシーに入った。
このやりとりが終わればケイシーは自分の気持ちにも整理がつくのでは、と考える。
そして授賞式が終わった夜、ケイシーはシルビーに言った。
「ギャビーとはこの先もお互いを気づかい続けるだろう。
だが愛してはいない。もうずっとそうだった。ギャビーは過去だ」
そしてシルビーに愛を打ち明けると立ち去っていった。
何気に重要な? ことがいろいろありました。
まずセブライド!!
あーとうとうこの日が来てしまったか……。まさかキッドと結婚するとは……。
なんだろうこのまったく盛り上がりのない感じ。皆盛り上がったのだろうか……。
まじ、どーでもいい?
ただ個人的朗報はキッドが異動するかもってところなんですが、多分この展開からするとそれもなくなるんだろうなという覚悟はできています。
ほんとセブライドがキッドと付き合いだしてから、面白さが減ったんですけど結婚なんかしたら増々つまらなくなりそう。ドキドキがなにもない!
ケイシーがやっと?シルビーに告白しましたが、正直こっちもどうでもいいんですよね。
引っ張り過ぎてドキドキがない。
あとやっぱりギャビーとシルビーが親友?ぶっていたというのが個人的にはひっかかって応援できない。なんだろう、この残り物をくっつけた感。運命とかなんか特別感が感じられない。
この二人と比べると若いバイオレットちゃんの衝動的な行動のほうがよっぽど共感持てました。
あとバイオレットがプラットを一目でリスペクトしたあたり、やっぱり本能で生きているタイプで好きです。生き残れる!
クルースは被害者のようで、最終的にさすが元ギャングの弟がいるだけあって暴力で脅しか!w とツッコミどころ満載の終わり方でした。
そもそも無理して引っ越しするって一番やばい判断してて、そこからえ? って感じでしたけど。来週にはマークにスラミガンの権利売ってそう。
というかもう次回がシーズン・ファイナルでした。
これくらいのテンポ感で十分、と思えてしまう。今シーズンは大きな軸となるストーリーはなかった……と思いますが、ファイアはこれくらいの個々のドラマを見せる、軽いノリが見やすくてよいな~と改めて思いました。
2 件のコメント:
来週が最終回なんですね。早い!
ということは、次回はセブライドたちの結婚式ですかね。
いつもいつもイチャイチャしてるし、同棲してるから、今更感が半端ないです。ラストのベッドシーンは早送りしちゃいました。お腹いっぱい。
ボーデン大隊長の話では、51分署に変化があると。まさかのギャビー復帰とかないですよね。
シルビーとケイシーもくっつくのか…。
シカゴシリーズは、メッドもp.d.も職場恋愛が盛んで、ちょっとねと思うことがあります。クルースがシルビーを好きみたいなのは応援していたんですが。
いろいろな話のつまみ食いみたいなエピソード、最終回へ向けて話をまとめているのでしょうね。
私は個人的にキャップが好きです。欧米人のハゲフェチなんで(笑)
クルースとシルビー! 懐かしいですね
あの頃は盛り上がっていた? 気がします
シルビーはあの後からキャラがちょっとブレ出して、基本的にはいいこなのでいいんですけど、だからこそケイシーに行くのが個人的には残念ではあります。
ギャビーのことは特別好きというわけではないですが、ギャビーとの関係が「仲良しごっこか」って感じに思えちゃって。
(どうしても親友の夫に惹かれてしまう、という理由が感じられないせいもあるんでしょうが)
コメントを投稿