あらすじ
ガレージセール
売り上げを消防士基金に寄付する、恒例のガレージセールが開催される。
今年はギャロとリッターが担当となるが、それは名誉どころかただ面倒くさい罰ゲームだとすぐにわかる。
セールの準備で慌ただしい中、シルビーはアパートが害虫駆除をする間、ベロニキャットの預かり手を捜すが、全員猫アレルギーになっていた為仕方なく署に連れて来てしまう。
ところがケイシーの好意でケイシーのオフィスに放すと、大暴れしているところを大隊長に見つかり連れ出すように怒られる。
だが、ちょうどそこへ救急出動命令が出たので、その役目はギャロとリッターに任されてしまった。
二人はガレージセール中の署の外の隅に、ベロニキャットを入れたゲージを置いておいた。
すると何も知らない老婦人が欲しいといい、マウチはガレージセールの慌ただしさからシルビーの猫とは思わず、勢いで売ってしまう。
ギャロとリッターはゲージがないことに気づき、大慌てをして取り戻すまではシルビーには黙って置くことにした。
ところが猫を売ったという話をちょうど出動から戻って来たシルビーに聞かれてしまう。
怒られる! と思うも、シルビーはむしろ喜んだ。
「この日が来るのを待ってた」
そして自らも基金への寄付をして、金でやりとりした罪悪感を消した。
ペットフード会社火災
ペットフード工場が火災にあい、夫婦が救助された。
夫ピートは自分よりも妻ジェスを優先しろと叫んだが、皮肉なことに夫は軽傷で、妻は火傷が酷くて意識不明だった。
その上、ケイシー達が署に戻ると消防服が溶けていることに気づく。キッドは様子から硫酸だろうと判断した。
現場に危険物質があったという報告はないが、念の為危険物処理班に調査を進めてもらう。
ところが結果は問題なしで、セブライドとケイシーは自ら現場に戻る。
工場内では、処理班が出入りしたことからもういいのか、とピートが掃除をしていた。妻はいまだ意識不明のままだった。
硫酸についてはペットフード工場にあるわけない、と即答した。
確かに工場内には硫酸の気配はなく、どこで消防服についたのかと推理してホースを担いだ時ではないか、と工場の外を調べた。
すると工場の隣に不法投棄されている硫酸のドラム缶を見つける。
そもそもの火元もそこだった。
ピートはこれまでも不法投棄の通報をしてきたが、一行に改善されていないと怒りを露にする。
「結局妻が大やけどを負わされた」
シカゴ署特捜班のバージェスの協力で、不法投棄していた男を突き止め、セブライドとケイシーが会いに行った。
すると男は「トラック・トレード」というアプリの依頼を受けただけで、中身は水だと聞かされていたと驚いた。
依頼人は「オール・オーガニック」という肥料会社だった。
その証人となる男は自分が犯罪に絡んでいたことにびびって、そのまま姿を消えてしまう。証人がいなければ、捜索はおろか警告すらできない。
セブライドとケイシーが肥料会社を訪ねる。
創業者でオーナーのホアキンは二人を迎えたが、硫酸の使用はもちろん廃棄についてもシラを切った。
二人はいい話ではないが仕方ない、と現状をピートに報告した。
肥料会社をしっかりと罰せられないと知るとピートは落ち込んだ。
セブライドたちは署に戻り、ハーマンと大隊長に現状報告と相談をした。
何か方法はないか。
するとハーマンが自分なら面が割れてないから、アプリ利用者になりすまして囮になれると、肥料会社に硫酸があるという証拠を突き止めることにした。
しかしホアキンは警戒を強めたのか、アプリを見せろとハーマンを相手にしなかった。
そこへ偶然ピートがやってきて、ホアキンをオーナーか? と確かめると殴りかかった。
隠れて見ていたセブライドとケイシーは慌てて飛び出して、ピートを止めた。
「仕返しだ、クソ野郎!」
その混乱に紛れて、二人は強引に硫酸を見つけようと倉庫内に入っていく。
すると奥に鍵のかかったドアを見付け、壊して開けると硫酸のドラム缶を大量に発見し、その場で通報した。
その後、ピートの妻は意識を取り戻した。
ピートは止めてくれたセブライドとケイシーに感謝をしたが、二人は正直に言った。
「スカッとした」
セブライド
キッドの小隊長試験中、セブライドの方が緊張していた。
それは試験が終わったら結婚について話し合おうと思っているからだった。
プロポーズではなく、キッドが結婚に懲りているのは知っているから、今の気持ちを探りたい。
そしてキッドは小隊長試験に合格をした……。
かんそう
シルビーの猫、どうなるのかと思ったらあっさり売られていきましたw
今回も火災からセブライドとケイシーのデカ行動が発生して、解決というある種の定番ストーリーは最後にスカっとできてよかったです。
こういうのがいいな。
そしていよいよ結婚フラグか~~。
セブライドとキッドって世の中的には受け入れられているってことですよねぇ。
あの二人がつきあうようになってセブライドの周辺はつまらなくなってるんですがそれは私が少数派ってことかぁ。
結婚なんかしたらさらに詰まらなくなるなぁ。
キッドのドヤ顔が目に浮かぶ……。
0 件のコメント:
コメントを投稿