あらすじ
2022年5月5日(木)~AXNでシーズン9 日本初放送(全16話)
(アメリカ放送 2020年9月~)
ツキ
出動前の車中、クルースは何かを思い詰めているようで珍しく静かだった。
反対に、ハーマンはフォーチュンクッキーでツイてる日だと出たとはしゃいでいる。
現場は大きなビルで、改装中の10階で探知機が作動したと、ビルに努めるホリーという女性が大隊長に説明した。
ハーマンは、にホリーにエレベーターまで案内をしてもらう。
業者トレバーは、ちょうどドラム缶に入った資材を運ぼうとしていた。
三人がひとまず8階までエレベーターで行くことにすると、偶然通りかかったクルースも同乗する。
ところがエレベーターは途中で停止し、ケーブルが切断されて強い衝撃を受け、閉じ込められてしまう。
その時、業者は足を骨折していた。
鉄筋コンクリートの建物のせいか、無線も繋がらず助けが呼べない。
どんどん強まるホリーのパニックを宥めつつ、二人は脱出を諦めなかった。亡きオーチスならこんな時どうするか、と励まし合って。
こちらからの声は届かないが、無線の通話が聞こえた時、上の階でフラッシュオーバーが発生していた。そしてハーマンが巻き込まれていた。
次から次へと危機が迫る中、ハーマンとクルースはマウチの安否も気になった。
そしてホリーのヒステリーがうつったのか、クルースが打ち明けた。
実はクロエが妊娠しているのだが、コロナなどのご時世から子供を産むべきではないのかと悩んでいたと。
ハーマンはそんなことはないと涙ながらに語った。
「どんなにひどい世の中でも帳尻は合う」
最後まで諦めなかった結果、四人は無事エレベーター内部からシャフトに脱出できた。
そして無線からはケイシーがマウチを見つけて救出した、という報告が入っていた。
無線が通じ、救助を頼みハーマンは言った。
「ほらいったろ。ツキが来た」
かんそう
ほぼ閉じ込められたエレベーターの映像だけで進む、ちょっと変わった回でした。
マウチの状況等はすべて無線から聞こえる会話だけで表現されていて、わりと贅沢に火災現場を作っているというイメージがあるファイアの中でも、コストをかけずに緊迫感や危機感を感じさせていて、そこは面白かったです。
もちろんエレベーター内で起きるアクシデントやパニック感にも臨場感はありました。
ただ、10階で探知機なって消防車来てるのに、ドラム缶で何を運ぶのか確かめもしないで業者や一般人と8階まで行くって、そこがまず「え?」ってなってしまった。
でもあそこで一般人同乗していなかったらドラマ度低いですしね。
悩ましいところです。
今回はその他のサブストーリーは冒頭でキッドとセブライドが距離置き続けていることが分るくらいしかなかったので(クルースがパパになるのはまだハーマンだけの内緒)
そこも久々硬派な感じ? がして良かったです。
最後、実はホリーがいつも業者たちに優しく声をかけたりしていて、好感もっていて、業者がホリーをデートにさそうっていう、そんなサブドラマがあって、あああ良きファイアだなーと思いました。
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