The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン4 のあらすじ・ネタバレ
The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン3までの主な登場人物はこちらです。
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2022年4月12日~/毎週火曜日 スーパー!ドラマTV 日本独占放送(全7話)
(アメリカ配信2020年4月~)
9ヶ月後
ダイアンが療養から復帰し、9ヶ月ぶりにオフィスに出社すると様変わりしていることに驚く。
チャムハムを失った影響から、世界第7位のSTRローリー傘下になっていた為だった。
新社名はRBL STRローリー・グループ。
オフィスの内装は派手になり、月水は代表パートナーがペットを同伴できる日とあって、そこらじゅうを犬が走り回っていた。
そして2階は選ばれた者だけが行けるフロアになっており、ボーズマンやダイアンでさえ勝手に入ることは許されなかった。
犬の阻喪や騒ぎはボーズマン達にはストレスだった。
その上、多くの社員たちは元に戻らない給与や待遇にも不満を抱えていた。
ファース
早速ダイアンはファースに呼ばれ、新しい仕事を渡される。
弁護士22人のプロボノ部門の責任者だった。
案件は40。コストは問わない。
「君はこの事務所を良き市民にしてくれ」
ブランクのあるダイアンにとっても良い提案だろう。
次にはルッカが呼ばれ、ビアンカ・スカイという実業家女性の離婚案件にクッション役で入って欲しいと頼まれる。
クライアントと反りが合わないと紹介された担当者は、デビッド・リー(ザック・グルニエ)だった。
ルッカ
ルッカとビアンカは年代が近いこともあり、すぐに打ち解けた。
ビアンカはプライベートジェットでランチの為だけに東カリブへ行くような生活をしていた。
それに二人は同行するが、リーがジェット酔いをしている隙にルッカはビアンカと二人きりになり親睦を深める。
そこでビアンカはルッカに「リーは請求額を増やす為にわざと引き延ばしてる?」とルッカが懸念していた部分を突っ込むが、ルッカはそれを否定した。
「ならよかった」
次にルッカはリーのいない所で、ビアンカに和解の提案をした。
「損はするけど二度と元夫の顔を見ないで済む。お金と心の健康のバランスを考えた方がよくない?」
ビアンカは喜んでそれを受け入れた。
するとリーが怒ってルッカのオフィスに乗り込んで来た。
もちろんビアンカに和解をさせた件だが、リーが引き延ばしにしていたのは請求額の水増しをする為ではなく、れっきとした策だった。
「和解条件には扶養料の支払いも含まれるだろ。扶養料は課税控除にならない。その分の税金は1000万ドルだ。だが受け取る側は非課税だ。君は元夫を金持ちにしたな。引き延ばしたのは来年まで税の支払いを遅らせる為だ。ビアンカに大損させたな、実に友達思いだよ」
ダイアン始動
ダイアンはまず、レストランが受けている横暴な立ち退き命令に困っている女性シェフ、マルタを訪ねた。
「明日の審理で差し止め命令を勝ち取るから、連邦裁の近くにキッチンカ―を止めて料理をして」
「何故?」
「法の女神は目隠しをしているけど嗅覚はある」
「面白い」
担当判事は転職していたジュリアスで、ダイアンには簡単に思えた。
ところが被告人レア・オーチャード開発CEOのタッカー・ニュージェントの弁護士は、ルイス・ケニング(マイケル・J・フォックス)で一筋縄ではいかず、良い匂いで感情を揺さぶる作戦もすぐに見抜かれると窓を閉められ、ジュリアスに対しては良く知っているからと忌避を求めた。
それでも新米判事としてやる気満々のジュリアスは、その立場を最大限に使い裁判を進める。
だがニュージェントは舐め切っているのか、出廷すらせず、寄こしたメッセージは「クソくらえ」だった。
その上、休廷して保安官に無理やりでも出廷させろと命令しても、「ゴルフしてていいスコアだから無理だと言ってました」と手ぶらで帰ってこられていた。
対策
呆れたジュリアスは、先輩でもあるヘイゼルウッド判事に愚痴った。
ヘイゼルウッドは証人抜きで進める手がないということを確かめると、2人の女性保安官を紹介した。
「ハードにいけと命令して」
「ハードに」
「了解」
そしてニュージェントは無理やり出廷させられるが、あくまでも「特権がある」と不満を表し、それ以上の会話を拒否した。
「新任だな。人を寄こして私の時間をムダに。まあいい新人のミスは大目に見る」
その態度にジュリアスは手錠をかけ、拘束を命令するもニュージェントは横柄なままだった。
「謝罪を待つ」
ダイアンは取り壊しの差し止め命令を申し立て、それは認められた。
MEMO618
ジュリアスがオフィスに戻ると、デスクの上に「MEMO618」とだけタイプされた緊急だという書類が置かれていた。
秘書に聞いても誰も通していないし、内容も分からないと言われる。
ジュリアスは口止めをし、夜になるとヘイゼルウッド判事の家を訪ねて、メモを見せた。
だがヘイゼルウッドにも分からないと言われジュリアスは退散するが、その際にヘイゼルウッドの部屋の中にボーズマンのジャケットが置かれているのに気づく。
その視線からヘイゼルウッドは秘密にしていた関係がバレたことを認識する。
と同時に、ボーズマンは会話を盗み聞きしていたとヘイゼルウッドに言い、「MEMO618」の意味を本当走ってるんだろ、と問いただす。
「うそつきだな。俺にはわかる。俺の目は誤魔化せない」
ブル・バレ―8058
翌朝、ジュリアスのオフィスにヘイゼルウッド判事が顔を出し、昨夜の態度を謝罪した。
「上着のことだろ、秘密は守るよ」
「メモのことよ」
やはりヘイゼルウッド判事はメモの意味を知っていた。
そしてジュリアスにニュージェントを釈放するようアドバイスする。
「そして謝るの」
「正気か?」
「助言が欲しいんでしょ。釈放してメモの事は忘れるの」
そう言って新たなメモを渡す。
「ブル・バレー8058」
この住所へ行けば、メモの意味がわかるという。
ヘイゼルウッド判事に言われるままに外へ出ると、ジュリアスを待っていたというウーバーに乗り込む。
そして延々走り、辿り着いた「ブル・バレー8058」は一見近くに何の建物もない場所だった。
ジュリアスは運転手に帰りも乗るから待ってと頼むと、最初から10分待てば気づくだろう、と言われているという。
だが二人ともそれが何のことかすぐにわからない。
するとジュリアスは運転手に見覚えがある事に気づく。
自己紹介をし、前に会ったか確かめると運転手は元連邦判事のイツェリツだった。
何故判事がウーバーの運転手に、と尋ねるとすべての謎が解けた。
イツェリツも過去、「MEMO618」を受け取っていた。
それはほぼ脅しと言える警告で、理想を守って従わなかった結果、デマを流され退職に追い込まれていたのだった。
「年金もぱあ。やり直せたら、と思う。メモが届いたなら従え」
そして二人は街に戻った。
謝罪
ジュリアスは、正式にニュージェントを釈放し、担当も降りた。
そして無理やり謝罪させられた。
「申し訳なかった」
「許してやるよ」
ダイアンはあまりの不条理さに怒り、ジュリアンのオフィスに乗り込んだ。
「連邦裁が法を無視したら何が残るの?」
「出て行け!」
そこへダイアンの携帯が鳴る。
相手はマルタで、差し止め命令が出たままだというのに店はすでに取り壊されていた。
ダイアンはジュリアスを責めるが、逆ギレされるだけだった。
「私は判事だ! 口の利き方に気をつけろ!!」
第3話へつづく
かんそう
グッド・ファイトらしい曲者たちがわんさか登場してきました!
特にグッドワイフからのデビッド・リーが本格参戦するようで嬉しい!! この人なんか好きなんですよね~。いつも一癖あるイメージですがどこか憎めない。
マイケル・J・フォックスのケニングももうお約束の好敵手って感じで、出てくるだけでわくわくしますね。特にマイケル・J・フォックスってだけで価値がある。
さらに新たな曲者がオフィスを買収したやり手事務所の代表の1人ファース(ジョン・ラケット)。
ローリーさんは今回はまだ登場していません。
ローリーさんのほうが話しやすい? みたいな印象のようですが……。
そしてMEMO618を発信する組織。やりたい放題でイラつきますね!
その分倒し甲斐もある!? 今回戦う相手もかなり手強そうですが本格始動で増々楽しみ!!
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