レジデント 型破りな天才研修医/The Resident シーズン4 5話「夕暮れ前/HOME BEFORE DARK」

2021/10/16

ジェーン洞 レジデント 型破りな天才研修医 レジデント 型破りな天才研修医 シーズン4 医療

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あらすじ

The Resident 4x05 Promo "Home Before Dark" (HD)


2021年9月17日~ FOX 日本初放送 

(アメリカ放送:2021年1月~) 全14話


チャスティン売却

チャステインが売却され、高級マンションになる事が決まった。

コンラッドはなんとか阻止しようと父親を頼るが、投資の余力はないと即答されていた。
それでも諦めずに方法を探り続ける。

チャスティンはすでに閉鎖され、機材の片付けも始まっていた。オカフォーはマサチューセッツ総合病院に採用され、ボストン行きが決まった。オースティンはアトランタ総合病院に決まっていた。オカフォーはボストンでビザも取れるだろうからとオースティンもボストンに誘っていた。

入院患者もほとんどが移転を済ませていた。
残っているのはあと数人で明日には全員がいなくなる。

そんな中1人の男がERにやってきた。チャスティンからの移転で周囲の病院はどこも満員になり、総合病院は10時間待っても大行列で診てもらえないという。
それでも追い返すしかなかった。

ヘンリー

残っている患者はケインの他、ヘンリーという心臓移植待ちの患者だった。

ヘンリーは人形コレクターで病院にいながら通販で集めていた。
もう移転するのだから注文をしないで、といってもギリギリまで荷物が届いていた。
ヘンリーは半年待ったのだからあくまでもここで移植できるのを待つ、とチャスティンを自宅のように扱っていた。
妻は10年前に死んでいた為、アパートも引き払っている。
スタッフ皆が家族だった。

移転だけではなくヘンリーにはもう一つ悪い知らせがあった。
年齢と病歴からもう手術に耐えられないという判断で移植リストから外されていたのだった。
ヘンリーの新たな移転先はホスピスになる。
ヘンリーはだったら他にも方法があるはずだ、オースティンを呼んだ。
ところがオースティンの見立てでも手術をして賭ける余地もないという判断で、ホスピス行きを勧めらるだけだった。

ニック

ニックはチャスティンでの最後のエコーを診てもらっていた。
ついでに血液検査もしてもらうが、引っ越しの片付けもあり担当医は検査機にかけた状態で部屋を出てしまい、その結果で異常値が出ているのに気づかなかった。

その後、オカフォーと話しをしながらロビーに出ると一度ERを訪ねて来て追い返された男が再び受付にやってきていた。
未だ診察を受けられていないといい、怒って興奮している。
抗不安薬を数ヶ月前から飲んでいて不眠だと明らかに様子がおかしいのだが、ニックはなだめようと声をかけて近づいた。
オカフォーがスマホを取り出すと、男は警察を呼ぶな! とさらに興奮してナイフを取り出しオカフォーの腕を切りつけた。
そして男を突き飛ばし、オカフォーに近づいたニックを男は後ろから腹のあたりを刺して、逃げて行った。

倒れたニックは大量の出血をし、すぐにERに運ばれたが重傷だった。
すでに片付けられた機材を戻し、ニックを助ける為コンラッドや医師達全員も集まった。
ニックとコンラッドそれぞれの父親も駆け付けるが、ニックの父親はそこで初めてニックの妊娠を知らされ床に崩れ落ちた。
まだ二人の命がどうなるのかは分からなかった。

手術は成功したが、出血が多く長時間意識がなかった為、脳の状態は目覚めるまで分からない。
ニックはICUに移されるが、詳しい検査をするにも検査医はもういない。
だが移転させるにもまだ不安定な状態だった。

その上、ニックはなかなか麻酔から目覚めなかった。
原因不明で、やはり脳に損傷を負っているのだろうか?

オカフォーは自分のせいで、と自責した。
オースティンはこの出来事でボストン行きを決めた。

原因

なかなか目覚めないケインもやっと目を覚ましていた。
呼吸器をつけた状態で会話はできないが、筆談は可能だった。

ケインは自分も大変な状態なのに、ニックを心配しヴォスに状態を伺うと「助けたい」と文字を書いた。

デヴォンは慌てているコンラッドに、もう一度落ち着いてニックに何が起きているのか考えさせた。
夫としてではなく医師として、これまで大勢を救った時のように。
「正しい診断の鍵は、患者を知ることと検査だ」
そして2人は改めてニックを検査すると甲状腺に異常がある可能性を見つける。
そこでコンラッドは直前に血液検査をしている事を思い出し、検査室に結果を確認した。
結果から甲状腺機能が低下している事が分かった。
「だから麻酔から覚めない」

すぐにニックには対応がされ、あとは目覚めを待つだけだった。

ヘンリーと人形

引っ越しの準備が終わったヘンリーがお別れの挨拶をしにニックの病室にやってきた。
ヘンリーは馴染のニックの災難に同情をし、幸運を呼ぶ為、コレクションから「ハッピー・サラ」をプレゼントした。

ヘンリーはその時、ケインのベッドにも気づき彼にもあげよう、と真っ白なガッツ・ランディという人形を選んだ。
オースティンはすぐに彼の趣味ではないかと、と断りを入れたがヘンリーの気持ちを汲んでケインに渡す事にした。

するとケインは一瞥しただけでオースティンの想像通りのリアクションをした。
「だよな、予想通りだ」
しかしオースティンが病室を出ようとすると筆談用の小さなホワイトボードを叩いて呼び止め、ヘンリーの病状を聞いた。オースティンは一通り説明した。
「もう打つ手はない、悲しいよ」
そう言って去ろうとするオースティンを再び呼び止め、次に書いたのはヘンリーのオペの提案だった。

それは過激だが確かに名案で、ベルやオースティンをうならせた。
「病人でも頭のキレは健在」

そしてヘンリーはリスクはあるが手術に挑んだ。
オカフォーとオーステインが揃ってするチャスティンでの最後の手術にもなった。

ハッピーエンド

ニックは目覚め、お腹の子供も無事だった。
だがニックを移動させる先がなかなか見つからない。

するとヴォスが現知事のランドールが元患者だと思い出す。
すぐにランドールを呼び、事情を説明しチャスティンは借金ごと郡に引き継いでもらい公立化する事になった。
経営者は医師達。
人命は救われ、アトランタ改革の手本になりランドールの選挙にも有利になる。

スタッフは戻され、手術が成功したヘンリーやニックも移転せずに済んだ。
オカフォーにはビザの問題が残されたが、オースティンがついている。

全員がハッピーエンドに思われたが、ケインだけは違った。

かつて自分が患者を送り込んでいた決して良い環境とはいえない、長期リハビリセンターに移送されていた……。



かんそう

これまでチャスティンって実在の病院をロケ地に使っているんだろうな、と勝手に思い込んでいたのですが、今回の閉鎖の状態を見て海外ドラマとはいえここまでするの!?
と驚いたのでロケ地を検索してみたところ、病院でロケをしている訳ではありませんでした!
(側と内部の一部は美術館のようでした、病室などはスタジオなのかな?)

コロナで病院でロケしてる場合じゃないとか以前書いていましたが、まったくの勘違いでした。
さすが海外ドラマ! 病院内をスタジオ? とは感じさせずに作り上げてしまうなんてそれはそれでやっぱり凄いわ……。
言い方を変えるとシーズン続けないと勿体ないんですね。

と言う訳で閉鎖という言葉はあっても本当に閉鎖した様子が見られるとは思わなかったので、それだけでも今回は驚きました。

そんな状況の中でニックの一大事とかケインの目覚めとか、ヘンリーのほっこりドラマとか今回は素直に面白かった! と感じました。

ケイン、いい奴になってきていたのに……。
先も気になります!




(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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