あらすじ
The Resident 4x04 Promo "Moving On and Mother Hens" (HD)
親子の関係
19歳のトリニティと母親ヘザーがERにやってきた。
トリニティは転んで指を曲げていた。
二人はロックダウン中の長い同居で大分愚痴が溜まっているようだが、今日娘はやっと物件探しをするという。
指はその場でデヴォンが治したものの、よく転ぶのも看て欲しいとヘザーが言い出す。
娘は大げさにしたくないようだったが、ヘザーから連帯保証人と引き換えにされてしまい、言う事を聞かざるを得なくなる。
そんな母娘を見てデヴォンは自分と照らし合わせる。
デヴォンの部屋には突然母親が訪ねに来ていた。
デヴォンは父親の死を引きずってむしろ状況を悪化させていた。
部屋は汚部屋になり、薬を常用し顔には痣を作っていた。
それでも母親に弱味を見せまいと適当に誤魔化して仕事に出ていたのだが、母親から日用品の置き場を教えてというメールが入っていた。
トリニティが巣立ちたがる気持ちが分かる。
その後、母親の干渉は家のことだけではなく、パートナー探しにまで発展し仕事中にもかかわらず10人の候補者の写真を送りつけてきた。
さらに「一緒に食べましょう」と病院に食事を持ってきたのでついデヴォンはキレてしまう。
「突然職場に現れてそんなの無理だ。こういうのは必要ない」
「お互いに寂しいから助け合えるかと」
「先に電話を」
「いつも留守電になるし、たまに出ても忙しくてすぐ切られる。来るといえば拒んだでしょ?」
母親は弁当を置いて帰った。
その後トリニティは突然コンラッド達の前で気絶した。
オカフォー、オースティンも加わって検査を進めると非持続性の心室頻拍が散発していた事が分かる。
だがエコーには何も映っていない。
バランスを壊す以外は健康。
すると今度は臭覚の異常がみられた。
驚いたヘザーは興奮すると、今度はヘザーまでもが側壁梗塞で倒れてしまう。
ヘザーは実は過去にも発作を起こしていた。
ジョージ・フロイドのデモの時に平和的だったのに母娘で催涙ガスをかけられていたのだった。
ヘザーはそれ以降胸の圧迫感があったが、コロナが怖くて病院に行かなかった。
催涙ガスが負荷を与えて心臓が悪化した可能性はある。
一般的な治療をする事に。
その間トリニティの検査を進め原因が分かった。
珍しい遺伝性の病気、レフサム病だった。
ヘザーにはなく、遺伝的欠陥が2つ揃って発症していた。
特定の脂肪を代謝できず、複数の臓器がやられ、そのせいでバランスを崩す。
でも食事療法等で治療ができる。
トリニティは自分の異変に気付いたヘザーに改めて感謝をした。
ヘザーの手術が終わると、トリニティは引っ越しを止めたと告げた。
「ママといっしょにいる」
するとヘザーが馬鹿言うなとトリニティに羽ばたくよう背中を押した。
デヴォンは二人を見て考えを改め、帰宅をして家に居た母親にも謝った。家の中は綺麗に片付いていた。
そして明日帰るという母親に、すべてを打ち明けた。
顔の痣は本当はバーで飲んでいた巨漢の男に喧嘩をふっかけてできたものだった。
「父親の死を引きずって頭から離れない。何かできたんじゃないかって」
デヴォンは自分を責め続けていた。
そして改めてお互いが必要だと母親を認めた。
「ここにいて」
ベルとファン
ベルとヴォスはレストランでランチをしていた。
ヨーンがチャステインの価値を見直して売却を止め、ベルをCEOにする案が出ているというがベルは受けるかどうか悩んでいた。
経営不振が続けば結局レッドロックは病院を捨てる。
他の企業の下になった時にレッドロックがマシに思える可能性もある。
そこへ見知らぬ若い女性フィオナが声をかけてきた。
ベルの番組を見たファンだという。ベルは喜んで話をし、2ショットに収まった。
その後、フィオナはチャスティンにやってきてベルを呼び出していた。
チャスティンで働きたいといい、ベルは驚きつつも悪い気はしないようで人事部に自分の紹介だといっていいと案内した。
さらにフィオナはベルのオフィスにも現れ、履歴書を見て欲しいとファイルを渡した。
だがそのファイルにはヌード写真が入っていたらしくベルは慌てて警備員を呼んだ。さすがに行動がおかしい。
それでもぐいぐいくるフィオナにベルは通りかかったヴォスを呼んだ。
するとフィオナは興奮しだし、攻撃的になった。
警備員に取り押さえられるも、暴れるのでヴォスが薬を打って大人しくさせ、フィオナはすぐにERに回される。
フィオナを調べると同居人から捜索願が出ていた事が分かった。
2日前に買い物に出たっきりになっていた。
だが異常行動の原因は不明で、同居人も異常に思い当たる節はなさそうだった。
フィオナの身体調べると側腹部に痣を発見し、腫瘤を見つけた。
ホルモン産生の副腎腫瘍なら精神障害が起きてもおかしくはない。
すぐに手術をし、気が付いたフィオナはベルを追っかけたことすら覚えておらず、驚いた。
オカフォー
オカフォーは突然、オースティンにドーナツを持ってプロポーズをした。
実はビザが切れてしまう為、アメリカ人との結婚が必要になったいたのだった。
「延長の申請を出していたが昨日却下されていた。2020年2月以降、ナイジェリア人は永住ビザが取れなくなっていた」
もちろんオースティンは快諾をし、結婚式についてニックに相談までした。
するとニックは結婚に初耳どころかつきあったのも最近聞いたばかりで驚きを隠さなかった。
だが事情がグリーンカードだと聞いて納得をする。
それでもオースティンにとっては本物の結婚式だった。
ニックは黙っていたオカフォーに直接確認をした。
「黙っていたのは、言うと現実的になるから」
「言わなくなって同じよ」
オカフォーはあくまで今回の対処の為に結婚をする、という感じだった。
「彼を愛してる?」
オカフォーは即答をしないがそれには理由があるという。
「あなたにも秘密がありそうだから」
オカフォーはニックの妊娠に気づいていた。
「まだ言える段階じゃないの」
「分った。秘密は守る。私のも今は守って」
その後、オカフォーは移民弁護士から結婚は目をつけられるとアドバイスを受けた事をオースティンに伝えた。
偽装結婚に見え、調べられて強制送還された場合二度と戻れない可能性があり、オースティンも偽証罪になってしまうという。
だがオースティンにとっては偽証ではない。
オカフォーは問題は主張ではなく、タイミングだという。
「ビザ却下の直後に結婚すればどう主張しても同じ。2人とも危険なの」
それは、結婚はしないという判断だった。
「滞在許可を取るのが先。ここにいなきゃデートもできない」
その日の仕事が終わると、オカフォーはオースティンに謝った。
「私は普段は謝らないけど今日は間違えた。でも突然プロポーズされたら動揺して当然よ。ためらわずに同意してくれたこと感謝してる」
ニックに聞かれた時には答えられなかったが、今なら言える。
「そうよ。私はあなたを愛してる」
「俺も愛してる」
「だと思った」
ニック
ニックは過去の流産経験から妊娠の報告をためらっていた。
だがエコーで元気な様子を確認すると、安心し仲間を集めて報告をした。
性別は女の子だった。
チャスティンの行方
ベルは考えた結果、CEOを受けるつもりになっていた。
ちょうどチャスティンにヨーンが客を引き連れて来ていたので、決断を伝えるともう売却が決まりその必要はなくなったという。
ヨーンが連れていたのは不動産業者だった。
「チャスティンは高級マンションになる」
ニック流産したっけ? と思ったら過去の話でしたね。
そして本当にふっくらしているのでリアル妊娠かな~と思いました。
(検索したらネタバレ見てしまった……あるあるすぎる。妊娠はリアルでした!)
ベルとティファニーのエピソードで気付いたのですが、レアケース? な病状を取り上げる事が多いような。今更かもしれませんが。
デヴォンは前回で終了かと思ったら、むしろ悪化しててビックリしました。
さすがに今回で終了……だといいな。
いちいち心配して声をかけるコンラッドに反抗的というか、つかっかるデヴォンって見てて楽しくないので。先輩にあの態度何? みたいな。
オカフォーとオースティン、くっついてからもいろいろあって面白いな。しかももう安定感あるし。
チャスティンがマンションになる、というのはナルホドって感じがしたんですが、まさか本当になるわけはないんだろうな……。
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