あらすじ
Mitchell's Mascot Melee - Modern Family
2021年3月~ Netflix シーズン11 日本初配信
(アメリカ放送:2019年9月~2020年4月) 全18話
登場人物はこちら
前回:シーズン11 5話「子離れハロウィーン/The Last Halloween」へ
クレア
クレアは、会社でも母親役をしている事に気づき仕事に嫌気がさしてくる。
そんな中、土曜日だというのにマーガレットが自宅までやってきてクレアのサインを要求した。
ルーク
突然ルークが大学を中退して、仲間のスクーターとビジネスを始めたいと言い出す。
ルークはフィルを味方につけようとおだて、嫌われたくないフィルは味方をするが、クレアは中退を絶対に許さなかった。
不安になったクレアは、自宅でのプレゼン前にフィルに中退だけは認めないで、と念を押した。
プレゼン
プレゼンが始まると、まずルークの”仲間”スコット(スクーター)・リベルを見て驚いた。
てっきり同年代の若者だろうと思っていたら、スーツを着た”大人”の投資家だった。
そしてプレゼンの内容も、これまでのルークのイメージからは想像できない、おふざけ無しの真っ当なアプリだった。
病院に行く度に、同じ書類に記入しなくてはならないという不便を解消する為、アプリで医療と保険情報を一括管理するというもの。
すでにデバイスも出来ており、実際にスマホのアプリからPCにデータ入力して見せた。
それでもフィルは打ち合わせ通り、ネガティブな意見を繰り返した。
だがクレアはすっかりルークのプレゼンに感動してフィルを裏切り、完全に賛同していた。
フィルがクレアに文句を言おうとすると、待機していたマーガレットが急用だとクレアを連れ出してしまった。
会社からの電話が終わらないクレアに割り込み、フィルは問い詰めた。
「味方する約束だったろう?」
「成功するビジネスよ」
実はフィルも内容は認めつつも、なぜ自分と組まないのかが不満だった。
そこへルークがやってきた。
「パパはいつも僕の味方だから。第三者の意見を聞きたくて」
「僕の息子はハンサムで頭がいいうえ……」
「思った通りだ。パパとビジネスはできない」
でも成長できたのはこれまでパパと発明を重ねて来たからだと言われ、フィルの機嫌は良くなる。
「誇りに思うよ。ルーク」
クレアも、プレゼンで目を輝かせていたとルークを褒めた。
そして気づく。
自分も仕事に行くのが楽しみな時があった事を。なのに今は行きたくない。
「決めた。仕事を辞めることにする」
クレアは待たせていた電話に戻り、そのまま辞めると伝えた。
マスコット
高校のマスコットのイルカが、コーチ中のキャメロンの真似をするのが身内でバズっていた。
嫌がっているのは本人のキャメロンだけで、リリーでさえも天才とウケていた。
イライラの理由には、キャメロンの将来への影響もあった。
スカウトにバカにされているところを見せたくない。
実はキャメロンは、ミッチェルに相談せずミズーリ大のコーチに応募していた。
採用されれば大学アメフト界で、初めてのカムアウトしたゲイのコーチになる。
キャメロンは試合前に、ぬいぐるみに入っているタシに頼んだ。
「今夜は大事な試合なんだ。真似されたら僕の権威が失墜する」
だがタシも大学の願書の為にマスコット活動の動画を撮る予定になっていた。
「絶対やだ」
2人は対立したまま試合を迎える。
ミッチェル
突然キャメロンにミズーリ大の事を打ち明けられたミッチェルは驚き、1人で文句を言いながら近所を歩いた。
すると隣人のパスタナックさんに夫婦喧嘩したのね、と声を掛けられる。
「何故分かったの?」
「みんなにそう聞くと大体当たる」
パスタナックさんは真昼間から飲み、いい加減そうに見えたが言う事は当たっていた。
「みんな相手に問題があると思ってる」
ミッチェルがあった事を話すと彼はあなたを愛しているからね、と慰められた。
「フェイスブックを見れば分かる」
改めてキャメロンのページを見ると、確かにミッチェルの事が多く投稿されていた。
それは愛を感じる内容だった。
ミッチェルは試合を見に行く事にするが、イルカに邪魔されているというキャメロンの為に何が出来ないか、車を運転しながら考えた。
――そこへ不動産屋の前で宣伝の看板を回す鳥の着ぐるみが目に入る。
試合
キャメロンは大事な試合中、もの真似をしてくるイルカのせいで集中できないでいた。
ところがそこへ突然、鳥の着ぐるみが乱入しイルカと乱闘を始めた。
それが誰かキャメロンにはすぐに分かった。
生徒は乱闘を気にしたが、そこからキャメロンはコーチに集中する事ができた。
だが試合後、2時間経ってもミッチェルは帰宅しなかった。
まさかと思いキャメロンが不動産屋に行くと、まだ着ぐるみを着たミッチェルが看板を回していた。
キャメロンは驚きつつも呆れて、車に乗せた。
「クラクションが病みつきに……」
グロリアの陰謀
グロリアはヘイリーの双子を預かるが、それには目的があった。
誰にも知られず双子を洗礼し、カトリック教徒にしてしまおうという。
その為、口実を作ってジェイも家から追い出し、こっそり神父を呼んでいた。
秘密の洗礼を請け負ってくれる神父は稀で、ヨボヨボのおじいさん神父だった。
「神父を捜したけど悪魔的行為で誘拐にも近いって言われた。カトリックはいつから批判的に?」
ところがすぐにジェイが帰宅してしまい、悪だくみはあっさりバレる。
「一線を越えたな」
「ヘイリーは知る必要ない」
と、そこへヘイリーとディランも予定より早く帰って来た。
「なぜ神父が?」
「とり憑かれてるからさ! 言った通りだろ」
グロリアは2人に謝った。
「黙っててごめんなさい。でも子供達のためよ。洗礼を受ければ魂は永遠の平和を得られる」
なんとなく納得したヘイリーは洗礼を受け入れようとしたが、再開すると気が変わり、止めに入った。
「どうしたらいい? おじいちゃん、教えて」
「大いなる力を感じるのに教会も神父も必要ない」
ヘイリーはヨセミテに行った時のことを思い出した。
美しい体験、大きな何かに繋がっている。
「いつか洗礼を受けさせるかもしれないけど、今はヨセミテに連れて行きたい」
ミッチェルとキャメロンに「ミズーリ行き」というフラグが立ちました。
ファイナルの王道パターンという事で、慌てず見続けて行きたいと思います。
ルークがぐんっと成長を見せていた反面、グロリアが今回の困ったちゃんでした。
未遂で終わったから笑えるものの、ネタとして大丈夫なのかな? と心配になりましたが。
でもこれくらいハチャメチャなのがモダンファミリーって感じも。
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