あらすじ
The Resident 3x16 Promo "Reverse Cinderella" (HD)
2020年6月17日~ FOX 日本初放送
(第1話先行放送 2020年5月27日)(アメリカ放送:2019年9月~) 全20話
アーヴィングは院内で、仲間達に見守られながらジェシカにプロポーズをした。
ジェシカの答えはイエスで、全員が大喜びした。
継母と娘
体育の授業中に倒れたという17歳の少女メアリーが父親とやってきた。
普段からあまり体力がないという。
母親のスーザンは後から北京から30時間かけて駆け付けて来たが、父親よりは娘の容体を心配していなかった。
「甘やかさないで」
ニックが念の為精密検査をすると、特に異常は見つからなかった。
3人に報告すると、スーザンは安心してメアリーに持参した水筒のお茶を飲ませた。
するとメアリーは、ニックの目の前でさらに具合を悪くする。
SATの低下も見られたので、入院して様子を見る事にした。
それぞれに煩い両親を退室させ、ニックはメアリーの話を聞いた。
するとスーザンが継母だという事を知る。
「父親は実の母親が死んでから過保護に。でも義理の母は自立を望んでる。
私も早く家を出たい」
そう話を聞いている最中にもメアリーの脚は麻痺していた。
さらに麻痺は進行し、メアリーは挿管する事態に。
それまではメアリーの状態を軽くみていたスーザンもショックを受ける。
ニックとコンラッドが検査をして原因を探っていると、ニックがメアリーのツメにミーズ線が入っている事に気づく。
化学療法や腎不全、または重金属が原因で現れる線だった。
そこからメアリーの血中濃度を調べると、重金属のタリウムが検出された。
治療は出来るが、自然発生する元素ではない。
「誰がメアリーに毒を?」
ニックは、スーザンを疑った。
夫を独り占めしたくて義理の娘を邪魔に思ったのかもしれない。
アメリカでは違法で入手できないが、北京でなら入手もできる。
2人はスーザンの持っていた水筒の中身をこっそり検査した。
するとタリウムが検出され、ニックとコンラッドは父親だけに伝えた。
「スーザンが娘さんに毒を盛ったとしたら?」
だが父親はスーザンは娘を愛している、と否定した。
しかもお茶は父親が鍼師から購入したものだという。
「リラックス効果と滋養強壮に効くと聞き、飲ませてた」
混入経路を断定する為、持っていたティーバッグを検査に出した。
パッケージには読めない文字が掛かれており、輸入したものだと分かる。
健康食品は未規制だった。
検査の結果、タリウムが検出された。
製造元に連絡をすると、すぐに回収する事になった。
メアリーの不調の原因がはっきりし、家族の絆も深まった。
産婦人科
キムに呼び出されたコンラッドは、チーフ・レジデントの仕事として産婦人科の廃止の告知を任される。
期日は6週間後。
採算が悪いというのが理由だった。
コンラッドは患者はもちろん、解雇となるレジデント達の心配をしたがキムには関係のない事だった。
レジデントは同じ病院で研修を続ける事が必要なので、途中で転院すると最初からやり直しになってしまう。
だがチャスティンの他の部署に空きもなかった。
コンラッドは、一般外科のベルに2人でいいから受け入れて欲しいと相談した。
ベルは事情を知ると、何とかすると約束した。
王女の誕生日会
ナディーンの25歳の誕生日に祝賀会を開催する事になった。
正装での舞踏会となるが、チャスティンの関係者も恩人として招待された。
中でもデヴォンは、ナディーンから父親を紹介する、と宣言されていた。
ところが祝賀会当日、職場に病欠者が出たせいでデヴォンはなかなか早退できずにいた。
見かねたアーヴィングは恩がある、と1時間後に交代しようと約束していた。
そんな中、ERに腹痛の患者ジェマがやってきた。
ジェマは、オカフォーも憧れる有名なデザイナーでとりまきを大勢連れてベッドの上でも仕事をしていた。
デヴォンは触診ですぐに異常に気付き、CT検査をすると胃の腫瘍が小腸に浸潤していた。
オカフォーはオペをして知り合いになれる、と喜んだ。
デヴォンは早退する時間になるとレンタルのタキシードに着替えて、オペ前のジェマの様子を見た。もう取り巻きは消えていた。
すると酷いスーツ姿にジェマは放っておけない、とスマホで身体にフィットするスーツを調達した。
デヴォンは、イケてるタキシードに喜んで早退しようとしたがその時ジェマの容体が急変してしまう。
苦しんでいるジェマは駆け付けたデヴォンに1人じゃ無理、と側にいるよう頼んだ。
結局デヴォンは早退せず、ジェマのオペを見守った。
ナディーンには電話で遅れていると伝えるとがっかりしていた。
ジェマの腫瘍は、毛の塊だった。
ジェマは食毛症だったのだ。しかも、体内の毛が十二指腸にまで伸びていた。
ラプンツェル症候群。
腸に巻き付いている毛を解いて取る必要があった。
ジェマの手術にはかなり時間を要した。
もう祝賀会開始の時間になっていた。ナディーンはまだ出られないという連絡に怒って一方的に通話を切っていた。
ジェマの手術は無事終了した。
ジェマの食毛はストレスで脅迫症状が悪化したせいだろう。
「仕事では成功したけど、バレるのが怖くて皆の事を突き放していた」
ジェマは孤独を訴えると同時に、デヴォンを解放した。
「私は大丈夫だから舞踏会へ行って」
今更無理だと思っていたが、ジェマに励まされてデヴォンは急いで会場に向かった。
「素敵なタキシードを無駄にしないで」
舞踏会
チャスティンの参加者達もそれぞれ仕事が一段落すると、ドレスアップして王女のパーティーに向かった。
デヴォンは会場でナディーンを見つけるとすぐにハグをして、仲直りした。
キムは、国王にチャスティンの売り込みをした。
すると、国王は会場にいる、ルパ・ヌールという名づけ子の存在をキムに教えた。
ルパは妊婦だったがお腹の子は、心臓が体外で発達する心臓逸脱症を患っていた。
「世界一の小児心臓外科医はどこにいると思う?」
レッドロック、と言おうとするとすぐに遮られた。
「ボストン小児病院。私の支援先だ。では後ろが詰まっているので」
下心を見抜かれ、軽くあしらわれた。
お手製のドレスを着たオカフォーは、オースティンのダンスの誘いを受けていた。
デヴォンはナディーンから父親である国王を紹介された。
国王は医師としてのデヴォンに礼を言い、和やかなムードだったが、ナディーンがアトランタで音楽事務所と契約したと報告すると雲行きが怪しくなった。
「それは良かったが、もう帰国する時だ」
王女はミュージシャンにはなれない、連れて帰ると言われナディーンは大人しく従えなかった。
もちろんデヴォンに口が挟める訳でもなく、デヴォンはそそくさとその場を去った。
その時、ルパが破水して危険な状態になってしまった。
緊急手術
ボストン小児病院に運んでいる余裕はなく、ルパはチャスティンで手術をする事になった。
キムに意地でも成功させろと、釘を刺されたベルはここぞとばかりに言い返した。
「産婦人科にとっては最後の大仕事かもな。耳が痛いだろうが、元CEOの経験から忠告する。産科は最も感謝される部署だ。ヌール家のような億万長者を他に取られたら損失は産科の経費を超える」
「まだ未確定だ」
「失礼」
産科とオースティン、オカフォー達が連携した帝王切開が始まった。
すぐに胎児を取り上げると、ファロー四徴症(先天性心疾患)であることも判明した。
生存の可能性は5%。
対処できる外科医は一握りだがボストンに搬送している時間はない。
オースティンとオカフォーは自分達でやるしかない、と決心した。
コンラッドとニック
コンラッドとニックは1曲だけ踊って帰宅していた。
散歩をしながらの帰宅の途中、ニックはコンラッドにプロポーズをし始める。
「会計士と相談したんだけど、私達結婚した方が何かと都合がよさそう」
コンラッドは驚きながらも断った。
「結婚するなら最高のプロポーズをしたいし、保険が理由じゃ全然その気になれない」
だがその続きは、ほとんどコンラッドからのプロポーズの言葉だった。
コンラッドはポケットに入っていた指輪を取り出し、その場に跪いた。
「ニコレット・マリー・ネヴィン、俺の妻に……」
ニックはもちろん快諾した。
フラグは経っていたけど、2組まとめてプロポーズになるとは。
それにしてもニックのコンラッドよりも中身男前な感じは意外というか、コンラッドって医師としてだけじゃなく、男としても主役感なくなってきてる?w
確実に「型破り」じゃないよねw ニックの方がある意味型破りだわw 素敵です。
産婦人科の廃止宣言から、急にお金持ちの妊婦受け入れ、という分かりやすい流れでした。
このまま手術成功してまたお金持ちの患者を獲得して廃止はナシよ、ってストーリーだろうな。
そういえばケインの出番はなし。
キムがレッドロック売り込むなら、舞踏会にもまずケインを連れて行きそうなのに。
それにしても、オカフォーのデザイナー設定は消えてなかったのねw
でも、憧れのデザイナーと知り合えるとはいえ、手術決まってやったーっていうのは不謹慎に感じてしまったw
まあ病院ドラマだからそんなこと気にしちゃダメなのかもだけど。
0 件のコメント:
コメントを投稿