あらすじ
アメリカ放送:2016年9月~(NBC)
シーズン4 2019年9月~放送 (全13話)
ジェイソンは、とうとうマッデン(NFLゲーム)でパーフェクト・ゲームを達成した。
その後、ジャネットの為に失敗しながらもディナーの用意をした。
ジャネットはジェイソンがどうしたいのか、その様子から理解した。
ジェイソンは、最後のドアを通る決心をつけていた。
最後に派手なお別れパーティーを開き、DDRの仲間を呼んでダンスを披露してジェイソンらしく皆と別れた。
ジェイソンは、ジャネットに新しい男が出来る事は受け入れられるが忘れられたくない、と考えていた。
でもジャネットの機能的に忘れるという事はあり得なかった。
先に居た妹カミラと不安を抱えて再会するが、両親は拍子抜けする程娘達を受け入れ、家族4人での充実した生活をするようになった。
そしてタハニもとうとうやりたいことをやりつくし、最後のドアを通る決心をした。
お別れパーティーはタハニが自分で用意して、身内だけで済ませた。
エレノアはなんとか引き留めようとしたが、タハニのパーティーに文句をつける隙はなかった。
ところがマイケルと話しているうちにタハニは考えを変えた。
ここからは去るけど、ドアを通る事はしない。
「建築家になりたい」
タハニは、人間初の建築家を目指してインターンになるという新しい生き方を見つけた。
友人や家族、生きていた時以上の交流が持てるようになっていた。
そんな中、エレノアはチディが「決心」をつけた気配を感じて不安を覚え始める。
なんとかチディの気持ちを変えねば、とマイケルとジャネットに相談をした。
マイケルの、昔の良かった時を思い出させるんだ、というアドバイスに従いエレノアはサプライズ旅行を計画する。
チディは思い出の地巡りに最高だ、と喜んだがそれでも気持ちを変える事は出来なかった。そしてエレノアの気持ちにも気づいていた。
「エレノア、聞いて。君を完全に愛してる。心の底から。でも行かなきゃ」
「私を置いてまで行く必要はない」
「違うよ。君を置いていきたいわけじゃない。ただ、聞いていた通りその時が来た。
魂に静寂が訪れたんだ」
しかもそれは最近の事でなく、エレノアが知らぬ間にずっと考えていた事だと言う。
きかっけはお互いの両親に会った時だった。
それを聞いてもエレノアにはまだ準備が出来ていない。
「ジェイソンもタハニもいなくなり、チディまでいなくなったらまた独りになってしまう」
エレノアに引き留められると、チディは分かった、と一緒に残る事を決めた。
ところがそのまま旅行を続けると、エレノアは自らの考えを改めた。
「身勝手なルールであなたを引き留められない」
エレノアはチディを送り出す事にした。
チディはエレノアの最後の願いを聞いて、寝ている間に出て行った。
チディの寝床には、チディのコスプレ・カレンダーが残されていた。
システムは完璧で、問題なく周るようになりもう議会の必要がなくなっていたのだった。
マイケルは心に穴が空いたようになった。
エレノアはチディの思い出と共に過ごしていたが、思い立ってミンディに会いに行った。
自分の最後のミッションは、「ミンディ」なんじゃないかと気づいたのだった。
似た者同士だから理解しているはず。
「ミンディがグッドプレイスに合格して1人っきりの生活から抜け出せたら想い残す事はない」
エレノアは放っておいてというミンディを説得し、テストを受けさせる事を決心をつけさせた。
ミンディのテストの建築はタハニの建築家デビュー作となった。
だがいざジャネットに案内してもらうと、ドアの前で足が進まなかった。
「心の準備は出来てるのに……」
するとマイケルが、だったら自分が通ると後ろからエレノアを追い越した。
ところがマイケルは人間ではない為、ドアを通っても何も起きなかった。
「どうしてなんだ!?」
エレノアはマイケルを落ち着かせて話を聞いた。
システムが安定し、もうマイケルの役目は終わっていた。
楽しかったのに、仲間達がどんどんドアを通って消えていく。
若い身体を選んで来ていたダグ・フォーセットでさえもう通っていた。
「私は永遠にここで時間を潰すしかない。隠居老人だよ」
エレノアはその時ある事に気づいた。
そしてすぐに1人で判事に掛け合った。
判事は悪い前例は作れないと、エレノアの提案に大反対した。
だがエレノアの一言が決め手になった。
「実現したらようやく永遠に私達から解放されるのよ」
「それはそそられる……。だってウザイもの」
判事の許可を得たエレノアは、ジャネットと一緒にマイケルを呼び出した。
用意していたのは、マイケルの地球コレクションの展示室。
それに囲まれてるだけでも嬉しそうなマイケルをエレノアはもっと喜ばせる。
「望むものを手にするまであなたに平穏はない」
ジャネットが新たに得た力で、マイケルは本物の白髪紳士になれる。
エレノアはマイケルの決心を確かめる。
「何が起こるかは分からない。
マイケルが人間になり、地上で生活している間に死後の世界が変化する可能性がある」
「だから特別なんだ。
死後に何が起こるか知らないまま生きる。それでこそ人間だ」
マイケルに迷いはなかった。
「ありがとう、エレノア。本当に」
同時にエレノアの心残りもこれでなくなった。
ドアの前には好きなだけ気持ちを整えられるように、ベンチが置いてある。
「その時が来たらドアへ」
エレノアはジャネットを誘って一緒にベンチに座り、思い出やマイケルの事を語った。
マイケルはもう地上ですっかり人間らしい生活をしている。
ギター教室を見つけ、Eコードに挑戦していた。
ドアの先がどうなっているかだけは、唯一ジャネットにも分からない事だった。
エレノアはジャネットとハグをしてドアを通った。
ドアを通ると光りの玉になって空を飛んだ。
すでに多くの玉が飛んでいたが、1つの玉が地上のある男の肩に止まって消えた。
その男は紛れていた他人宛ての郵便物をゴミ箱に捨てた所だったが、玉がついたのをきっかけに、思い直して拾い、正しい受取人に届ける事にした。
その相手はマイケルだった。
マイケルは封筒を見て何か分かり、喜びの声を上げた。
郵便物はコヨーテ・ジョーズの、ポイントカードだった。
もともと男が捨ててもいいだろう、と判断したようなものに大喜びしている。
思わず男も足を止めて微笑んだ。
マイケルは何度も感謝を告げた。
「お安い御用」
マイケルは、男にずっと言いたかった事を言う。
「じゃあ、まだね(Take it slezy)」
おわり
その後、ジャネットの為に失敗しながらもディナーの用意をした。
ジャネットはジェイソンがどうしたいのか、その様子から理解した。
ジェイソンは、最後のドアを通る決心をつけていた。
最後に派手なお別れパーティーを開き、DDRの仲間を呼んでダンスを披露してジェイソンらしく皆と別れた。
ジェイソンは、ジャネットに新しい男が出来る事は受け入れられるが忘れられたくない、と考えていた。
でもジャネットの機能的に忘れるという事はあり得なかった。
323.6 ジャレミー・ベリミー後 タハニ
タハニの両親がグッドプレイスにやって来た。先に居た妹カミラと不安を抱えて再会するが、両親は拍子抜けする程娘達を受け入れ、家族4人での充実した生活をするようになった。
そしてタハニもとうとうやりたいことをやりつくし、最後のドアを通る決心をした。
お別れパーティーはタハニが自分で用意して、身内だけで済ませた。
エレノアはなんとか引き留めようとしたが、タハニのパーティーに文句をつける隙はなかった。
ところがマイケルと話しているうちにタハニは考えを変えた。
ここからは去るけど、ドアを通る事はしない。
「建築家になりたい」
タハニは、人間初の建築家を目指してインターンになるという新しい生き方を見つけた。
エレノアとチディ
グッドプレイスには次々と、エレノア達の知り合いが増えていった。友人や家族、生きていた時以上の交流が持てるようになっていた。
そんな中、エレノアはチディが「決心」をつけた気配を感じて不安を覚え始める。
なんとかチディの気持ちを変えねば、とマイケルとジャネットに相談をした。
マイケルの、昔の良かった時を思い出させるんだ、というアドバイスに従いエレノアはサプライズ旅行を計画する。
チディは思い出の地巡りに最高だ、と喜んだがそれでも気持ちを変える事は出来なかった。そしてエレノアの気持ちにも気づいていた。
「エレノア、聞いて。君を完全に愛してる。心の底から。でも行かなきゃ」
「私を置いてまで行く必要はない」
「違うよ。君を置いていきたいわけじゃない。ただ、聞いていた通りその時が来た。
魂に静寂が訪れたんだ」
しかもそれは最近の事でなく、エレノアが知らぬ間にずっと考えていた事だと言う。
きかっけはお互いの両親に会った時だった。
それを聞いてもエレノアにはまだ準備が出来ていない。
「ジェイソンもタハニもいなくなり、チディまでいなくなったらまた独りになってしまう」
エレノアに引き留められると、チディは分かった、と一緒に残る事を決めた。
ところがそのまま旅行を続けると、エレノアは自らの考えを改めた。
「身勝手なルールであなたを引き留められない」
エレノアはチディを送り出す事にした。
チディはエレノアの最後の願いを聞いて、寝ている間に出て行った。
チディの寝床には、チディのコスプレ・カレンダーが残されていた。
3.22ジェレミー・ベリミー後 ミンディ
マイケルが会議に出席すると誰もいなかった。システムは完璧で、問題なく周るようになりもう議会の必要がなくなっていたのだった。
マイケルは心に穴が空いたようになった。
エレノアはチディの思い出と共に過ごしていたが、思い立ってミンディに会いに行った。
自分の最後のミッションは、「ミンディ」なんじゃないかと気づいたのだった。
似た者同士だから理解しているはず。
「ミンディがグッドプレイスに合格して1人っきりの生活から抜け出せたら想い残す事はない」
エレノアは放っておいてというミンディを説得し、テストを受けさせる事を決心をつけさせた。
ミンディのテストの建築はタハニの建築家デビュー作となった。
エレノアとマイケル
エレノアはミンディの結果を待たずに、もうやる事はなくなったと最後のドアを通る事にした。だがいざジャネットに案内してもらうと、ドアの前で足が進まなかった。
「心の準備は出来てるのに……」
するとマイケルが、だったら自分が通ると後ろからエレノアを追い越した。
ところがマイケルは人間ではない為、ドアを通っても何も起きなかった。
「どうしてなんだ!?」
エレノアはマイケルを落ち着かせて話を聞いた。
システムが安定し、もうマイケルの役目は終わっていた。
楽しかったのに、仲間達がどんどんドアを通って消えていく。
若い身体を選んで来ていたダグ・フォーセットでさえもう通っていた。
「私は永遠にここで時間を潰すしかない。隠居老人だよ」
エレノアはその時ある事に気づいた。
そしてすぐに1人で判事に掛け合った。
判事は悪い前例は作れないと、エレノアの提案に大反対した。
だがエレノアの一言が決め手になった。
「実現したらようやく永遠に私達から解放されるのよ」
「それはそそられる……。だってウザイもの」
判事の許可を得たエレノアは、ジャネットと一緒にマイケルを呼び出した。
用意していたのは、マイケルの地球コレクションの展示室。
それに囲まれてるだけでも嬉しそうなマイケルをエレノアはもっと喜ばせる。
エレノアのやり残した事
エレノアが見つけた答えは、マイケルが人間になる事だった。「望むものを手にするまであなたに平穏はない」
ジャネットが新たに得た力で、マイケルは本物の白髪紳士になれる。
エレノアはマイケルの決心を確かめる。
「何が起こるかは分からない。
マイケルが人間になり、地上で生活している間に死後の世界が変化する可能性がある」
「だから特別なんだ。
死後に何が起こるか知らないまま生きる。それでこそ人間だ」
マイケルに迷いはなかった。
「ありがとう、エレノア。本当に」
同時にエレノアの心残りもこれでなくなった。
最後のドア
エレノアは再びジャネットと最後のドアの前に来た。ドアの前には好きなだけ気持ちを整えられるように、ベンチが置いてある。
「その時が来たらドアへ」
エレノアはジャネットを誘って一緒にベンチに座り、思い出やマイケルの事を語った。
マイケルはもう地上ですっかり人間らしい生活をしている。
ギター教室を見つけ、Eコードに挑戦していた。
ドアの先がどうなっているかだけは、唯一ジャネットにも分からない事だった。
エレノアはジャネットとハグをしてドアを通った。
ドアを通ると光りの玉になって空を飛んだ。
すでに多くの玉が飛んでいたが、1つの玉が地上のある男の肩に止まって消えた。
その男は紛れていた他人宛ての郵便物をゴミ箱に捨てた所だったが、玉がついたのをきっかけに、思い直して拾い、正しい受取人に届ける事にした。
その相手はマイケルだった。
マイケルは封筒を見て何か分かり、喜びの声を上げた。
郵便物はコヨーテ・ジョーズの、ポイントカードだった。
もともと男が捨ててもいいだろう、と判断したようなものに大喜びしている。
思わず男も足を止めて微笑んだ。
マイケルは何度も感謝を告げた。
「お安い御用」
マイケルは、男にずっと言いたかった事を言う。
「じゃあ、まだね(Take it slezy)」
おわり
かんそう
グッドプレイスの最終回は約60分、2本分の延長放送だったようです。
正直、初見の時はちょっと落ち込みました。
せっかく苦労して辿り着き、永遠を過ごせるものだと思っていたグッドプレイスを仲間達がどんどん去って行くなんて、と。
特に、ジェイソン、チディの男は、ジャネット、エレノアと愛する人がいるにもかかわらず、去って行く事を望み、それを実行しました。
それってどういう事なんだろう? と。
「ポーの一族」ファンとしては、永遠の時を拒否するなんてロマンぶち壊し! とショックを受けました。
そもそもそれなら何の為に新死後の世界を構築する事に奮闘したんだろう?
だったら、地球リセットしていても良かったんじゃないか?
等々、疑問が沸きました。
最後の最後に、自分的には鬱展開だわ~。というどんよりした気持ちで一晩過ごしました。
で、少し落ち着いて考えてみたところ、ジェイソンとチディの行動への不信感は消えないものの、ドラマとしては救いが残されているじゃん! と気づき、少しずつ明るい気持ちになれました。
最後のドアの先、エレノア達は何も知らずに進みましたがそこは完全な無ではなく、分かりやすく言うと魂のような光の玉になって、存在を続けていました。
作中で明言はされていませんが、最後、男の肩について入った? のはエレノアの光だと考えて良いと思います。
エレノアがグッドプレイスに相応しい人間として変わっている事を、最後の最後にもアピールしていました。(一度は捨てた郵便物をちゃんと届ける)
過去のエピソードでエレノアが拾った財布を届ける自分に戸惑う、というのがありました。
もう今のエレノアは親切をするのに、なんの抵抗も、戸惑いもないです。
人間となったマイケルにはそれがエレノアの仕業? だとはもう気づく術はないのですが。
ただマイケルはシーズン1の7話で言っていた、「やり残した人間的な体験」を実行していただけでした。
・ポイントカードを作る事。
・誰かと軽く話した後、言ってみたかった。
「じゃあまだね(Take it slezy)」
★まだエレノアがグッドプレイスのはみ出し者であることを隠していた時、マイケルはエレノアに罪悪感を感じさせる為、グッドプレイスの異変は自分のせいだと引退を宣言した。そのマイケルの送別会でのスピーチ。
マイケルのストーリーは紛れもないグッドエンディングだったと思います。
人類を救い、死後の世界を改革し、悪魔としてやりつくした上でなりたかった人間になれた。
タハニも最後のドアを通るという、1つしかないと思われた人間の最終的な選択肢を増やしてポジティブなストーリーで終わりました。
エレノアも、納得いくまで独りで残って過ごし、心残りなく最後のドアに向かったので、多分私は最後のドア自体が気に入らないんだと思いますが、まあ100歩譲って大団円でした。
……で、やっぱり、愛する人を残して先に最後のドアを通ったメンズ2人は、ちょっとハッピーエンド感は感じられないな~。
でもそれが「人間」ってことなのかな。
ドラマの結末の大部分が「最後のドア」を通って終わる、というのはもやもやしました。
また時間が経てば感想も変わるのかもしれませんが。
ていうか、玉になったエレノア達がどうなるのか教えて欲しいわ!!
今の情報だけだと、なんだか人間にポイントを稼がせる為の世直し隊って感じだけどw
とまあ一筋縄には終わりませんでしたが、エレノアが言っていたマイケルが人間として死んだ時にはまた死後の世界のシステムは変わってるかも、という言葉がまだまだ冒険? は続くと言う感じで、最終回は迎えたもののマイケルがまたジャネットやショーンと再会する日が来るんだというストーリーが予測できるのは良かったです。
スピンオフ、続編の種が蒔かれているとしか考えられないので、ちょっと期待しつつ。
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