あらすじ
アメリカ放送:2016年9月~(NBC)
シーズン4 2019年9月~放送 (全13話)
日本ではネットフリックス・オリジナルとして2019年9月27日から毎週金曜日に1話ずつ配信。
(中休み有りで2020年1月10日10話~配信再開)
・登場人物はこちら
・前回 11話「月曜日って、こうなるよね?」へ
(中休み有りで2020年1月10日10話~配信再開)
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グッドプレイス
6人はとうとう正式にグッドプレイスに到着した。
ジャネットはすぐにグッドプレイスの全データをダウンロードし、紛れもないグッドジャネットとなった。
一生の夢が叶う素敵な場所という気配に、人間達4人は興奮した。
だが、マイケルだけはデーモンである自分は歓迎されないのでは、と不安を感じて様子がおかしくなり始める。
チディはここにアレクサンドリアのヒュパティアがいると聞いて大興奮した。
「宇宙に関して質問したいことが山ほどある!」
すぐに顔見知りの委員たちに出迎えられると、その歓迎っぷりにマイケルは不安から解放された。
それどころかすぐに任命式を行ってグッドプレイスの建築家になれると言われる。
それぞれに合う完璧な会場が用意されている……はずだったが、4人ひとまとめで1つの会場にミックスされていた。
ジェイソンがゴーカートもサルもいないから完璧じゃない、と嘆くとジャネットは緑の扉を案内した。
「現実、空想問わず好きな時と場所へどうぞ。願いがなんでも叶います」
さすがグッドプレイスと言わんばかりの設備に全員がうっとりする。
「サルと東京ドリフトしてくる!」
ジェイソンはさっそく扉の向こうに飛び込んで行った。
ヒュパティア(リサ・クドロー)通称パティは、名前入りのジャガーズのユニフォームを着ていたのですぐに分かった。
チディはパティに暑苦しいと言われる程、興奮してしゃべりまくった。
ところがパティは、急に言葉が出なくなり少し前から脳がぼんやりする、とスムーズな会話が出来なかった。
「私が言い方を忘れる前によく聞いてね。
私達を助けて、ここはどうしようもないの」
突然の告白にチディとエレノアは驚いた。
パティに詳しい話を聞くと、グッドプレイスには問題があった。
理論上ではパラダイスで完璧だが、終わりがない。
「そんな状態が続くと人は脳が溶けたみたいにぼんやりする」
エレノアは状況を理解した。
「やっとたどり着いたグッドプレイスが、ゾンビ工場なの!?」
2人を見つけたエレノアは開口一番に言う。
「最新情報よ。グッドプレイスはヤバイわね。
ここにいるのは全員がハッピネス・ゾンビ。しかも誰も対処してない」
自分達もゾンビになる前に委員会に伝えなくては、そうチディが言った時マイケルが現れた。
「委員会は私だ。私自身が委員会だ」
4人はまたビックリする。
「ハメられたんだ。委員たちは逃げ出した」
ここはパラダイスなはず、信じたくないのかタハニが言うと緑の扉からジェイソンが戻って来た。
「ただいま~。サルとゴーカートはすぐ飽きるね」
5人は一生の夢だと言っていたのに、あっという間に飽きたというジェイソンに呆れた。
そんなこんなで50パターンはやった。
「そしたらなんか無性に、皆に会いたくなった」
それを聞いたパティは納得して言った。
「今のがすべてを物語ってる。
ここへ来て何でもできるって分ると、全部やり尽くしちゃう。
でもまだ永遠が残ってるってわけ」
ここは楽しさも情熱も興奮も奪う。
委員会がこうした問題に気づいて、あらゆる手を尽くしていたという形跡をマイケルが見つけた。
だが人間ではない委員会には問題を理解しきれず、新しいユニコーンを作ろうとしてふわふわのサイを作ったりしていた。
だからマイケルに責任者を押し付けて、沈みかけた船から飛び降りたのだった。
エレノアは決心した。
「私は諦めない!」
せっかく苦労して辿り着いた場所なのだから、なんとかしなくては!
エレノアは、中年の危機に陥ったマイケルにかけた言葉を思い出させた。
「人間は死を意識してるからいつも少しだけ悲しい。
でもだからこそ、生きる意味も生まれる」
生きる意味を取り戻す為、グッドプレイスから解放してあげよう。
マイケルが責任者となった今、出来ない事はない。
だがパニくったマイケルはハッパでラリって使いものにならなくなっていたので、代わりにエレノア達が発表した。
壇上に上がったエレノアが声をかけても、住民達の反応は魂を抜かれたように薄かった。
「ここはパラダイスじゃない。
永遠に終わらないバカンスみたいなもの。でもバカンスはいつか終わるから特別なの」
そこで考えたのは、「新しいドア」。
それは、幸福感、満足感を十分に味わってここを去ってもいいと思ったら通る為のドア。
「そこで宇宙での生涯は終わります」
エレノア達は死後の世界にも「終わり」を作った。
無理に通る事はない。でも終わる事が出来、永遠に縛られる事はなくなる。
ドアの向こうで何が起きるのかは正確には分からない。
「平穏が訪れて旅が終わる事は確かです」
いくらでもこれまで通り緑の扉を使ってしたい事をしていい。
でも最後のドアが出来た。
住民はやっと感情を取り戻したのか、声を上げて喜んだ。
チディはパティに礼を言った。
「あなたのおかげで救われました」
「私じゃない」
パティが指を指した先には踊るエレノア達がいた。
「フレンズって意味よ!」
「分かってます」
ジェイソンが夢に見たおバカニックの店を作り、ジェイソンを喜ばせた。
エレノアはマイケルは正しかったと言った。
「すべてうまくいく」
出会った時に言っていた言葉、その通りになった。
皆の「また明日」は永遠に続く。
エレノアとチディはやっと2人きりで穏やかな時間を過ごした。
「出会った日から探してた。この時間を。これが本当のグッドプレイスだ。
グッドプレイスは場所ですらない。愛する人と過ごす時間だ」
「そうね。好きなだけ続けるわ」
それどころかすぐに任命式を行ってグッドプレイスの建築家になれると言われる。
歓迎パーティー
マイケル以外の5人は、歓迎会場に向かった。それぞれに合う完璧な会場が用意されている……はずだったが、4人ひとまとめで1つの会場にミックスされていた。
ジェイソンがゴーカートもサルもいないから完璧じゃない、と嘆くとジャネットは緑の扉を案内した。
「現実、空想問わず好きな時と場所へどうぞ。願いがなんでも叶います」
さすがグッドプレイスと言わんばかりの設備に全員がうっとりする。
「サルと東京ドリフトしてくる!」
ジェイソンはさっそく扉の向こうに飛び込んで行った。
任命式
マイケルの任命式はスムーズに行われた。
立派なローブにメダル、書類へのサイン。
だがすべてが終わると、委員たちはマイケルを「責任者だ」と言いだした。
「法的拘束力のある書類だ。僕達は今すぐ辞職する。撤回はできないよ、僕らを捜さないで」
マイケル1人を残し、サインをした書類を抱えて委員たちは走り去って行った。
茫然としたマイケルは建物をさまよい、なんとかスタッフを捜し出そうとしたが誰もいないようだった。
ヒュパティア
チディはエレノアにつきそってもらい、会場で早速ヒュパティアを見つけた。ヒュパティア(リサ・クドロー)通称パティは、名前入りのジャガーズのユニフォームを着ていたのですぐに分かった。
チディはパティに暑苦しいと言われる程、興奮してしゃべりまくった。
ところがパティは、急に言葉が出なくなり少し前から脳がぼんやりする、とスムーズな会話が出来なかった。
「私が言い方を忘れる前によく聞いてね。
私達を助けて、ここはどうしようもないの」
突然の告白にチディとエレノアは驚いた。
パティに詳しい話を聞くと、グッドプレイスには問題があった。
理論上ではパラダイスで完璧だが、終わりがない。
「そんな状態が続くと人は脳が溶けたみたいにぼんやりする」
エレノアは状況を理解した。
「やっとたどり着いたグッドプレイスが、ゾンビ工場なの!?」
ゾンビ工場
エレノアが仲間を捜して報告しようとした頃、タハニとジャネットも他の住民の様子から異変を感じていた。2人を見つけたエレノアは開口一番に言う。
「最新情報よ。グッドプレイスはヤバイわね。
ここにいるのは全員がハッピネス・ゾンビ。しかも誰も対処してない」
自分達もゾンビになる前に委員会に伝えなくては、そうチディが言った時マイケルが現れた。
「委員会は私だ。私自身が委員会だ」
4人はまたビックリする。
「ハメられたんだ。委員たちは逃げ出した」
ここはパラダイスなはず、信じたくないのかタハニが言うと緑の扉からジェイソンが戻って来た。
「ただいま~。サルとゴーカートはすぐ飽きるね」
5人は一生の夢だと言っていたのに、あっという間に飽きたというジェイソンに呆れた。
理由
6人とパティは、パーティー会場から場所を移しジェイソンにどういう事かと追求した。
「しばらくは楽しかったけど、こう思った。
あれ? カバの方がもっとクールじゃね?」そんなこんなで50パターンはやった。
「そしたらなんか無性に、皆に会いたくなった」
それを聞いたパティは納得して言った。
「今のがすべてを物語ってる。
ここへ来て何でもできるって分ると、全部やり尽くしちゃう。
でもまだ永遠が残ってるってわけ」
ここは楽しさも情熱も興奮も奪う。
委員会がこうした問題に気づいて、あらゆる手を尽くしていたという形跡をマイケルが見つけた。
だが人間ではない委員会には問題を理解しきれず、新しいユニコーンを作ろうとしてふわふわのサイを作ったりしていた。
だからマイケルに責任者を押し付けて、沈みかけた船から飛び降りたのだった。
エレノアは決心した。
「私は諦めない!」
せっかく苦労して辿り着いた場所なのだから、なんとかしなくては!
エレノアは、中年の危機に陥ったマイケルにかけた言葉を思い出させた。
「人間は死を意識してるからいつも少しだけ悲しい。
でもだからこそ、生きる意味も生まれる」
生きる意味を取り戻す為、グッドプレイスから解放してあげよう。
マイケルが責任者となった今、出来ない事はない。
大改革
パーティー会場に戻り、マイケルが大改革を発表しようとした。だがパニくったマイケルはハッパでラリって使いものにならなくなっていたので、代わりにエレノア達が発表した。
壇上に上がったエレノアが声をかけても、住民達の反応は魂を抜かれたように薄かった。
「ここはパラダイスじゃない。
永遠に終わらないバカンスみたいなもの。でもバカンスはいつか終わるから特別なの」
そこで考えたのは、「新しいドア」。
それは、幸福感、満足感を十分に味わってここを去ってもいいと思ったら通る為のドア。
「そこで宇宙での生涯は終わります」
エレノア達は死後の世界にも「終わり」を作った。
無理に通る事はない。でも終わる事が出来、永遠に縛られる事はなくなる。
ドアの向こうで何が起きるのかは正確には分からない。
「平穏が訪れて旅が終わる事は確かです」
いくらでもこれまで通り緑の扉を使ってしたい事をしていい。
でも最後のドアが出来た。
住民はやっと感情を取り戻したのか、声を上げて喜んだ。
フレンズ
ジェイソンのDJでパーティーは大盛況となった。チディはパティに礼を言った。
「あなたのおかげで救われました」
「私じゃない」
パティが指を指した先には踊るエレノア達がいた。
「フレンズって意味よ!」
「分かってます」
すべてうまくいく
パーティーが終わると、マイケルは責任者としての仕事を始めていた。ジェイソンが夢に見たおバカニックの店を作り、ジェイソンを喜ばせた。
エレノアはマイケルは正しかったと言った。
「すべてうまくいく」
出会った時に言っていた言葉、その通りになった。
皆の「また明日」は永遠に続く。
エレノアとチディはやっと2人きりで穏やかな時間を過ごした。
「出会った日から探してた。この時間を。これが本当のグッドプレイスだ。
グッドプレイスは場所ですらない。愛する人と過ごす時間だ」
「そうね。好きなだけ続けるわ」
かんそう
やっとたどり着いた理想郷グッドプレイスが実はゾンビ工場だった、という番組らしい展開でした。
ほんと良くできてるな~。
内容濃く、場合によっちゃ1シーズン分に引き延ばせるんじゃね? と思う位でしたがファイナル目前なのかかなり駆け足で1話であっさりと解決しました。
このスピーディーなテンポ感も悪くないですが、ちょっと駆け足過ぎてなんか別れが近づいてきている感じがヒシヒシとして、寂しさも。
それにしてもフィービー(リサ・クドロー)登場ですよ!!
グッドプレイスは結構ストーリーが複雑なので、途中から吹き替えで見るようになっているのですが、声優さんもフィービーと同じだったのでありがたかったです。
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