レジデント 型破りな天才研修医/The Resident シーズン2 22話「越えてはならない一線/Broker and Broker」

2019/11/27

ジェーン洞 レジデント 型破りな天才研修医 レジデント 型破りな天才研修医 シーズン2 医療

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あらすじ

Alec Takes Nic To See An Organ Broker | Season 2 Ep. 22 | THE RESIDENT


2019年5月7日(火)~7月(前半9話まで) FOX 日本初放送 
10話~最終話(2019年9月~)

(アメリカ放送:2018年9月~) 全23話

・前回 シーズン2 21話「血のつながり/Stuck as Foretold」



オカフォー

オカフォーはオースティンからの呼び出し音で目覚めた。
「心臓が右にあるという珍しい患者のオペをするぞ! すぐ来い!」

だがオカフォーが寝ていたのはゴルフ場だった。昨夜は飲んでいたらしい。

それだけではなく、すぐ近くにカートの下敷きになったテイラーという男がいた。
オカフォーはそのまま救急車の手配をして、チャスティンに向かった。


どうやらテイラーは夜のゴルフ場でオカフォーを轢いた後、横転していたようだったが、オカフォーにはバーで飲んだ所からそこまでの記憶が一切なかった。

オカフォーも頭に怪我をしていた事から、しばらくの安静を強要される。

するとオカフォーが、ベルのクリーニングタグの付いたスーツを着ていた事が分かる。
昨夜はベルと一緒だったのかとベルにカマをかけると、まったく違うようだった。

オカフォーはテイラーが何か知らないかと話しを聞いた。
テイラーとは偶然ゴルフ場で会っただけだったが、オカフォーは男と居たという。
「たしかあのカントリークラブのオーナーの息子だと思ったけど」

それはベルのアシスタントのグレイソンだった。
グレイソンを呼び出すと、ノリノリで登場した。

オカフォーは昨夜グレイソンとつるんでカラオケまでしていたのだった。
ベルのスーツもグレイソンが持っていたものだった。

2人で盛り上がる写真や動画も沢山残っていたが、それを見せられるとオカフォーは端から消去していった。
「グレイソンとミーナ。グレーナの初めての大冒険なのに!」
「最後の大冒険!!」
1人でゴルフ場に行ったのは、グレイソンから逃げ出す為だろうとオカフォーは納得した。

「でもその前にオペと鳥への熱い想いをぶちまけてた」
グレイソンが何気なく言った言葉は、側で聞いていたデヴォンとアーウィンもしっかり聞こえていた。
日頃オースティンを猛禽類と言っている事から、すぐにそれがオースティンの事だと分かった。

デヴォンはオカフォーの弱点を見つけた、と浮かれた。
それが昨夜の発散の原因でもあるのだろう。
だが、オカフォーは自分ではオースティンへの気持ちを認めなかった。

安静が解除されると、オースティンはすぐにオカフォーを呼びに来た。
「珍しい臓器患者のオペをするぞ!」
オースティンはオカフォーの為に、オペを延期していたのだった。

ベル

当てにしていた寄付金を逃したベルは、なんとか金持ちを捜すようグレイソンに命令していた。

すると入院患者に宝くじの高額当選者がいるという情報を掴む。
それはゴルフ場で事故ったテイラーだった。

何の肩書もないテイラーにベルは媚びるようにVIP扱いをした。
そしてチャスティンに寄付をさせるよう、一芝居を打ってまんまとその気にさせた。

2度の手術を経て、なんとか寄付の書類にサインをさせ、小切手を受け取る段階になった。

だが小切手の金額を見てベルは驚いた。
高額当選の金額とは程遠く、低い額だったから。
「まずは1回目です」
テイラーは、高額当選はしたが受け取りの際に一括ではなく週払いを選んでいたのだった。
「これから30年間、毎週1万3千ドルを毎週寄付しますから!」
テイラーはドヤ顔だった。

ニックとコンラッドとアレック

アレックがニックに提示したのは、違法臓器売買だった。
闇の臓器ブローカー(ジョン・ノーブル)を紹介されるが、とんでもないとニックは突っぱねていた。

これまでも利用した経験のあるアレックとニックは意見を対立させる。
「腎臓は買わない」
「そうか、君はジェシーを救う為の望みを断ったことになるぞ」

その後、ジェシーの容体が悪化し心不全にもなってしまった。
まだクリーンになって2ヶ月、リストに入れるまで4か月もある。

それまで待てないと、ニックはベルにジェシーを待機リストに入れるよう直談判するが、ベルは規則は曲げられないと受け入れなかった。

ニックは結局アレックを頼り、改めてブローカーを紹介してもらった。
費用は10万ドル、前金で1万ドル。
だが正規のリストに載っていないというと、医者も買えると転院する事になった。


いきさつを何も知らないジェシーは転院の書類について、コンラッドに相談をした。
すると、転院も移植についても初耳のコンラッドはニックがしようとしている事に気づく。
そしてそれにアレックが絡んでいる事も。

すぐにアレックに文句を言い、前金を払おうとするニックを引き留めた。
だがニックに、私に同じ事が起きたらどうする? と言われると「俺もやる」と言って引き留める事はできなかった。


手段が選べなくなったコンラッドは、ベルに見返りを約束してジェシーの特別扱いを許可させた。ベルは経営難から脱する為、その申し入れを受けるしかなかった。

コンラッドがジェシーの病室にいるニックに、ジェシーが待機リストに載った事を伝えると、実はドナーを断ったと聞かされる。

腎臓を売ろうとしていたのはカフェのウエイトレスの女性だった。
でも費用のほとんどはブローカーがもっていく。単なる利用でしかない。

「それに、移植が終わってもジェシーは依存症と戦い続ける。その時、ジェシーが尊敬できるような人でいなきゃ」
「君は正しい選択をした。必ず腎臓を見つけよう」

翌朝、クリニックへ行くとアレックが荷物をまとめた後だった。
「さよならくらい言ってよ。何も言わずに出て行くつもり?」
アレックは、何も後悔はしていないと言った。
「これが僕なんだ。これからも変わらない」
「わかってる」
「彼への想いも変わらないんだろう?」
ニックは薄くうなずいた。

アレックはIDカードを置いて出て行った。
「僕がいなくてもここはやっていける。クリニックに必要なのは君だよ」



かんそう

臓器ブローカーで、ジョン・ノーブル(フリンジ、エレメンタリー他)が登場しました。
かなりのチラっと役ですが、存在感バッチリでこの後ストーリーが膨らみそうなムードもありましたが、ニックの心変わりで本当にちょい役で終わりましたw
贅沢~!!
臓器ブローカー、似合いすぎるw

終わったといえば、アレックもあれれ~と意外とあっさり退散しちゃいました。
しかもそれ程三角関係にもならず。
変なの~!! もっとドキドキハラハラさせて欲しかったな~。

ベルのおとぼけコメディはお約束になりつつあるのかしら?

アシスタントのグレイソンも最近かなり存在感出て来ましたw
シリアス路線から、コメディ色強めになってもきていて、ほんといろいろ試行錯誤している感じがします。

(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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