あらすじ
ウッズの自宅を訪ねたボイトは、自白と引き換えにオリンスキーの罪状を取り下げるよう、取引きを持ち掛けた。
ウッズはそれに乗り、すぐに州検事補のオーシャを呼んで詳細を詰める事になった。
ところが、いざボイトが自白しようとした時、ボイトは受信したメールを見て飛び出して行った。
オリンスキー
ボイトが向かったのは、刺されたオリンスキーが搬送された病院だった。
ちょうど手術室に入る直前に間に合い、オリンスキーの手を取って励ました。
「お前は絶対に助かる」
オリンスキーは平気だよ、と言って手術に向かった。
ボイトはそのまま手術室のドアの前で待ち続けた。
やっとドクターが出てきたと思って声をかけると、聞けた言葉は一番聞きたくない言葉だった。
「残念ながら亡くなった」
余りのショックにボイトは言葉を失った。
待合所にはチームの仲間達が集まっていた。
ボイトの知らせに、誰もが悲しんだ。
ボイトもプラットと抱き合ってオリンスキーの死を嘆いた。
しばらくすると、ボイトは全員に告げた。
「気持ちは分かる。胸が張り裂けそうだ。
だがアルに報いる為にも、まずは犯人を見つけるべきだ」
犯人を捕まえ、すべてが終わったらその時は必要なだけ時間を取って、オリンスキーを慎むもう。
ボイトは怒りを露にし、オリンスキーの死をオーシャの責任だと責めた。
「あんたが葬ったんだろ。保釈審問会を見てた」
オーシャはオリンスキーとは20年来の付き合いだと言い、ショックを受けていた。
「大勢の人物が関わっててどうにもできなかった‼」
「何にせよ同じ事だ。アルを死に追いやった」
ちょうど手術室に入る直前に間に合い、オリンスキーの手を取って励ました。
「お前は絶対に助かる」
オリンスキーは平気だよ、と言って手術に向かった。
ボイトはそのまま手術室のドアの前で待ち続けた。
やっとドクターが出てきたと思って声をかけると、聞けた言葉は一番聞きたくない言葉だった。
「残念ながら亡くなった」
余りのショックにボイトは言葉を失った。
待合所にはチームの仲間達が集まっていた。
ボイトの知らせに、誰もが悲しんだ。
ボイトもプラットと抱き合ってオリンスキーの死を嘆いた。
しばらくすると、ボイトは全員に告げた。
「気持ちは分かる。胸が張り裂けそうだ。
だがアルに報いる為にも、まずは犯人を見つけるべきだ」
犯人を捕まえ、すべてが終わったらその時は必要なだけ時間を取って、オリンスキーを慎むもう。
オーシャ
病院を出たボイトが車に乗り込もうとすると、オーシャが急いで駆け付けて来た。ボイトは怒りを露にし、オリンスキーの死をオーシャの責任だと責めた。
「あんたが葬ったんだろ。保釈審問会を見てた」
オーシャはオリンスキーとは20年来の付き合いだと言い、ショックを受けていた。
「大勢の人物が関わっててどうにもできなかった‼」
「何にせよ同じ事だ。アルを死に追いやった」
捜査
ボイトは刑務所に乗り込み、所長に「お前が無能だからアルは殺された」と毒づき、無理やり捜査担当になった。
特捜の為のオフィスまで用意させ、刑務所を封鎖させた。
特捜の為のオフィスまで用意させ、刑務所を封鎖させた。
看守のディーツ
襲撃を目撃したという看守のディーツを取り調べした。
ディーツはオリンスキーが入所した時から、警官の味方だとオリンスキーに何かと便宜を図っていた男だった。
襲撃直前までオリンスキーを送っていたが、途中で電話が掛かって来たので対応していたらその隙に襲われて倒れていたという。
襲った男の顔は、一瞬だけでよく分かってない。
思い当たるのは、入所してすぐに他の収容者と揉めていたという事だけ。
その収容者は、自分ではないというのでボイトが首を絞めて知っている事を吐かせた。
「人種しか分からねえ。メキシコ人だ」
だが犯人の顔は角度が悪く、よく確認できなかった。
ところが別角度の映像を探してみると、電話をしていたというディーツが曲がり角で隠れている姿が映っていた。
ディーツは、犯行に協力してあえて犯人と2人きりにさせていたのだった。
ディーツは、まさか刺すとは思っていなかったと、犯人がアンドレ・ゴメスだと白状した。
ボイトはゴメスを倉庫に引きずり込み、ボコボコにして犯行の理由を吐かせようとした。
ディーツはオリンスキーが入所した時から、警官の味方だとオリンスキーに何かと便宜を図っていた男だった。
襲撃直前までオリンスキーを送っていたが、途中で電話が掛かって来たので対応していたらその隙に襲われて倒れていたという。
襲った男の顔は、一瞬だけでよく分かってない。
思い当たるのは、入所してすぐに他の収容者と揉めていたという事だけ。
その収容者は、自分ではないというのでボイトが首を絞めて知っている事を吐かせた。
「人種しか分からねえ。メキシコ人だ」
監視カメラ
事件当時の監視カメラの映像を確認すると、オリンスキーが刺されている様子が残っていた。だが犯人の顔は角度が悪く、よく確認できなかった。
ところが別角度の映像を探してみると、電話をしていたというディーツが曲がり角で隠れている姿が映っていた。
ディーツは、犯行に協力してあえて犯人と2人きりにさせていたのだった。
協力者
ディーツの口座を調べると、襲撃の1時間前に5000ドルが振り込まれていた事が分かった。ディーツは、まさか刺すとは思っていなかったと、犯人がアンドレ・ゴメスだと白状した。
ボイトはゴメスを倉庫に引きずり込み、ボコボコにして犯行の理由を吐かせようとした。
怒りからルールを捨て去っているボイトに、アントニオだけが忠告しようとした。
だがボイトは正当防衛だといい、疑うのなら苦情でも申し立てて捜査から外れろ、と聞く耳を持たなかった。
単なる恨みにしては、5000ドルを用意するなどゴメス1人の犯行とは思えず、周辺にオリンスキーを恨む人物がいないか捜査を続けた。
次の作戦
オリンスキーの死によって、ウッズとオーシャの作戦はとん挫になった。
2人は、再びボイトを立件する為の新たな作戦を企てる。
オーシャが目撃者と会う予定がある、と伝えるとウッズは自分が先に話すと目撃者と密会をした。
ケイトという女性は、事件の夜ビンガムの家に居て、ボイトが引きずり出すのを見ていたという。
通報しなかったのは、口外したら殺すと脅されていて怖かったから。
そして、そのまま忘れていた。
それが急に名乗り出た理由は、オリンスキー逮捕のニュースを見て当時の事を思い出したからだった。
「私は重大な情報を持ってると気づいたの」
目的は金だった。
だが、ウッズは金は支払われないと言った。
「正直、誰が殺したのかなんてどうでもいい。2万ドルくれるなら証言するわ」
偽弁護士
事件前にゴメスに面会していた弁護士が、明らかに偽名を使っていたので身元を突き止め、アルベルト・フローレスだと判明した。フローレスの自宅へ行き、ボイトはその場にあったバットを振り回して脅した。
「言ったら脅される」
「俺には殺されないと?」
フローレスは、ボイトの本気に怯えてカルロス・デレオンが黒幕だと白状した。
デレオンに頼まれ、フローレスはゴメスに殺しの依頼をしていたのだった。
黒幕
カルロス・デレオンは、表向きの家具事業者でカリ・カルテルの資金洗浄をしていて、長年FBIが監視をしている存在だった。何年か前に、オリンスキーが麻薬捜査居の手伝いをした際の標的でもあった。
情報を得る目的でカルロスの弟を逮捕したが、その弟は拘置所で殺されていた。
それが報復の理由だった。
自宅に突入しようとすると、妻が出て来て夫はいないと言った。
夫を庇う妻に、バージェスとアプトンが不法滞在者の母親を利用して脅した。
「今すぐ移民税関捜査局に電話する?」
倉庫
妻の情報から倉庫へカルロスを追った。倉庫に隠れるカルロスの手下達と撃ち合いになる中、ボイトは金を持って逃げるカルロスを見つけ、銃を向けた。
カルロスは手を挙げて丸腰を強調した。
「撃たないでくれ」
「オリンスキーは、俺の親友だ。ひざまずけ」
だがカルロスがひざまずく前に、ボイトは発砲していた。
倒れてからも1発撃ち込んだ。
駆け付けたアントニオにはベルトに銃を挟んでいた、と正当防衛であることを伝えた。
実際に銃があったので、アントニオに疑う余地はなかったが、目撃者がいた。
隣の敷地にいた清掃員が丸腰のカルロスに発砲したのをすべて見ていたのだった。
「全部見てたぞ、何様のつもりだ!!」
目撃者の証言で、マスコミが大騒ぎになるニュースになった。
アントニオは、見ていないから肯定も否定もできない、と真実を言おうとするとルゼックに批判される。
「いつから弁護士に? 奴はアルを殺した。見たかどうかなんて……」
アントニオは口を慎め、とルゼックとつかみ合いになりかけたところを本部に呼ばれた。
アントニオが何をどう言ったのかはまだ分かっていない。
ボイトは、あくまでも正当防衛で、正し命の危険を感じたため正しい判断だった、と報告していた。
ウッズの決断
その頃ウッズは、目撃者のケイトを呼び出して密会していた。待ち合わせ場所を3回も変え、盗聴器なども調べ厳重に警戒していた。
「念の為さ、カネが欲しいなら俺に従え」
そして偽証を強要した。
「1万ドルやる。残りの1万は証言の後だ」
報い
ウッズはボイトを自宅に呼び出し目撃者がいる、とボイトに打ち明けた。「ハンク・ボイトを破滅させる一手になるかも」
「俺たちは何故こんなことに? 相棒であり、友人だったのに」
「俺を追い詰めた」
「お前が一線を越えた以上、仕方なかった」
「32年間で一度だけだろ」
ボイトはウッズが無実の男をはめた事が許せなかった。
「何様のつもりだ? シカゴで一番の汚職警官が俺を非難するとはな」
「汚職はしてない。
俺は罪なき人々を傷つけたことはない。これからも。
今になってもまだ分からないのか?
不正を働くことと、必要な行為との違いを」
皆がやりたがらない事を出来る奴、それこそが自分でウッズや本部にいる独善的な奴らにとって必要な存在でもある。
「俺は全身全霊で、真の悪魔や真の危険が消えてなくなることを確実にする。
すべては大義のためだ」
ウッズは自分も同じだと主張する。
「汚職警官を排除し、シカゴを住みやすい街にしたい」
「違うな。
お前が気にかけているのは街ではなく、お前自身だ。
私欲と野心の塊だ」
それでもウッズはボイトを気に入っているという。
理由は分からないが、と前置きして取引きを持ち掛けだした。
「ビンガム殺害を自白するなら、過失致死罪にしてやるよ」
ボイトは目撃者の詳細を訪ねたが、ウッズがバラす訳がなかった。
「信用できる女か?」
ウッズはボイトが女だと知ってる事に驚いた。
「彼女の名前はケイト。
2万ドルのうち、1万をすでに支払った。証人買収は重罪だぞ」
ウッズはハメられていたのだった。
「お前がそうさせたんだろ」
すぐに警察がやってきてウッズは逮捕された。
ウッズの家の前には、オーシャも車の中で待機していた。
「やったな」
「強引すぎたのさ」
「当然の報いだ」
「あんたには感謝してる。ケイトもな」
オーシャの隣にはケイトが座っていた。
「アルの死は本当に残念だ。彼のような男はそういない」
「そうだな」
すべてが片付いた後、ボイトは1人でオリンスキーを弔った。
「すまない、アル。本当にすまない」
叫んでも泣いてもオリンスキーはもういない。
シーズン6 1話「新たな掟/New Normal」へつづく
かんそう
とにかくオリンスキーがあっさり死んでしまった事に、超びっくりしました。
ウソでしょ……!?
って今でも信じられません。
絶対にオリンスキーはこんな事でいなくなる存在じゃないと思ってたのに!!
ボイトが1人で手術を待つシーンは、まるで映画を見ているような感じでした。
死を知ってからは、しばらく無言のシーンが続くのですがそれが凄く効果的で、あくまでオリンスキーはドラマのキャラなはずなのに、本当に1人の仲間が死んだように見えました。
突然の殉職にびっくりしつつも、すぐに感動的な場面の連続に集中させられました。
でも、感動の中オーシャを責めるボイトに冷静に「いや、オリンスキーがボイトを庇わなければ死んでないよ……」と突っ込んでいましたw
もちろんボイトが自分のせいじゃない、とは思ってないだろうけどw
だからこその最後のボイトが悲しみ苦しむシーンですもんね。
あと、ルゼックが真実だけを言うつもりのアントニオに、見た事にしちゃえよ! って文句言うのも、「おまいう!?」と突っ込んでいましたw
少し前の回で、刑事の正当防衛を「見てなかったから」って口添えしなかったのは、ルゼック、あなたですよね……。
ま、オリンスキーは特別な存在だからって事の違いがあるってことかなw
とツッコミつつも、全員がオリンスキーの弔い合戦的な捜査をするのは、やっぱり感動的でした。
シーズンファイナル以外の何物でもないエピソードだと思います。
でも本当にボイトの理解者を降板させてしまって良かったのかな?
これからボイトの味方は側にいてくれるのかな?
ボイトとウッズの会話で、ボイトがどれだけバイオレンスしても嫌じゃないのは、それが正義の為だからなんだ、と改めて確認できたのも感動的でした。
ルールを守ってるだけでは、なかなか悪人を懲らしめる事はできませんからね。
だいたい悪人はルールを破っているから悪人な訳で、同じ土俵に上がってやりあおうとするボイトに感謝して欲しいくらい!!
オリンスキーという犠牲者は出てしまったけど、とりあえずウッズの排除が出来て良かった!!
とスッキリ? シーズン5が終了した、と思いたいところですが、アントニオが本部にどう証言したのかまだ伏せられているので、ボイトの射殺問題はシーズン6に引きずるのかな?
でも何より、オリンスキー亡き後の特捜の新メンバーがいるのかいないのか、いるなら誰なのか等々、新たなシーズンに興味深々!!
出来れば記憶が薄れる前に日本放送して欲しい!
シーズン6 1話「新たな掟/New Normal」へつづく
登場人物はこちら
ウソでしょ……!?
って今でも信じられません。
絶対にオリンスキーはこんな事でいなくなる存在じゃないと思ってたのに!!
ボイトが1人で手術を待つシーンは、まるで映画を見ているような感じでした。
死を知ってからは、しばらく無言のシーンが続くのですがそれが凄く効果的で、あくまでオリンスキーはドラマのキャラなはずなのに、本当に1人の仲間が死んだように見えました。
突然の殉職にびっくりしつつも、すぐに感動的な場面の連続に集中させられました。
でも、感動の中オーシャを責めるボイトに冷静に「いや、オリンスキーがボイトを庇わなければ死んでないよ……」と突っ込んでいましたw
もちろんボイトが自分のせいじゃない、とは思ってないだろうけどw
だからこその最後のボイトが悲しみ苦しむシーンですもんね。
あと、ルゼックが真実だけを言うつもりのアントニオに、見た事にしちゃえよ! って文句言うのも、「おまいう!?」と突っ込んでいましたw
少し前の回で、刑事の正当防衛を「見てなかったから」って口添えしなかったのは、ルゼック、あなたですよね……。
ま、オリンスキーは特別な存在だからって事の違いがあるってことかなw
とツッコミつつも、全員がオリンスキーの弔い合戦的な捜査をするのは、やっぱり感動的でした。
シーズンファイナル以外の何物でもないエピソードだと思います。
でも本当にボイトの理解者を降板させてしまって良かったのかな?
これからボイトの味方は側にいてくれるのかな?
ボイトとウッズの会話で、ボイトがどれだけバイオレンスしても嫌じゃないのは、それが正義の為だからなんだ、と改めて確認できたのも感動的でした。
ルールを守ってるだけでは、なかなか悪人を懲らしめる事はできませんからね。
だいたい悪人はルールを破っているから悪人な訳で、同じ土俵に上がってやりあおうとするボイトに感謝して欲しいくらい!!
オリンスキーという犠牲者は出てしまったけど、とりあえずウッズの排除が出来て良かった!!
とスッキリ? シーズン5が終了した、と思いたいところですが、アントニオが本部にどう証言したのかまだ伏せられているので、ボイトの射殺問題はシーズン6に引きずるのかな?
でも何より、オリンスキー亡き後の特捜の新メンバーがいるのかいないのか、いるなら誰なのか等々、新たなシーズンに興味深々!!
出来れば記憶が薄れる前に日本放送して欲しい!
シーズン6 1話「新たな掟/New Normal」へつづく
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