あらすじ
★ストーリーの落ち、ネタバレが含まれますので、未視聴の方はご注意ください。
アメリカ放送:2016年9月~NBC
シーズン3 2018年9月~、2019年シーズン4放送予定。
日本ではネットフリックス・オリジナルとして配信中。
・シーズン1 まとめ後半へ・登場人物はこちら
Colleen Hayes/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC
「我々が負い合うもの」
リブートして2回目が始まると、エレノアは残されたメモから早速チディ捜しを始めていた。すると広場で早くも偶然にジャニュになっているジェイソンと出くわす。
お互い記憶はないが、マイケルは余計な接触をさせまいと、すぐに割って入っていた。
歓迎パーティーではエレノアが何かやらかすよう、住民全員が動いた。
好物のシュリンプカクテルもたんまり用意してあった。
よーし飲んじゃうぞ、とエレノアが覚悟を決めた時、チディという言葉が聞こえて来た。
目の前にいたのはチディだった。これまたあっさりと出会ってしまった。
エレノアはチディにメモの事を伝えるが、記憶のないチディには何のことだか分からなかった。
だが後から、メモとなっていた紙が道徳哲学の教授である自分の本だと気づく。
「我々が負い合うもの」と小さく印刷してあったのだ。
きっとお互いを知ってるとチディも理解した。
タハニ
タハニの新しいソウルメイトのトマスは、中身は釣り合うが身長が低くタハニにとって満足といえる相手ではなかった。案内された家はトマスの好みで狭く、タハニはじんわりとマイケルからの拷問を受ける事に。
歓迎パーティにも、トマスのエコ・スタイルに合わせドレスではなくワークスタイルで参加していた。
最高の環境のはずなのに、不満が積もるタハニは、悪酔いしてしまう。
スピーチは最高得点者のエレノアの役目だった。
でも自分が偽者だと分かっているエレノアにはスピーチなんてやってられない。
どうにかパスできないかと祈っていると、酔っぱらったタハニが乱入してエレノアを突き飛ばしていた。
エレノアにとっては願いが叶った瞬間だった。
タハニは皆の前で愚痴った後、倒れてカクテルシュリンプを倒し、カーテンにキャンドルの火を燃え移しパーティーをぶち壊していた。
ジェイソン
Colleen Hayes/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC
ジェイソンは1人になりたくて、ルアンに買い物に行かせた隙に自転車の部品を抜き取っていた。
広場でエレノアに偶然会った時、それをエレノアに渡して証拠隠滅していた。
エレノアはそれを魔法のブレスレットだと勘違いした。
ジェイソンのグッド・プレイスでの生活がキツいのは言うまでもなかった。
マイケル
マイケルは最初は4人が苦労しているのを見て満足していたが、歓迎パーティーのシナリオは思い通りになってはいなかった。ソウルメイトはいわば、4人の監視役。
だがもともとただ拷問をするデーモン達に、その役目ははまっているとは言えなかった。
新たなシナリオでの役割に不満なヴィキーはマイケルに反抗的だったが、次第にマイケルへの不満は住民たちにも伝染していく。
そんな中、マイケルはなんとか4人が近づかないよう阻止するが、運命は変えられないのか自然と4人は接点を持っていく。
ジェイソンは苦しさからジャネットに真実を打ち明けた。
そして早々に皆の前で、ジェイソンであることを暴露してしまう。
その様子に勘のよいエレノアはすぐにここが「グッド・プレイス」ではない事を見破った。
「マイケルは私達を騙してる!」
しかも初めてではない、とメモを証拠に見せた。
マイケルはまたも降参する羽目になった。
と同時にホっとした。
メモの存在を知り、うまくいかない理由がはっきりしたから。
「次は今回のようにはいかない」
3度目のリブート
マイケルはジャネットの口の中を調べ、メモやヒントが残されていない事を確認して3回目をスタートさせた。だが、全住民には嘘をついていた。
ショーンには報告したといって、本当はしていなかった。
失敗した事が分かればすぐにマイケルは引退という約束をしていたから。
ところが3度目の正直どころか、それ以降何度も失敗を繰り返しリブートしまくっていた。
短い時は、面接前にドアを開けたまま、「バッド・プレイス」と言っているのをエレノアに聞かれ気づかれた。
484回目ともなると、マイケルもストレスでダメージを受けていた。
649回目には、ジェイソンが先に気づきマイケルを驚かせた。
802回目
802回目になると今度は、デーモンである住民たちがストライキを起こした。ヴィッキーは代表として318人分の要求をマイケルにつきつける。
更に次のリブート時には、マイケルの座を引き継ぎたいとも。
ヴィッキーはこれまでのヘマをまとめたレポートをショーンに提出する、と脅した。
まだマイケルが「2回目のまま」だと言っている事に気づいていたのだった。
「言う通りにしないとあなたがバッド・プレイスに落ちる」
そしてどうせまたリブートになる、とデーモン達は人間の姿になる事さえしなくなっていた。
デーモンを見たエレノアとチディは、ジャネットに遠くへ行きたいと頼む。
3人はミディアム・プレイスのミンディの家に逃げ込んだ。
それはもう15回目だった。
リブートされても、ミンディのいるミディアム・プレイスには影響がないようだった。
真相
15回の間に来た組み合わせはいろいろだった。タハニは1度だけ。
そしてずっとここにいる、と言いつつも何かの理由が出来て必ず帰るのだという。
ミンディは取っておいた今までのプランを見せた。
「ここに戻ったのだからどれも失敗例よ。頑張って」
真相を知り、対策プランを立てながら、チディと対立したエレノアはミンディにチディの愚痴を言った。
だが、ミンディは2人が愛し合っていた時を知っている。
今のエレノアには信じられなかったが、証拠も残っていた。
ミンディは2人の部屋を隠し撮りしていたのだった。
6回目に来た時の事だった。
一緒にベッドで寝ている2人は愛していると、言い合っていた。
今のエレノアとチディは全くそういう関係ではない。
エレノアはビデオを持ってグッド・プレイスに戻った。
新展開
4人はマイケルに真相を知ったと突きつけた。何度やっても同じ。
「あんたの負けよ選択肢は2つ」
これからも失敗し続けるか、負けを認めて私達に従うかよ」
するとエレノア達には意外な事にマイケルもすんなりと協力関係を求めた。
それもそのはず、マイケルはストライキで孤立してしまい、窮地に立たされていたのだった。
エレノア達はまた裏があるのではないかと警戒するが、マイケルは事情が変わった、と手の平を返した。
疑り深いエレノアは、その理由を確認する。
「君の言う通り、私は負け続けてる。
この地区を作ったのは君たちを何千年もの間精神的に苦しめる為だ。
君はそれを見抜き、楽しみを奪ってしまう」
そこへヴィッキーから脅迫まで受けている。
そして30分後には、もうヴィッキーのプランが始まってしまう。
「君たちをリブートし、記憶を消し指導権を引き渡せとね」
マイケルは手を組む証拠として、記憶は消さないと言った。
「君たちはリブートされたように振る舞い、拷問されてるフリをするんだ」
マイケルは自分ががけっぷちに居る事も打ち明ける。
「ボスには2回目だと言ってあるが、2回どころじゃない。
バレたら全員が熱湯行きだ」
拒否すれば同じ事を繰り返し、ヴィッキーがボスに話して実験は終了。
マイケルは引退させられ、4人は通常のバッド・プレイスへ。
4人はこれまでの様子を確認した。
リブート回数は802回目、そのうち最長は11ヶ月。
今回はまだ1週間。
ジャネットの再起動もその都度で、毎回繰り返すごとに社会意識と生活能力が向上していた。
ミンディは無関係で、ちゃんと存在している。
マイケルはすべて聞かれた事に正直に答えた。
なかなか信用しないエレノアに、マイケルはヴィッキー達を騙せたら本物のグッド・プレイス行きにすると条件を出した。
ただし、秘密裏で動くので時間はかかる。
そして4人を地獄から救ったという実績を持って、マイケル自身もバッド・プレイスに異動願いを出すという。
それでも1人だけ賛同できないエレノアは、ジャネットに頼んでミンディのところへ戻ろうとした。
そこをチディに見つかり、説得されるが今のエレノアはチディを知ってまだ1週間。
言う事を聞く筋合いはないはず。
エレノアは、マイケルに今までチディとどういう関係だったか確認する。
いつも嘘を抱えるエレノアに力を貸していた。
「何故かそれに成果が出てしまうのが腹立たしい!
オタク野郎が君の最大の欠点を克服させてしまう」
マイケルの話を聞き、エレノアは考えを改めプランに乗る事にした。
その代わりマイケルにも歩み寄ってもらう為、チディの講義を全員で受けるという条件を出して。
こうして人間4人とマイケルの、チーム・ゴキブリが結成された。
シーズン2 後半へつづく
・感想は後編にまとめます。
・シーズン1 まとめ後半へ
・登場人物はこちら
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