あらすじ
Elizabeth Morris/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC
2017年4月19日(木)~AXNでシーズン5日本初放送(全22話)
(アメリカ放送 2016年11月~)
ルームシェア
クルースとオーチスは、いつの間にか広い部屋に引越しをしていたが、なかなか同居人が見つけられないでいた。
それを知ったシルビーは同居人に立候補するが、クルースは女性との同居を歓迎しなかった。
だがなんとか引越しをしたいシルビーは、他の候補者と同じ試験をしてくれと要求した。
そしてシルビーの入居試験が始まるが、埒があかないのでシルビーは3人分の駐車スペースを手配して見せた。
「家主と交渉して全員の分を貰ったの」
それにはクルースも拒否する事ができず、シルビーはルームメイトに決定した。
ところが、すぐに問題が発生した。
シルビーが良かれと思って部屋の掃除をし、クルースの私物を勝手に片づけたがクルースにとっては迷惑だった。
何処に自分の物があるのか分からない。
クルースは副業のクラブの警備の仕事に出かけた。
タチの悪い酔っ払いの客を見つけ、追い払うよう言われた。
声をかけても言う事を聞かないので、後ろから抱えると大暴れし始めた。
そのせいで、客はテーブルにぶつかり倒れて鼻血を出してしまった。
クルースは起き上がらせようと手を差し伸べたが、客は逃げて行った。
腕のタトゥーを見て急に怯えるように。
その様子を見ていたオーナーは、クルースをクビにした。
店は力ずくのやり方に責任を取らないのだった。
収入が減ってしまったクルースにシルビーは気を使って、家賃を早めに払おうかと提案した。
ところが、イライラのせいでクルースはシルビーに当たってしまった。
「君のせいで自宅までメチャクチャだよ」
しかしすぐに自覚して、謝ったがイライラは引きずっていた。
帰宅すると、部屋は元の状態に戻っていた。
シルビーは荷造りもしていた。
クルースを苦しめたくないから、と家を出る事にしていたのだった。
クルースはシルビーに謝って、引き留めた。
またシルビーは同居人に戻った。
セブライドとアナ
アナはシカゴ医療センターに入院していた。
セブライドは度々見舞いに行っていた。
ある日、火災で1人の老婦人ノリッジを救出した。
ノリッジ婦人は、救出しようと声をかけると写真を取りに奥に入ってしまっていたが、倒れている所を発見していた。
セブライドは命を懸けてまで写真を取りに戻るとは、と注意をしたがノリッジ婦人は「家が私のすべてなの」と後悔をしていなかった。
その直後、娘だとホープ・ノリッジがセブライドに礼を言いに来た。
容体は無事で、すでに家に帰ったと聞き、セブライドは危険を伝えた。
屋根が燃えていたから。
娘も市に立ち入り禁止を申請していたが、母親は退去しないと言い張っていると言った。
セブライドはバーガーとポテトを持ってアナを見舞い、ノリッジ婦人の話をした。
アナは失うのが本当に怖く感じるのは家じゃないと言った。
「これといった物じゃない。誰かよ」
セブライドは自分達に重ねあわせて、「俺はここにいる」と手を握った。
「とにかく彼女と話をしたら、それが分かるから助けてあげられる」
アナはノリッジ婦人に会いに行くよう、促した。
セブライドは、転寝をしていた隙にアナの病室に「DNR(蘇生拒否)」のマークが付いている事に気づいた。
アナの手首にもラベルが撒かれていた。
医師を責めたが、それはアナの希望だという。
「諦めてはいない。
だが今の薬で最後だと彼女も知ってる。
白旗ではない。
最悪に備えてだ」
セブライドは、ノリッジ婦人を訪ねた。
婦人に退去を勧めるが、やはり掃除をしているだけだから、と聞き入れなかった。
婦人はエリーと名乗り、セブライドにもそう呼ばせた。
37年住んだ家を片づけても安全にはならない。
でもエリーはあと数年は大丈夫と言い張った。
エリーは、セブライドの様子を察知し、何があったのかと聞いた。
「大事な人が病気だ」
セブライドはアナの事を打ち明けた。
エリーは旦那のハルの話しをした。
この夏、心臓発作で死んでいた。
この家は2人で建てていたのだった。
あちこちの思い出を語る中、娘の身長をはかった跡が残る壁も教えてくれた。
セブライドはよく分かる、と言った。
「分かるの?
一生添い遂げると思っていたのに、ある日突然思い出だけになった」
セブライドは何も言えなかった。
「ごめんなさいね。
あなたも、思い出を大事にして」
エリーはコンロを外に出したら、恋人の所に行きなさいと言った。
「庭の花を持って」
その後、セブライドはアナの容体が急変して病院に呼び出された。
アナは科学療法で体が弱り、炎症を抑えられず敗血症になってしまったのだった。
「残念だよ。万策尽きた」
突然の別れの宣告だった。
「言っておきたい事は今のうちに」
アナはセブライドの顔を見ると、ノリッジ婦人の話を聞きたがった。
アナは話を聞きながら、息を引き取った。
「愛してるわ。ずっと一緒よ」
それが最後の言葉だった。
Elizabeth Morris/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC
セブライドはキッドから、アナが飾っていた写真を受け取った。
父親にセブライドに渡すように託していたのだった。
セブライドは再びエリーを訪ねた。
今度は無言で家の中に入ると、身長が記録された壁を引き剥がした。
「これで旦那さんとずっと一緒だ。
どこでも行ける」
そしてアナの死を告げた。
エリーはセブライドをハグすると、荷造りを手伝わせた。
ケイシーとカネル
ケイシーは罪を被っているカネルを放っておけなかった。
大隊長を説得して、一緒に調査委員のハリーに会いに行った。
委員会の直前だった。
カネルに非はないと言う事を訴え、ドイルもカネルも救える別の筋書きがある事を伝えた。
ケイシーはカネルの自宅を訪ね、事故は検知器の故障が原因という処理になったと伝えた。
誰の名誉も傷つけず、カネルの責任でもなく済ませたのだった。
しかし、カネルは「何も変わらない」と喜びはしなかった。
「目の前で3人も死んだんだ。
もう続けられない。
辞める」
そう言って玄関のドアを閉めた。
帰宅したケイシーは、カネルの件をドーソンに相談した。
しつこくし過ぎたかもしれない、と反省しているとドーソンはこれまで通り諦めない方がいい、とアドバイスをした。
ケイシーは夜になると、またカネルの家に行った。
もうカネルは居留守を使っていた。
ケイシーはドア越しにカネルに話しかけた。
自分も仲間の死を経験して、乗り越えてきた事を。
「この仕事はお前の転職だ。
準備が出来たら会いに来い」
カネルはドア越しに聞いていた。
後日カネルが51分署にやって来て、ケイシーのスピーチを褒めた。
「でも53分署には戻れない」
そういうカネルをケイシーは51分署に誘った。
21話「それぞれの苦悩/ Sixty Days」へつづく
しつこくし過ぎたかもしれない、と反省しているとドーソンはこれまで通り諦めない方がいい、とアドバイスをした。
ケイシーは夜になると、またカネルの家に行った。
もうカネルは居留守を使っていた。
ケイシーはドア越しにカネルに話しかけた。
自分も仲間の死を経験して、乗り越えてきた事を。
「この仕事はお前の転職だ。
準備が出来たら会いに来い」
カネルはドア越しに聞いていた。
後日カネルが51分署にやって来て、ケイシーのスピーチを褒めた。
「でも53分署には戻れない」
そういうカネルをケイシーは51分署に誘った。
Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC
21話「それぞれの苦悩/ Sixty Days」へつづく
かんそう
その他の事故は2件ありました。
ボルダリング施設で女性の落下事故。
閉店中に忍び込んで、大事になっていました。怖い><
倒木で車が下敷きに。
脱出した所で、車が押しつぶされて危機一髪。
運転手には大きな怪我はなし。
カネルは単なる幼馴染で終るかと思ったら意外にも、新メンバー候補でした。
入る前からドラマがあるというパターンは、珍しい?
これまでの途中参加は悪者が多かったのですが、カネルは長く居座りそうかな?
てか、ここまでケイシーが想い入れて、入ったらダメだったってのもがっかりすぎるよw
ただシーズン・ファイナルが近いタイミングの新加入という事で、誰か居なくなるのかしら? と悪い事も考えられちゃう!
シルビーの同居騒動ですが……。
えと、クルースとシルビーが付き合っていた事はもちろん、オーチスが狙っていた事とかももうなかった事になっているのかしら?w
まあ、オーチスはセーフにしてもクルースって元彼なのに、元彼とルームシェアってそんなに簡単に出来るものなの??
しかも会話の中に一切、その事は取り上げられていないしw
女性であるのが問題なら、元カノって事はもっと問題じゃないのかしら?
それとも、元カノだからこそ割り切れるのかな?
もう1つ、お手軽設定としてクルースの副業もいつの間にか「ズンバのインストラクター」から「クラブの用心棒」に変わっていましたw
まあ転職そのものはあり得るとはいえ、シナリオ都合感が強いw
と同時にもうあのズンバは見られないなんて……。
それが一番ショックっていうw
もともとシルビーとのきっかけもズンバだったから、すべてまるっと葬ったって感じですかねw
そして、その仕事で何かクルースに起きそうな、何も起きなそうな……。
シーズン・ファイナルに絡むとすると、大抵いい事ではないだろうからちょっと嫌かも……。最近影薄かったしな~。
そしてファイナル前に、アナとセブライドの恋物語は結末を迎えてしまいました。
まあ、アナが登場した時からこのバッドエンドは想像できましたけど。
どうせバッドエンドが決まっているなら、その間のつきあいは最高に幸せにしてくれていたら良かったのに。
どっちにしてもキツイ事には変わりないだろうけど。
エリーの「庭の花を持って行って」のセリフが、凄く素敵でした。
(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)
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