シカゴP.D./CHICAGO P.D. シーズン4 8話「不幸の連鎖/A Shot Heard Round the World」

2018/06/09

クライム ジェーン洞 シカゴPD シカゴPD シーズン4 バイオレンス

t f B! P L

あらすじ

Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


2018年4月20日~AXNでシーズン4 日本初放送(全23話)
(アメリカ放送2016年9月~)


登場人物はこちら

前回:7話「消された証人/300,000 Likes」へ

警官狙撃事件


無線を聞いてリンジーとジェイが駆けつけると、そこには狙撃された白人警官が倒れていた。

通報を受けて駆け付けた所を、マンションの8階から撃たれていた。
まるで処刑のようだった。

被害を受けたのは見習いの巡査アンソニーだった。
警察学校を出て2か月だったという。
病院に搬送されたが、命は助からなかった。


Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


クロウリー署長は、ボイトを捜査指揮に指名した。


白人分離主義者2人、反政府グループ2つの中から最も有力な6人をリストアップした。
先月のギャングの集会で、黒人を殺した警官を殺害すると誓い合っていたらしい。

また、発砲時に音を聞いていたという証言が無かった事から、犯人は消炎器と消音装置を使用し、無線を傍受していた可能性もあった。
銃の特定も出来なかった。


容疑者1


有力容疑者の1人、ブッカー・フォードが現場付近にいた事が分かった。
警察を脅す内容の投稿場所から、判明したのだった。

フォードを連行するが、犯行を否定した。
「俺だったらあんな下っ端は狙わず、あんたみたいなベテランを狙う」とボイトを挑発はしたが。

その時、ボイトは呼び出されたおかげで挑発に乗らずに済んでいたが、戻って何をしたかは誰にも分からなかった。


ワゴン車


発砲直後にワゴンが発進する様子が、現場付近の防犯カメラの映像に映っていた。
ナンバーから10か月前に盗まれた車だったが、その車を発見した。

車を調べる為に、警官と特捜で周囲に警戒しながら近づく。

その時、ジェイが無線が通じない事に気づき警官達を止めた。
リンジーにも無線を確認させていると、突然、女警官ライリーが銃弾に倒れた。

慌てて狙撃犯を捜して応戦する中、バージェスはライリーをパトカーまで運んでソレンセンと共に病院へ搬送した。
だがライリーは即死だった。


犯人が近くのビルの屋上から撃っていた事は分かったが、逃走通路を用意していたようですでに逃げていた。

付近の防犯カメラはほとんど壊されており、誰も犯人の顔を見ていない。
通信妨害もされていた。
恐らく訓練を受けた人間だろうと思われた。
ワゴン車は、前回の通報と同様に警官をおびき寄せる為の罠だったのだ。

アンソニーを撃った弾と同じ事も確認できた。

これらの行動を見ると、ブッカーの行動範囲や経済状況からは雇える人物とは思えなかった。

しかし犯人の標的がシカゴ警察である事ははっきりした。
「犯人を絞り込むには軍出身の人間を捜し出し、一人残らず取り調べを」
ボイトがそう声を掛けた時、リンジーが該当人物を見つけた。

容疑者2


ロバード・ディーン。
警官射殺を近所に自慢していた。
不名誉除隊で除隊後に2度の服役をしていた。

逮捕は警察にハメられたと主張し、今は仮釈放中だった。

車を運転中のディーンを追跡し、逮捕するとディーンは警官への恨みを口にした。
「警察は全員死ねばいい」
トランクには複数の銃が入っていた。

犯人に間違いないと思われたが、ディーンにはアリバイがあった。


バージェスの相棒


まだ続く、連続警官殺し捜査の中、ソレンセンが感情を爆発させた。
ショックのあまり、今すぐ退職したいと言い出したのだった。
プラットに警察手帳を渡し、限界だといって去って行った。
「ビーチで暮らすほうがいい。殺されたくない」

プラットは念の為、他にも辞めたい人はいるか? と声を掛けたが誰も返事はしなかった。


危機管理局


ディーンのアリバイの確認が取れ、また振り出しに戻った上、うれしくない情報が危機管理局から入った。

無線の妨害器の入手そのものは簡単だが、周波数を知らなければ妨害は不可能だと言うのだった。

無線を妨害していたと言う事は、犯人は警察関係者だと言う事になる。

車を盗んでいたのは10か月以上前という計画性。
射撃の技術も高い。
元警官を疑うしかなくなってしまった。


容疑者3


免職された者の中から5人の怪しい人物をピックアップした。
そのうち3人は州外にいて、1人は服役中だった。
残された1人は、カール・ドアティだった。

オリンスキーとボイトは、その名字に聞き覚えがあった。
「父親はマーク・ドアティ?」
カールは、殉職した警官の息子だった。

カールは警察学校に入って4か月後に、常軌を逸した行動で辞めさせられていた。
去年免職は不当だと、不服を申し立てていたが回答は得られなかった。
10か月前、SNSアカウントを削除する前に「いずれ連中に償わせる」という投稿もしていた。
妄想性障害と診断もされていた。


母親から現住所を聞き、自宅に侵入するとルームメイトが殺されていた。

個室には、事件に関する資料が壁一面に貼られていて、犯人に間違いなかった。
計画をつづった日記も見つかったが、どう終わらせるかについては記されていなかった。


チャールズ医師


チャールズ医師を呼んで、カールの資料や診断書からプロファイリングをしてもらった。

カールは被害型の妄想性障害で妄想と現実の区別がなく、理路整然と行動しているようで実は誤った信念のもとに動いている。
この疾患の患者の多くは、軽視される事を特に嫌う。
体格のいい男に席を奪われたとか、会社をクビになったとか。
こうしたことで症状がエスカレートする。
自分を苦しめた者達が、陰謀を立ててると思い込む場合も。

父親の件もあり、苦悩の原因はシカゴ警察だと思っているのだろう。
そこからどう発展したのかは不明だが、警官殺しが正義になってしまっていた。


母親


母親の証言で、カールが「家に帰りたい」と言っていたと分かる。
いつでも帰ってきていいといっても、「家に帰りたい」を繰り返していたという。

今の家は、父親が死んでから引っ越していた。
カールの言う家というのは、育った家かもしれない。

生家の住所を母親に教えてもらう。
が、「息子が犯人だとしても殺さないで」という条件を出されていた。


生家


カールの生家を特捜が包囲した。

ボイトは父親マークの殉職の記憶から、自分の父親の殉職を思い出していた。
「頭を2発撃たれて血を流していた。俺の親父と同じだ」

準備が出来ると、ボイトはカールの携帯に電話を掛けた。
直接交渉をする為に。

その隙にリンジーが家の中を調べると、住民が人質になっており爆弾が仕掛けられていた。
カールの要求は、大量の車と上層部の人間と交渉人だった。
大勢の警官を集めて、爆破に巻き込むという計画なのだろう。

ボイトは父親を殉職で失った者同士、気持ちはわかるとカールをなんとか説得しようとした。
「今からでも遅くない。銃を置いて外へ出れば父親も喜ぶはず」
だが何を言ってもカールは犯行を止める気はないようだった。

ボイトは仕方なく命令を下す。
「撃て」

外から狙うオリンスキーの銃弾は、見事にカールの頭に命中した。

すぐにジェイが住民を救出した。

事件は解決したが、ボイトは母親との約束は守れなかった。
アントニオは思わずボイトと抱き合った。


殺された警官達の追悼式が行われた。
ボイトは自分の父親の名前の近くにキャンドルを捧げた。


アントニオ


アントニオは、州検事事務所に異動になる事を報告するタイミングを逃していた。
そんな中リンジーが、友人から聞いたと仲間の前で、アントニオに主任捜査官になるのかと確認した。

突然の話しに周囲は動揺するが、アントニオは否定しなかった。
しかも次の月曜からの異動だと言うと、全員受け入れがたかったようで無言になっていた。


事件解決後、いよいよ別れとなりジェイはロッカールームにいたアントニオに声を掛けた。
ジェイは、借りを返していないと言った。
アントニオに特捜班に入れてもらったのに、期待に沿えたのか気になっていたのだった。

アントニオは、妹と別れると知ってたら入れなかった、と冗談で返しつつ、
「お前のような警官がチームにいるからこそ、俺は安心して離れられる」
とジェイを認めた。


モリーズでアントニオの送別会が開かれた。
アントニオは笑顔で仲間達に別れを告げた。


Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


バージェス


バージェスはアントニオの送別会に参加していた。

そこでボイトから特捜に空きが出たから、月曜の朝からだ、と声を掛けられた。

いよいよ特捜に異動が決定した。

Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


リンジー


リンジーは、母親から話があると言われていたがタイミングが悪く、後回しにしていた。

事件解決後、再び緊急だと呼び出され仕方なく会いに行った。
すると父親が来ているといわれる。
しかも、リンジーに会いたがっているらしい……。




かんそう


人事異動がFIXしました。
ソレンセンは、前回フラグ立ってましたけど「警官殺し」が怖くてトンズラという、ヘタレな結末にw
そりゃ誰でも殺されるよりは、ビーチで暮らしたいよ!w
ある意味キャラはしっかり立っていましたが、あっという間に通り過ぎたキャラでしたw

それにしても会話で「(警官になって)20年」って言ってたんですけど、ウソだろ! と思ってあらすじに書けなかったw
20年やってて、今さら恐怖で辞めたいってこれまでどんだけ優遇されてたのよw
何かの間違いだと思いたいw


そして同じく前回異動を決めたアントニオが、正式にお別れとなりました。
ここからしばらくは、アントニオ不在の特捜になるんですよね~。
その代りにバージェスの異動も決まりましたが、パワーバランスとしては完全な穴埋めにはなってないから、もう1人くらい誰か入るのかな。

新生特捜も楽しみ!

TVCMによると次回は、ファイア×PDのクロスオーバーになっています。

今回も追悼式には何気に、大隊長やメッドの人など混ざってて豪華でしたけど。
アントニオの送別会はモリーズなのでハーマンも居ましたし。

なので、ファイアとPDだけのクロスオーバーには、それ程特別さを感じなかったりw
でも祭りですから楽しみですけど!





登場人物はこちら

前回:7話「消された証人/300,000 Likes」へ

(文:ジェーン洞)

アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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