あらすじ
Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
(アメリカ放送2016年9月～)
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証人殺人事件
タリク・ボラドという証人が殺された。
現場に駆けつけたストーン州検事補によると、レイプ殺人による2年前のアリエル・キンケード事件の容疑が掛かっている、オリバー・タックスホーンの目撃証言をしていたという。
オリバーは金持ちのお坊ちゃまで、他4件のレイプ容疑もある常習犯だった。
まだ証言は有効なので、何としてでも証人殺害の関与を明示させなければならなかった。
タリクは10年前にスーダンから移住していた。
残された妻は妊婦だった。
タリクは、オリバーがアリエルの遺体を捨てて逃げる所を目撃していた。
4件のレイプ容疑を免れたのは、父親の金とドミニク・クックという弁護士のお陰だった。
タリクの身元は元々明かしていない為、身内が情報を漏らしている可能性も考えられた。
タリクの警備
タリクの警備をしていた男を呼び出した。
2週間前から警備を始め、警備員は他2名だという。
昨夜のタリクは、ホテルで携帯の着信を受けた後様子がおかしくなっていたという。
公判前で緊張しているだけだ、とその時は言っていた。
その後ジムへ行ったがそのままタリクは裏口から抜け出して消えていた。
恐らく携帯の相手に会いに行ったのではないか？
自分や仲間の関与は強く否定した。
タリクの妻
リンジーがタリクの妻から話しを聞いた。
1ヶ月前から夫婦は尾行されていたという。
州検事事務所にも伝えていた。
妻もオリバーの関係者の仕業に違いないと言っていた。
1ヶ月前から夫婦は尾行されていたという。
州検事事務所にも伝えていた。
妻もオリバーの関係者の仕業に違いないと言っていた。
保釈
裁判の延期にあたって、オリバーは保釈される事になった。
リンジーはその裁判をボイトの許可を得ず、傍聴していた。
勝手な行動を注意されると、「目を見たかった。大事な事でしょ？」と言い訳をした。
そして、オリバーと接してタリク殺害への関与を確信していた。
着信履歴
タリクの携帯の着信履歴から、殺害1時間前に通話していたのはスーダンからの親友、アミル・ダファラだと分かった。
アミルの家を捜索すると、犯行に使われた銃がソファの下から発見された。
金に困っていたというアミル。
だが、親友を殺すはずがない、と犯行を否定し続けた。
タリクに連絡したのは、前科がバレて職場をクビになり、強制送還させられるかもしれないという不安から自殺を考えていると打ち明けたからだった。
タリクとは川の近くで会い、話しを聞くと同居をすればいいと慰めてもらった。
タリクは先に帰って、自分もバスで帰ったという。
そして、防犯カメラにバスに乗るアミルが映っていた。
タイムスタンプからアミルのアリバイが証明された。
更に、アミルの前科を職場が知ったのは、匿名のタレ込みによるものだと分かった。
移民局を名乗る電話も公衆電話から掛けられていた。
誰もが、金持ちの仕業だと疑わなかった。
金融犯罪課
金融犯罪課からヘルプが来るが、大富豪企業の帳簿を調べるだけで4日はかかると言われてしまう。
ボイトは10時間で証拠を見つけろ、と命令した。
資料の中に、クックが雇っている探偵がジム・ラドビックだというのを見つけた。
探偵ラドビック
ラドビックは元警官で、暴力行為と収賄が原因で退職していた。
面識のあるオリンスキーがラドビックを訪ねた。
2人は懐かしみ合いながら、タリク殺害の話しをした。
ラドビックは、タリクの死を初めて知ったようだった。
「タックスホーン家は昔の農場主のような考え方をしている。
彼らにとっては全員召使だ」
そう言いながら自分に課せられた仕事を明かした。
父親と兄のレオから証人の正体を探るよう頼まれていたのだった。
証人に取り入るよう頼んできたが、ラドビックは相手にしなかったと言った。
兄のレオ
オリバーの兄レオは、麻薬常用者で2週間前に出所していたが更生はしていなかった。
ルゼックとアトウォーターが監視する目の前でドラッグを買い、現行犯逮捕した。
タリクの事を追及すると、一瞬考えたがその後、関わるのを止めていたと言った。
オリバーが証人が誰か知りたがっていたのは確かだが。
殺害については、当時は友人の部屋に居たといい何も知らないと主張した。
手掛かり
タックスホーンのホテルの損益計算書に不信な点を発見した。
個々で作成されているのだが、ドバイのホテルはオープン前なのに4年間毎年10万ドルの利益が上がっていた。
明らかな幽霊会社だが、そこから先週30万ドルもの大金が引き出されていた。
その処理が出来るのは支配人だけ。
オリバーの姉、スローンだった。
SNS
オリバーとスローンは、面会履歴も連絡を取った証拠もなかった。
だがルゼックがSNSで証拠となるやりとりを見つけていた。
殺害の2日前、スローンがオリバーの釈放について投稿し、それにオリバーがコメントをつけていた。
「ラドにいいね！ を30万個（300,000 Likes）」
30万ドルをラド＝ラドビックに支払うというメッセージになっていた。
姉のスローン
Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
姉のスローンを呼び出し、ラドビックの陳述書をでっちあげて突きつけた。
全部スローンの考案だとして、証人を殺しカネを支払った、と。
すべてを話し、単に司法妨害だとしたら第4級重罪で禁錮1年か2年。
ラドビックの言う通りなら、贈賄、証人買収、殺人の教唆罪に問われる。
第2級の重罪になり、禁錮10年。
選択肢を目の前に、スローンは自白した。
「お金を渡しただけ」
大金が要ると言われて、30万ドルでラドビックに交渉を頼んだ。
証人については何も分からず、ラドビックがすでに知っていたという。
スローンは、証言を変えてもらうだけのはずで殺すとは思っていなかったようだった。
実行犯
オリンスキーは再び、ラドビックのオフィスに行き、ラドビックを逮捕した。
ラドビックの言い分はこうだった。
交渉の為、タリクと会った。
彼がポケットに手を伸ばしたので撃った。
でも、手に持っていたのは携帯だった。
「計画殺人じゃない。銃だと思ったんだ」
だが、アミルの家に凶器の銃を置き、30万ドルを受け取ったのは計画的で間違いなかった。
バージェスの相棒
Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
バージェスとソレンセンはパトロール中に、暴走する車を見つけ注意をした。
運転手の男を車から降ろさせると、ミニスカートに網タイツという下半身が別人状態だった。
その様子を撮影したボディカメラの映像を、ソレンセンは面白がって自分のスマホで撮影した。
バージェスは規則違反だと声を掛けたが、ソレンセンは気にしなかった。
それどころかソレンセンはその動画をSNSにUPしていた。
まんまとプラットに見つかり、2人は呼び出された。
罰として明日から住宅局の団地の巡回を命じられた。
本当ならソレンセンを停職にしたかったが、プラットにはその権利はなかった。
「でも手を回すわ」
プラットは、事前に告げ口しておけばよかったと後悔した。
アントニオ
アントニオは、ストーンから検事局の捜査官に誘われた。
特捜が最高のチームだから、と断るとボイトの承認は得ていると言われてボイトに詰め寄った。
「俺を追い出すのか」
アントニオの勢いとは裏腹に、ボイトはアントニオに恩を感じていると伝えた。
「追い出すのではなくお前を推薦したんだ」
ボイトは以前ボスに言われた「有望な奴を抱え込むな」というアドバイスに従っただけだったのだ。
「今度はお前の番だ。
自分のチームを率いろ」
Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
アントニオは考えた末、モリーズにいるストーンに返事をした。
誘いを受ける、と。
つづく
かんそう
そういえば、アントニオって途中で「ジャスティス」に異動するんですね！
すっかり忘れていましたが、今回誘われて早速異動を引き受けていました。
そうね、異動して特捜よりも自由な時間が増えたほうがシルビーとの付き合いにも良いよねｗ
って、PDではシルビーとのつきあいの微塵も見せていませんがｗ
そして、ジャスティスのストーンさん。
私は「プレイヤー」の主役の記憶が新しいはずなんですけど、なんか結びつかないんですよね。
普段あまり見ないせいか、今回登場した時も多分ジャスティスの人なんだろうけど、こんな顔だっけ？ と認識に自信が持てませんでしたｗ
役で印象が全然違う（さすが役者）というのと、ストーン役が地味なせいでしょうか……。
今回は、誰がメインという感じはありませんでした。
リンジーは相手が「レイプ犯」というだけあって、出番大目でしたがでも事件の捜査には何にも影響していない行動だけ……というｗ
そんな感じなのでボイトのバイオレンスもほとんどなく、そういった意味では地味な回でした。
バージェスの新相棒ソレンセンは、初見は結構面白そうな奴！ と感じられたのに2回目ですでに「超嫌な奴」となりそして停職宣告ｗ
もしかしてアントニオの異動の後にバージェス特捜入りするのかな？
パトロール隊は一新？ もしくはしばらく影薄くするのかな。
マウスが居なくなり、しばらくは異動系はないのかな～と思いきや、結構がっつりあるんですね。
この辺の海外ネタバレは避けているので、どうなるのか楽しみ！
登場人物はこちら
(文：ジェーン洞)
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