ブラックリスト/THE BLACKLIST シーズン5 14話「ローリー・シンクレア3世/Mr. Raleigh Sinclair III (No. 51) 」

2018/05/02

クライム サスペンス ジェーン洞 ブラックリスト ブラックリスト シーズン5

t f B! P L

あらすじ

NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC


2018年1月30日~ スーパー! ドラマTVで日本初放送。
(アメリカ放送:2017年9月27日~)


登場人物はこちら

ザ・アリバイ


レッドはサマルを呼び出し、ブラックリストの情報を渡した。

目撃証言で疑いが晴れたという、デマルコという男の新聞の冤罪記事を見ながら話す。
この目撃証言は作為的なもので、それを仕組んだ者がいる。
通り名はずばり、「アリバイ」(John Noble)。


これまでの未解決事件のいくつかにも、アリバイが関わっているという。

犯行を行うのは顧客自身で、アリバイはアリバイを売るだけ。
分身を作り、その分身を目撃させ顧客のアリバイを作り上げる。

犯行時刻にデマルコを見た店員からデマルコが当日ATMを利用していたと聞いた。
その防犯映像を調べると、確かにデマルコに見えるが顔認識ソフトの一致率は81%だった。

デマルコによく似た別人がアリバイ作りに一役買っているのだろう。
逮捕歴から分身を捜す。


レッド


レッドはクーパーに呼び出されてFBIに顔を出した。

リズのトム探しに今後はFBIも絡むのだから、力任せのやり方をやめるように頼まれる。

それとデマルコの分身探しの進捗報告を受ける。

デマルコに似たホームレスのカヒル・シューラが先月軽犯罪で逮捕されていたのだった。

レッドはカヒル捜しに心当たりがあるようで協力を申し出た。


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レッドは、懇意にしているシェルターへ行き、あっという間にカヒルを知る女性デロレスを見つける。
カヒルが、高級車に乗り込んで消えていた事が分かる。
詳しい話しを聞く為、デロレスをディナーに誘う。

デロレスを信用させ、レッドはFBIが作成した目撃車の免許証リストからアリバイの顔を見つけさせた。

アリバイが、ローリー・シンクレア3世だと突き止めた。


ブライアン・バレット


妻ニッキーの浮気を見てしまったブライアン・バレットは「アリバイ(ローリー)」にアリバイ作りを頼んでいた。

その手法は、まず依頼主の生活のルーティンを根付かせるという、慎重で神経質なやり方だった。
毎日決まった時間に決まった場所をランニングさせ、決まった行動を取らせる。
そして周囲の人間にバレットを記憶させる。
その行為も、ローリーは細かくチェックをし、何か抜けていたら注意をした。

それはいずれ、アリバイ特製の特殊メイクで似せた分身と、入れ替わっても気づかれないようにする為だった。


しかし、分身役を頼んでいた男が好奇心から余計な詮索をし始めたので、ローリーは殺していた。そもそも大金を餌に雇う分身役は最終的には処分しているのだが。

それでもすぐに変わりの男を見つけていた。


ラボ


レッドはデンベとローリーのラボへ行き、最新のファイルを見つけた。
FBIにも報告をし、すぐに家宅捜査をしてデマルコが顧客であった証拠を見つけていた。

アリバイのルーティンを利用する手法も掴んだ。
デマルコの分身は共犯者となるのだが、ほとんどが姿を消している事から消されている事も分かった。

新しい顔型から、最新の計画が実行中であると分かるがファイルはレッドが持ち去っていた為、ブライアンの名前をつきとめるには遠回りをしたが、アラムが現場の資料を繋ぎ合わせて突き止めた。

急いでブライアンと命を狙われているだろう妻ニッキーを捜す。


ルーティン


その頃、分身の準備が出来たのでルーティンを入れ替わり、いよいよ計画実行となっていた。
ブライアンは妻の前に姿を現し、銃をつきつけた。

逃げる妻を追い詰めた時、FBIも到着した。
無事妻を保護し、ブライアンも確保した。


役割が終わった分身は、ローリーから金を受け取るはずだった。
だが、ローリーの車に乗り込むとすぐに銃をつきつけられる。

その時、レッドが後部座席に乗り込んで来た。
分身を逃がし、ローリーを攫った。
最初からローリーが狙いだったのだ。

レッドはローリーの仕事ぶりを買っていると話す。
2か所で同時に存在させるという概念を褒め、量子力学の話題で盛り上がった。
シュレーディンガー、ドストエフスキー等。
気が合うと分かったローリーは警戒を解いていく。

2人の読書以外にもある共通点は、犯罪。
殺されるのだと思っていたローリーは、そうではない事に気づき出す。

レッドは、ローリーのラボがすでにFBIに踏み込まれている事を教え、自分なら君を守れると言った。
ただし、条件を飲めば――。


結末


レッドはFBIにクーパーを訪ねていた。

ローリーとは取り引きをした、といい代わりにアリバイの51名の顧客名簿を渡す。
彼のラボから押収した証拠品で、起訴されたことのない27名を殺人罪で起訴できる。

残り24名はすでに無罪判決が出ているから、起訴は出来ない。
だが、分身を埋めた場所がある。
殺したのはアリバイだが、依頼主を共犯者として起訴できる。

これでFBIを納得させた。

もう1つ、カヒル・シューラの遺体を引き渡すよう要求した。
デロレスが見守る中、手厚く葬った。


レッドがローリーに何を頼むのかはまだ分かっていない。


リズ


リズの復職の為のフルトン医師の心理鑑定が始まるが、フルトンはレッドの面会も希望した。
リズは、自分の復職の為だからとレッドに頼み込んだ。

できれば避けたいレッドだったが仕方なく、車の中で会う事を承諾していた。

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フルトンはぶしつけにレッドに「あなたはクズよ」と言った。
リズの復職は、レッドの存在がなければ問題ないともいい、レッドに対して攻撃的だった。

「忠実、勇敢、誠実がFBIのモットー。
あなたの子がそれを守れると思う?」
「君は私の答えを信じるか?」
「どうかしら?
でも彼女の復職はあなた次第よ」
「違うな。
復職できるかはあくまで本人の力であり、君が私でなく彼女を判断するかどうかだ。
彼女を追い詰めろ。
悲しみや怒りを通り抜けた時、彼女は本当の姿を見せる」
「それは?」
「私とは別人だ」

そこでレッドは時間切れとした。


リズの面談は続いたが、フルトンはプロファイラーであるリズに「自分を正直に分析できるまで復職は認めない」と厳しかった。

その次の面談では、リズは自分はレッドの娘だ、と言い切っていた。


シングルトン

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リズは、家に仕掛けて置いたカメラから、シングルトン刑事の不法侵入を知る。


シングルトンはレッドとリズの密会を写真に収め、イアンを含める警察仲間に報告した。
キーンはレッドの手下だ、と。
それは大勢が参加する公式な会議に見えた。

警察では、トムはナッシュと揉めて襲われたという読みをされていた。
夫であるトムもレッドの手下で、親玉のレッドがナッシュを殺したんだろう、と。

ナッシュ関係は、今レッドが支配しキーンが捜査妨害をしている、と言う事になっていた。
シングルトンは、キーンが夫を殺した奴らと手を組むか? と疑問を投げる。

イアンは、まだ確証が取れないので、キーンの尾行を続け他言無用として会議を閉める。
「レッドは大物の犯罪者だ。シングルトンの言う通りならもう逃がさん」


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その後、再びリズの部屋に不法侵入している所をリズに見つかり、銃を向けられた。
自分は敵ではない、というシングルトン。
通報しようとしたリズに、レッドとの関係を知っていると教えてやめさせた。
そっちが通報するなら、こっちもする。

シングルトンは、ナッシュの捜査で証人が消えていく理由が、リズが内通者だと疑われていると話した。

ナッシュの5人を殺したのはレッドで、それを知っている。
その上、ナヴァーロを殺し、証拠品を盗んだ。

これらを聞いても、シングルトンにはリズが敵だと思えない、という。
むしろ手を組むべきだと感じる。

リズはシングルトンが汚職警官ではないのかと信じ始める。
俺もあんたを信じたいが、レディントンと会っていた、と言われるとあっさり信用して本当のことを教えた。

イアンがFBI抜きでレッドを仕留めようと、シングルトンを放っているとは知らずに。

シングルトンをFBIの作戦本部に招き、すべてを明かした。


15話「パティ・スー・エドワーズ/Pattie Sue Edwards (No. 68)」へつづく

かんそう


ブラックリストの「アリバイ」は、ジョン・ノーブルでした!

名優というかもはや怪優といった、フリンジのビショップ博士、エレメンタリーのホームズのお父さん等でお馴染み。
存在感ありまくりで、アリバイというキャラクターにぴったりでした。

アリバイは、この先レッドの作戦に絡んでくるようなのでまた出番があるかな。
レッドとも気の合う読書家で、面白いキャラだからまたの登場が楽しみ!


アリバイとレッドのホームレスとのハートウォーミングなエピソードとかは良かったのですが。
レッドは今回かなり、ふくよかさが目立ちましたw
作中でもデロレスに言われていたけど、いいもの食べ過ぎ?w


リズのFBI復帰が、先週のノリとはうって変って急にしっかりした手順になってちょっと笑いましたw
その割にリズは、本部に出入り自由なのねw

面談の内容も、リズだから頭に入らないのか、興味が持てないのか、正直タルかっただけで、よくわからなかった~。

フルトン先生も、昔レッドにフラれでもしたのか、なんか妙に攻撃的で怖いし。
そしてレッドにも何が言いたいのかよくわかんなかったし。

ほんとレッドの言う通り、リズの復帰はリズで判断するしかないと思う~。
だってレッドが嫌だからって言ったら、もうそこで話しはおしまいじゃん。
とはいえ、レッドに会ってレッドが何を言えばアリになるのかもよくわからんし。

単なるヒステリックな女性に見えて、嫌だったな~。
そして結局リズは復帰できたのかどうかもわかりませんでしたが、シングルトンをFBIに呼んでいたので、もう復帰したも同然でした。


あと良く分からないといえば、イアン周辺の警察関係も大分ごちゃごちゃしてきました。

シングルトンがレッドの報告をしていた会議は、パッと見、普通の会議に見えました。
言い方を変えると、イアンの裏の顔を知らない警官も同席していた感じ。
特にトムの事件は、ナッシュVSトムという事で、イアンの存在はなかったものとして扱われていましたから。

でも、シングルトンもイアンの手下……のはず。
まさか、イアンが悪党である事を知らずにシングルトンは上司として信じて動いている……ってそんなオドボケはない……はず……。
不法侵入もしてたし……ってそれくらいで汚職刑事でもないだろうけどw

リズには「自分は汚職警官ではない」といい、真面目に捜査していると信じ込ませる事に成功してましたが、あれはさすがにリズが騙された振りしてる……ように感じました。

今回から、FBIもトム殺しの犯人捜しに全面協力する事になっていますからね。
一介の刑事のシングルトンを、ろくに調べもせず信用して本部に招くって、いくらなんでもうかつすぎるような~。

多分、信用したと思わせて存在を引き寄せて……という作戦なんではないかと……。

とはいえ、今は想像するしか出来ないので、確証はありません。

今曖昧なのは、シングルトンの立場の真偽、リズ達は騙されているのかいないのか?

この先を見れば、クリアになって行くんだとは思いますが、早く先が見たい!w


15話「パティ・スー・エドワーズ/Pattie Sue Edwards (No. 68)」へつづく

登場人物はこちら


(文:ジェーン洞)

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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