シカゴ・ファイア/CHICAGO FIRE　シーズン4　22話「崩壊への1分/Where the Collapse Started」

ドーソンは、時間が許す限り里親になる為の準備をしていた。

大隊長には推薦状を頼んだ。

兄アントニオには身辺調査書を頼むが、その際にケイシーが関わっていない事に腹を立てたアントニオはケイシーに怒鳴り込んでいた。

アントニオにしてみれば、ちゃんと結婚しないケイシーが無責任に思えたのだった。

だが、あくまでドーソンが独走しているだけなのでケイシーは、追い返した。

その後、福祉局の担当に呼ばれ里親としての許可をもらえそうになるが、引き取りたいルイはタイミング悪く直前に引き取られてしまっていた。

ドーソンの努力は空回りで終ってしまった。

しかしその夜、ルイが預り先で珍しく暴れたせいで施設に戻っていると連絡を受ける。

ドーソンが会いに行くとルイも嬉しそうに抱き着いた。

児童福祉局の担当者は、ドーソンにこっそりルイの里親になる可能性が出てきた、と伝えた。

ケイシーが口添えしていた事も。

ドーソンが通常より早く福祉局に呼ばれたのには、ケイシーの推薦があったのだという。

でもそれ以上に面接でドーソン自身が認められていたのだった。

希望が出てきたドーソンは、改めてケイシーにも礼を言った。

オーチス

療養中のオーチスが給料を取りに署にやってきた。
するとオーチスの代わりのマルコム・ファーガソンがコニーの推薦で、しかもすでに署に馴染んでいる事を知り、オーチスは焦った。

このままコニーに追い出されないよう、コニーをミュージカルに誘って賄賂作戦に出る。
その際に、仲間達から万が一の移動を防ぐ為には一緒に行った方がいい、と脅されていた。

結局、オーチスはコニーと一緒にミュージカルに行くが、そこで交代要員についてはコニーは何も関係なく、ハーマン達にからかわれていた事を知った――。

一晩を一緒に過ごしたセブライドとキッド。

しかし2人には温度差があるようだった。

未だに復縁を意識してキッドの周辺に現れる元夫について、キッドはなんでもないとセブライドに誤解をしないよう説明をするが、セブライドにとっては関係のない話しだと返していた。

その後キッドからの電話がかかってきてもセブライドは無視していた。

兄のダニーから、ケイシーに口利きを頼まれたジミー。
しかしその内容が、酒の販売許可の申請だった事から頼めないと断っていた。

飲食店の経営が上手くいかない為、酒を販売して持ち直したいという希望だったが実はすでに時間外で内緒で酒を売っている、と相談したセブライドから知らされていたのだった。


その後、大規模な改装中の建物の崩壊事故が起き、兄の所属する67小隊と合同で救助をする事になる。
兄を見かけたジミーは声を掛けるが、ダニーは聞こえていないのかそのまま建物に入って行った。

救助を進める中、建物が崩壊し始めるのを察知して大隊長が全員撤去を命じた。
しかし、ダニーはまだ人が残っているのに見捨てられない、とすぐに従わなかった。
それならば1分だけ、と大隊長は許可を出す。



そこから崩壊は続き、心配したジミーはダニーを捜しに建物の中に入って行った。
瓦礫に埋もれて動けない状態の兄を見つけ手を伸ばすが、届かない。
ジミーは応援を要求するが、その時点では二次災害を回避して大隊長は許可を出せなかった。
志願するセブライドでもなく、大隊長がジミーを連れ戻しに入った。
これ以上の被害者を出さない為に――。

結局ジミーはダニーを助ける事は出来なかった。


兄を失ったジミーはしばらく休暇を取る事になるが、突然セブライドの部屋を訪ねた。
どうしても大隊長の判断に納得がいかない、と相談をする。
何故1分だけ、と退避命令を出した後に許可を出したのか。
ジミーは大隊長を責めるように間違いだ！　と主張した。

セブライドは、大隊長の判断は軽々しいものではないとジミーにいつまでも考える事を止めるようにいった。
拘ってもいい事はない。

ジミーは納得がいかない様子で出て行ってしまった。


23話「愛する人へ/Superhero」【シーズン・ファイナル】へつづく

放送前に、コニー役のデュション・モニーク・ブラウンさんの急死のアナウンスがありました。

その前にツイッターで知っていて、とても驚きました。

今回は、毎回必ず出番があると言う訳でもありませんが、コニーの元気な、コニーらしい姿が見れました。

ご冥福をお祈りします。

ちょうどDlifeでシーズン1の放送が始まり、私もまた最初から見るのを楽しみにしているのですが、実際見るとすっかり忘れている事もあって、面白いです。

何より第1話が本当によくできていて（あるあるですがｗ）、最近のファイアとの違いが明らかでしたｗ

シーズンも3、4と重なって行けばネタもいつまでも潤沢ではなく一定のテンションを要求し続けるというのも酷なんですけどね。

それでも、最初にあった緊張感やリアリティを感じられるドラマは、今と違ってｗ　本当に面白かったなーと思い出しました。

事故現場がつきもので、見るのがキツイシーンが多くてもそれでも見てしまう魅力が最初の頃には確かにあったと感じられました。

今は別の意味で、（ツッコミの為に）目を離せない感じにｗ

ところがですね、今回は久しぶりにドラマとして面白いなーって感じられました。

それは、アントニオがケイシーに乗り込んだ所でｗ

悪趣味ゴシップガール的なノリですけど、2人のだらだらした関係に皆が思っている事を代弁しているようでもあって、なんかスッキリしましたｗ

期待していたほど、そこからの展開はなかったんですけど、それでも久々ワクっとしちゃいました。

セブライドとキッドについては、かなり興味薄いです。

展開としてはキッドが押してる感じになってるのは面白いけど。

でも、これまたセブライドが情緒不安、もしくは寝たら冷めたみたいないくつなの？　って感じで怖さもあるので、このターンは早く終わって欲しいと願うばかり。

そしてセブライドの次に、私のお気に入りのジミー。

ジミーのストーリーがやっと来た！　と思ったらいきなり兄を亡くすというヘビィさ。

でも、シーズン1を振り返るとこういうシリアスさっていつもあったかも。そもそも事故現場がつきもののドラマだから、シリアスさとは切り離せないんですよね。

自分の中で、お気軽お手軽なファイアが当たり前のようになっていた事にも気づきました。

今回もケイシー議員無双状態で、最近のトンデモ・ファイアを象徴していました。

そもそもドーソンとケイシーが付かず離れずのままの方が良かったんじゃないかしら？　なんて思ってもみたり。

最近は特に署内恋愛が乱立してるから尚更ね～。

そんな中、ジミーが荒れて行くのは見たくないけど、ジミーのエピソードにはシーズン1の頃のような緊張感と感動するドラマが待っていそうなので期待したいな。

でもこれがシーズン・ファイナルのネタにもなりそうで、どうなるのかちょっと怖い～。

次回はシーズン・ファイナルです！

23話「愛する人へ/Superhero」【シーズン・ファイナル】へつづく