あらすじ
Elizabeth Morris/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
2017年11月2日(木)~AXNでシーズン4日本初放送(全23話)
オーチス
オーチスのアザについて最初に発見していたクルースも、その後の様子を心配して声を掛けるが、オーチスは軽く治ったとかわしていた。
それはオーチスのおばあちゃんだった。
さすがのオーチスもおばあちゃんに叱られては言う事を聞かずにすまない。
シフトが終わったら病院へ行く、と渋々約束をした。
だがそのせいで、オーチスを怒らせてしまったクルースは避けられていると落ち込んでいた。
シルビーは、その日の救急で恐らく助けられなかっただろう患者の話しをする。
動画にUPする為に、醤油を1瓶飲んでしまった大学生は、具合が悪くなっても大丈夫だとすぐに救急車を呼ばなかった。
もしも、周囲がそれを押し切って早く通報していたら助かる確率は違っていただろう。
最初はやりすぎたかもと思っていたシルビーも考えを改め、クルースを慰めた。
「あれでよかったの」
結局3人で病院へ行った。
検査の結果、白血病ではなかったがオーチスは「免疫性血小板減少症」という病気になっていた。
血小板の減少により、血が止まりにくくなる為アザが出来ていたのだという。
まだ深刻な症状は出ていなかったが、放置が続けば脳出血もあり得るという。
やはり適切な治療が必要だったのだ。
さらに残念な事に、血小板の数が正常に戻るまで仕事を止めるよう言われてしまう。
すべてを大隊長に報告する時、オーチスは父親を白血病で亡くしている事を告白しながら涙を流した。
危険と向き合う現場でも恐れを感じなかったのに、今は見えない敵に怯えている。
大隊長はオーチスの泣き事を当然のように受け止め、去っていく背中を見送った。
休暇を取ったオーチスは生活態度を変える決意をした。
同居をするクルースもそれにつきあう、と自分も大好きなジャンクフードを断ち切る事にした。
「一緒に頑張ろう」
1人で走りに行くと言ったオーチスから、クルースの手にジャンクフードの最後の1つが手渡された。
セブライドとキッド
Elizabeth Morris/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
モリーズの一員となったキッドは早速ハーマンにリクエストを出した。
ロック用の大きな四角い氷の作れる製氷機を置くべきだ、と。
なかなか聞き入れないハーマンに、キッドはたまたまロッカーに来た半裸のセブライドに声を掛けて味方につけた。
キッドのしつこい売り込みと周囲を巻き込み、最終的には友人が改造した製氷機500ドルは氷代50セント上乗せすればすぐに回収できる、とハーマンの興味をそそって承諾させていた。
Elizabeth Morris/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
セブライドとクルースは火災現場であと少しと言う所で、フラッシュオーバーに巻き込まれる危険な目にあっていた。
大隊長が理由を聞くと、人影だと思って救助に入ったらダース・ベイダーの半身像で無駄な救助をしていたのだった。
セブライドは、最新式の赤外線ディスプレイ付きマスクがあればこんなミスは起きないと主張し、大隊長に上層部へリクエストを出してもらう。
だが、予算がないとあっさりと断られてしまった。
するとセブライドは上層部に直接掛け合いに行くが、予算については議員に説明してもらえ、と追い返されてしまう。
セブライドはケイシーに相談して、使うべき所に予算が使われるよう知り合いの議員に声を掛けてもらう事にした。
ある日、火災で出動した先はモリーズだった。
店内に踏み込むと壁の中で電気火災が起きていた。
大事にはならずに鎮火できたが、その原因は新しい製氷機だった。
責任を感じたキッドは、店内の修理を申し出るがハーマンはすっかり信用を無くしていた。
そんなやりとりを見ていたセブライドは、失敗を取り返すチャンスをやれよ、とキッドの味方をした。
キッドは友人に頼むとハーマンには言っていたが、実際には1人で修理するつもりだった。
かといって決して修理に慣れている訳ではない。
そこへ、セブライドが様子を見にやって来た。
もちろん、キッドを手伝うつもりで。
キッドはそんなセブライドを素直に褒めた。
「消防局のお偉方にははっきり物を言うし、女が困ってると助ける」
「俺を良く分かってる」
でも1つだけ不思議だという。
「結婚してた時は花束を持って家に侵入したのに、独身となった今は安全な距離を保ってる」
キッドは何事もないように、修理の話しに戻したが「俺たち2人なら簡単だ」とセブライドが言うとそれが合図のようにセブライドにキスをした。
ドーソンとケイシー
ドーソンは、火災現場で幼い男の子を救助していた。
聞けば名前はルイといい、いい加減な里親に預けられていたようだった。
当面は施設で生活をし、新しい里親を探す事に。
しかし、助け出したドーソンにしがみついて離れようとしなかったルイの事が、ドーソンは忘れられなくなり、ケイシーに2人で里親になろうと提案する。
ドーソンにとっては、ルイとの出会いはこれまでの様々な出来事すべてを意味づける回答に思えたという。
しかしケイシーにとっては違った。
つい先日、ドーソンに結婚を持ち出したのはケイシーだったが、それを「今は無理だ」と断ったのはドーソンの方だった。
そしてケイシー自身も断られてみて、たしかに議員の仕事で手一杯だという事を認めていたのだった。
2人が会う時間でさえろくにないのに、子育てなど出来るわけがない。
いつかはドーソンと家庭を築きたいと思うが、今焦って飛び込むのはルイにとっても良くない。
思い通りにならなかった事がショックだったのか、ドーソンはケイシーの家で過ごす予定だったにもかかわらず、突然理由をつけて部屋を飛び出していった。
翌朝、ドーソンはケイシーに前夜の態度について謝り、そして里親について1人でなる決心をつけた事を報告した。
ケイシーが協力するといっても、もはや1人に拘って聞く耳は持たなかった。
ドーソンは児童福祉局の担当者に会いに行き、ルイの里親になる覚悟を伝えたが、承認には通常4か月から半年かかる為、現実的ではないと言われてしまう。
その間、ルイを施設で預かり続ける事は出来なかった。
ドーソンは、自分が消防士である事、兄が警官である事などを利用してなんとか時短できないかと粘る。
新しいマスクが主要な署に配られていた。
ケイシーの議員としての力が発揮されたのだが、ケイシー自身もそれに驚いていた。
熱望していたセブライドはもちろん、大隊長も喜びケイシーに議員になって多くを得たようだな、と声を掛けた。
ケイシーはそれを認めながらも「失ったものも」と付け加えていた。
かんそう
びっくり! オーチス病気ストーリーから突然休職になってしまいました。
まさかこのままフェードアウト!?
シーズン・ファイナルへのひっぱりも無さそうな感じ……。
でもクルースのルームメイトであり、モリーズの一員でもあるから完全に姿を消すとは思えません。
とはいえ、出番が減る事は確実かな。
そしてオーチスの代わりに……、ジミーがハシゴに復帰するのかしら?
ジミーをクールな救助隊に入れて欲しいと言う私の願いは……><
いずれにせよ、1つ開いた穴をまた誰か新入りさんが埋めるはず。
ジミー&キッドは長居しそうな雰囲気だから、しばらくは賑やかしのゲストになるのかな~。ちょうどシーズンも入れ替わるので、ビシっと新レギュラーが来る可能性もありますが。
出入りの多さも、ファイアの十八番ですから新キャラは楽しみ!
そしてビックリといえば、セブライドとキッドぉぉ。
やっぱり私はキッド苦手だわ~。歴代お相手としてもw
またしても、過去のセブライド口説かれネタを持ち出して、武勇伝どんだけこすってんの。もう擦り切れて無くなる寸前って所で、セブライドを口説くという。
セブライドも、前回ホロウェイを亡くしたばかりでもう近場のキッドっていうw
ちょっと手近過ぎてプレイボーイの名が廃るって感じ!
そしてそれほどキッドがいい女にも思えない……。
そもそも製氷機騒ぎでキッドのイメージ下がってる所へ、いちゃついてないでさっさと修理せんかい! ってw
今回はハーマン、完全に被害者だと思いました。
そして、まーたはじまったよ、のドーソンの暴走。
自分勝手に里親言い出した時点で、ケイシーが愛想を尽かさないのはおかしい!
まして、そこまで言うなら協力するって歩み寄ろうとしてるのに「もういいです」みたいな悲劇のヒロイン気取り。
結局ドーソンは、ケイシーと結婚したいんじゃなくて里親になる為に利用したかっただけ、と言っているようなもんで。
そして目的の為には、利用できるものはなんでもする気満々でしたけど。
どうせ最終的には、ルイを里親にすることはできず周囲を巻き込んで、(周囲も自分も)疲労するだけして、またケイシーに都合がいい時だけ泣きつくんだろうな~と、エスパーしてみました。
それでもファイアの柱の1つでもあるから、この2人が別れる事は相当な事情が出来ない限りないんだろうな。
突然何が起きるかわからないシカゴ・ファイア。
シーズン・ファイナルまで後2回と近づいて来ているというのに、まったく先が見えません!
いつ51分署が燃えてなくなっても驚かないぞ!w
22話「崩壊への1分/Where the Collapse Started」へつづく
登場人物はこちら
(文:ジェーン洞)
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