あらすじ
あの日
セディクを助けたあの日、カールはウォーカーに腹を噛まれていた。
自分の死を悟ったカールは、リックやミショーン、イーニッドらに別れの手紙を書く。
そしてセディクを下水道に隠し、寝床を整え食べ物を分けて食べた。
一方、救世主たちは建物を覆いつくすウォーカーを撃ち殺し、倒れたウォーカーを壁にして道を作った。
その道から救世主たちは脱出し、アレクサンドリアを燃やし、ヒルトップをやキングダムを制圧した。
キングダム
エゼキエルは捕まり、ニーガンに渡されれば殺される。
ギャビンはそれはリックにそそのかされたせいだと言うが、エゼキエルは「自分で道を選択した」「次はあんたの番だ」と動じなかった。
キャロルはキングダムの住人を安全な場所へ導くと、エゼキエル救出のため1人でキングダムへ戻った。
そこでモーガンと合流し中の様子を探る。
気付かれないように次々を救世主を倒していく2人だったが、殺す必要のない者までもを殺すモーガンを見てキャロルが心配をする。
無線からの反応がないのに気づいたギャビンはエゼキエルと仲間を集め劇場の中に入る。
客席の後ろのドアで爆発があり、救世主たちが後ろ側に気を取られていると舞台の横からキャロルとモーガンが発砲しながら劇場内に入って来た。
激しい銃撃戦が展開する中、1人の救世主の男がモーガンに襲い掛かり殴り合いとなる。
モーガンは男の腹の傷口に手を入れ、男の腹から腸を引き出した。
(Photo by Gene Page/AMC)
「なんて奴だ」
その様子を見てギャビンが逃げていく。
身を潜めて隠れているギャビンだったがモーガンに見つかる。
今にもギャビンを殺しそうなモーガンに、エゼキエルは殺す必要はないと話す。
キャロルも「殺さなくていいのよ」「本当は殺したくないでしょ」とモーガンに語りかける。
モーガンは「やるしかない」と自分に言い聞かせるように言うと、ギャビンを殺そうとした。
するとそれよりほんの少し早く、ヘンリーが後ろからギャビンの首を槍で突き刺した。
カールとの別れ
カールの具合はどんどん悪くなる。
以前は医者(研修医)だったセディクがカールに薬を渡す。
カールはセディクについて「1人じゃ生きられない」「僕らが必要だ」と言い、リックはガソリンスタンドにカールが戻ったことを知った。
やがてアレクサンドリアへの攻撃が終わり、皆でヒルトップへ移動しようとする。
しかしそれはカールには無茶だと判断したリックは、カールと共に残ると言う。
ミショーンも然り。
ダリルがジュディスを連れてヒルトップに行くことになり、カールはジュディスに最後のお別れを言い、リックから受け継いだ帽子を渡した。
ダリルは「みんなをお前が救った、お前のお陰だ」と言い、ジュディスを連れ下水道を出て行った。
カールに命を救われたセディクは、カールに恩返しは出来ないが、他の仲間たちに示してみせると言った。
カールがしたことは無意味じゃなかったと、重要な意味のあることだったと。
カールが手を差し出し、セディクと握手をする。
「おめでとう、これで仲間だ」
カールが言い、セディクは下水道を後にした。
下水道に残ったミショーンはカールの汗を拭いている。
「死んでも悲しまないで」
「気をしっかりね」
「パパのため、ジュディスのため、君のために」
そうカールが言うと、ミショーンは「そうするわ」と涙をこらえて話す。
「君は親友だよ、ミショーン」
「あなたもよ、私の親友」ミショーンは言った。
カールの見た未来
リックはカールを連れてまだ炎が収まらないアレクサンドリアの家に向かった。
しかしカールがもう限界に近く、傍にあった燃えていない教会に入る。
(Photo by Gene Page/AMC)
カールはリックに今までのお礼を言う。
そして刑務所で襲撃されたとき、自分より少し年上の青年を銃で撃ったことを話した。
青年は投降しようとしたのに自分は何の迷いもなく撃ったと。
そしてリックが敵だったウッドベリーの住人を受け入れたことを話し、「あれは僕を変えるためだった」「だから今の僕になれた」と言った。
「あの時のパパに戻って欲しい」とカールが言うと、リックは「以前の俺には戻れない」と答えた。
しかしカールは「未来はある」「パパにも彼らにも」と言って、自分が見ている未来について話した。
白髪髭のあるリック、大きくなったジュディス。
緑あふれるアレクサンドリア。
皆、お互いに助け合って生きている。
(Photo by Gene Page/AMC)
そうなれる。
リックは「実現させるよ、約束する、必ず実現させる」とカールに言った。
そうして自分が持っていた銃に手を置いたカールに気がつき、リックは「ダメだ、よせ……」と止めようとする。
「愛する人がやるべきだよね……。自分でできないときは。でも僕はできる。成長したんだ。僕がやらなきゃ。自分で」
泣き崩れるリックとミショーン。
2人に「愛してるよ」と言い、ミショーンとリックも「愛してる」と答えた。
そしてもう一度「実現させる」とリックはカールに伝えた。
リックとミショーンは教会の外へ。
そこで銃を撃った音が聞こえる。
顔を覆うリックと立ち尽くすミショーン。
それから2人はカールを埋葬する穴を掘る。
傍らには布のかかったカールの遺体。
カールの見た明るい未来。
アレクサンドリアで共に助け合って生きている住人。
農作物の世話をしていたニーガンは、笑顔でジュディスに挨拶をした。
リック
どこか開けた場所。
木にもたれかかって座っているリック。
手は血まみれで、腹からも血を流していた。
かんそう
悲しいよ~~~!!
カールの死は悲しいよ~~~~。
覚悟はしていましたが、じわじわと弱っていくカールを見るのがつらすぎて……。
はぁっ。
やっぱりセディクを助けたときに噛まれてたんですね。
大事なカールを死なせてまで仲間となったセディクは、今後きっとストーリーの鍵となる人物になるのでしょう。
カールの書いた手紙の中にはイーニッド宛もあったけど、イーニッドが読むのはいつになるのでしょうね?早く教えてあげたい。
そしてあの白髪髭のリックはカールの見た未来でした。
うーん、でもニーガンは許せなくない?
リックが許してもマギーが許さないでしょ。
ただリックはカールに約束しましたからね。
救世主との戦いに勝ったら、きっと救世主を許すのかな。
最後にちらっと映った木の下で座っていたリックですけど、撃たれたのか刺されたのか、お腹あたりから出血してました。
いつのことなんでしょうね~?
最近は時系列があっち行ったりこっち行ったりで、理解するのにと~っても時間がかかります。
服装とかを見て「この服はあの時と一緒だからあの日か」とかって判断してるんですけど、正直大変だからやめて欲しいです。
あ、モーガン覚醒は面白かったです!
(イラスト:SiMoom、文:ぼぼち)
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