THIS IS US 36歳、これから シーズン1 第12話「小さな奇跡」

あらすじ

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ジャックの誕生日

まだお腹が大きくなり始めたころ、レベッカは喜びに満ちていた。
しかし出産予定日の6週間前になった頃には、お腹ははちきれんばかり大きくなり、1人でトイレにも行けず、足はむくんで靴も履けない状況にレベッカはかなり苛立っていた。


ジャックに当たり散らすレベッカに、ジャックは買い物にでも出かけようと提案するが、レベッカは1人になりたいとジャックを家から追い出した。
そして車に乗っているジャックに、わざわざ玄関から出てきて叫ぶ。
「ねぇ、スポーツバーのトイレではらませてくれてありがとう」

1人になってカレンダーを確認しながら出産までの日数を数えるレベッカ。
そしてやっと今日がジャックの誕生日だということに気がついた。

あわててケーキを作ろうとするが材料がない。
車もないのでジャックのビーチサンダルを履きガムテープで固定して、歩いていける酒屋まで買い物に行った。

酒屋で買ったあり合わせの菓子でカップケーキをデコレーションしたレベッカ。
その後は椅子に座ってジャックの帰りを待つ。



ジャックは友人のミゲルに誘われて、自分の誕生日プレゼントにゴルフクラブを買うように勧められる。
しかしジャックはレベッカの傍にいたいと言って帰ってしまった。

レベッカは、いかにジャックが完璧で素敵な人か、逆に自分は完璧ではないが全力でみんなを守るとお腹に向かって話しかけていた。

するとジャックが「すごくきれいだよ」とビデオカメラで撮りながら部屋に入って来た。
レベッカは恥ずかしがりビデオを止めるように言い、ジャックに誕生日を忘れていたことを謝った。

その後は恒例のレベッカのダンスを披露することになった。

ドクターK

1年前に長く連れ添った妻を亡くして以来、ずっと落ち込んだままのカタウスキー（ドクターK）。
洗面所の薬棚も妻が使っていた化粧品も以前のまま。

スーパーで知り合いの女性に会い夕飯に誘われても、やんわりと断っていた。
息子夫婦も心配するが、カタウスキーは「これからも他の相手を見つける気はない」と頑なだった。

妻の墓参りに行き、墓石に向かって話す。
「これ以上君のいない人生を続けられるかどうか……」
「いや正直、続けたいかも分からない……」
すると病院から呼び出しが入った。

シュナイダー先生が盲腸のため、急遽レベッカの出産を担当することになった。

ジョー

消防署に勤めるジョーは妻のサマンサとうまくいっていなかった。
教会でその悩みを打ち明けた後、消防署で置き去りにされた赤ん坊（ランダル）を見つける。

そして赤ん坊を家に連れて帰り、自分たちの子だと言った。



しかしサマンサは夫婦のすれ違いは赤ん坊では解決しないと、赤ん坊を病院に連れていくように言った。

運命の出会い

レベッカが病院で出産した。

ジャックが新生児室の外から2人の子を見ていると、隣に赤ん坊を連れてきたジョーがいた。
ジョーは消防署に捨てられていた赤ん坊を連れてきたと言い、その子はジャックの2人の子の隣で眠っていた。
その子を見つめるジャック。

悲しみに暮れるレベッカは「3人の親になると信じていた」とジャックに言い、ジャックが言う。
「まだそうだとしたら？」

ジョーが病院から家に帰ると、妻のサマンサが座って待っていた。
サマンサは赤ん坊で2人の関係をやり直そうとするなんてばかげていると言いながらも、一から2人の関係をやり直したいかとジョーに尋ねる。
いつもそう考えているというジョーに、サマンサはジョーの手を握り初めて2人が出会ったときの会話をした。
ジョーとサマンサは泣きながら抱き合った。

カタウスキーはジャックがつらい経験をしながらも前に進んだことを知り、薬棚に残された妻の薬や洗面所の置かれたままの化粧品などを片付けた。
そしてスーパーで出会ったアンの家で食事を共にした。

ピアソン家では毎年父の日には、あの時ジャックが撮ったビデオを見るのがお決まりとなった。
ビデオの中で2人が手を繋ぐシーンを見ながら、ジャックとレベッカは手を繋いだ。

かんそう

今回、初めてオール過去編でした！
なんてことない話なのに、やっぱり泣いた～。

ジャックとドクターKとジョーの出会いはやっぱり奇跡。
その奇跡の出会いが3人の人生を前に進ませることになりました。
ドクターKもジョーも私生活は色々あったのねぇ。

それにしてもこのドラマに出てくる男性陣は皆「妻大好き」過ぎやしませんか？
妻がエクソシストでもあの神対応。
世の中の夫たちはこのドラマを見て勉強した方がいいですね、マジで。

年内の放送はこれで終了です。
次は年明けの1月7日です。
再放送もあるみたいなので、見逃した人はぜひ！（1話見逃したのは私です）



（イラスト：SiMoom、文：ぼぼち）