あらすじ
2017年9月22日(金)18:30~ スーパー!ドラマTV シーズン9 日本初放送 (全24話)
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サプライズ週末旅行
ハワードとラージは、レナードのバチュラ・パーティーの代わりにサプライズ週末旅行を計画する。
突然誘拐だと、連れ出されるレナードとシェルドン。
口うるさいシェルドンは、目と腕と脚を縛られハワードとレナードに横抱きにされて車に積み込まれた。
猿ぐつわをしようとしたラージは手を噛まれて失敗していた。
車中でも文句を言い続けるシェルドンだが、借りたバンが尊敬するファインマン博士のものだと知ると一転、ゴキゲンになる。
当時のままというバンに興奮するシェルドンとレナード。
旅行先が、メキシコだと判明するとシェルドンはメキシコをディスり始める。
「マリアッチや野良犬が寄ってくるし、虫の入った豆が跳ね回る」
するとハワードとラージはこの旅にはテーマがあると言った。
宿泊先はファインマン博士がノーベル賞で買った別荘と聞かされ、シェルドンは
「ビバ・下痢止め!」
と言って大喜びした。
その後もシェルドンは隠しスペースに税関で没収される数のVHSのテープが積んであるのではないかと休む暇なくおかしな事をしゃべり続け、「あるなら君を詰め込む」とレナードに言われる。
パンク
順調にメキシコに向かって車を走らせていると、タイヤがパンクしてしまう。
シェルドンはその音にも「盗賊が来てピニャータ工場で生涯働くはめになる!」とメキシコをディスりつつ反応した。
ハワードが意外にもタイヤの交換を手際よく進めるが、どうしても1つだけ動かないボルトがあった。
4人がかりで回そうとするが、ラージがラマーズ法を取り入れてもビクともしない。
これは物理の問題だと、標識を運んで来てテコの原理を試すも無理だった。
その後も、科学者らしい方法を試そうと4人はトライする。
科学の原理
【パーカッシブ・ショック】
レナードがタイヤのホイールを叩くとそのリズムに合わせてハワードとラージがクイーンの「We Will Rock You」に合わせて替え歌を始める。
「ウィーウィル、ウィーウィル、パーカッシブ・ショック!」
すると黙って見ていたシェルドンがボーカルパートを突然担当し始めて、完璧な歌声に全員茫然とする。
「記憶力が良すぎる弊害だ」
【熱膨張】
チップスは炭素と水素と油だから火が付くと、レナードがチップスに火をつけて熱を加える。
しかし匂いで獣が来ると横やりを入れるシェルドン。
餌はお前だとハワードに言われる。
【促進腐食】
ハワードがサルサソースを利用し、酸と酢に電流を流して腐食させる。
珍しく素直に感心するシェルドン。
「MITの教育を見くびってた」
せっかく褒められたのだがハワードは科学番組で見ただけだった。
【発熱反応】
車からサビとアルミくずを混ぜてシェルドンがテルミットを作った。
それをハワードがナットの周辺に詰めて、燃やして溶かす作戦をする。
しかし、テルミットが足りないどころか良く燃えて、文字通りの「火の車」になってしまう。
炎に照らされ、茫然と燃え続けるバンを見る4人。
ラージがうれしそうに声を上げる。
「ヘイ、ナットが溶けたよ!」
女子達
男子が旅行に行っている間、ペニーとバーナデットとエイミーもペニーの家に集まっていた。
バチュラ・パーティーはナシと言われたが、エイミーはせっかくだからと手作りの超リアル男性器型のクッキーを持参した。
ペニーは未だ、レナードと同居をしていない事を打ち明ける。
夜は一緒に寝ているがそれもシェルドンが、レナードを寝てると思わせる為のダミーの枕に気づくまでだろうと、先行きに期待はしていなかった。
エイミーはシェルドンとの破局後、自分を見つめ直しているという。
服装を変えようかと思うというと2人は前のめりで賛成した。
しかし男のせいで自分を曲げるのも、と躊躇するのでイメチェンを勧めると、1つだけ変えるつもりという。
メガネ?
ヘア?
靴?
とマシンガンの如く、ペニーとバーナデットはイメチェン候補を並べた。
エイミーは、ピアスの穴を開ける事を選ぶ。
今まで空いていなかった事に驚く2人。
母親に禁じられていた上、シェルドンにもクリンゴン人になる事以外の整形を禁じられていたからだった。
だったらペニーが空けたいと、エイミーのピアスの穴を空ける事に。
バーナデットはエイミーのフェイスブックが交際中のままである事を指摘する。
でもフレンドはペニーだけのようだった。
ペニーもまだ独身のままだという。
何故なら両親や親せきに報告がまだだから。
それを聞いた2人は、今すぐ報告したほうがいいとアドバイスする。
父親は娘の結婚式で踊るのが夢だったと聞くと尚更薦めた。
隠し続ければもっと傷つける。
ペニーは、年を取って記憶が怪しくなったら踊った事にするつもりだと言った。
無事ピアスの穴を開けたエイミー。
ママに知られたらクローゼットに閉じ込められる、と言いながらも喜ぶ。
一段落すると、2人に押し切られてペニーは父親に電話する。
怒られると思ったが、意外とあっさり受け入れられた。
しかしそれは父親もまたペニーに黙っていた事があったからだった。
1年前に、家族の一員であるブタをトラクターでひき殺していた。
「ムーンダンスはもうダンスできない」
ペニーはショックを受けるがお互い内緒にしていた事から、「似た者親子だな」と言われて電話を切られてしまう。
大事な家族が庭に違法埋葬されてると怒るペニーに「食べなかったの?」と聞くバーナデット。
次はエイミーが母親に破局を報告する番。
エイミーはブタの話しで悲しいし、お腹が空いたと誤魔化すが、無駄な足掻きだった。
結局なかなか言い出さないエイミーのスマホをペニーが奪い取り、捲し立てた。
「エイミーは、破局してピアスの穴をあけてペニスクッキーを作った!」
当然、クローゼット入りとなった。
不幸自慢
洗濯に行く途中のペニーは、部屋の前でシェルドンとレナードが帰って来る所に出くわした。
予定より早く戻ってきた2人は、煤まみれでボロボロになっていた。
「タイヤを外せなくて」
とレナードがしょんぼりして言う。
「かわいそうに。
こっちはエイミーがクローゼットの刑に」
更にシェルドンが対抗するように言うと、ペニーも負けずに言う。
「貴重な車を燃やした」
「父が私のブタを殺した」
しかしレナードが
「シェルドンと1泊」
と言うと、
「あなたの勝ち!」
と負けを認めて解散になった。
かんそう
シェルドンのエイミーへの嫌がらせ? はお休みの回で、大きなストーリー進展はありませんでした。
男子チームと女子チームが完全に別行動の回。
それにしても、借りた車で遠出するって時点で無事到着しないんだろうな~と先が読めましたw
パンクした時には、決定的にw
ただ、まさか貴重な車が全焼するとは思いませんでしたがw
ファインマン博士は、カリフォルニア工科大学で講義をしていた実在の物理博士ですが、wikiの写真を見るとシェルドンに似ている!!
面白いですねw
特に笑ったのは、ファインマンの車と判って手振りをつけてはしゃぐシェルドンと、フレディなシェルドン!
最初シェルドンが歌い出した時、え、設定的にありなの? と思ったらちゃんとオチで納得させてくれましたし。
確かに記憶力がいいと本人の意志に反して良く耳にするものを覚えてしまう、と言う事はありそうですね!
毎度の女子会は、なんとなく噛みあわない3人の会話がむしろリアルで楽しそうなんですよね~。
エイミーの突出した変人っぷりはこの2人と居ても目立ちますw
でもそれを戸惑いながらも受け止めている、2人の懐の大きさが見ていて羨ましくなります。
ほんと男子も女子も、仲良しっぷりが微笑ましいから笑いと共に癒される!
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(イラスト:Simoom、文:ジェーン洞)
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