あらすじ
姿を現した養父
シモーネが朝眠っていると、美容室から聞きなれた声が聞こえてきた。
それが養父のオーティスだと気づいたシモーネは、慌ててスターを起こし階下の美容室に降りてみる。
カルロッタに聞くと男が求人の応募に来ていたらしいが、オーティスが死んだと思っているスターは全く取り合わなかった。
その日はカルロッタの美容院が出場するヘアー・ショーがあり、3人は歌を担当することになっていた。
しかしシモーネは養父のことが気になり調子が出ずにいた。
そこへジャヒルがやってきて「これを読んでみろ」と言って自分のスマホを渡した。
アレクサンドラが読み上げる。
「あなたたちは――」
「ネクストフェストの1次審査に合格」
喜ぶ3人。
2次審査はライブビデオの提出で、ライブの様子を撮影する必要があった。
それなら今夜のヘア・ショーのステージはどうかとスターが提案、皆も賛成した。
早速練習に打ち込む3人。
その様子をオーティスが窓越しに見つめていた。
狙われるジャヒル
人身売買から少女たちを救ったジャヒル。
その1人であるエバがジャヒルの家にやって来た。
エバはジャヒルが電話をしている間に車を調べ、ジャヒルの住所を突き止めたと言う。
ジャヒルはエバに偽造IDを渡し家に置いて面倒をみる。
外出していたジャヒルが家に戻ると家が荒らされていた。
エバによると男が来てジャヒルの名前を呼んでいたらしい。
少女たちを逃がしたことで、ジャヒルに疑いがかかり調べられている。
ジャヒルは銃を手に取り、エバと共にヘア・ショーに出かけた。
ヘア・ショー本番
3人が歌うのはグラディス・ナイトの曲。
グラディス・ナイトはカルロッタの店の従業員ダニエルのおばで、ヘアー・ショーにも見に来ていた。
ヘア・ショーのバトルが始まり、ミス・ブルースのヘアスタイリングに合わせて3人が歌った。
会場は大いに盛り上がり、その様子をジャヒルが撮影した。
歌い終わったとき、スターは会場にいるオーティスの姿を目にする。
スターはアレクサンドラにシモーネを連れて帰るように言い、自分はトイレでカルロッタの娘(男)コットンに電話をかけた。
するとトイレにオーティスが現れ、シモーネを連れて帰ると言う。
「シモーネは渡さない」とスターは言うが、オーティスは「警察に言ってもいいのか?お前をムショに送ってやれるんだぞ」と脅した。
スターは「通報してシモーネをレイプしたと言いな」と言い返すが、腕を掴まれて身動きがとれない。
そしてオーティスは15分後にシモーネを駐車場に連れて来なければ警察を呼ぶと言ってトイレから出て行った。
まだ繋がっていた電話で会話を聞いていたコットンは、ショーのブースからハサミを持ちブースを後にする。
オーティスと入れ違いにトイレに来たカルロッタは、警察に通報しようとするがそれをスターが止める。
事情を聞くカルロッタにスターはシモーネをレイプしていたオーティスを殺そうとしたことを告白する。
カルロッタは自分に任せるように言い、スターを抱きしめた。
アレクサンドラからオーティスが客席にいたことを聞いたシモーネ。
スターがオーティスを探しに行ったと知り、アレクサンドラが止めるのも聞かずに会場に戻っていった。
殺ったのは誰か?
会場でオーティスの姿を見つけたカルロッタ、しかしバッグから銃がなくなっているのに気がつく。
ジャヒルを電話で会場の2階に呼び、一緒にオーティスを探す。
駐車場で車に乗り込もうとしたオーティスは、名前を呼ばれて振り向いた。
そこにはシモーネが銃を向け立っていた。
オーティスは両手を上げながらもシモーネに話しかけながら近づいてくる。
「お前がどんなに遠くへ逃げようとも――」
「俺は必ず捜し出す」
「お前は俺のものだからな」
そう言って笑った。
スターはカッターナイフを手に駐車場に向かう。
オーティスが乗っている車のドアを開けると、そこには胸から血を流したオーティスが。
叩いてみても起きない、死んでいるのを確認したスターはドアを閉めて会場に戻った。
会場でアレクサンドラと会い、シモーネが逃げ出したことを聞いたスター。
その後合流したカルロッタから銃がなくなったと聞き、スターは「シモーネだ」と答える。
アレクサンドラが尋ねる「オーティスは?」
スターとカルロッタが同時に答える「死んだ」
説明を求めるアレクサンドラにカルロッタは「手は打った」と答えた。
スターは会場の片隅で銃を手に座り込み泣いているシモーネを見つける。
カルロッタとスターが優しく慰め、シモーネは少し落ち着きを取り戻した。
そしてヘア・ショーの優勝者が発表になり、優勝したのはカルロッタの美容院だった。
アンコールでもう一度ステージに上がることになった3人。
カルロッタはカメラも観客も大勢いるのでアリバイになると言う。
「存分に輝いていらっしゃい」とカルロッタに送り出され、3人はステージに立った。
ジャヒルはオーティスの遺体を自分の車に乗せて運び、穴を掘って埋めた。
エバは車の中からその様子を見ていた。
夜、カルロッタの家に戻りスター・シモーネ・アレクサンドラ・カルロッタ・コットンがテーブルを囲んだ。
そこでシモーネが話し始める。
「私は殺していない」
シモーネの言うことを全く信じていないスターだったが、「本当に殺してない」と言い張るシモーネ。
「だったら誰があいつを殺したの?」とスターが言い、互いが互いの顔色を伺った。
"沈黙が最善の場合もある"
誰も何も答えなかった。
かんそう
養父が出てきたと思ったらあっさり殺されちゃいました~。
シモーネがやってないとすると誰だろう?
コットンが怪しい気もするけど、あの子たちのためにそこまでやるかな?
アメリカのヘア・ショーってよく知らないんですけど、みんなあんな感じなの?
日本だと歌のステージはないよね?
ミス・ブルースにどブス姉妹と言われた"シザー・シブリングス"のステージも見たかった!
あのお二人にはまた登場してもらいたい。
ジャヒルさん、過去に何があったかは知りませんがいい人ですね~。
しかしエバと手をつないで歩いちゃまずいと思いますよ。
死体遺棄もしてますしね、今後一番ヤバそうな人で心配です。
今回は歌のシーンがYouTubeになかったので、イラストだけです!!
(イラスト:SiMoom、文:ぼぼち)
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