あらすじ
Elizabeth Morris/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC
招かれざる客
ボーデンが父親の死や、妻の出産などから有給を使って長期休暇を取る事になる。
代わりに大隊長となったのが、閉鎖となった17分署から来たパット・プリジェン(Matthew Del Negro)だった。
さらにニューハウスの交代要員として救助第3小隊には、因縁のあるウェルチが配属されてしまう。
以前、ライバル意識を持つあまりに消防車同士で追突事故を起こし、その責任をクルースになすりつけようとした張本人がウェルチだった。
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すぐにセブライド、ケイシー、ドーソンが揃ってプリジェンにクレームを入れにいくが、プリジェンはウェルチを買っているようで、相手にされなかった。
ウェルチはケイシーとつきあっている事をプリジェンには言ってないんだろ? と早速ドーソンに弱味を握っている事を仄めかすが、ドーソンはもう別れたと伝える。
だが、ウェルチは信用していないようだった。
シルビーとシリア
Elizabeth Morris/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC
先日落下事故から救出したシリアがシルビーを訪ねて来た事から、シルビーはシリアの面倒を見たいと思うようになる。
特に、母親が娘の命よりも、あの日にアコースティック・ギターを失くした事を怒っていると聞いた事が影響したようだった。
実はシルビーも、母親には苦労させられていてアンおばさんの世話になっていたという過去があったのだった。
その後気になったシルビーが調べると、シリアの母親は治療費をけちったり、児童福祉局とも揉めているいると分かる。
シルビーは質屋で安くギターを買い、シリアの家を訪ねると母親のシャロンに余計な事をするなと突き返されてしまう。
しかし母親の言い分も厳しいが一理あった。
「母親の世話が足りないと責めているのか?
最初のギターは、残業をして買い与えたもの。失くしたからと、簡単に与えたら物の値段を教えられない」
それでもシルビーはシリアが事故にあったのだがら、大目に見れないかと引き下がらずにいると、お節介は結構とドアを閉められてしまった。
拒絶され落ち込むシルビーをクルースが慰める。
「母親のプライドを傷つけずに、お節介にならない形で助けたらいい」
後日シルビーはセリアを署に呼んだ。
ギターを署に置いておくから、いつでも好きな時に弾きに来て、と。
さっそく嬉しそうにギターを鳴らすシリアをクルースに肩を抱き寄せられながら、一緒に見た。
ボーリング場事故
ボーリング場で、従業員がピンセッターに挟まるという事故が起きる。
到着すると、血を垂らした従業員の腕先がレーンから見えていた。
プリジェンが全員裏へ行けという指示を出すが、セブライドは表にも人が要ると命令を覆した。
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結果、セブライドの判断が正しく、表からセブライドが寝そべって入り込み、隊員の補助を受けながら救助はスムーズに行われた。
救出後の撤収時に、オーチスがレーンで滑って転倒してしまう。
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すると、プリジェンはそれをバカにして笑い者にし、煽ってからかい続けた。
本人も部下も、誰も笑っていないのに。
署に戻っても、「ガターボール」とあだ名をつけて引っ張るプリジェンに、ケイシーが口を出し険悪な雰囲気に。
一方セブライドは、プリジェンから褒められる。
「とっさのいい判断をした。
必要なら命令に背くその勇気をたたえる」
問題児
夜モリーズで、オーチスがプリジェンについてブチ切れた。
「ボーデンは部下にあんなふうに接するか?
人を馬鹿にして侮辱するか?
ボーデンは絶対にしない。
リーダーらしく手本でいてくれる。
プリジェンは違う、低能野郎め」
ところが、翌日プリジェンはわざわざガターボールと刺繍を入れたボーリングシャツを作ってオーチスに渡した。
着用した写メを友人に送るから着ろと言って。
思わずクルースがやんわりと止めに入るが、今度はクルースが「お前にも作ろうか」と脅される。
そこにハーマンがもう十分ですと真剣な声色で声をかけると、一瞬で険悪になるが、そこにプリジェンの元妻ベスが尋ねて来たお陰で、中断となった。
ハーマンは、プリジェンについて調べていた。
防災の事務仕事を10年して大隊長になった現場知らず。
プリジェンのせいで17分署は最悪な署になり、結局閉鎖に。
どんな手を使っても生き抜く男で負けず嫌い。
そんな男に、目を着けられたら厄介だろう。
ベス
プリジェンの元妻ベスは、実はケイシーとバーで出会っていた女だった。
明らかに未練があるプリジェンの態度に、ケイシーは一度は続けられないと断るが、ベスに押し切られていた。
そんなケイシーに、あのセブライドが真剣に危険だから止めろ、と忠告していた為、ケイシーも考え直したようで、再び署に来たついでに声を掛けてきたベスにはっきりと断った。
ベスも納得はしたものの、最後だからと隙を見てケイシーにキスをして行く。
それをよりによってプリジェンの次に知られてはいけない男、ウェルチに見られてしまう。
火災発生
建物の窓のあちこちから、立ち上る炎が見える程の火災が発生する。
到着すると、プリジェンは当然のように捜索しようとするセブライドを押さえて待機と命令し、ケイシーの81小隊に行かせる。
何も言えず従うしかない2人。
すると、ドーソンとオーチスはそれぞれ人命救助をして、ウェルチとプリジェンに見直させる。
だが張り切り過ぎたオーチスは、ホースがドアに挟まった事に気づかずに放水を指示し、膨らんだホースでドアは開かない上、水も出ないという最悪の事態を招いてしまう。
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炎がうごめく部屋に閉じ込められ、自ら救助を呼んで、無事救出された。
活躍もあったというのに、またしてもプリジェンはオーチスをガターボールと呼んで、失敗を皆の前で晒した。
我慢できずにケイシーがとうとう、そういう言い方はよせ、と言ってしまう。
敬意がない、と。
そんなケイシーの態度に、プリジェンも完全にキレると何故かセブライドも一緒にオフィスに呼び出される羽目に。
呼び出し
ケイシーとセブライドを呼んでプリジェンが言う。
「ボーデンのやり方は知らないが、彼が甘いのか、お前らの気が緩んでるのか。
俺をあしらえると思ったら大間違いだ。
反抗するやつは許さない」
セブライドには、まるで女のようにボーリング場での命令に背いた件を持ち出した。
褒めてましたよね、といっても反抗には変わらないと撤回する勢いで。
ケイシーは、場を収めようとボーデンが戻るまではしっかりやりますと言った。
プリジェンは、
「ボーデンの戻りは分からないし、そもそも51分署に戻れるかどうか。
今は俺が大隊長だから、お前らを処分する権限もある」
と脅した。
さらに署内で処理をするといってイジメのような事を言い出す。
零下10度近くの外で、表の窓掃除を命令するのだった。
窓掃除
何人でもいいから綺麗にしろよ、と言われるとケイシーとセブライドは2人だけで掃除を始めた。
窓拭きをしていると、署内で作業中のドーソンに近づくウェルチの姿が目に入った。
ウェルチは現場でのドーソンを見て、見直したと言う。
ケイシーと別れた事も信じなかった事を素直に謝った。
そんなウェルチにも警戒の態度を緩めないドーソンは正解だった。
「プリジェンの元妻と車庫でいちゃつくと将来を潰されるとケイシーに伝えろと」
としっかり余計な事もドーソンに伝えた。
ベスの存在も何も知らなかったドーソン。
どちらかというと、ケイシーと距離を置く事自体を疑問にも感じていた位だった為、ショックを受ける。
ケイシー達には当然2人の会話は聞こえないが、持っていた筆を投げ捨てケイシーを見上げて睨むドーソンの態度を見て、ケイシーはウェルチに何を言われたのかを悟った。
かんそう
え!! 急にボーデン大隊長が署からいなくなっちゃいました!
といっても、自宅での様子はちらほら出ているので、完全にフェードアウトと言う訳ではないみたいですね。
新たな展開というか、大隊長が一時的とはいえ交代するなんて、大展開にびっくり!!
そんな署を留守にしてるボーデンが「俺の署にウェルチが!!?」って、静かに切れるシーンがあったのですが、すごく頼もしかったです。
早く戻ってきてよ~!!
代理のプリジェンは最悪なんだからっ!
Elizabeth Morris/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC
プリジェン役のマシュー・デル・ネグロさんは、海ドラや映画好きさんなら一度は見た事あるお顔なのではないかと思います。
今回はほんっとにイヤな奴なんですけど、そんな役が早速ハマっていて、早く消えて欲しいwww
ある意味、51分署の最大の危機かもしれない~~。
ケイシーは、完全に今回は貧乏クジ引くようです。
まあこういう時ダブル主役だと助かるというか、セブライド派としては、生贄ありがとうございます、としか言いようがありません。
ドーソンについては距離置いている時点で、ケイシーが何をしても文句言えない機がしますが……。そもそも距離置こうって言い出したのドーソンだったし。
プリジェンに目をつけられしまうのは、これからの事を想うと本当に気の毒。
ただでさえ生意気って思われてるのに、ウェルチがベスとの事をバラしたら……。
51分署が火災現場になりますな。
セブライドはいつもポジショニングが上手で、決してゴマする事もなく、かといって変に悪目立ちする事もなく、実力で文句言わせないパターンを貫いていますが、今回はケイシーに巻き込まれててウケましたw
そして気になるクルース通信w
Elizabeth Morris/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC
今回は完全にシルビーの彼氏状態の出番でしたが、ほんとうにクルースって内面が超イケメンでした!
シルビーのシリアへの想いは納得する部分もありつつも、正直ギターを買い与えるのはやり過ぎだと思いました。
お母さんが拒否するのも、納得。
でも、クルースは彼氏ですからね。
ダメなところはダメと認めながらも、良い所を伸ばそうとアドバイスしてくれる……。
もはや、彼氏ではなくて親か!?
とにかく今回もまだクルースの幸せを確認できました!w
実は、オーチス回でもあったのですが、せっかくのフィーチャーとはいえ、何せずーっと可哀想という……。
どうしたらこの地獄を抜け出せるんだろう?
まだ少し時間がかかりそうな気がして、怖いです。
次回はこちら
登場人物はこちら
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