あらすじ
A
カフェに集まっている4人。
モナの家の裏で見つかったナイフの件等を報告し合う。
エミリーは、ペイジから距離を置こうと言われたようで、ペイジの私物を送り返す準備をしていた。
解散後、エミリーはバイトに戻り、アリアも残ってもう1杯コーヒーをオーダーし、支払いをする。
すると、レジからレシートがもの凄い勢いで出続ける。
止めようとしても止まらず、内容を見るとそれはアリアがエズラの元カノのジャッキーに出したエズラとの関係を否定的に書いたメール文だった。
その最後には、ご丁寧にAからのメッセージも。
こういうウソはいつまでも引きずるよ A
H
その後、カフェにいるアリアにメールが届く。
「隠れんぼに疲れた。
グリルで会おう。正午に。
H」
これはホルブルックからの呼び出しだと言うアリア。
エミリーは1人で行くなと止めたが、昼間だから大丈夫と待ち合わせに行った。
だが、グリルの前で待っていると声を掛けてきたのは、ジェイソンだった。
ジェイソンはアシュリー(ハンナの母親)と打ち合わせする予定だったが、キャンセルになったと言い、アリアを誘う。
アリアもまたホルブルックが来ないので、つきあう事にした。
モナからのメール
突然4人の元にモナからのメールが来る。
ケイレブの家にスペンサーとハンナが集まり調べると、それは幽霊ではなく警備会社からの自動配信メールだった。
警戒したモナが死ぬ前にパソコンで設定していたらしい。
お陰で盗まれたパソコンの位置がGPSで判明する。
モナのセキュリティは鉄壁だったが、これはケイレブが入りやすいようにわざと緩くしてあったようだ。
ハンナはテッド(アシュリーの彼)からの呼び出しで出かける事になる。
ケイレブとスペンサーはパソコンがあると思われる倉庫へ向かう。
倉庫へ到着すると、頑丈な鍵が掛けられていた。
どうしたものかと思っていると、並びのドアが開きホロウィッツ先生が出てくる。
スペンサーが挨拶をしている隙に、先生のゴミから空き缶を盗むケイレブ。
スペンサーは先生に、倉庫の近所について何か知らないかと聞くと、#1017の臭いの事ね、と話し出す。
時々廊下まで変な匂いが漂ってきて、迷惑をしている。
ひと月ほど前に借主と思われるブロンドの若い子が居たから、呼び止めたが急いでいたようで顔も見えなかった、と。
また臭って来たら管理人に言っておいてと言って去って行った。
ケイレブはこの間に、空き缶からピッキング用の道具を作っていた。
そして、#1017の頑丈な鍵ではなく、先生の倉庫をピッキングし、エアダクトを伝って#1017に侵入した。
倉庫の中には、モナのパソコンはもちろんいろいろな品が棚に綺麗に納められていた。
まるで証拠品のように小物はジップロックに入れられていた。
血のついた服もあり、モナが殺された時に着ていたものだろうか。
突然ケイレブが人の影に気づき警戒するが、それは作業用のスーツが吊るされていただけだった。
すぐ側にドラム缶も見つける。
2人は同じ事を考えているのではないかと確かめ合う。
モナが中に入っているのではないか、と恐ろしい事を。
スペンサーは周囲にあった荷物から、変性アルコール、制酸剤、水があれば標本用の保存液になる、と気づいた。
だが、それらは割合を変えれば腐食剤にもなると言う。
ドラム缶の中はどっちになっているのか。
開けようとした時、部屋の電気が消えて驚く2人。
振り回されるアリア
アリアはジェイソンに、ホルブルックとアリソンは怪しい感じがしなかったかと聞く。
ウソ発見器にパスした事から、警察内部に協力者がいたのでは、と。
だが、ジェイソンは特に気づかなかったと言う。
もしアリソンが利用していたとしても、もう利用価値がなくなって切られたかもしれない、とも。
アリアは、またメールを受信する。
「1時間後にM&P(花屋)で
H」
グリルに居る2人を密かに見る視線があった。
アリアは花屋の前に移動し、エミリーに連絡をした。
ジェイソンと居るのを見て場所を変更したのだろうと説明し、アリソンを裏切るつもりなら慎重にもなるよね、とエミリーも納得する。
そこへ店内から店員が出てきて、アリアに声をかけ花束を渡す。
男性から電話があり、アリアに渡すよう頼まれた、と。
そして指定された届先はターニングリーフ・レーン34番、ハンナの家だった。
スペンサーとトビー
スペンサーの部屋で久しぶりに2人で、スクラブルをして笑顔になっていた。
トビーは、スペンサーが大学へ行った後の話をしようと言い出し、スペンサーは一緒に(ハワイ大に)来る? 等とおどけて和やかだった。
そんな雰囲気を打ち切るように、スペンサーの携帯がメール受信を知らせる。
何気なくトビーが携帯を手に取り見ると、ケイレブからの「調べがついたから電話くれ」というものだった。
倉庫から戻り、ケイレブは侵入がバレないように監視カメラの映像記録を消したが、それは借主のブロンドも消している事になる。
どうにかしてホルブルックと倉庫の繋がりを証明できないかと、借主契約を調べていたのだった。
トビーは、またケイレブと何かしていると知ると怒り出し、スクラブルの盤面に携帯を投げつける。
「言う言わないじゃない。ヘタに動いて俺たち皆を面倒に巻き込むような事は困るんだよ」
仰せの通りに、というスペンサーに無言で背を向け出て行った。
そして言われた通りに、その後ケイレブからの連絡を無視するのだった。
ハンナの災難
ハンナの家にアリアが花束を持って訪ねてくる。
食事中という事でハンナの部屋に移動すると、アリアは妙なものを見つけたといいながら花束からカードを取り出す。
「ゆうべのデザートは最高のサプライズだった
ジェイソン」
何も知らないアリアには良く分からなかったが、すぐ理解の出来るハンナは慌てた。
そして、誤魔化すように取りつくろう。
母は関係ない。
原因はケイレブが狙われてると思ったからアリソンに会いにいった自分だ、と。
思わぬ新事実に驚き、アリソンとの面会は4人で止めようと約束したのに、と責めるアリア。
この事を皆にも話すからこの花束の事は黙っててとアリアに頼み、母親の事を守った。
テッドとアシュリーと三人での夕食後、テッドはハンナに相談していた通り、サプライズでアシュリーにプロポーズをした。
だが、ジェイソンとの事があったアシュリーは即答せず、考えたいと返事する。
予想外の返事に落ち込むテッドを慰めつつ見送り、また良い人であるテッドを騙す事は出来ないと悩むアシュリーも慰める。
その後ケイレブが落ち着かない様子でやってきて、更にハンナを追い詰める。
「倉庫を借りてる名前が分かった。
君の名前だった。
モナの遺体は間違いなくあそこにある」
A? H?
フードのシルエットが警察内部に入り、ホルブルックのデスクに座る。
手慣れた手つきで引き出しの鍵を開け、中からお菓子を出す。
そして、パスワードを入力して、警察のデータベースにログインした……。
つづく
かんそう
アリソンの出番がほぼ0でした。
ですが、Aの動きは活動再開って雰囲気になってきました。
アリアは、大学メールネタがしばらく続きそうです。
未だエズラに自分から言えず、これは確実にAにかき回されるフラグなのですが、そもそも最初エミリーに指摘された時「エズラならわかってくれるし」と楽勝気分でしたよねw
何故急にびびっているんでしょうか。
エミリーは、あらすじからはほぼカットですが、タリアとのマウンティング・バトル? がカフェで静かに始まっています。
タリアは、エミリーをどうしたいのか。不明です。
Tシャツに穴開いてて汚いから、制服作ってもらえば? とかエミリーをマウントしていますが、意外にもエミリーがタリアを受け入れていて大バトルには発展していません。
というか、ペイジとの事実上の別れに凹んでいてそれどころじゃない、って言うのが本当ですね。
かと思えば、失恋したっぽいエミリーを慰めようとしたり。
第2のシドニー的な感じなのかなぁ。
かと思えば、失恋したっぽいエミリーを慰めようとしたり。
第2のシドニー的な感じなのかなぁ。
スペンサーは、トビーとまた喧嘩してしまいました。
Aの問題よりも、トビーの方が大事という事で、ケイレブのメールを無視し始めますが、いつまで続く事やら……。
と、あらすじからは省いていますが、ジョニーですね。
スペンサーの家の納屋にとうとう引っ越して来ました。
今回は挨拶程度って感じでしたが、トビーのバッグの警察ロゴをチェックしたりして、結構怪しい雰囲気を出しています。
スペンサーが興味ある話題で気を引いてる感じでしたし。
タリア同様、新キャラは全員A絡みに見えてしまいますねw
ハンナは、ケイレブとの関係は良好ですが、母親がヤバイですね~。
ジェイソンもグルなのか?
それとも2人まとめてAのターゲットになったのか。
当然、2人の関係をネタにされ始めました。
さらに、ハンナ自信も完全にAの策略に絡まれましたね。どうなってしまうの~。
それにしても、今回は特にハンナが可愛かった。
こういう目を黒く囲むアイメークって、ほんとアメリカでもTVの中だけ……?
それともブルゾンさんが言うみたいに、結構ポピュラーなのかな。
確かに憧れるし、ハンナにはとっても似合ってて素敵だけど……。
日本人には、難しいし、ましてこれで学校行くとか日常メイクだなんて!
文化違いすぎます!
今度こっそりやってみるか……。
(イラスト:Simoom、文:ジェーン洞)