あらすじ
サイラスが登場してからの4人
アリソンが、このままサイラスを追い詰めたら、Aにすがりつくのではないか。
そして、そこでAを突き止められたらこちらの勝ちだと言ったことから、4人の意見は分かれる。
アリソンが容疑者を認めた途端に、犯人が素性を明かしてアリソンのウソを世間にばらすというオチではないかと言ったのにも関わらず、アリソンが暴走する可能性もあると疑うスペンサー。
アリソンはそこまでバカじゃないと、アリソンを信じながらも説得役をするエミリー。
アリアは、そこからシャナ殺しがバレるのではないかと、自分の事でも一杯。
ハンナは、アリソンに巻き込まれるのがうんざりで、もうどうでもいいと投げやりになる。
メリッサ
スペンサーがノエルの保険を隠そうと家の赤いソファをめくると、先に隠していたアリソンが病院で録音したデータが無くなっているのに気付く。
慌てて探しているとメリッサがやって来て、探し物なら手伝おうかと言われるが、スペンサーは誤魔化す。
そこへ携帯が鳴り、出ると流れたのはアリソンの音声データだった。
さらに「チェックメイト A」というメールを受信する。
それから徹夜で監視カメラの映像を見直し、決定的なシーンを見つける。
見知らぬ男がやってきて、メリッサが家から出てくる。
アップにすると「やっていいからやって」
と言っているのがわかる。
これは3日前の映像で、この翌日サイラスが自首している。
渡しているのが、スペンサーが隠していた音声データで、そして受け取ったのはサイラスなのだろうか。
スペンサーは、もう保険を使う時が来たと考え出すが、やはりアリアはシャナの件がある為、承諾できない。
その夜、納屋からスペンサーが出てくるとメリッサに声をかけられる。
遠回しに探る会話をしていたが、スペンサーはこらえきれず
「パソコンを見た。飛行機を調べてたでしょ。ロンドン、チューリヒ、台湾、旅行するの? それとも逃亡?」と言ってしまう。
メリッサも思わず
「直接答えを聞くのが怖くて互いの部屋を探り合ってるなんて」と嘆く。
メリッサはあくまでも、アリソンが毒だから遅かれ早かれ報いを受ける。
その時に、妹が巻き込まれないようにと言うが、スペンサーは素直に聞けなくなっている。
そして「今日は怖がらずに聞く。一体何したの?」とストレートに聞くが、まだ言えないと言われてしまう。
先に嘆いたのはメリッサだったのに、はっきり聞くと言えないって言うとは・・・。
「私にとってもあなたにとってもここは危険、一緒に逃げよう」と言って出て行くメリッサ。
その後、メリッサは考えを変えたようで、1人で動画の撮影を開始する。
「あなたに真実を話す。手遅れになる前に」
モナとハンナ
Aに狙われない普通の女の子になろうとするのか、コーラスのオーデションを受ける事にしたハンナ。
そこにはモナも居て、同じグループで呼ばれる。
するとモナが倒れてしまう。
気が付くとバッグを気にしているので、ハンナはモナに渡す隙にバッグの中身を見ると、サイラスのマグショットが入っていた。
その夜、サイラスが捕まってから48時間が経過しようとしていた。
モナは警察の前に車を止め、車中で張っているとハンナが乗り込んで来る。
マグショットを見てモナをつけていたのだった。
モナも黒幕を探していると言う。
降りろ、降りないなら降りる、と揉めているとタナー刑事が出てきてアリソンと父親を連れて何処かへ移動するのが見えた。
慌てて後をつけようというハンナに、携帯を探知したからと落ち着いているモナ。
それよりも、モナの狙いはサイラスだった。
車中で会話をする2人は、倒れたモナはパニック発作で、アリソンが戻ってからアル中になってるハンナという事で、結局苦しめられている敵が同じである事に気づく。
そして、タナーの無線でサイラスを釈放するなと連絡しているのを聞く。
アリソン
認めもしないが、否定もしていないアリソンは、エミリーに認めるな、と説得され続けているが、実はサイラスを知っていると言い出す。
Aとの関係は知らないが、太ももの傷をつけたのがサイラスだと。
金目当てで近づいて来て、ゴミ以下の扱いを受けたというので、確かに何もしていない訳ではなかった。
だが、犯人だと認めたら負けだとエミリーに言われ、解ってると涙を流すアリソン。
そして48時間のリミットが近づくと、タナーと父親とサイラスが吐いた監禁場所に行く。
物的証拠がないので、アリソンが認める事が唯一の手段となっていた。
到着すると、回想でサイラスと指を絡ませて手を繋いで他の人間に紹介した時や、寝てるとバッグを盗まれて出て行く際にナイフで刺された事など思い出す。
そんなアリソンの表情に「何か思い出した?」とタナーが声をかけると
「忘れるわけない」と認めてしまうアリソン。
家に戻ると、エミリーが待っていた。
その表情で、もう知ってるんだなと言う事が伝わる。
エミリーは何故サイラスを犯人だと認めたのかアリソンを責める。
するとアリソンは「あたしはギリギリまでがんばったけど圧力をかけられた」とまたウソをつく。
その代償は大きく、エミリーは「終わりよアリソン。もううんざり顔も見たくない」と今度こそアリソンを切り捨てるのか、去っていく。
だが、アリソンはショックを受けつつも、エミリーが遠ざかったのか、表情を険しく変え腕組みをした。
そして、暗い森にサイラスは居た。
そこに黒髪のカツラに黒いフードを被ったアリソンが近づいて行く。
逮捕状が出ていて、話しが違うとアリソンを責めるサイラス。
アリソンは、終始強気な態度を変えない。
「話をもらえただけラッキーでしょ」
「あたしに拾われなきゃ死んでた。死んだって悲しむ人は誰もないよ」
お前が何を楽しんだかバラしてもいいと言われても、共倒れになると意に介さず、これで共存、とエアチケットを渡す。
もしやメリッサが調べていたのはこれ・・・?
車に乗り込むサイラスに、
「やり直すチャンスよ。チャンスは生かして」というと
「お前がやったみたいにか?」と言い返され、少し動揺していた。
車に貼っているステッカー(batabata ドラムをたたくおじさんの絵)がクローズアップされる。
A
ドッグショーのTVを見ている。
皮手袋で、テーブルの上の複数の黒いパーカーや皮手袋を畳んで整理している。
その中で異質なピンクの細いストライプのエプロン・・・。
つづく。
かんそう
やっぱり? サイラスはアリソンの仕込みだったんですね。
という事は、メリッサはアリソンの手下、という事??
この辺が良くわかりません・・・。
スペンサーの持っていた録音データを盗んだのはメリッサ(服装からも女性だったし)で、それをサイラスに渡したのは、どうやらアリソンの命令っぽい。
となると、サイラス逃亡の為のエアを手配した(パソコンで調べてたBYスペンサー)のがメリッサでもおかしくはない!
アリアがいいことを言っていて、録音データが漏れたかもって時に「どこから漏れたかって事よりもAの狙いがどこにあるかが問題」って言ってたんですけど、さすが文学少女? 読みがするどいんですよね。
エミリーはアスリートの真面目さか、前半はアリソンの味方になっていたのに、その分裏切りが判明した時の般若さ、といったら!!
エミリー美人なだけに怒ると、パなく怖いっす。
でもアリソンにはあんまり効いていなかったみたい。さすがです。
それにしても、今回アリソンのフラッシュバック的なシーンもちらちらあったのですが、それとアリソンの発言にも、いまいちフィット感がなくて、よくわからなかったですね~。
回想では、確かにバッグ盗まれたり、刺されたり、殴られてるっぽいのがありましたが、サイラスと森で会った時には、完全に上から目線でしたから。
あんな事があった関係とは思えない・・・。
アリソンは演技もそうだけど、回想にもブラフを入れるのかしら・・・。
そんなん、なんもわかんないーーー!
そういえば、5人で話してる時に、スペンサーがアリソンに「あなたもしかしてほんとに誘拐された気になってない?」って言うんですけど、なんか・・・そういう病気的なオチなんでしょうか?
うーん。
そしてもう周知の事実って感じで、皮手袋=Aと前提すると、Aは複数人いるって感じですよね。
皮手袋と黒パーカー整理してるのにはちょっとわろたw
で、ストライプのエプロンですが・・・。
どっかで出てたのかまったく記憶ありません。
次回はエプロン探し!?
さて、そんな中特に気になったのは、スペンサーのファッション。
薄いレザー? のロングジレにレギンス+ロングブーツのハンサム・スタイルは、スペンサーのキャラにもぴったりですっごく似合っててかつ、好きなファッションでした。
今回は、比較的皆落ち着いたファッションで、可愛かった。
いつもとスタイリストが違ってたりしてw
ただ、エラとアリアの会話で、スパンコールのミニを「ママには無理」ってアリアが引き取るんだけど、いや、もれなく無理ですわ、と突っ込みました。
あの親子はやっぱり、男の趣味もファッソンセンスもやばい・・・と思いました。
そして、毎度ウソの応酬の中でのほのぼのオアシス、ケイレブとハンナもしっかりありました!
2人でジョギング始めたり、ケイレブの食生活を心配するハンナに、食べ物捨てる前にアリソン捨てろよなんて言いつつも、ちゃんと「今日はランチ、カルツォーネ食べたよ」と報告するケイレブ。
アツアツでございました!
そりゃ、ハンナもスペンサーとアリアが、文春砲ならぬノエル砲を使う時じゃ! とマジな話してるのに、にやけて登場しちゃうの仕方ないよね!
ほのぼのといえば、スペンサーとハンナ、2人のやりとりもどこかコミカルで、今回はスペンサーが明るいのもいいなーと思いました。
ハンナもどこか手のかかる末っ子ちっくなポジションで、姉御スペンサーとはある意味相性いいんでしょうね。
ハンナの言う事をはいはいって聞き流したり、おどけて返したかと思えば、ハンナが走って逃げるのをスペンサーが車で追っかけようとしたり。
スペンサーって完璧主義な性格的に、苦労が多そうだからハンナとの緩いやりとりが見れると、歳相応を感じられてほっとしますね。
(イラスト:SiMoom、文:ジェーン洞)