あらすじ
2024年8月16日~日本初放送(全22話)
ショーン
ジェイの一時帰国予定が近づいてもなかなか連絡が来ず、落ち着かないアプトン。
その上、刑務所に入ったショーンから一か月以上無視しても電話がかかり続けている。
ただでさえうっとおしいのに、とうとうプラットの家にまで電話をかけて「アプトンに連絡させろ」と伝言を残されてしまう。
仕方なく面会に行き、直接連絡するなと伝えてもショーンは「アプトンは命の恩人」で特別な絆があると思い込んでいる。
「また電話したらここより劣悪な刑務所に移させる」
しかし去ろうとするアプトンにサマンサ・ベックという女性が誘拐された、と言い出す。
「ここではいろんな話を聞くんだ」
相手にせず出たものの、サマンサ・ベックの住所を調べて家を訪ねると玄関の階段に血痕を見つける。
誘拐事件
ショーンの言う通り、サマンサは誘拐されていた。
家には息子が2人の犯人たちに「動いたら爆発する」と脅されて残されていた。
すぐに応援を呼び、爆弾はただの脅しだったとわかる。
信じる子供をボイトとアプトンが説得して保護した。
サマンサはシングルマザーで、昨日は父親の運送会社を休んでいて、息子と買い物に行っていた。
その帰り、家に荷物を運んでいるところをさらわれている。
犯人はピエロのお面をしていて顔は見ていない。息子から白人だと教えてもらう。
条件
何故知っているのか再び刑務所にいるショーンに会いに行くと、ショーンはこれ以上の情報には条件を出した。
「毎週面会に来るならここで聞いたことを全部教える。君の情報屋になるよ」
アプトンの役に立つことで、救われた命を役立て自分も救われると思っている。
死んだ父親の命も。
「一緒に世界を救おう。まずはサマンサからだ」
決して乗り気ではないがアプトンは承諾するしかなかった。
サマンサの父親
ショーンは、隣で保護拘置中のウィリアム・パーカーから友人がサマンサを誘拐したことを聞いていた。
パーカーの名がわかったところで、自身も周囲も犯罪者ばかりですぐには絞り込めない。
署にやってきたサマンサの父親にもパーカーの写真を見せるが、見覚えはなくサマンサの知り合いでもないと言い切る。
「娘は狭い世界で生きている。職場と家の往復のみで可能な限り孫といる」
ショーンの協力
調べている時間がないと所長を説得してショーンに盗聴器をつけパーカーを探らせることに。
ショーンは役立てることに嬉しそうにすべてを聞き出す、とはりきった。
刑務所でよくある、犯行を教え合うという流れにしてまずショーンが自分のしたことをパーカーに語った。それはまるでアプトンを操ったといっているような内容だった。
そしてパーカーは、友人たちが父親に身代金を要求する、と教えた。
すぐにボイトとアプトンは父親の元へ向かい、身代金の要求を確認する。
すると実は……と100万ドル請求されていることを打ち明ける。
「4分の1さえムリだ」
連絡は明日の正午。安否確認の動画にはパーカーから聞いていた文言が使われている。
そして動画の中で、リチャードと父親は名前で呼ばれていた。
「あなたを知ってるようだ。心当たりは?」
「ない。頼む娘を助けてくれ。全部話した」
容疑者
ルゼックが動画に映り込んでいる機械から工場を突き止める。
だが、突入した時にはすでに移動した後だった。
しかしプレートのない黒いバンが工場から出ていくのが目撃されていた。
その車が現場から1キロ先の工場で発見される。
廃業した清掃社のロゴがついていたことから、ロス・ニューハウスという薬物での前科が多数ある男が浮上。
いとこのノア・ヘイキンも一緒につかまっている。そしてその仲間にはパーカーもいた。
ただし、2人とベック家のつながりは特にないようだった。
大金を必要としているのは、1人で服役するパーカーの弁護士費用かもしれない。
2人の写真を見せても父親に見覚えはなかった。
2人の携帯の電波から居場所を特定、サマンサを保護する。
1人は特捜班が仕留めたものの、もう1人は逃走する車中の中でサマンサが銃で撃っていた。
アプトンとボイトが近寄った時、血まみれになったサマンサはつぶやいていた。
「ベック家の人間は自分で何とかするしかないの。だからやるしか……」
疑惑
病院で手当てを受けたサマンサに改めてボイトとアプトンが確認した。
「犯人は知り合いか?」
「いいえ」
「連中は君の父親の話を?」
「なんで聞くの? もう死んだんでしょ?」
「自分でなんとかするって言ってたわよね? お父さんのことよね?」
父親を調べると運送会社は大した売上ではないが、幽霊会社の海外口座を3つ所有していた。
恐らく資産を隠していて、犯人たちはそれを知って100万ドル要求していたのだろう。
「お父さんは何者? 本当の仕事は? 払えたはずよ」
「父は善良な人よ」
サマンサはあくまで口を閉ざす。
ボイトは監視を続けることにした。
アプトンとジェイ
事件が一段落してもジェイからの連絡はない。
しびれを切らし、アプトンからフォートベルボアの基地に連絡を入れると少佐からショックなことを聞かされる。
ジェイはアプトンには何も言わず、任務を延長していた。
電話を切ると泣き崩れる。
アプトンはショーンと面会をした。
役に立てたことに興奮してまた次もやろうとはしゃいでいるショーンに冷たく、もう来ないと伝える。
「約束しただろ?」
「二度とこない。私の人生にあなたは不要なの。こんなの私らしくない。終わりよ」
アプトンの背中にショーンは言う。
「いいよ、わかった。いいスピーチだったけど、言う相手を間違えてる」
かんそう
ショーンの再登場にびっくりしました!
確かに生きているからこういう可能性はあったんですねぇ。面白い!!
アプトンとショーンの不思議な絆というか、アプトンにはいい迷惑でしょうけど、実際ショーンがアプトンに共感というか気持ちを覗いているように把握しているのが本当に気持ち悪かったです。
相手が違えば、大親友になれたかもしれないけど……。
にしてもジェイが酷すぎますね。
冒頭ジェイの名前が出た時、ああこうやってなんだかんだジェイの存在が感じられて、そしていつかまた戻って来るんだろうなーって思ったんですけど、いない間にジェイの印象どんどん悪くなる?w
でもジェイも特捜班でギリギリでいわば逃げるように出て行ったのだから、やっぱり時間は必要ってことなんでしょうね。
アプトンにも。
さすがにショーンの準レギュラーみたいな状態はこれで終了ですかね。
あのままうやむやでも何も思わなかったけど、ショーンを利用して上手く次のストーリーにつなげたな~感がやっぱりクオリティ高いってなりました。
恐らくサマンサの父親、やばいやつですよね?
サマンサが息子と地味に?生活しているのもきっとそんな父親のせいではないかと……。
にしてもリチャード、金あるのに娘のためにも出さないなんて、めちゃくちゃ悪党の可能性ありますね。
もしくはボイトたちが身代金に気づかなければ払っていたのかな?
どっちにしろ、サマンサの感じからすると父親のせいで昔から狙われたりしてたのかもしれない。
でもあんなペラペラしゃべるパーカーと仲間って、大した相手ではなさそうなのと組んだりしてた??
どんなストーリーになるのか楽しみだな~
そしてボイトと子供という、不良と雨の中の捨て猫みたいな王道の組み合わせ?いいですね~。
ボイトもいい子には優しいからね。
ボイトをハンクって呼ぶ人最近いないから、ボイト自身でも「ハンク」って言うの新鮮でしたw
6 件のコメント:
ジェイ、酷いな。いない人を悪く言いたくないけど、留守電聞いたり返信したりはできるでしょうに。まるでアプトンからも逃げてるみたい。男らしくないと思います。
今回は初めから父親が何か怪しかったのですが、てっきりサマンサの仕組んだ狂言誘拐で、お金を父親からとろうとしたのかなと勝手にストーリーを考えながら見てしまいました。ちょっと違ったようですね。
ショーン役の人の怪しさがすごい。アプトンに謎の執着するし。
交換条件出してくるあたり、頭は良さげだけど、何を目指してるのか不気味です。
アプトン、必要以上に振り回されずよかった。
いつもの、あきらめたような眼差しのアプトンの演技でした。
登場以来ずっと影を帯びていたアプトンが、
唯一心許してたのがジェイの存在だっただけにジェイの態度はキツイですね。
制作陣もジェイをあそこまでひどく描かなくても良いのに...
一話一話に見応えがあって、
アプトン、アトウォーター、トレスにそれぞれキーとなるキャラクターがいてシーズン通しても全く飽きさせない展開です。
そういえば、
ジェイがシカゴ離れたのメッドの兄ウィルはどう思っているんでしょうか?
結婚したときもウィルとの絡みなかったような…
今となっては兄弟設定いらないですね(笑)
SAWAさん
私もウィル、どうなった?って思います。以前はモリーズで飲んでたり、ごくたまにp.d.に来たりしていたのに。
ジェイは、初期に付き合ったリンジーの事は本当に好きでたまらないと分かる感じでしたが、アプトンに関しては、わりとクール。
もう戻らないんだなと思わせる今回のエピソードでした。ジェイを失った(ような)アプトンが今後、どんなふうに乗り越えていくのか、頑張ってほしいと思うのと、ひょっとして彼女も去るのでは?という予感もあります。
長いシリーズものは、どうしても俳優さんが変わり、退場は寂しいですね。今、シーズン3あたりを見直しているのですが、アントニオやオリンスキー、マウス、ナディアという面々が揃っていた頃が懐かしいです。
エリオさん
コロナ禍の影響なのか?契約の問題なのか?
明らかにシカゴ・シリーズ内の客演が減っていますね。
ファイアの救急隊、今シーズンメッドに行っていないような...
ジェイ、休養じゃなくおそらく降板でしょうから、
ドラマ的にアプトンが報われるにはシカゴを去って他所でジェイと暮らすしかないかと思います。
(ファイアのシルビーもシカゴを去ってケイシーの下へ、が良いような)
私は今ファイアのシーズン1と2を見返していますが、
ケイシーの恋人の殺人事件捜査の回はBGMも丸々P.D.で、
ファイアなのにP.D.にケイシーがゲストで出演しているようでした。
エリオさん
ほんとに今回のジェイはちょっと…でしたよね
いなくなってるから悪者にしやすいんでしょうけど
にしてもファンにとっては傷口に塩ですよね…
アプトンこの先どうなっていくんでしょうね~
SAWAさん
ほんとに今の特捜班、誰がメインになっても見応えのあるエピになりますよね
それぞれに個性とドラマがあって、関係性も見えてて連続シリーズの良さが濃縮されている状態に感じます
かといって万人にこれ超面白いよ!! って言えるようなわかりやすさ、派手さはなくて、見る人を選ぶテーマ、重さがあるのがまた個人的にツボです
ジェイの兄!私もすっかり忘れてました
いましたね~~
ここまで存在感ないと、メッドのスタートにダッシュになるような認知キャラが欲しかっただけ? って感じがしてきますねw
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