あらすじ
（youtube）
2023年12月～ Disney+ 日本独占配信！！（全7話中4話まで）
(アメリカ放送2023年10月～)
1話：ベスティー
シェルビー
母を病気で亡くしたシェルビー(エマ・ハリーン)は、心機一転父親(セス・ガベル)と引っ越をした。
だが登校初日からイケてるグループに「ダサイ」とバカにされ、ノートを投げつけて悪目立ちをしてしまう。
アナ・レクシア チャンネル
オタクちっくなシェルビーの心の拠り所はドラァグクイーン、アナ・レクシアの配信チャンネル。
ダークなメイクで、画面の向こうから「恐怖を笑い飛ばせ」と励ましてくれる。
ある日の配信終了後。どんどん視聴者が落ちていく中、BFF4EVAというアカウントがHelloとチャットに発言した。
それに気づいたシェルビーはそのまま会話をしてしまう。
「アナが好きなら私たち友達だね。ＶＣしよ」
急な距離の詰め方をされるが、嫌なことがあったせいかシェルビーはＶＣを繋いでしまう。
すると画面映ったのは薄暗い部屋にいる顔面奇形の少女だった。
驚きつつもシェルビーは会話を続ける。
「親ってムカつくよね」
ティーン同士はそれだけですぐに打ち解けた。
ベスティー
二人は本名を言わず、「ベスティー」と「シェリーベリー」を秘密の名前にしようと呼び合う。
以来、シェルビーはベスティーの恐ろしい外見を気にせず、VCを通じてどんどん親しくなっていく。
ベスティーの励ましでシェルビーはメイクをし、自信を持ち毎日が楽しくなっていた。
ベスティーが病気でほぼベッドの上にいることや、奇形の理由が母親のドラッグ中毒により生まれつきだと知ると、より同情をしシェルビーはベスティーにできないことを私が代わりにする、と申し出る。
その要求はどんどんエスカレートし、小さないたずらから法を犯していく。
とうとう劇で使う釜に洗剤を入れ、いじわるグループを病院送りにもした。
大胆な行動にシェルビー自信もスカッとし、犯人だとバレなかった。
そこまでは良かった。
だがベスティーのアイデアで、ハロウィンの仮装で自殺のパフォーマンスをすると、周囲を引かせるだけではなく教師(ジェフ・ヒラー)にショックを与え、休職に追い込んでしまう。
父親も怒り、スマホを取り上げてシェルビーを地下室に閉じ込めた。
何でもやるって言ったのに
スマホがないことでベスティーと繋がれなくなり、動揺し暴れたが地下室には死んだ母親の荷物があった。
その中のノートパソコンからベスティーと繋がる。
落ち着いたものの、ベスティーはそこから出るには骨折でもしたらいいんじゃない？ と薦める。
冗談でしょ、と笑うシェルビーにベスティーは「なんでもやるって言ったのに」と引かない。
シェルビーは万力で自分の腕を固定し、ハンマーを振り下ろした。
新しい友達
大怪我をして病院に運ばれたシェルビーは目が覚めると、カウンセリングを受けた。
そしてベスティーと距離を取る。
すると同じコーラスクラブにいたリヴァーという黒人の少年に突然、話しかけられる。
リヴァーのバッグにはアナのキーホルダーがついていた。
だがリヴァーは釜に洗剤を入れた犯人だろう、とシェルビーを匿名で呼び出した。
脅しでも受けるのかと思いきや、リヴァーはスカッとしたといい自分の障害を打ち明ける。
「俺もいじめられてたから」
心臓転位症という心臓が外に飛び出している状態で産まれ、6歳までに4回手術をし今では内側に入っているが、代わりになぜか肛門が外に出てしまったという。
言われるまでシェルビーは気づかなかった。
「ストーカーじゃないよ。いじめがひどくならないかずっと君を見てたんだ」
とあくまでも友達を強調されシェルビーは心を許していく。
完全ブロック
二人は仲良くなり、恋愛関係に発展する。
シェルビーの生活も安定し、教師も復職をし優秀だと認められていた。
父親もリヴァーとの関係を認め、卒業後は同棲して同じ大学へ行くことも認めた。
その中でリヴァーにベスティーのことも相談をした。ブロックしてもどこからか連絡を入れて来る。
「負け犬で変人なの。かわいそうだけど関わると本当にヤバイ子なの」
次々に飛んでくるメッセージを見たリヴァーは、「このままじゃヤバイ」と完全ブロックをしてベスティーのアカウントを消した。
サプライズ
その日の放課後、リヴァーのサプライズで二人はドライブに出かける。
シェルビーが案内されたのは、怪しい寂れた住宅地。
フェンスの鍵を開け、そのうちの1軒に入っていく。
暗い室内をうろついているとシェルビーは気づく。
見覚えのある壁紙、配信用のライト。
そして近づく人影……。
そこはベスティーの家だった。
気づいたシェルビーが逃げようとすると、リヴァーがシェルビーの胸を刺した。
「どうして……？」
リヴァーもまた、ベスティーに操られてシェルビーに近づいていたのだった。
「言われた通り連れて来たよ。これでずっと一緒だ。君だけが友達だよ」
「私たちは親友よ」
かんそう
本家同様、恐らくストライキの影響で全7話予定のシーズン3ですが4話までの配信となっています。
ほぼ一気見したんですが、正直「え、これAHSブランドの意味ある？」って思ってしまってもう全部ひとまとめの記事にしようかな、とも思ったんですが、あんまり長くなってもなぁと1話ずついくことにしました。
記事を書く前に「でもアメホラストーリーズってそもそもそんな感じだったかぁ」と思って一瞬納得？ したんですが、そいやシーズン2の記憶がないなぁと記事を見返したら、いやいやそんなことなかった！
オムニバス形式なのでどうしても「世にも奇妙な～」を思い浮かべてしまうんですが、ちゃんとアメホラらしさ？ はありましたね！
そんなシーズン２と比べると、まだ４話とはいえ正直「アメホラらしさ」が薄い印象なんですよね。
ただその中でも一番アメホラらしさを感じたのが本作です。このスタートは良かったんですよ！
人によっては検索も要注意な恐ろしい外見を持つベスティー。
邪悪な器に邪悪な魂を入れるところが、アメホラ感たっぷり。
役者も馴染みのあるセス・ガベルとジェフ・ヒラーが早い段階で顔を出すので、それだけで「お、アメホラ」って安心感がありましたｗ
ストーリーズは比較的、若い役者さんにチャンスを与えているのかな？ というイメージもあるんですが、こちらもメインはティーンなのでフレッシュさもありました。
ヤングアメホラって感じ。
特に主役のシェルビー役、エマ・ハリーンがお気に入り！
ぜひ本家にも来て欲しい！！
顔が好きですね～。ちょっとブレイク・ライヴリー似？ メイクや衣装でガラリと雰囲気が変わるのもよかった！
ティーンにありがちな学校での友達関係の問題は、普遍的なテーマでだからこそ人によってはそれだけでも胸がギュッとなるのではないかと思います。
でもそれもまたライアン・マーフィーの得意とする「痛み」を与えられてると感じました。
最後は二人で寄り添いながら家を出て行くんですが、その頭上の空には雲でTHE ENDをハートで囲っていました。まるで青春映画の終わりのようなポップさ。
ハッピーエンドって示唆されているのもうなずけます。
ジェルビーは主役じゃなかった！！ 主役はベスティー。
そんなところもアメホラっぽくて、このブランドでの発表に納得ができました。
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