グッド・プレイス/THE GOOD PLACE シーズン4 11話「月曜日って、こうなるよね?」【Netflix】

2020/01/18

Netflix SF グッド・プレイス グッド・プレイス シーズン4 コメディ ジェーン洞 ファンタジー 新シーズン

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あらすじ

Colleen Hayes/NBC | 2019 NBCUniversal Media, LLC


アメリカ放送:2016年9月~(NBC)
シーズン4 2019年9月~放送 (全13話)

日本ではネットフリックス・オリジナルとして2019年9月27日から毎週金曜日に1話ずつ配信。
(中休み有りで2020年1月10日10話~配信再開)

・登場人物はこちら

・前回 10話「お前、変わったな」へ


新システム講習会

マイケルとジャネットとタハニは、バッドプレイスへ行き建築家候補のデーモンを呼んでトレーニングを行った。

デーモン達は裏切り者のマイケルが上司になっただけでも不満なのに、拷問が無くなる事をすんなりと受け入れらず、スムーズにはいかなかった。

被験者役はタハニ。
タハニのファイルを元に説明をした。

「新システムは心理攻撃だ。欠陥や弱さを徹底的に突く」

マイケルがサンプルテストの第1号を呼び掛けると、手を挙げたのはどこからかやってきたヴィッキーだけだった。

マイケルはまたヴィッキーが邪魔をしに来たのではないかと警戒した。
「世界が変わるなら私も変わらなきゃ。変わるのは恐ろしいけど、私はアーティスト。
つまり、恐れることが仕事なの」
ヴィッキーは、一度バラバラになってから考えを改めていた。

マイケルはヴィッキーを信用し、会議に参加させた。
だがタハニのファイルはヴィッキーには不要だった。
「自分大好き、家族問題、高すぎる身長。何でも知ってるわ」

シミュレーター

シミュレーターを使った最初のテストは、メーガンからになった。
シチュエイションはパーティー。
だがすぐにタハニの隣に両腕がチェーンソーになったチェーンソーベアが出て来て、マイケルが中止ボタンを押した。
なかなか拷問が抜けきらない。
マイケルが説明してもメーガンを始め、デーモンには理解するのが難しいようだった。

するとヴィッキーが手本になる、とテストに立候補した。

ヴィッキーのテスト

ヴィッキーのテストでは、カミラが主役のパーティーになった。

タハニに聞こえるようにカミラの悪口をいう客、母親はタハニのドレスをジム帰りと言ったり、カミラも当然タハニをバカにした。

追い詰められたタハニは、テスト終了と同時に思わず「お見事よ」とヴィッキーを称賛した。
「凄くいい出来だわ。私には痛手だった」

メーガンもヴィッキーのテストを見てやっと理解していた。
「要は両親がチェーンソーベアで、首の代わりに自尊心をズタズタにした?」
「その通り! ファイルを読んでその人間が一番苦しむ状況に追いやるの。
こう考えて。潰すのは心のペニスだと考えればいい」

ヴィッキーの説明はデーモン達を納得させた。
「そういうことか!」

しかしマイケルだけは、納得していなかった。
「ヴィッキーの例はいいところもあったが、全体としてはCプラス程度」

タハニもジャネットも納得しないまま、マイケルはヴィッキーを追い出してしまった。
「君には向いてない。さよなら」

マイケルの不安

ヴィッキーが素直に退散して行くと、タハニとジャネットはマイケルを責めた。
どう考えてもマイケルの嫉妬としか思えなかったから。
2人に責められマイケルは誤魔化しきれず本心を打ち明けた。

「この数百年常に立ち向かう仕事があった。
最初は拷問方法を模索し、次は人間を助け、システムの欠陥の証明をし、今はデーモンの教育」
それは、何度も坂の上まで岩を押し上げるようなものだった。
岩が転がり落ちるたびに、一からやり直し。

「そこへヴィッキーが現れ、岩を持ち上げる道具であっという間に坂の上へ。
岩を押す事は私に目的をくれた。
岩がなければ……私は何者だ?」

ジャネットはマイケルの不安を理解しつつも説得した。
「確かに先の事は分からない。
でも今はヴィッキーに戻ってもらうのが確実に計画を成功させられる。
未来の対応は未来に」

マイケルとヴィッキー

マイケルはヴィッキーを捜し、声を掛けた。
「さっきは追い出してすまない。君には何の問題もない。問題は自分の不安だった」
正直に打ち明け、戻ってくれと頼んだ。

だがヴィッキーは意外にも断った。
「何度も評判を落とされたくない」

マイケルは、謝罪と共に新たな提案をした。
「今度は人生最高の役を任せたい。全体の責任者になってくれ」

マイケルはヴィッキーにすべてを引き継ぎ、身を引く事を決めていた。
「魅力は感じるけどやはり無理。あなたは嫌われてる。引き継げは私も手下だと思われる。私まで嫌われるのはイヤ」
「分かってる、だから君に譲る気はない。私を引きずり落とせ」

ファイルチェック

その頃、エレノアとジェイソン、チディの3人は、バッドプレイスにある人間のファイルをチェックするのが任務となっていた。
最初の1000人は、テストを乗り切れそうな人を選んで弾みをつけなくてはいけない。

その膨大なファイルの中には、当然自分達のもあった。
それに気づくとエレノアは、過去の自分の行いを知られたらヤバイとチディに読まないでと頼んだ。
チディは構わない、と承諾するが話をしている内にエレノアは考えを変えた。

この先グッドプレイスで永遠に一緒に過ごせるようになり、いつか嫌われるような事実がバレたら?
それまでの時間が無駄になったと怒らせてしまうかも。
「ならいっそ、アツアアツの今の内に私の悪事を知って欲しい」

チディは優先的にエレノアのファイルを読む事になった。

エレノアのファイル

エレノアは、ファイルを読んだチディに嫌われたのではないかと不安を訴えた。
だが、チディはまったく逆だった。
「改めて見ると君の人生は本当に……凄すぎる。
僕じゃ君に釣り合ってない!!」

そもそもチディのファイルとエレノアのファイルでは厚みも違った。
チディのファイルはエレノアの10分の1の薄さ。
「何もしてこなかったから」
チディは落ち込んでいた。

「2人の違いなんて最初から分かってた。何をいまさらビビるの? 
自信家のクール・チディはどこへ行ったの?」
「君を愛してる自信はある。同時に自分が退屈だという自信も」
とうとう、エレノアにはもっといい人がいるはずと言い出していた。

でもエレノアが一緒にいたいのはチディ。
「愛してるわ。私のファイルを読んで平気なら問題ない」

エレノアは安心して仕事に戻ったが、チディの方は引きずっていた。

チディとジェイソン

そんなチディの様子に気づいてジェイソンが声を掛けた。
チディはジェイソンに悩みを打ち明ける。
「エレノアと自分の違いを思い知った。
この先テストが成功して、永遠を一緒に過ごせる事になっても、きっと僕に飽きる」

ジェイソンは違う事が何の問題になる? とチディを励ました。
「何の共通点のない2人がくっつく事だってある」

するとチディはそれは自分の願望だろ、とジェイソンを傷つけるようなことを言ってしまう。
「ジャネットは……、君と正反対だ」
「いつかジャネットが俺に飽きるっていうのか?」
「ごめん、そ、そんなつもりで言ったわけじゃないけど……」
「もういい、聞きたくない」

チディはジェイソンを怒らせてしまった。

チディは1人落ち込んでいるジェイソンを見つけて、謝罪をした。
ジェイソンはチディの言う通りだ、と怒ってはいなかった。
「ジャネットと俺は違う、長続きしない」

するとチディはジェイソンに力説した。
「理論上似合わなくても関係ない。2人が築いた関係は素晴らしい。
ジャネットは君を理解し、愛してる。大事なのはそれだけだ」
「本当にそう思ってる?」
「もちろん」

するとジェイソンは突然笑いだして「ひっかかった!」と喜んだ。
すべてはジェイソンのワナだった。
「今俺に言ったことを自分に言ったと思え! 自分に従えよ。頭の中にあった言葉だろ!」

チディは驚きつつも、納得していた。
「予想に反して良く分かった」
チディは負けを認めた。

チディはジェイソンのアドバイスに従い、エレノアと話した。
「ビビってごめん。
でも決めたよ。いつかグッドプレイスに行けたら、飽きられないようギターを学ぶ」
「私はドラマーが好み。ファイルにあるわよ」

次の段階へ

マイケル達はトレーニングの次の段階に進もうとしていた。

そこへヴィッキーが乱入してきた。
「待ちなさい! クーデターを起こすわ。これからあんたを引きずり落とす!」
バレバレの茶番だった。

マイケルは、あっさりと負けを認めジャネットとタハニを引き連れて退散した。
ダンスバトルを勃発させたいヴィッキーは物足りなさそうだった。
「急がないと歌い出すぞ!」

1.28 ジェレミー・ベリミー後

その後、ヴィッキーが監督となった新死後の世界の建築家養成所が順調にスタートしていた。

最初の地区の立ち上がりはうまくいきそうだった。

マイケルとエレノア達が集まると、早速誰かがグッドプレイスに行くベルが鳴り響いた。
「誰なの? プリンス?」
エレノア達が騒ぐとマイケルは落ち着いて言った。
「違う、君たちだ。判事が承認した。テストは免除だ」

4人は全人類を救った事でポイントを稼いでいたのだった。

そこへ、以前見た気球がまた降りて来た。
「大丈夫、今度は本物だ」

無職となったマイケルは約束し、4人とジャネットと一緒に気球に乗り込んだ。


かんそう

おー、いよいよ4人と2人がグッドプレイスへ!!
長かった~、けどその分グッドプレイスに行けるという事が大納得できるし、マイケル、ジャネットも地球を救った一員だしね!
ジェイソンも急激な成長? を見せていたしw

いよいよグッドプレイスのドアの向こうが見られるのかなぁ~。
楽しみだな~。

今回ショーンは出番ナシだったけど、ヴィッキーがいい感じにしっかりはまる役目があって、本当にストーリーがよくできている!!

マイケルからヴィッキーへの引継ぎ、別にあそこまで細やかにせずとも、気にならなそうなのにあそこまで凝らせるというのが、この番組の魅力というか醍醐味だと思いました。
本当に面白い!

・登場人物はこちら

・前回 10話「お前、変わったな」へ

(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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