ビッグバンセオリー　ギークなボクらの恋愛法則/The Big Bang Theory　シーズン11　18話「ゲイツによる励起挙動の法則/The Gates Excitation」

ペニーが、仕事でビル・ゲイツ（本人）と会う事になり、男達はざわめいた。

シェルドンだけは、エイプリルフールだと信じようとしなかったが、本当だったらどうしようと、気になり過ぎておかしくなっていく。

ビル・ゲイツが来る前日の日曜日、ペニーは準備の為、職場へ行く。
レナードは、偶然ペニーのスケジュールを見てビル・ゲイツの宿泊先のホテルを知り、ハワードとラージと会いに行ってしまう。
まんまとホテルのロビーでビル・ゲイツに会って、3人は大興奮。
感激したレナードは、泣いてゲイツのネクタイを汚してしまう程に。


ホテルからの帰り、レナードがアパートに到着すると入口でちょうどシェルドンと一緒になった。
ビル・ゲイツに会ったことを伝えるとシェルドンは、まだ騙す気なのか、とまだ信用していなかった。

レナードは一緒に撮った写真を見せ、やっとシェルドンを信用させた。
「まだいるかもしれないよ」
レナードの情報にシェルドンはすっ飛んで行ったが、そこで伝えたホテルの情報は嘘だった。

その夜、レナードはホテルへ行った事をペニーに言わなかった。
するとペニーから明日の歓迎パーティーに誘われてしまい、大慌てになる。
「呼んでいいって言われたの」
「はい？」
「またビルゲイツに会えるわよ！」
「ま、またって？」
「子供の頃に会ったんでしょ？」
「もちろん！　そしてまた明日会えるのか！　誰が何と言おうと二度目だね」
「ええ、覚えてるかしら」
ペニーはレナードが喜んでいると確信していたが、レナードは焦りながら小さい声でつぶやいた。
「覚えてたりして……」


翌日、レナード達がコミックストアに居ると、シェルドンがやって来た。
「ビル・ゲイツがいると嘘をついて、何十キロも離れたホテルに行かせたな！」
レナードに剣幕に怒るシェルドンに、ハワードはまた別の遠いホテルを教えた。
シェルドンは信じないぞ！　と言いつつもすぐに店を出ていった。


パーティー当日、レナードはペニーにバレないよう仮病を使った。
ところがペニーはサプライズで会場からビデオ通話を繋いで、レナードにビル・ゲイツを紹介した。
するとビル・ゲイツは昨日ホテルで待ち伏せしていた、とレナードの事を忘れていなかった。
「ネクタイがダメになったぞ」
「レナード、どういう事！？」
「ゲイツさんは、じょ、冗談が上手いね！」

レナードはさっさと通話を切るとペニーに許してもらう為の準備をした。
ドアの前には「ごめんね」の張り紙、キャンドル・ディナーに、スーツを着て花束を持って待っていた。

でもそこへ通りかかったのは、シェルドンだった。
レナードに嘘をつかれた事を怒っていたが、すべては自分の為の謝罪だと誤解して、すんなり許した。
「そこまでされたら怒れない！　謝罪を受け入れる」
シェルドンはレナードに抱き着いた。
「夕食何？　腹ペコだ！」

バーナデットの変化

バーナデットは子守りをスチュアートに頼んで、エイミーを呼び出した。

せっかくの休憩時間にも子供番組に夢中になるバーナデットを、エイミーは食事に連れ出すがバーナデットの話題は子供の事ばかり。

バーナデット自身も仕事人間だったはずの自分の変化にショックを受ける。
エイミーは、女性は出産によって物理的に脳の構造が変化するらしく、良い事だと慰めた。
「でも出産前の脳の方が良かった、体形も前の方が良かった……」

バーナデットは子供を産んで脳が進化した機会をいかそう、と育児以外にも学ぶ事にする。
次にエイミーと食事をする時の話題は、子供の話は一切出ず小難しい事ばかりになっていた。
どっちにしろエイミーはワインを頼まないとやってられなかった。

その頃、子守りで公園に行っていたスチュアートは、自分では同じ子守り仲間だと思っていたが、スペイン語が通じず、他の子守りに怪しまれ通報されそうになっていた。