レジデント 型破りな天才研修医/The Resident　シーズン2　18話「再会/Emergency Contact」

2019年5月7日（火）～7月（前半9話まで）　FOX　日本初放送　
10話～最終話（2019年9月～）

(アメリカ放送：2018年9月～)　全23話

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ジュリアン

チャスティンでクオヴァディスについての説明会が開かれた。

するとベルはなんの前触れもなく、壇上にジュリアンを呼んだ。

ジュリアンは、生きていた。

ジュリアンは、事故の時泳いで逃げ出し、両親の家に身を隠していたのだった。

デヴォンに連絡をしなかったのは、怖かったのと、デヴォンは結婚して引っ越していたと思っていたから。

再会したデヴォンとジュリアンは、引き取っていたジュリアンの猫を口実に関係を持ち、新しい関係をスタートさせた。

ニックの妹、ジェシーの体調が悪く、チャスティンで血液検査を受ける事になった。

付き添いは父親のカイルだった。

カイルはいい加減な性格のようで、久しぶりに会ったニックをイラつかせた。

これまでいざという時に父親の役目を放棄し、ニックがその代わりをしていた。

今更父親面している事もニックは気に入らなかった。

検査の結果、ジェシーは再度ERに呼び出される。

その際に、ニックはカイルを責めた。

カイルは、ニックの名前を使って初対面のマーシャルにビジネスの売り込みをしていたのだった。

「マーシャルに近づく為にジェシーを利用したんでしょ！」

カイルは娘の為だ、と言い張るがニックには信じられなかった。

ニックはカイルを追い帰そうとするが、カイルは2人の為に来た事を証明したい、と病院に留まった。

コンラッドとアレック

検査の結果、心臓に問題はなく肺を疑い、アレックは深部静脈血栓症だと診断し、念の為のCTを提案するがコンラッドは、まだ早いと反対した。
アレックは、今回は君に従うとあっけなく降りた。

2人はバレリーに状態を説明し、数ヶ月練習を休むよう宣告した。
だがバレリーは、オリンピックに影響すると素直に受け入れられなかった。
年齢的に最後のチャンスを失う事になる。
するとアレックは、同じような状況になり命を落とした身内の話をして、バレリーを説得した。

だがその話はアレックの作り話で、コンラッドはそれを知ると、アレックを批判した。
「患者が望まない治療を無理強いさせるな！」
「患者自身が正しい治療を選べなくてもか？」

2人は立場の違いもあり、真っ向から対立する。

その後、バレリーは突然容態が悪化し吐血してしまう。
お腹が痛いというので、CTを撮ると子宮が無い事に気が付く。

癌の影響を疑うが、生検の結果バレリーは精巣癌だと判明した。

バレリーは、アンドロゲン不応症で停留精巣だったのだ。
胎児の時に男性ホルモンの作用が阻害され、女性ホルモンだけが作用し、外見は女性として生まれていた。

だが、精巣の癌に転移はなかったので、摘出すれば元気になれる。
「でもどういう事？　私男？」

性別のせいでオリンピックに出られるかどうか不安になったバレリーを、アレックは今度はウソなしで励まし、手術の決心をつけさせた。

コンラッドとアレックは、お互いの違いを認め無駄に対決するのを止めた。
同時にもう2人で一緒に組む事も。
その代わり、酒を飲む約束をした。

コンラッドの父親

マーシャルはコンラッドを呼び出し、目的を果たしたとチャスティンから辞任した事を伝えた。
さらに、医療業界の為にクオヴァディスを立て直そうと思っている、と。
コンラッドはせっかく良い関係になれたのに、と驚きながらも、父親の新しい挑戦を応援する事にした。


その後マーシャルがクオヴァディスの跡地で密会していたのは、ジュリアンだった。
ゴードンの詐欺の情報源はジュリアンだったのだ。

ジュリアンが何で止めを刺したのか、確認すると「SEVER」の説明をした。

「SEVER」というのは、研究の名称だった。
20人にVNSを埋め込んだ所、15人が死んでいた。

マーシャルは今回の出来事で、信頼のできる医療機器メーカーが必要だと実感していた。
「だから私はここを買収し、イメージを一新して再編成しようと思っている」
マーシャルはジュリアンをそのスタッフにスカウトした。
だがジュリアンは難色を示した。
「もう何も信じられません」
ゴードンも最初は同じような事を言っていた。
「答えを出す前にあなたの事を調べたい」

その後、ジュリアンは経歴から正義感溢れる人とは思えない、とマーシャルに直接断りを入れていた。
と同時に、資金援助で医療機器メーカーを監視するNPOを立ち上げたいと提案した。
マーシャルは自分が間違っていなかった、と提案を受け入れた。


ジュリアンは、NPO設立の報告をデヴォンにした。
そして、設立の為にはアトランタに定住していられないと、この先は別々の生活になる事を告げた。

デヴォンもジュリアンを応援し、残り少ない時間を2人で過ごした。

ヴォスの元夫

ヴォスの最初の夫ブレットが腹部の痛みでチャスティンに診察にやってきた。
すると腹部大動脈瘤である可能性が発見され、ICUに入院し即手術する事になった。

ヴォスは過去に、仕事に熱中するあまり、離婚に持ち込む為にわざと浮気をしていた事をベルに打ち明けた。
無駄に傷つけ、今はそれを後悔している、と。


手術は難航し、一時中止になるがこのままオペをしないと死んでしまう状態であることも判明する。
だがオペのリスクもあり、判断をしなくてはならなくなるが委任状の名前はヴォスになっていた。

ヴォスは、驚き、責任の重さに悩むがベルと相談をしてオペを続行させる事を決めた。
心配するヴォスに、ベルは付き添った。

手術は成功した。
ヴォスは、目覚めた元夫に半年は続く理学療法に付き添うと伝えた。
「あなたが良ければね」

ベルは仲良さそうな二人を見て、近づく事が出来なかった。

オカフォー

ヴォスと元夫を見ていたオカフォーは、マイカへの先送りにしていた返事をする事に決めた。
返事はイエス。

だがマイカの反応は、鈍かった。
「同じくらい愛してくれる人がいい。
この数週間ではっきりした、一緒にはなれない。ごめんよ」

マイカは去って行った。

ニックとアレック

ニックはアレックの告白を受けてから、アレックを避けるようになっていた。
そんなニックにアレックは真正面から、避けてないで返事をくれ、と声をかける。

ニックの返事は、コンラッドを愛している、だったがアレックは引き下がらなかった。
「でも彼とうまくいかなかったら？」
「いい？　今はクリニックに集中しましょ。複雑にしないで」

何も知らないコンラッドは、2人の親密そうなやりとりが気になった。