NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 シーズン16  22話「私刑執行人/...and Executioner」

2019/06/21

NCISネイビー犯罪捜査班 NCISネイビー犯罪捜査班 シーズン16 クライム ジェーン洞

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あらすじ

NCIS 16x22 Sneak Peek 1 "and Executioner"


2019年1月24日(木)~FOXジャパンでシーズン16 日本最速放送(全24話)
★2019年1月5日第1話先行放送済み

(アメリカ放送2018年9月25日~)

登場人物はこちら

前回:シーズン16 21話「正義の天秤/Judge, Jury…」へ

真相

(前回からのつづき)

ギブスの家で死んでいたクラークを撃ったのはマロリーだった。
マロリーはクラークを尾行し、ギブスの家でクラークと顔を合わせるともう一度NCISとの任務を手伝いたい、と言っていた。

だが怪しんだクラークが銃を向けて黒幕を尋ねても、マロリーが何も答えなかったので、クラークは発砲していた。
それに応戦したマロリーの弾がクラークを殺していたのだった。

マロリーの言い分は、正当防衛だった。
殺されそうになったから撃ち返しただけ。

尾行していたのは任務に戻る為。
NCISの監視が終わった後アクセス権が格下げになったので、評価が地に落ちてしまった。
自分がミスをしていたのかと思ったが、クラークが何かを隠している可能性があると思ったから。

さらにマロリーは本当に好きだった、と局長に打ち明けたが局長は受け入れなかった。

死刑執行組織

実は、ディーキン判事は秘密裏に死刑執行をする謎の組織を仕切っていた。
判事の他に主要メンバーは4人。

廷吏も、資金の移動も判事が黒幕だったのだ。

そして次の死刑の対象はギブスだった。
NCISにバレる可能性を消す為に。

ギブスは、仇を取るためにペドロ・ヘルナンデスを射殺していたから、全員一致で有罪だった。

新たな執行人も、もう判事が決めていた。

クロフォード国防長官

クロフォード長官がNCISにやってきた。
誰かが海外の口座を勝手に使っているから調べて欲しい、と。

口座については2002年に次官だった頃、財務の国防案件絡みで内密に開設したと説明した。
911の後だったので、口座管理は最優先事項ではなく、やがて忘れ去られていた。

NCISに頼む理由は、前回内情を探られたので探り返した所、何も出なかったから。
「君ら2人は信頼に値する」
クラークと同じ事を言った。

長官は隠し口座の記録のすべてを提出する代わりに、誰が口座から金を引き出し、何に使ったのか知らせろ、と言った。

判事

ビショップとトーレスは判事に廷吏の話を聞きに行った。
その店は判事がオーナーの、ボーリングができるバーだった。

2人は報酬が支払われていた事を伝え、共犯者に心当たりがないか尋ねた。
もちろん判事は何も知らないと演技をしていた。
だが、殺人を犯した廷吏を善人と表現し、司法制度に落ち度があると言ってしまっていた。

死刑執行人

口座を調べた結果、この3年で6回の送金があった。

送金先はすべてバラバラだったが、どの町でも今回と同じパターンの殺人が起きていた事が分かった。

全国的な死刑執行組織による犯行だと突き止めた。

処刑

そして、ギブスの処刑が行われた。
馴染みのダイナーから帰宅しようと車に乗り込んだ後、発砲を受けていた。

車内のパネルには、ペドロの写真が置かれていた。

だが、ギブスは無事だった。
森に移動して車から証拠となる銃弾等を採取して、翌朝遅刻はしたが出社していた。

ビショップはダイナーへ行き、ギブスが銃撃された事を聞いていたが、ギブスは「車の故障」としか言わなかった。

共通点

ダッキーが処刑と思われる6件の事件を調べ、共通点を見つけた。

それぞれ4つの州のバラバラの都市で発生しており、管轄の裁判所も裁判官も違う。
でも詳しく調べると4人の裁判官は、全員ディーキン判事の助手をしていた事が分かった。
まさに組織のメンバーの4人だった。

判事

ギブスは店にいる判事に会いに行き、ペドロの写真を見せた。
「俺に文句があるなら男らしく自分で手を下せ」

最初はとぼけたがすべてバレてると分ると判事も反論した。
1人で来たのは、仲間には後ろめたくて言えないからだろう。
「我々は同じ罪に問われている」

判事は手を組もうと提案したが、ギブスは即答で拒否し店を出た。

告白

翌日、トーレスはマクギーとビショップに打ち明けた。
実はトーレスはギブスの後を着けていて、判事に1人で会いに行ったのを見ていたのだった。

3人は相談して、ギブスにちゃんと説明してもらう事にした。
すると、ギブスは過去に家族の仇を討つ為にペドロを殺した事を告白した。
それを判事は知っていて、厄介払いする気だ、とも。

点と点が繋がったものの、3人は何も言えなかった。
そしてトーレスは「二度と尾行をするな!」と怒られた。

マロリー

ケイシーの調べで、マロリーとクロフォード長官が繋がっている事が分かった。
かなりの数の通話履歴が見つかったのだった。

マロリーは、クラークが口座を探っている事を長官に伝えていたのだった。
どうやら出世欲が強いようで、長官はマロリーにクラークを探るように指示していた。
それで尾行をしていたのだった。
「殺せとは言ってない」

マロリーの事を黙っていたのは体裁が悪いから。
マロリーは口座記録を手に入れると姿を消したという。

そこでギブスはケイシーに呼ばれた。
発砲時の証拠品の検証を頼んでいたのだった。
はっきりとした指紋は出なかったが、ペドロの写真のインクからマロリーの指紋を見つけた。

新たな執行人がマロリーだと分かると、ギブスを撃ち逃していた事に疑問が浮かんだ。
銃の腕は確かなはず。
ギブスを殺す事が重要ではないのなら、単純に金目当てかもしれない。

マロリーを監視リストに加え、捜索を開始するとすぐにGPSがONになりダイナーにいる事が分かった。

全員で向うと、マロリーは出頭するつもりでここを選んだと言って、抵抗はしなかった。
「あくまで仕事よ。そうレオンに伝えて」

取り調べ

取り調べは局長が行った。

マロリーの言い分は、人生をやり直したかったからだった。

国を出る為に金が欲しかった。
でも標的がギブスだと知ってためらった。
契約上リアルに演出し、わざと外していた。
さもないと自分が殺される。

マロリーは判事に雇われた、と証言すると協力する意思を見せた。
マロリーは判事との会話を録音していたのだった。
局長がプレゼントした盗聴器付きのネックレスで。

マロリーは取り引きを認められ、他の4人もディーキンの供述ですぐに逮捕された。

だがもし判事がペドロ殺害の証拠も持っていたら……。
マクギーとビショップ、トーレスは一度は不安を過らせたが、3人はペドロの件を聞かなかった事にした。



かんそう

なんだか凄く複雑というか、長官の口座を勝手に利用した死刑執行組織という凄い事件なはずなのに、最後のマロリーの動機がヘボすぎて大事件感が薄く終わってしまいましたw

でもまだギブスのペドロ殺しについては完全に終わってはいないので、もう少し続く?
とはいえそれであと2話は厳しい感じもあるから、ファイナル予想はまったく白紙になりました。

ほんとマロリーがヘボすぎる……。

長官も良く分からないけど、結局悪人ではないって事のようで。
長官のミスリードは大成功だと思ったけど、同時に口座の管理がずさんで、誰が使ってるかも分からないけど、使われているとか……。
やっぱこっちもヘボいw

挙句長官もマロリーにある意味利用されていたようなもんだし。

クラークも尾行しているのがマロリーだと気づいていないのも、ヘボかったって事だし。
CIAなのに……。

全体の雰囲気は、ファイナルの前振り? の割にはそれ程重くもなく良かったですけど。
ダッキーも大分出番は減っていますけど、ちゃんと働いていますし!!

銃撃で生き延びたギブスは、ギブスだからさっと隠れて撃たれなかったんだわ! と思っていたのに実はマロリーが手を抜いたというのは、完全に蛇足だと思いました。
じゃあマロリーが本気出してたらギブスは死んでたの!? ってファンタジーぶち壊さないでよ!
ギブスが超能力使ってもおかしくないくらいのスーパーキャラ設定が、NCISの良さだと思っていますw


アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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