【最終回】Major Crimes ~重大犯罪課/メジャー・クライムス シーズン6 13話「最後の戦い パート4/By Any Means: Part 4」【完結】

2019/03/02

MajorCrimes重大犯罪課 MajorCrimes重大犯罪課 シーズン6 クライム ジェーン洞

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あらすじ

Major Crimes: By Any Means, Part 4 - Season 6, Ep. 13 [CLIP] | TNT


2018年11月30日(金)~FOXjapanにてシーズン6日本初放送(全13話/ファイナル・シーズン)
(アメリカ放送2017年10月31日~)

登場人物はこちら

前回:シーズン6 12話「最後の戦い パート3/By Any Means: Part 3」



ハントの死

ハントの遺体が発見された。
犯人がストローである事は明らかで、壁には「次はラスティだ」と書き残されていた。


ラスティの警備

ラスティの警護により一層の意識が高まる中、ラスティはベクトル氏の娘、タミーと連絡が取れない事を気にしていた。
自宅をこっそり抜け出してタミーに会いに行こうとすると、警官に扮したノーランが突然現れて驚く。

実はプロベンザがノーランに極秘で頼んでいのは、ラスティ達の住むコンドミニアムのセキュリティを確かめるという任務だった。

ノーランは、サンノゼでリッキーの鍵を盗み、コスプレ店の市警の制服を着て特捜班を欺いて侵入を成功させていた。
警備された自宅に居ても、ラスティ達はちっとも安全ではないという事を実証したのだった。

プロベンザは、ラスティとガスの警護を解く代わりに、自分の側に居させると決める。

ラスティはストローは自分を狙わない、と主張したが誰も取り合わなかった。


ディラン

防犯カメラの映像から、ストローがフルフェイスのヘルメットを被りバイクで移動している事が分かった。
その為、目撃情報がほとんどないのだろう。

そこで重犯課は、ストローとディランの顔写真をマスコミに流す事にした。
これでディランがホットラインのフォルダに食いつくはず。

読みは当たり、気になったディランはフォルダをクリックしていた。

その最中、ハントの金の送金が終了した。
すっかりストローを騙したと浮かれたディランはすぐにエラに電話をして、大金が入ったから逃げようと誘った。
エラのカメラはエラーを起こして、モニターは暗転していた。

電話に出たエラの様子がおかしい事から、仕事中かと思ったがモニターが復活してすべてが分かった。
エラはすでにストローに捕まっており、首にひもがかけられ足の折れた椅子の上に立たされようとしていた。
ストローはディランが金を盗んだ事に気づいていたのだった。
要求は当然、金をすべて返す事。

エラを殺されたくないディランは慌てて言う通りにし、送金の手配をした。

その頃、重犯課ではディランの居場所を突き止める事に成功していた。

送金が終了した頃、重犯課が突入を開始した。
ディランが発砲しながら逃げようとしたところを、タオがドア越しに撃ち殺した。

エマのモニター越しに、ストローにもその様子が伝わっていた。
ストローは余裕を見せてメッセージを寄こした。
「人員を配置し直してこの娼婦を救うか、俺を追うか」
タオたちを挑発していた。
「早くラスティに会いたいよ」
そして持っていた携帯を足で踏み割り、逃げて行った。

エラの身元と住所はすぐに判明した。
タオをディランの現場に残し、他のメンバーがエラを無事救出した。
ストローがエラの赤いマスタングで逃げていた事も分かった。

ディランからのメッセージ

タオはディランが仕掛けていたカウントダウンの仕組みを調べ、爆弾などではないとディランの目論見を見抜いていた。
目の前でカウントダウンが終了すると、思った通り重犯課とFBIに何かが送られていた。

バズに重犯課のボードを調べさせると、「クリスマスか新年か」というフォルダが出来ていた。

クリックするとすぐにディランからのメッセージ動画が立ち上がった。
ストローの犯行の記録がすべてまとめてあるといい、お勧めは「トラベル」フォルダだと言っている。
言われた通りに「トラベル」を確認すると、2時間後の15時にプライベートジェットを予約している事が分かった。
すぐに周辺を封鎖して総出でストローを追う。

ストロー逮捕が近いと分かるとフリンは興奮して現場に向かうと宣言した。
「手段は選ばないんだろ?
丸腰のストローを撃てば問題になる。
だから俺が撃つ。
シャロンと約束……」
するとプロベンザが大怒りで止めた。
「ここの指揮官は俺だ!
お前はここに残って……」
「じゃあクビにしろ!」
フリンは勝手に空港に向かった。

タミー

プロベンザはフリンは止められなかったが、ラスティ達には終わるまで俺とここにいるんだ、と念を押した。

だがラスティは落ち着いていられなかった。
ストローの行動は警官を散らしているだけに感じ、タミーと未だに連絡が取れない事が気になっていた。

空港には大勢が待機していた。

ディランのファイルを確認して、ストローが大量の缶詰や水等を買っていた事が分かった。
バズが特に気になったのは、人名に?がつけられたメモだった。ウィリアム・パトナムとミズ・ベクテル。
?の意味とは。

ラスティはその会話が気になった。
タミーなら「ミズ・ベクテル」と言える。そして、今連絡がつかない。
だが、そう主張してもモニター越しのメイソンに君の意見はいい、と却下されてしまった。

プロベンザにはタミーの居場所が分かっていた。
マリーナの父親の家で遺品整理をしているらしい。
タミーにも警護をつけたかったが、すでに空港で手一杯だと言われてしまう。

ラスティは、ジェットに乗るのに缶詰を買っている事もおかしいと思った。
居てもたってもいられないラスティは、プロベンザが止めるのも聞かずタミーの元を目指した。
仕方ない、とプロベンザとバスも後を追った。

マリーナ

タミーの居る家に着くと、プロベンザはラスティとガスを家の前で待機させ、バズにドアを蹴破らせて突入した。
するとラスティの悪い予感があたっており、タミーはすでに殺されていた。

プロベンザはひとまず騒ぎを大きくしないよう、ラスティ達にはタミーは留守だと嘘をついた。
そして壁に飾ってある船の写真を見ると、何か考えがあるようで、バズに家の中の撮影を命じて1人マリーナを目指した。

プロベンザの行動を不思議に思ったラスティは、プロベンザが見ていた写真が気になって、窓越しに眺めていた。
そして気づいた。
船に大きくミズ・ベクテルと名前が入っている事を。
「大変だ」
すぐに1人でマリーナに向かった。

その頃プロベンザは、ミズ・ベクテル号に乗り込みストローに自分の存在を知らせていた。
そして、身を潜めるストローに罠を仕掛けていた。
ストローが自分の携帯の番号を知っていると確認した上で、携帯だけをキッチンに残し隠れた。
まんまとストローはプロベンザの居場所を突き止める為、携帯を鳴らしキッチンに向かった。
だがプロベンザの姿はない。
気づいた時には背後から銃を突きつけられている状態だった。

ストローは持っていたナイフをすぐに落とした。
これで無抵抗だからプロベンザが発砲することはできない。
ストローは捕まったとしても死にたくはないようだった。
「無抵抗な俺を殺さないよな?」
そして手を上げたまま振り返る。

プロベンザはナイフを捨てた事を責めた。
仕方なく投げ渡したのは手錠だった。
「かがんで自分で手にかけろ。俺は通報する」
「本当か? 手を降ろしたら撃つ気では?」
「手錠しないと撃つ。俺の気が変わる前に早くやれ」
「あんたの行動は正しい」

そしてストローが手を降ろそうとした時、プロベンザの背後からラスティが現れて発砲した。
5発の弾はほとんどストローに命中しており、ストローはその場で死んだ。

倒れたストローのブーツを調べると、銃が仕込んであった。
もしかしたらプロベンザが撃たれていた可能性もあった。

ラスティは正当防衛だ、と言ったがプロベンザは銃を取り上げて黙らせた。
「お前は誰も撃ってない」
プロベンザは自分がストローを撃った事にして、ラスティを船から下した。

ラスティは、何も知らずにこれで家に帰れるというガスを引き留めた。
「今夜は帰らないで。せめて明日までは居て欲しい」
「君が望むならずっといる」
ラスティはガスの手を握った。

結末

ラスティが思っていた通り、プライベートジェットのチャーターは囮だった。
プロベンザだけが気付いてストローを追い詰めたと、お手柄になっていた。

そんなお祝いムードの中、サンチェスが異動の発表をした。
サンチェス警部補になる事を決めていたのだった。

マークも連れての別れの挨拶をしていると、サンチェスはラスティに耳打ちした。
「ジョー先生とのセッションは必要だぞ」

バズはプロベンザから、4か月半の警察学校通学を命令された。
「そして新米刑事として戻ってこい。
予備景観の訓練の話は二度とするなよ」
バズは喜んだ。

ラスティは司法試験に受かった後、5年間検事局で働く事になった。
シャロンのデスクの上のバラを見て、シャロンが喜んでくれたらいいな、と思った。

最後にプロベンザがせがまれて、まとめのスピーチをした。
「何が起ころうと、悪人を捕まえるまで重大犯罪課は諦めない。
これからもそれは変わらない。
このチームは、タオ、フリン、バズ、モラレス、サイクス、ノーラン、ホッブス、キャミ、フリッツ、メイソン副本部長、そこにいるからお前も入れてやる」
1人ずつ顔を見た後に、ラスティを見た。
「俺たちはアメリカ随一の警察署の一員なんだ。
そして俺はここにいる。
皆と一緒なら、この仕事を続けられる。永遠にな」

そして自然と全員がシャロンのデスクの方を見ていた。


おしまい

かんそう

メジャークライムが完結しました。
ともかく、今シーズンはシャロンが突然病気になり、途中で死んでしまうという、ファンにとってはとんでもない仕打ちがあり、まともな判断が出来ないとも言えますが、逆にそれがすべてとも言えます。

繰り返しの愚痴になっちゃいますけど、これだけ愛されていたシリーズを、最後になんでファンを苦しめるような展開にしたのか。
まったく理解できません。
最後の最後に、裏切られた感じ。好きだったものも嫌な思い出にされてしまった感じ。

また、シャロンの死後はほぼストローの事件を解決させるだけのストーリーでしたが、それ自体はドラマの終了に必要なもので悪いとは思いませんが、所々の展開に頭をかしげる要素が多く感じられました。

ガスの浮気によるラスティとの別れとか、サンチェスが最後の最後で異動するとか。
今回でいえば、ノーランの極秘任務もちょっと拍子抜けでした。
大事な時に、そんなことしてたの? って。
しかもその結果、自宅からロス市警に居させるって。
じゃあロス市警のセキュリティはどうなん? みたいな。
簡単にディランにスマホをハッキングされてるっちゅーのにw

ラスティが異常に優秀な刑事(デカ)状態になっているのも疑問でした。
もともとストローの件を独自に調査し始めてはいましたが、すべてラスティだけが真実に気づいていたというw
でも特に主張するわけでもないから、その間重犯課がストローに振り回される様子だけを延々見せられました。

まあ良い方に描かれるのはさておき、今回の人殺したら急にガスを利用して「帰らないで」というのはキモっ、と感じてしまいました。
本当にこのファイナル・シーズンは好きだったキャラをこれでもか、とマイナス方向に推してくれました。

そもそも銃を満足に使ったこともないのに、5発命中させてほぼ即死とか銃の天才だし、直後はそれなりにびびっていたけど、最後のシーンではもうケロっとしてるし。
ネガティブ視線が出来ちゃっているせいか、いろいろ不自然さが目についてしまいました。

ディランとエマについても、エマの役目はまあ分かっていたけどその割に出しゃばりすぎ。4話に引き延ばしたせいでもあるんだろうけど。
ディランは最後までうざかった。
お金盗んだのも、すぐ気づかれるに決まってるのに。呑気に喜んでいられるのも不自然。

ただ、ストローのキャラのブレなさだけは、最後まで文句なしでした。

最後まで見ても、途中でシャロンが死ぬ必然性がまったく感じられなかった。

と文句ばかりになるので、あと1つだけ。
ストローの最期というシリアスな時に、プロベンザさんのズボンのファスナーが全開なのはw 気になって戻して確認しちゃったよ!w
それもまたプロベンザさんらしいという事でOKにしたんでしょうか?w
まあ、最後に笑えたのは良かったけどw


ともかく、メジャークライムファンの皆様にはそれぞれ、いろんな感想をお持ちだと思いますが、これで完結という事でお疲れさまでした!

また何か新しいドラマでも一緒に盛り上がれたらいいな~と思います。
それだけは、楽しい思い出として残りますから。




登場人物はこちら

(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

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