ブラックリスト シーズン6の舞台裏/BEHIND THE BLACKLIST SEASON6 

2019/03/30

クライム ジェーン洞 ブラックリスト

t f B! P L
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まとめ

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2019年3月29日(金)他 スーパー!ドラマTV 放送
(アメリカ放送 2019年2月)

・ブラックリスト シーズン5の裏側はこちら
・ブラックリスト シーズン5 最終回22話「サットン・ロス/Sutton Ross (No. 17)」へ


いよいよ2019年4月30日(火)から日本初放送が決定したブラックリスト シーズン6。
その放送前にブラックリストの裏側が見れる特番が放送されました。

貴重なキャスト、スタッフのインタビュー等、ファンには必見の番組をまとめました!

案内役:ハロルド・クーパー役ハリー・レニックス

Will Hart/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC

シーズン5のおさらい

レッドならではのやり方で帝国を再建。

リズは、トムと再会したと同時に永遠の別れを告げる事に。
さらに姉妹の存在が発覚。

サマルとアラムは婚約。

皆が追っていた謎の骨は、正体が判明。
なんと「レイモンド・レディントン」の骨でした!?

という事は、今ここにいるレッドは何者?

ブラックリストとは?

Virginia Sherwood/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC


未視聴の方の為に、ブラックリストそのものをざっくり紹介。

犯罪コンシェルジュと呼ばれるレッドは、元海軍軍人で20年前に死を装って失踪。
その間に凶悪事件に協力し、犯罪帝国を築いた。

数々の犯罪に関与し、FBIに指名手配されるが5年前理由を明かさず自らFBIに出頭。
それが「ブラックリスト」の始まり。

レッドは今までの経験を生かし、凶悪犯の逮捕に協力すると申し出た。
ただし要求が1つ。
新人刑事のエリザベス・キーンとしか話さない。

何故自分が選ばれたのかまったく身に覚えがないリズだが、2人はタッグを組んで次々とブラックリストの犯罪者達を逮捕していく。

結果を出していきつつ、いつしか不思議な絆が芽生えていく2人だったが、実は親子だと判明。
そしてレッドの血を認め、成長したリズがレッドを探りだすと次第に亀裂が入り始める。

2人の関係はどうなるのだろうか?

ロケ地探し

ストーリー上は世界中を飛び回っている事になっているが、ロケ自体は完全にアメリカ国内とのこと。

トム・スクートロ/ロケーションマネージャー

台本を受け取ったらシーンに合ったロケ地を決める。
撮影はニューヨークの中だけ。
ロンドンの区画は車を逆側に駐車している。

捜査官の現状

アラムとサマルは婚約しました。

アラム・モジダバイ役アミール・アリソン

シーズン2でアラムはサマルに見とれてた。
最初から結ばれると思ってた。

サマル・ナヴァービ役モズハン・マーノ

Virginia Sherwood/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC


2人が恋仲になるなんて最初は知らなかった。
「背が高い」と初対面で言われたけど、告白されたわけじゃない。


レスラーはインタビューなしの紹介のみ。
誤ってヒッチンを殺し、後始末をプロに依頼する事に。
弱味を握られた為に脅され後始末の手助けをさせられる羽目に。
そこから、レスラーは不平等な死があるという事を知る。

姉妹

リズの姉妹が登場。
シーズン5の最後にはレッドの真の姿を暴く仲間となる。

エリザベス・キーン役メーガン・ブーン

Eric Liebowitz/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC


シーズン5の最後にリズは初めてレッドやチームのいい面を見られた。
あの骨の正体を知ったことは誰にも言わずに、リズはジェニファーと同盟を結んだ。
2人は、偽物のレッドの正体を明かす気よ。

レッドとの5年間でリズは人をだます術を身につけた。
リズは命を懸けてこの秘密(レッドが偽物だと分かった事)を守り抜くわ。

誰も想像しない秘密の数々をリズはレッドから聞いていた。

ジェニファー・レディントン役フィオナ・ドゥーリフ

Virginia Sherwood/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC


シーズン6でのジェニファーとリズは、ミッションを達成する為の同志よ。
どんな手を使ってでもレッドに一杯食わせる気よ。
今シーズンは復讐がテーマよ。

凶悪犯たち

特に凶悪だった5人に贈る優秀賞。

5位 カプリコーン・キラー

被害者にヤギの頭蓋骨を置く男。

4位 ルーサー・ブラクストン

NBC | 2014 NBCUniversal Media, LLC.

二重取引を行った驚愕の窃盗犯。

3位 ボグダン・クリロフ医師

Will Hart/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC.

記憶の魔術師

2位 ミスター・ソロモン

Eric Liebowitz/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC.

史上最悪な結婚式の招待客

1位 シチューメイカー

NBC | 2013 NBCUniversal Media, LLC.

心も体も溶かす遺体解体のプロ

キャスティング

ボニー・フィネガン キャスティング責任者

配役を決めるのは時間との戦いよ。
毎回、求められる人材を脚本から読み解いてピッタリの役者を当てはめるの。
最適な人の顔が突然思い浮かぶこともある。

トニー・シャルーブ(アリステア・ピット No103/シーズン3 13話)やクリスティン・ラーチ(ヒッチン)、エディ・ガテギ(ソロモン)もよかっ
た。

この作品には誰もが演じたいと思うような、興味深い役ばかり揃ってる。

Will Hart/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC.
ヒッチン

ジョン・ボーケンキャンプ 製作総指揮

役者もキャラもいいしストーリーも最高だ。

キャラを演じる役者に合うように台詞を調整してる。

レディントンの正体は?

私達の知るレッドは偽物なのでしょうか?

ジョン・ボーケンキャンプ 製作総指揮

これまでレッドと思ってきた男は、実は偽物だった。
第1話からずっとヒントを散りばめてる。

レッドは数々の凶悪事件の黒幕であり、グレンやデンベなど奇妙な友人を持つ男だ。
偽物の彼が築き上げた世界は何より興味深い。

エリザベス・キーン役メーガン・ブーン

作品が始まって以来最大のサプライズだった。

ジョン・アイゼンドレイス 製作総指揮

構想段階から彼の正体をストーリーの鍵にしていた。
その正体とリズとの関係性が少しずつ明かされるのが作品の醍醐味だ。

リズの育ての父サミュエルは事実を明かそうとするが、レッドに殺されてしまう。

秘密の暴露を望んだキャプランも自殺する。

デンベ・ズマ役ヒシャム・タウフィーク

Virginia Sherwood/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC

デンベだけは最初から正体を知ってるはずだ。

レイモンド・レッド・レディントン役ジェームズ・スペイダー

Eric Liebowitz/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC

シーズン5で衝撃の事実が明かされ、話しの流れが変わった。

明かすべき謎はまだまだある。
大事な真実はレディントンという人間を支配していること。

正体はどうであれリズにとって彼がレッドだ。

これは本物ではなく、ここにいるレイモンド・レディントンの物語だ。

ファンの仮説

レッドは宇宙人だと謎を解決しているファン・サイトもあるが。
非公開の場所で仮説を検証するファンに取材をしました。

トロイ・ハインリッツ ポッドキャスト制作者

シーズン5で大きな真実が明かされていくつかの仮設が消えた。
例えば詐欺師説。

一体レッドは何者なんだ?
彼がカタリーナの兄なら伯父説が成り立つし、レイモンドと双子なら双子説も成り立つ。
母親説、またはレドリーナも急浮上。
現時点ではかなり有力になってる。

セリフに注目して考えてみよう。
母親説が有力だと思う根拠は、カタリーナとの会話にある。(シーズン3 19話「ケープメイ」)
「ここに来たの?」
「大昔に一度だけ。別人の頃だ。
君だった」
どう解釈するかは人それぞれだが、興味深いセリフだ。

今後の展開が読めないよ。

Virginia Sherwood/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC.

アーロン・ピーターソン ポッドキャスト制作者

カタリーナの兄という説も強い。
カタリーナを守ろうとして彼は家族を失った。
そこでレディントンになりすまし、唯一の家族を守ってるのかも。
父や母ではなく伯父としてね。
 
レッドとリズは血縁関係にないって説もある。
レッドにとってリズは単なる駒だとね。

ジョン・アイゼンドレイス 製作総指揮

レッドはリズの血縁者だと考える人が多い。
その気持ちも理解できる。

音楽

「ブラックリスト」の音楽監督は、業界トップの人材です。

ジョン・ビッセル 音楽監督

物語内の音楽と劇伴のバランスが大事だ。
レッドが暴れる時は、ジョン・キャッシュがいい。
テーマ曲みたいに使ってる。

シチューメイカーには昔風の曲を考えてた。
モントリオールの不気味な現役のバンドが見事にはまった。

製作者たちが自由にやらせてくれたから、最高の仕事が出来た。

「ブラックリスト」今後の展開

ジョン・アイゼンドレイス 製作総指揮

レッドの正体を知る為リズは行動を起こす。

リズは感情を隠す必要がある。レッドに悟られたら彼はあらゆる手を使って真実を隠す。

だがレッドもバカじゃない。
彼女が正体を探っていることにいずれ気づくだろう。

危険度は想像を絶する。

ジョン・ボーケンキャンプ 製作総指揮

レッドの裏をかくリズは初めてだ。
番組が始まった頃は新人捜査官だったが、今はすっかり別人のようだ。

チームさえ知らないミッションにレッドの娘達が協力して立ち向かうのが見どころだ。

リズトレッドの攻防戦が始まる。
今まで父と娘を演じてきたが事実は違うと知ったからね。

まったく違った展開だ。
なじみのキャラの新しい側面が見られるかも。

ドキドキさせるよ。

エリザベス・キーン役メーガン・ブーン

レッドから聞いた秘密が彼女のカードになるわ。

レイモンド・レッド・レディントン役ジェームズ・スペイダー

シーズン5で衝撃の事実が明かされ、話しの流れが変わった。
シーズン6の第3話までに再び流れが変わる。

独占公開の予告編

レッドとリズ

秘密がある事を認めるレッド。
話してもいいがその代わりに、とリズにも隠している事を話せと言っている。

姉妹

レッドは30年も私達の父になりすましてる。
リズは、偽りのプロから学んだ経験を生かして、次は彼を騙す。
何を犠牲にしても真実を知る、と決意を固める姉妹。

リズとレッドの対決

真実に近づいた人は全員死んでいる。

愛弟子が師匠を超える。

レッド逮捕

裁判にかけられるレッド。
死刑が求刑される。(裁判にはLOSTやパーソン・オブ・インタレストでお馴染みのケン・レオンの姿が!)

「誰かにハメられた。
そいつが誰だろうと破滅させてやる」
と檻越しにリズに言うレッド。

かんそう

シーズン5は骨が中心となっていましたが、その骨が本物のレイモンド・レディントンのものだと発覚し、今度は大きな謎、何故レッドは偽物を演じているのか、というストーリーでシーズン6へと突入します。

今回の番組によると、リズ&ジェニファーの姉妹ペアは自分達を偽り続けたレッドへの復讐に燃えています。
ただ真実を暴くだけではなく、破滅を望んでいる様子。

いよいよある意味望んだ? レッドVSリズの関係になっていきそう……と思っていたら、予告ではまさかの「レッド逮捕!」。

新たなキャラとして、ケン・レオンも加わるようでまた一癖あるキャラが期待できそうです。

正直シーズン5を見終わった時は、あまりの突飛な印象に「こんな設定にしちゃって大丈夫なの?」と不安を感じたのですが、今回制作者がはっきりと「最初から仕込んでいた」と発言しているのを聞いて、少し安心しました。

そのせいで途中よくわからないセリフなんかもあったのかもしれません。
ホスト役のクーパー局長も言っていましたが、本当に最初から見直す必要がある展開になっているんですよね~。
でもシーズン5でほぼ20話超えのフルボリュームを見直すのってシンドイよw

今のところ、シーズン6の成り行き次第で見直そうと思っていますが、今回ちらっと編集されていた中に、全然忘れているけど大事なシーンがありました。

レッドの背中のやけどの痕とか、ファンが言っていたカタリーナとの会話とか。
(あのカタリーナはそもそもレッドの妄想みたいな所もあって、「ケープメイ」の回自体が良く分からなくもありましたが)

それにしても、レッドが女説とか私は基本的にネタバレを読まないようにしているので、全然知らなかったんですけど笑いましたw

とりあえず私には深く考察するデータがないので、(考察する程記憶がないw)今のところノーアイデアですし、一番しっくりときたのはジェームズ・スペイダー様のインタビューでした。

「正体はどうであれリズにとって彼がレッドだ。
これは本物ではなく、ここにいるレイモンド・レディントンの物語だ」

そう私にとってのレッドは今のレッドがすべてで、本物も偽物もないって感じ!

とはいえ、目的は知りたい!
何故そうしたのか?

その上でリズとの関係もやっぱり気になりますね。
どうしてリズだったのか?

願わくば血縁ナシでお願いしたい……ってのは、この番組を見る限り少数派なのかしら?w

単にレッドの正体にリズが迫るだけではなく、ブラックリストならではの複雑さがまた加わるんでしょうね。

シーズン6放送まで約1ヶ月。

この番組を見た事でかなり楽しみになってきました!



・ブラックリスト シーズン5の裏側はこちら
・ブラックリスト シーズン5 最終回22話「サットン・ロス/Sutton Ross (No. 17)」へ

(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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